トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
通報 |
キルティ)遊ぶのは構わないが、ここはやめてくれ。ここには大事な書物がいっぱいあるんだ。だから、遊ぶなら、ここから出てくれ。あと、くれぐれも寮内を荒らさないでね。それが守れるのであれば、許可しよう。
キルティはフロイドにしっかり言った。
キルティ)ふぅ・・・
キルティは、あれからもゴーストについて調べていた。
マレウス)キルティ
キルティ)マレウス様!
マレウス)またゴーストについて調べていたのか?
キルティ)はい。しかし、いかんせん、有力な情報はありません。ジャミルとイデアに協力を頼んでいますが・・・何せ50年前です。生まれていなければ、記憶するのも難しいでしょう。それに、辛い事件でしたら、二度と口にするな、他言するなと言われているかもしれません。彼らは育ちの良い者達ですから。
キルティ)本当にそれだけか?なんか変な感じがするけど?
キルティは電話越しで首を傾げた。そしてこう聞いた。
キルティ)もしかして、誰かに他言するなと言われているのか?
イデア:そそそんなことはないよっ(麗奈が気になっていた本を渡したいが、どうも緊張してうまく渡せずにいて。ちなみに薬学の本)
キルティ)それならいいけど。また情報が分かったら教えてくれ。
キルティはそう言って、電話を切った。
マレウス)収穫は無かったか?
キルティ)はい、犯人の情報が少ないので、なぜ現れたのか、今まで何をしていたのか、全く足取りが掴めません。
キルティ)シルバー、いやゴーストのことを調べてみたんだが、手がかりが少なすぎるせいで、足取りも掴めないんだよ。イデアも調べられるだけ調べて、それ以上のことは分からないらしいし。しかし・・・こいつがいつ生まれて、いつ亡くなったのかさえ分からないのは妙だな。まぁ、亡くなっているからゴーストになったんだろうけど。
キルティはため息をついた。
キルティ)ありがとう。しかし、ゴーストは他人事ですまないからな。自分も被害者だし。
キルティはやれやれと言った。
キルティ)彼らに憑かれ、そのままあちらの世界に行ってしまった。君達が探しに来てくれなかったら、どうなっていたか・・・
キルティは、ゴーストに憑かれた時を思い出しながら言った。
トピック検索 |