「 My Angel, My Devil 」〆

「 My Angel, My Devil 」〆

Devil  2021-11-21 21:57:27 
通報
 


人々を清く正しい方向に導くべく光をもって地上に遣わされた天使。
人々を誘惑し堕落させるべく闇をもって地上に遣わされた悪魔。
決して交わる事の許されない2人が、この町のどこかで今日もグラスを片手に他愛の無い話に花を咲かせている──らしい。


お相手様決定済み〆


 

コメントを投稿する

  • No.181 by Raymond  2021-12-07 23:05:09 

『 久しぶりに会ったっていうのに怖いこと言うなよ。
ま、俺も暫くはお腹いっぱいだし、早く行こうぜー 』

( 相手からの返しに『冗談だって』と笑いながら、勘弁してくれと言わんばかりに両手を上げて降参のポーズを取り近づけていた体を離す。
そして、遠回しに聞かされたような気がしないでも無い惚気話に、お腹がいっぱいだと比喩すれば、好奇心旺盛な少年のように軽い足取りで、行先も気にしないまま2人の先導を歩き始める。)

……フフッ、キミ達、仲が良いんだね。

( コソコソと話す2人の悪魔の様子を一歩下がって眺めていれば、それを終えて歩き始めた同僚の背をゆっくりと追いながら隣にいる相手へ上記を呟き笑いかける。
冗談でもああやって言い合えるのはそれだけ仲の良い証拠であるし、此方としても悪魔同士の会話を身近で見るなんて新鮮で面白い。
なんとなく微笑ましく思いながら、結局は3人で買い物に行くことになり、相手の言っていた店へと向かうことになった。)

  • No.182 by Belial  2021-12-08 12:20:23 


あんな奴と仲が良くて堪るか。
ただの腐れ縁だよ。昔からああいう奴だ、気をつけろよ。

(微笑みながら告げられた言葉に肩を竦めて、別に仲は良くないと否定する。確かに地上に来る前からの知り合いではあるが、仲の良い親友というわけでもないと。
昔からある意味悪魔らしくない面白い奴ではあると言いながらも、何かと唆されたり誘惑されたりすることがないように気をつけろと忠告しておいた。)

…ゼパル、地上の人間は簡単に誘惑できる。
やってみろよ、面白いほど引っかかるぜ。

(否定しておきながらもやはり仲は良いようで、思い付いたように先を行く同僚に声をかける。地上の人間は煩悩や悩みが多く、誘惑するのも簡単なのだ。ちょっとばかり力を使うだけで面白いほどに誘惑されると言いながら楽しげな笑みを浮かべた。
自分も女性とすれ違い様に、目が合った一瞬で力を使う。彼女は恋人がありながらすれ違っただけの自分の存在が頭から離れなくなるか、欲のままに欲しいと思ったもの全てを手当たり次第買いたくなることだろう。
煩悩を引き出して誘惑するのはやはり楽しいと、同僚を連れて買い物に行くことになり下向いていた機嫌も持ち直したようだった。)

  • No.183 by Raymond  2021-12-08 18:09:09 

   
( 後ろからかけられた同僚の言葉に『 それは腕が鳴るな 』とにんまり口角を上げれば、早速此方も力を発揮する。愛に長けた悪魔の力を使えば、中睦まじいカップルには女性を此方へ惹き寄せるようにし、1人寂しげな男性は欲のままに道行く女性へ声を掛けるようになる。おまけに、愛に飢えた女性も見境なく男性へ声を掛けるようになる。もちろん自分達も対象になるようで、寄ってくる女性を軽くあしらいながらそれまた楽しそうに同僚と笑いあう。)

…ちょ、2人共…

( しかし、その光景に笑っていられないのが此方の天使1人。
相棒に忠告されお気楽に笑っていたのも束の間、続けて同僚へと掛けた言葉を聞けば、嫌な予感が脳裏を駆け巡る。
次の瞬間には、周囲にいたカップルの様子もおかしくなるし、男性も女性も正に本能をさらけ出し始める。おまけに、女性達が自分へも寄って集ってくるので、困ったように1人1人力を使って対応することになる。悪魔2人を見張れて好都合だとは言ったが、2対1では骨が折れそうなのは確かだった。
人間の扱いを無下にはできず、強引に腕を組んで体を寄せる女性にもにこやかに笑顔を向けながら対応をしているようだった。暫くすると、周囲の人も自制の心を取り戻し、また日常へと戻っていくのだ。)

  • No.184 by Belial  2021-12-08 19:26:32 


(愛に関連して人々を翻弄する同僚の力は久しぶりに見ても派手で面白いものだ。彼につられるようにして指を鳴らし、自分は周囲の人間の欲望を剥き出しにすることにした。
その音を合図に、仕事に向かっていたサラリーマンは道端で寝始め、スレンダーな女性はキッチンカーで大量のスナックを買い始める。
2人の悪魔の力によって一瞬奇妙な賑わいを見せた朝の街だったが、律儀にも悪魔の誘惑を解く天使によって静かに日常へと戻ってしまうのだった。)

___おい、レイモンド!余計なことをするな。
楽しくて良いだろ、お祭り騒ぎは愉快だ。なあ、ゼパル。

(誘惑を解いて一瞬にして騒ぎが収まってしまうと、不服そうに相手を見る。久しぶりに同胞に会って、天使といることで最近抑えられていた悪魔の本能が掻き立てられたかのようだった。
楽しくて良いと言いながらさりげなく指を鳴らすと、正気に戻り大量のスナックを前に困り果てていた女性がベンチでそれをひとつ食べ始めた。)

  • No.185 by Raymond  2021-12-08 20:19:30 


…余計なことも何も、これが僕の仕事なんだから

( 不服そうな相手の言葉にそう返せば、此方にとっては其方の行いこそ余計なことなんだよな…なんて心の中で思いつつ。しかし、確かに疲れるし大変だが、先程の騒ぎを見れば一緒にいて良かったと感じる。あの状態を放置しておけば、綺麗な街が程なくして無法地帯になる所だった…。
楽しそうにする2人の会話を聞きながらもやれやれと溜息を付けば、懲りずに指を鳴らす相手に視線を送る。次は何だとそのまま視線をさ迷わせれば、困った様子の女性に気づき隣へと腰掛ける。会話で心を癒しながら力を使うのも天使の手らしい。)

『 …ホント天使ってのは真面目だよなぁ。
なぁお前、アイツと一緒にいて楽しいのか? 』

( 愉快だ、と言った同僚に騒ぎが収まって肩を竦めながらも『 あぁ、最高だよな 』と大きく頷いて笑ってみせる。すぐに煩悩が払われてしまうのは残念だが、確かに人間はすぐに惑わされる為面白い。
しかし、その後も律儀に女性の隣へと座り、同僚の力を払拭するべく人の良い笑顔で会話をしている天使の姿に目を向ければ、同僚の隣へと歩み寄って上記を述べた。天使というのは敵対視するべき相手ではあるが、その姿勢の清らかさは此方も分かっている。だが、こちら側の者としてはやはり堅苦しくて生真面目で、少々面白みに欠けるようにも感じる。そんな天使と親しいらしい同僚は、果たして生活しづらくは無いのだろうかと素朴な疑問を抱いたようだ。)

  • No.186 by Belial  2021-12-08 20:58:36 


(隣にやって来た善良そうな男性に目を向けた女性は、なぜか1人では到底食べ切れない量のスナックを買ってしまった、体型維持のためにこういうものはあまり食べないと決めているのに、と相手に話し出した。
じきにあの女性も天使の力で救われるのだろうと思えば、せっかく力を使ったのに何も成果をあげられそうにないと肩を竦めて隣の同僚に向き直った。)

まったく天使の真面目さには嫌気がさす、せっかく俺が力を使ってもなかったことにされるんだからな。

まぁ……それが、どういうわけか、な。
じきに俺の羽も灰色になってくるかもしれないぜ。

(人間界を混乱に陥れたとなれば下からも賞賛されるのだろうが、力を使って悪事を働いたところで片っ端から相手に浄化されてしまうのだから堪ったものではないと同僚に同意する。
ごもっともな指摘にベンチに座る相手へと視線を向けて肩を竦めつつも頷いた。天使は好きではないが、相手といるのはどういうわけか窮屈感を感じることもなく楽しいのだ。
堕天した者が天界に戻るなど聞いたこともないが、この調子では黒い羽根がいずれ白っぽくくすんで来るかもしれないと冗談ぽく笑った。)

  • No.187 by Raymond  2021-12-08 21:48:42 


『 それは困るな、俺の同僚が減っちまう。

まぁ、そりゃ天使の力にはムカつくけどよ…お前が楽しくやってんなら良かったぜ。

……レイモンドも真面目だが抜けてそうだしなぁ。』

( 同僚の言葉に頷きながらも、羽が白んでくると聞けば、良いことなのかもしれないが自分としては古くからの同僚が居なくなるのは痛いな、なんて笑い出す。しかし、此方の疑念に対して意外にも相手は満更でもなく楽しげに応えたので、どこか安堵したようにフッと口角を上げた。此方の力をあっという間に無かったことにしてしまうその力こそ憎いところはあるが、お互いを天使と悪魔という存在だけに囚われず、個々としてお互いを知り仲良くしているのであれば、部外者は何も口を挟むことは無い。
2人の関係性に、なんか良いよなぁ、なんて心の中で呟きながら、ふとベンチから立ち上がり此方へ駆けてくる天使をみて再度笑って言葉を続けた。)

ゼパルさん、アル、スナックいるかい?

( 駆けてきたその手には大量のスナックが抱えられていて、どうやら先程の女性からわざわざ買い取ったようだ。背後ではお礼と共にお辞儀を繰り返す女性の姿もあり、それに対して気にしないで下さいと言わんばかりに手を振り返していた。
此方を見て笑う相手の同僚に不思議そうに首を傾げながらも、微笑みながら呑気に上記を述べてみる。)

  • No.188 by Belial  2021-12-08 23:00:16 


冗談だよ、俺は上に戻りたいだなんて1mmも思っちゃいない。

お陰様で。…抜けてる上にご覧の通り、人が良すぎるのが難点だな。

(同僚がいなくなるのは困ると言う彼に、天界に戻りたいと思ったことなど一度もないと伝えておく。万が一にも天使に影響されて存在が清らかになることがあったとしても、相手以外の天使と馬が合うとは到底思えないし、天界で天使として働くなんて真っ平ごめんだ。
こちらに戻ってくる相手の手には大量のスナック。ついさっき食べたそうにしていた女性に買わせたばかりのものだ。その様子を眺めながら、あれが難点なのだと諦めたように言った。
煙草を取り出し立ったまま手で火をつけると、呑気な問いかけにため息をつき袋を持つ相手を見遣ったのだった。)

なんだってお前は、ご丁寧にそんなものを貰ってきたんだ。

  • No.189 by Raymond  2021-12-10 15:28:03 


人助けが生業なものでね。
それに、結果的にキミのせいで僕のお金が無くなったよ。

( 溜息をつきながら煙草に火をつける相手に対して、肩を竦めて笑いながら上記を返し、最終的には自分が女性からスナックを買い取った為、資金が入った矢先に相手の力によりお金を失う羽目になったと冗談混じりに言った。
続けてスナックを抱えているせいで煙草の煙が払いきれずにコホコホと小さく咳をすれば、体の揺れによりスナックの山が崩壊しそうになる。)

『 この街は天使様も悪魔様もいて大変なこった。

…あ、そういや聞いたかよ。今度、天使も1人こっちに来るんだってよ。』

( 崩壊しかけるスナックを受け取れば、そのまま袋を開けて食べ始める。そして、この街に住む人間は欲望を両方から掻き乱されて大変だと豪快に笑うと、ふと、思い出したように声を漏らし、同僚に向かって言葉を続けた。
自分が地上へとやってくる前に他の悪魔達が話していた噂話だが、どうやら、天界も天使をもう1人地上へ送るらしいとの事だった。その頃にはもう自分は下へ戻っているはずだが、目の前にいる同僚はそうはいかないだろう。
『 そいつとも仲良くなったりしてな』なんて相手に向かってこれまた笑いかける。)

  • No.190 by Belial  2021-12-10 17:25:45 


それはそれは、ご苦労なことで。
天使に散財させて困らせたとなれば俺の株も上がる。

(人助けが生業だと言う相手に肩を竦めただけで気のない返事を返し、咳き込む相手を横目に見ると一応の配慮なのか相手よりも風下に立つ。
自分の力のお陰で天使に散財させたとなれば下からの評価は上がるはずだ。それに資金がないという所から始まった居候も期間も延びるではないか。
当然後者は口にすることはなかったが、楽しげに笑みを浮かべた。)

…初耳だな。
おいレイモンド、お前の権限で追い返せよ。
地上に2人も天使は要らないだろ。

(同僚が手にしている袋に手を突っ込んでフライドポテトを一本口にしたものの、思いがけない言葉を聞いてあからさまに嫌そうな表情を浮かべる。
地上に天使が2人もいたら街の空気が神聖になって敵わないし天使は相手1人で十分だ。他の天使と同じように親しくするなんて不可能な話だった。
相手の権限か何かで来る前に追い返せなんて言いながら不服そうな顔をした。)

  • No.191 by Raymond  2021-12-10 19:38:36 


僕も知らなかったな….。

キミがゼパルさんの事を知らなかったように、僕が意見できる事ではないよ…。
まぁ、久しぶりに僕も誰かの顔をみたい、気はするけど。

( 此方が咳き込む様子に風下に移動した相手を見れば、悪魔として株を上げたいのか下げたいのか分からずにクスリと笑う。
しかし、その後相手の同僚から出た話に少し考えるように眉をひそめれば、追い返せという意見に首を振る。上の決定に意見するのはもともと難しいが、何より追い返す理由が難しいのだ。天使が増えれば此方としては本来嬉しいことであるし、なぜ追い返したいのか聞かれれば、相手の存在が脳裏に浮かぶ…。そんなの上には報告出来るはずがない。
口では誰かに会いたいと言ってみるが、その顔は尚も眉をひそめていた。)

『 ……あー、はいはい。
お前らが2人きりの世界を壊されたくないってのはよく分かったぜ。
でもよ、そもそも本当に来るかどうかも分かんねぇし、来たとしても、俺みたくすぐに帰るだろう。』

( ポテトを口に放り込みながら、目前の悪魔と天使の会話を見聞いていると、不服そうにする2人をみて思わず口を挟む。
自分が来た時の同僚の反応に、今の2人の顔を見ればなんとなく察しがついたのか、安心しろよと言わんばかりに、上記を述べながら空いている片手でポンポンとその手の近くにいる相手の肩を叩く。生憎近くにいたのは天使の方だったが、此方は特に気にもせず叩き続け、しまいには相手の口にポテトを突っ込んだ。
あくまでも聞いただけの話に過ぎないし、実際この街に来るかどうかは分からない。それに、来たところで追加の視察者なんて長居するものでもないだろう。
気にすんなよ、と自分から話題を振っておいて、無責任にも同僚へ向かっても笑い返した。)


  • No.192 by Belial  2021-12-11 00:32:14 


おい、何が2人きりの世界だ。ふざけたことばかり言ってると口を縫い付けるぞ。

(自分の中にある相手を大切に思う気持ちは、第三者に指摘されようとあくまで認める気はないらしく揶揄うような口調の同僚を睨みつけて噛み付くように言い返す。
別に2人きりの世界だなんて大層なものじゃない、天使が増えるのが嫌なだけだと反論しているもののこれまで同僚に見せた言動の数々を思えば恐らく説得力はないだろう。
馴れ馴れしく天使にベタベタされるのは良い気がせず、ジトリと同僚に視線を向ける。他から見ればこれを独占欲や嫉妬と言わずなんと言うのかと呆れられそうなものだが、本人にその自覚は一切ない…らしい。)

…相変わらず適当な奴だな。お前は旅行みたいなもんだろ、任務を与えられてたら厄介だ。
俺がデカい暴動でもどこかで起こせばそっちに飛ばされるかもな。

(地上に送られた天使が、同僚のようにフラフラしているとも考えにくい。何かしらの任務を与えられていたら滞在も長くなり厄介だ。
街から少し離れた場所で派手に暴動でも引き起こせば、そちらに引っ張られるかもしれない。…なんて物騒な計画を練りながら、相手の口にフライドポテトを詰め込んでいる同僚の手を掴み、好きでもないそれを口に運んだ。)

  • No.193 by Raymond  2021-12-11 10:29:09 

 
『 まぁ、俺が適当なのは否定しないけどよ。

デカいことやるなら俺もやりてぇな。楽しそうだし。』

( 相手の言葉に、肩を竦めながら上記を発せば、腕を掴まれその際に引っ張られるがまま相手と少し距離をとる。そして、残りのポテトを自ら食べながら、同僚の計画に、いいな、とノリ気の様子で笑いかけた。
一方、詰め込まれたポテトを咀嚼しながら話を聞いていた天使は再度困ったように眉をひそめるのであった。)

…暴動を起こされると、まず僕が行かなきゃ行けなくなるだろ。
いくら天使同士って言ったって、お互いの仕事にはさほど干渉しないし。わざわざ僕のところに来る者もいないと思うよ。

( やっとの事口の中のものを飲み込めば、2人の物騒な計画を止めるように慌てて口を開く。そもそも、最初から地上を任されている自分に指示が飛んでくるのは間違いないし、あとから来るその1人が、2人のように元々仲の良い者かどうかも分からない。さほど面識もなければわざわざ近くにやって来ることもなく、何処かでひっそり仕事をして帰るだろう。
…しかし、心配な人物は数人いて、その中でも1人、一際癖のある知り合いも居るようで、一瞬その顔を思い浮かべれば、ただの噂だと良いなと考えるように下を向く。)

  • No.194 by Belial  2021-12-11 14:57:15 


(同僚と顔を見合わせ、久しぶりに2人で派手に暴れるか、なんて楽しげに笑ったものの相手がその沈静化に駆り出されると言うなら遠くでやる意味がない。なんならこの街の中で起こす方が効率的だ。
そこはどうにかしろとばかりに困り顔の天使様を見下ろすのだった。
と、先ほどの1本で箱がカラになってしまったことを思い出し、「煙草買ってくる」とだけ言い残し勝手に1人で歩き出す。協調性とやらのカケラもない単独行動だ。
大方この2人はまだ残っているスナックを食べるのに忙しいことだろう、戻ったころには食べ終わっているといいのだが。)

『…来てもらっちゃ困る奴でもいるのか?
まぁ天使の方が悪魔との関わりに五月蝿いのは分かるけどよ。

あんまりシワ寄せてると、カワイイお顔が台無しだぜ。』

(何も考えていないようで意外にも観察眼が鋭いのがこの悪魔。同僚は特に気にしていないようだったが、相手が少し表情を曇らせていることに気づいていて、彼がいなくなったタイミングで上記尋ねる。
天使と悪魔の友情など当然どちらの側にとっても禁忌だが、引きずられて堕天される可能性のある上の方が一層厳しいだろう。既に堕天している悪魔は天使と仲良くしたからと言って天使に戻ることはないのだから。
物憂げな相手の眉間にトンと指を当てると、せっかくのかわいい顔が台無しだと言って笑う。少しキザで惑わせたがりなのはどの悪魔も同じらしい。)

  • No.195 by Raymond  2021-12-12 18:38:20 

…え?あぁ。
そんな事言われたら気をつけなきゃなぁ。

やっぱり、知り合いの中には極度に悪魔を嫌う者も多いからね。僕としては複雑になるよ。

( 煙草を買いに行くと言った相手の背を見送れば、ふと眉間に触れられ呆気に取られたような顔になる。そのまま相手の言葉に少し照れたようにも笑いながら、眉間の皺を伸ばすように自ら撫でる。そして、前方の問いに答えるように1つ「うーん」と声を漏らせば、静かに返答するのだった。
勿論、悪魔も天使もお互いを嫌悪に思うのはもはや一般的な考えであるだろうが、天使にも一層悪魔の事を嫌っている者も沢山いる訳で。自分は元々周りより悪魔への嫌悪感が少なかったマイノリティな上に、今では彼とも仲が良い為、余計に相手なことを知りもせず嫌い合う関係が何とも言えない。まぁ、上の者には公にしてその事も言えはしないが…。
それぞれ意見はあるもので、それは大いに尊重したいのだが、知り合いの中には自らの価値観を強要してくる者もいる為、どうも心配なようだった。)

ゼパルさんもそうだけど、人を誘惑する云々は置いておいて…
僕は友達になれそうだと思うのにな。

( さて、余ったスナック達をどうしたものかと考えながらも、優しげな微笑みと共に上記を述べる。人々を本能のまま誘惑するのが悪魔、それを阻止し善の道へと導くのが天使、それは互いの性であり簡単に変えられるものでは無い。しかし、今目の前にいる悪魔も然り、他わいもない会話をするぐらいには仲良くもなれるだろうに、とこれまたお人好しにも笑って。
黄昏ている者や通りすがりの親子に余ったスナックをお裾分けでもしようかと人の良い笑顔で声をかけつつ、少し肌寒い風に身震いした。)9

  • No.196 by Belial  2021-12-12 22:26:04 


『へぇ、そういうもんか。
なら、あいつにはあんまり近付けない方がイイぜ、機嫌損ねるとめんどくさいのお前ならよく知ってるだろ。』

(適当な相槌をうちつつ仮に地上に派遣されたのが相手の言うような、天使の中でも特に悪魔を嫌悪するタイプの天使だとしたら同僚と馬が合わないのは確かだ。
当然歩み寄ろうとなんてするはずがないし、自分に対する嫌悪感を感じ取り合わないと思えば口もききたがらないだろう。友好的な奴ではないし、機嫌を損ねると厄介なのは相手の方がよく知っていることだろうが。

悪魔とも友達になれそうだなんて相手は天使の中でもずば抜けてお人好しだと、柔らかい笑顔で人間に声をかける様子を見ながら思う。そういうところが魅力でもあり、ある意味では危なっかしくも思えて同僚は天使のそばにいるのだろうか。
相手はいい奴に間違いないし、同僚も認めこそしないが相手を大切に思っていることは確か。悪魔らしからぬ毒も鋭さもない目で相手を見るものだからすぐに分かる。
ふとそんな同僚をからかいたくなり、いくらかのスナックを道ゆく人に配ったらしい相手の腰に腕を回して引き寄せた。そろそろ同僚が戻ってくるころだろう。
心底楽しそうに笑いながら相手にズイッと顔を近づけて耳元で囁く。)

『___なぁ、レイモンド。ちょっとあいつをからかってやろう。
いつもはスカしてるけど、俺がお前に手を出したと思わせればきっと喚き散らして怒るぜ。』

  • No.197 by Raymond  2021-12-12 23:11:41 


…そうだね。
上にバレでもしたら、1番僕が大変な事になってしまうしね。

( よく知っているだろ、と相手のことを言われれば、これまで何度も不機嫌になってきた彼の顔を思い出しながら、アハハと小さく笑い肯定するように頷いて。おまけに自分の知人と相手に何かあり、それこそ上と下に報告でもいこうものなら自分もたまったものではない。しかし、そのリスクを分かっていても尚、一緒に居ようとしてしまうのは我ながら何故だろうと改めて思う。)

…ぅわっ
ちょ、ちょっとゼパルさん…?

いや、キミが僕に手を出すってそんな…。

( 縁って不思議だなぁなんて考えながら、幾らかスナックを渡して小さな子どもに手を振って見送れば、突然腰から引き寄せられ残った袋を1つ落としながら情けない声をあげてしまう。
気が付けば相手の顔が目の前にあり、ほとんど変わらぬ相手の目線は少しだけ上付いて此方を見つめていた。相手の体を制止するように両手を着けば、 困惑したように笑いかけた。
しかし、相手の顔が更に近付き囁かれれば、なんだかくすぐったくて普段から赤みがかった頬がより色付く。

楽しそうに笑っている表情を見ると、悪魔は本当に心臓に悪いなぁなんて思いながら、そんな事をしても本当に怒るのだろうかと照れと呆れが混じったように溜息をつきながら小さく話していた。)

  • No.198 by Belial  2021-12-13 00:48:21 


(身長が足りないためカップルのように相手に覆い被さることはできないが、驚いている表情を間近に見ながら「暴れたらバレるだろ」なんて言って静かにするよう唇に指を当てる。
白い肌に少女のように血色のいい肌は天使ならではのもの。なるほど可愛らしいものだと赤くなる頬を面白半分でふにふにと摘みながら愉快そうに笑う。
天使様は半信半疑のようだったが、合流した時からずっと同僚が目を光らせていることには気づいていた。とすればこの距離感をよしとするはずがない。)

____おい、クソ悪魔!離れろ。
肉体を消滅させて下に送り返してやろうか。

お前も誰彼構わず気を許し過ぎだ。
こいつも悪魔なんだ、天使ならもっと警戒しろ!

(買った煙草をポケットに入れて元の通りに戻る。あのスナックの山は消費されただろうかと先ほどの場所に目を向けると、何やら抱き合ってイチャついている2人の姿が目に入り眉を顰めた。
目を離せばすぐにこれだ。誘惑に見境がない奴だと舌打ちし、ツカツカと歩み寄ると同僚の首根っこを容赦なく掴む。
地上での肉体を失えば地獄に強制送還されるため手っ取り早いと、あからさまに不機嫌そうな顔で同僚に罵倒と脅しの言葉を浴びせた。

その同僚を掴んだままかなりご機嫌斜めな様子で相手に目を向けると声を荒げる。
見ず知らずの男からの連絡先といい、先日の強盗まがいの男たちの件といい、相手は誰にでも気を許しすぎるのだ。
不機嫌さを隠すこともなく、つまりは同僚の思惑通りに"喚き散らして怒る“こととなったのだが、本人はそんなことは知らない。
首根っこを掴まれ首が絞まりそうになりながらもケラケラ笑う同僚を不審な顔で眺めるのだった。)

  • No.199 by Raymond  2021-12-13 10:36:53 


『 ベリアル落ち着けって。
俺がからかってやろうと思って、レイモンドに協力してもらっただけさ。』

( 思惑通りの結果になった為、どれほど罵倒され脅されようが特に気にした素振りもなく笑いながら、『悪かったよ』なんて言って掴まれた部分を相手から引き剥がす。からかった事を知っても多分怒られるだろうが、変に誤解されでもしたら同僚からの目線がより冷たくなるだろうと観念したようだ。
_それにしても、天使相手に説教垂れている同僚に、その言葉を聞きながら反省しながらも少し慣れているようにも見える天使を眺めれば、矢張りな、と先程からの観察眼と考察も相まって堪らず同僚に声を掛ける。)

『 ベリアルって、レイモンドの事となるとすげぇ怒るよなぁ。
なんか、守ってる的な。

それって、レイモンドが危なっかしいから同情してるだけ?
…俺も割と仲良しの部類に入ってると思ってるけど、俺があんな事されても怒らねぇだろ。』

( そう率直な疑問をそのまま素直にぶつけてみる。再度からかってみて、相手の事となると酷く不機嫌になるのは確信済みだ。しかし、何故そこまで不機嫌になるのか。軽く触れたり距離が近付くだけでも良い顔はしないし、最初は悪魔と天使が気安くとか何とか言っていたが、明らかにこの2人の普段が仲良しなのも分かっている。
ただ単に仲の良い友達を他に取られるのが嫌であるなら、自分が他の天使と仲良くしたり、他の悪魔に変に寄られたりしても不機嫌になるのだろうか?少し考えては見るが、どうにも想像が出来ない。というか、別に自分の事で不機嫌になってほしいとも思わないが…。
だが、よくよく見ると怒られた天使もどうやら満更でもないようで、変な2人だなぁ。と静かに笑った )

  • No.200 by Belial  2021-12-13 12:39:54 


(力で誘惑されていたわけではなく、自分をからかうための同僚に付き合わされたということかとゲンナリした顔で天使を見やると、ヘラヘラしている同僚をジトリと睨みつけておく。
続いた同僚の言葉には「何だよ急に」と不機嫌そうな顔のまま返事をした。)

…危なっかしくて敵わないからな。
こいつこそ放っておいたら、ものの数日で肉体を消滅させられる。

お前は別にいい、誰にでも好きに誘惑されてろ。
それに一人でどうとでもできるだろ。

(同僚の言う通り相手は危なっかしい。少し目を離した隙に悪人につけ込まれて、何もせずにいたらほんの数日で肉体を失いかねないなんて言って肩を竦めた。
自分だったらと引き合いに出してくる同僚に呆れたように上記言うと、子どもがするようにベッと舌を出しお前を守る気は一切ないと無情にも切り捨てる。
ただ、そこの違いが何かと問われると明確な答えは思いつかない。庇護欲を掻き立てられているのだろうと思うが、同僚と相手とでは親しさの質が違うということには考え至らずにいた。
そんなことを話している間も、天使とは肩が触れ合うほどの距離で並んでいるのだった。)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック