異能世界で僕らは生きる-Memento mori-（いのぼくキャラと版権キャラで織り成すストーリー）

永也「ありがとう、これで…！(両腕を魔獣化させ、地面を殴り壊す)」

玄生「っ！？」

永也「(りおんをお姫様抱っこする)しっかり掴まってて(穴に飛び込む)」

りおん「え……！？！？」
CROWN「(すぐ追えないように影の怪物を撒き散らして永也の後に続く)」
玄生「あんの糞ガキ共ぉぉぉ！！！」

リーナ「…面白い事になって来たわね(使い魔の蝙蝠を呼び出し、何かを伝え蝙蝠を放つ)警備の者達に脱走者が現れたと言伝を頼んでおいたわ。さて、貴方はここからどうするの？玄生さん」

永也「(サイレンが鳴り響く建物の中を駆けていく)君のお兄さんが囚われてる場所を教えてくれ。処分される前に、助けに行く」

玄生「……あの小娘の兄貴……水那月龍冴を殺す…大方そこにあのガキ共は行く筈や……！！」
天獄「おー、怖い怖い……」

りおん「え、っと……実は分からな……」
CROWN「生体実験室の地下デスねぇ！」
りおん「待ってなんでCROWN知ってるの！？」
CROWN「行きマシたから！！！」

リーナ「カガネ達も呼んできた方がいい？」

永也「わかった、そこに行けばいいんだね」
警備員「見つけたぞ！！！(目の前にレーザー銃を持った武装警備員が複数現れる)脱走者3名発見、一斉射撃を開始するっ！！！！」
永也「…CROWN、この子をお願い(りおんをCROWNに渡す)」

玄生「いや、そこまではせぇへんでいい……だが、リーナ……お前さんが殺してきてくれへんか？お前なら先回りもできるやろ？」

CROWN「了解デス」
りおん「何を…！」

リーナ「仰せのままに、マイマスター(体がコウモリとなって霧散する)」

永也「大丈夫、僕を信じて」
警備員「撃てぇっ！！！！！(レーザー銃が一斉に放たれる)」
永也「(レーザーを全て避け、両足を魔獣化させ前線にいる警備員のレーザー銃を蹴り壊していく)」
警備員「なっ…なんだこいつ…！」
永也「(警備員達を次々と殴り倒していき、右腕を更に肥大化させ後ろにいる警備員を一気に薙ぎ払う)」
警備員「がぁっ…！」

玄生「僕に逆らったこと後悔させたるわ…小娘……！！」

龍冴「…………上が、騒がしいな…(足を鎖で繋がれている)」

りおん「す、すごい……！」

永也「CROWN、地下室ってどの辺りかわかる？」

CROWN「そこの通路右に曲がると生体実験室があって、その棚の裏に地下への扉がありマス」

永也「わかった。なら早く向かおう(生体実験室に向かって再び走り出す)」

りおん「っ…！」
CROWN「ハーイ」

永也「(生態実験室に入り、扉が隠れた棚を動かす)…なるほど、電子ロックがかけられてるのか…なら…！(扉を殴り壊す)」

CROWN「ワァオ…鍵とかもう敵なしデスね」

永也「行こう、この先に彼がいる(階段を降りていき、龍冴の元へと向かう)」

りおん「っ…にいさん……」
CROWN「…………(ふと嫌な予感を感じ取る)」

永也「(階段を降りていき、龍冴の居る部屋にたどり着く)…ここか…(ドアノブを掴み、扉を引き剥がす)」

りおん「っ兄さん！いるよね…！？」
龍冴「！りおん……！？」