刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 自分から接触をしている訳でもなく、此方からは避けようの無い状況下での事だといくら説明しても、役人たちは納得しなかった。何を言っても聞き入れられず、事実を捻じ曲げてでも向こうが勝手に作った筋書きに無理やり当て嵌めようとするようなやり方で拘束される事、4時間。生産性のないやり取りを続け、疲労感と苛立ちを隠し切れなくなっていた。“疑って掛かる”というのは捜査を行う上では必須と言えるが、この男たちの遣り口はそれとは違う。誘導尋問で事実を捻じ曲げようという魂胆が見えるその手法は当然不快なもので、同時に自分が犯人と一番に疑われている事を嫌でも理解させられた。会議室を出ようとした時に告げられた言葉に思わず怒りと不快感を露わにすると「確かにあの現場に居たのは俺1人だが、薬を打たれて成す術が無かったと言っているだろう!故意に逃したと思っているなら、警視正に状況を聞いてくれ。」と告げて。仕事にも一切取り掛かれて居ない状況で4時間も無意味に拘束され、向こうの一方的な主張で責め続けられるというのは間違いなく心身を消耗するものだった。 )
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