検索 2022-07-09 20:46:55 |
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なんせ特別な日だからな。…ん、……甘酸っぱくて美味いな…、……
(二人の特別な指輪を揃えて初めての特別な日を二人で祝う、そんな中で何よりも愛しい相手が喜びに浸って笑顔を煌めかせていればこちらにも幸せは積もって止まなくていつも以上に特別な時を過ごしたくなってしまう。普段甘いなんて言われれば即座に反論するところだが今日は別だ、互いの相棒が生まれた日を、恋人が隣に居てくれる事を、今日はお祝いしたい。ケーキに舌鼓を打っていれば相手は一際輝くいちごをすくい上げこちらに差し出してくる、ケーキの主役とも言えるそれが自分に与えられる特別さ、贔屓されている嬉しさ、甘やかされているこそばゆさ、全てが綯い交ぜになって口元を緩ませると体を少し乗り出して差し出されたものを口に含む。柔らかなスポンジと生クリームに甘酸っぱいいちごは良く合って思わず目を細めながら咀嚼する、今はその幸せを直ぐに共有したくなって再び体を乗り出すと相手にまた軽く口付けた。甘酸っぱさを唇に乗せて離れると何かいわれる前に今度はこちらがメロンがのった部分をすくい上げ相手に差し出す、「お前の色だからな」と上機嫌に言いながらその顔をじっと見つめていて)
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