学園長 2022-03-03 02:32:23 |
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>>120
相良せんせい
先週はね、いちごタルトを作ったんです。あと余った材料でカップケーキも作ったのよ。
( くしゃり、と大きな手で頭を撫でられればきゃっきゃ、と小さな子どものようにはしゃいで。うふうふと楽しそうに口元に両手を添えて笑えば、先週の休日に作ったものをふたつ答えて。いちごタルトはその日に家族に全て食べられてしまったが、カップケーキの方は道場に通う門下生たちに配って歩いたのは記憶に新しい。この世の終わりかな?みたいなおおきな咆哮を上げながらお祭り騒ぎをしていた門下生たちを思い出せば思わずくすりと笑ってしまい。隣に座る彼の瞳を真っ直ぐ見てふわりと花が綻ぶような笑顔を浮かべては、今度また作ったら味見してちょうだいね、と。特技です!と胸を張って自慢できる訳では無いが、きっと不味くはないだろうと。 「 ええ、だいすき ! 」ぱっ、と子供のような(まだ子どもなのだが)無邪気さで彼の問いかけに答えれば、また柔らかな頬笑みを浮かべて。 )
>>121
千速さん
それ、は…………。……なにか私もお手伝い出来ることあります?後片付けとか、二人でやったら早く帰れるわ。
( 彼の答えに、思わずぴたりと表情が固まる。が、特にその言葉の後に何かが続くことなく、すぐに先程と同じくにこやかに表情を戻しては首を傾げながら上記を問いかけ。もしかしたら彼の友人は本当に忙しいのかもしれない、藪をつつくのはおバカさんがすることなのだ。そんなことを考えながらまたひとつ小さく頷いて。 「 忘れ物をしていて、近道をしようと思ったの。私も誰かいると思わなかったから、驚いちゃった。 」にこり、と人の良さそうな笑顔を浮かべながらそう答えてはやわらかそうな白頬にそっと右手を添えながら首を傾げて。 )
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