トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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エース)いや、髪の毛が崩れているように見えただけです・・・
エースは苦しい言い訳をした。
キルティ)なにか読んでいただろう?隠す必要ないだろう。ここは書斎なんだし。本を読むのは当たり前だ。
エース)あの寮長。その、疑いの目を向けないでくださいよ。あと構えるのも。本当にそう見えただけなんですって。俺何も変なこと考えてませんよ!
エースは、必死に言った。それもそのはず、エースはリドルのアホ毛だけが気になっただけだからだ。
キルティ)イラストの?
リドル:エース、言い訳はいいから至急いちごを買ってくるんだ
麗奈:はい。体の描き方やパーツなど絵師さんによって違いますから
エース)いちごっすか?は~い、じゃあ買ってきま~す。
エースは、少しだるそうに頭を掻きながら、いちごを買いに行った。
エース)ちなみにどれくらいっすか?
キルティ)確かに描き方は様々だな。なら、違ってて当然か。
キルティはイラストの本を少し見た。全て絵師が違う人で、風景でも人でも、全然書き方が違っていた。
キルティ)(違うだけでこんなに変わるのか・・・まぁ、魔法も強さによって威力も違うから、そんな感じか)
エース)は~い、取り敢えず多く買ってきます。
エースは、そう言って、購買に向かった。
キルティ)(絵を描くのに、便利な機能があるのは分かったけど・・・分からない部分もある)
キルティは話を聞きながらも、少し理解が出来ない部分があった。そもそも、殆どを魔法で補っていたため、マレウス程ではないが、キルティも機械には疎い。マレウスと違う部分と言えば、スマホを人並みに使いこなしているぐらいだ。(マレウスは出来ない)
フロイド:そうだ。暇だし小エビちゃんに会いに行こう~(ディアソムニア寮まで来て)
シルバー:フロイド?
フロイド:小エビちゃんいる~?
麗奈:イデア先輩からタブレットをもらってよかったです
エース)このくらい、買えば寮長も文句ないっしょ。
エースは、大量のいちごを買っていった。
エース)そんじゃあ、買えるか。
キルティ)人の子はどんな絵を描いているんだ?
キルティは麗奈の画面を見た。
ジェイド:エースさん、フロイドは見ませんでしたか?
麗奈:私はまだまだこんなものです(キャラクターのイラストを描いていたが、初心者特有のとこか浮いた感じの色合いでいて)
エース)ジェイド先輩!さっきうちの寮に来ましたけど、帰っていきまして、その後は見てないんで、ちょっとわかんないですね。すみません。
エースは申し訳無さそうに言った。
キルティ)ふむ・・・(見るからにファンタジーな絵だな)
エース)さいなら~
エースは、手を振った。
エース)フロイド先輩、寮に帰ってないのか。
エースは不思議そうにしながら帰っていった。
キルティ)随分とこの世界にぴったりな絵を描くな。
キルティは麗奈のファンダジーな絵を見ながら言った。
キルティ)絵だけで満足か?
キルティ)私なら、この絵をもっと素晴らしいものに出来るぞ。
キルティは麗奈の描いた絵を謎った。すると、麗奈の絵が浮び上がり、楽しく踊りだしたのだ。
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