世界の偽神 2021-07-11 18:36:21 |
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>>来生さん
えっ、あれ……本当だ、落としてたみたい。拾ってくれてありがとう。
(イートインスペースの長机に、先ほど購入した缶コーヒーを置くと背負っていた黒のリュックを床に下ろし。椅子に腰かけ、缶コーヒーのプルタブを開けたところで、相手の接近をじっと待つように動きを止めて。自分の思惑通りにハンカチを拾った相手から話しかけられると、そちらに顔を向け。たった今、はたと気がついたように目を瞬かせ、パーカーのポケットの中を手で探っては面映ゆそうにはにかんで。ハンカチを受け取ろうと、すっと片手を伸ばしながら、「あ、隣が空いてるから座っていいよ。それと…君さえよければ、Δの話を聞かせてほしい」と穏やかな笑みと声音で続けて、自分以外に利用者の居ないイートインスペースの席へ着くことを促し)
(/こちらこそ、よろしくお願いします! 今後は、輝春の紹介で他の高校生組とも知り合う感じが比較的絡みやすいかなぁ~と思います。他に案などがございましたら、お任せしますね!)
>>宮野さん
ありがとうございます。それでは、体育館に入りましょうか。
(お互いに譲れないことは承知の上で出した妥協案を受け入れてもらえて、ホッと安堵の息をつき。覚悟を決めたように「変貌」を遂げる相手を見据えつつ、先へ進もうと声をかけて。体育館の中へ足を踏み入れると、まだ誰かが残っているからか照明は点いているままで。しかし、体育館のメインアリーナを見渡したところ、人の姿は見つからず、「誰もいませんね…」と怪訝そうに呟き。その瞬間、何か硬いものを強く打ちつけるような物音が体育倉庫から鳴り響いて)
>>不二くん
そっか、そうだよね……無理に退治しようとして返り討ちに遭ったら、元も子もないからね。
こんな怪物が今も存在しているなら、早めに対処しておきたいけれど。
(相手の話を聞き、はっとしたように数回瞬きするとぽつぽつと話しながら同意して。異形の存在は恐ろしいが、黙って見過ごすわけにはいかないと神妙な面持ちになれば、一呼吸置いてから「この病院の場所を教えてくれる? 今から行けそうなら、直接この目で確かめたい」と静かに声を発して)
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