トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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キルティ)え~、また休むの?飽きたんだけど・・・
キルティが嫌そうな顔をすると
マレウス)ここ最近、1回しか休んでないだろう?飽きるのが早すぎないか?
と、マレウスがジト目で言った。
セベク)人間、僕と合同だから、一緒に行くぞ。
セベクは麗奈にそう言った。
キルティ)だってやることも無く、ただ寮で寝てるなんて、退屈すぎます。図書室で調べ物して時間を潰す方が有意義です。探してる物もありますし・・・
マレウス)探してる物?
キルティ)あっ・・・!
キルティは思わず口を抑えた。本が紛失している事が、口をついて出てしまったのだ。
キルティ)それって、あの影・・・?
キルティは、少しトラウマになっていて、怯えた。
マレウス)キルティ、探している物とは何だ?
マレウスは、キルティに聞いた。
キルティ)いや、その・・・
キルティは、あたふたしていた。何せ、本が紛失している事実は、キルティと学園長しか知らないのだから。
セベク)その筈だ。授業中は普通に教えてくれると良いのだが・・・
その頃、学校ではクルーウェルが学園長からカスパールの紹介を受けていた。
学園長:クルーウェル先生、こちら新しく赴任したかカスパール・フェルヘーレン先生です。生前、魔法薬学の研究員だったそうです
カスパール:初めまして、クルーウェル先生。学園長の紹介の通り、私は研究員でした。爆発事故で世を去ってしまいましたがね
クルーウェル)デイヴィス・クルーウェルだ。この後、直ぐに授業がある。色々と手伝ってもらうぞ。爆発させる駄犬が多いからな。
クルーウェルは、カスパールに軽く自己紹介した。
クルーウェル)じゃあ、行こうか。先に準備をしておこう。
クルーウェルは、カスパールを手招きした。
その頃、ディソムニア寮ではキルティと黒い影の鬼ごっこが始まっていた。キルティが探し物のことで口を割らなかったので、マレウスが強硬手段に出たのだ。捕まえたら、強制的に休ませるし、必ず話させるつもりである。
キルティ)捕まったらまずい!
キルティは必死に逃げていた。
カスパール:はい(ついて行って)
シルバー:キルティ様、止まってください!
麗奈:このままじゃ授業を受ける前に本当にばててしまいますよ!?
クルーウェル)白衣と安全メガネ、手袋を着けておけ。俺様は平気だがな。一応、持っておくが。
クルーウェルは、白衣と安全メガネをカスパールに渡した。
キルティ)何で2人も追いかけてくるんだよ。
キルティは鬼が増えて、余計にスピードをあげた。
キルティ)(こうなったら・・・外に)
キルティは、玄関の扉を開けようとしたが、開かなかった。マレウスが魔法で鍵を掛け、他の者では開けられないようにしたのだ。
キルティ)くそっ!
キルティは、何とか逃げ切ろうとしたが、寮の中を逃げ回るだけでは流石に捕まる。何か方法がないか考えようとしたその時
ズルッ
キルティ)あっ!
キルティは、足が滑ってコケてしまった。
キルティ)ギャン!
クルーウェル)良かったな。
クルーウェルは、フッと笑った笑った。
マレウスも、直ぐに追いつき
マレウス)さぁ、話してもらうぞ。
キルティ)嫌だー!
カスパール:これらは、今日使う薬草ですか。そういえば、この学園には植物があったような…そちらで調達なされてるのですか?
麗奈:マレウス様、私たち一時限目魔法薬学なので先に行きます
リリア:気をつけての。わしはキルティをちょっと懲らしめてから行くからの
セベク)人間と同じなので、申し訳ありませんが、僕もお先に失礼します。
セベクも一足先に、寮を後にした。
キルティはリリアの言葉を聞いて、青ざめた。
キルティ)何する気だ!
マレウス)影に捕まったのだから、休んでもらうぞ、キルティ。
マレウスはキルティにはっきりそう言った。キルティはそれを聞くと、遠くを指差した。
キルティ)あっ!人の子がマレウス様とリリアに向かって手を振ってる!
マレウス)えっ?
マレウスとリリアは指差した方を向いた。その隙に、キルティは移動魔法で学校へ向かった。
マレウス)いないぞ、キルティ・・・
マレウスは、こつぜんといなくなったキルティに
マレウス)帰ったら、覚えておけ・・・
と、静かに怒っていた。
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