刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( ___まだ日も出て居る時間帯、比較的暖かい部屋の筈が何故か無性に寒く感じるのは互いにそれぞれ感じる疲労が影響しているからだろうか。ソファに腰を下ろし深い深い溜め息を吐き出した相手を一瞥し、キッチンで小型の鍋にミルク沸かす。背中に掛けられた謝罪に振り返り「エバンズさんは何も悪くないよ。あの人達がどうかしてるだけ。」首を軽く左右に振り返した言葉は未だ相手を犯人扱いする男達に憤りを感じているから。けれど相手の言う通り、そもそもが無実なのだから幾ら署を引っ掻き回し、相手を長時間拘束し聴取した所で証拠など出て来る筈が無い。鍋の表面に張った白い膜を丁寧に取り除き、それぞれのマグカップに注いだ白の中に普段より少しだけ多めの蜂蜜を溶かしてから隣に腰掛け。「そうだね。全部終わったら公務執行妨害で逮捕しよう、それくらいやったって許される。」片方を手渡しつつ、気持ち的には大真面目だと言っても過言では無い冗談を口にし肩を竦め。___ホットミルクが半分程無くなった頃、ふいにマグカップを目前のテーブルに置くと何を思ったのか頭を相手の方に、それから軽く自身の膝を叩き「…大分前に膝枕したの覚えてる?久々にしたいな。」と、あくまでも此方の要望なのだと言いながら、唐突にもそんな事を微笑みと共に向けて )
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