世界の偽神 2021-07-11 18:36:21 |
通報 |
>>宮野さん
ええ、Δの言っていたことが本当なら心配ですね。このまま後悔が侵蝕し続ければ、危険な怪物も増えていくわけですから。
……俺たちが何とかしないと。
(推論の裏付けとなるΔの発言を聞きながら、深刻な顔つきで返事をして。現実に怪物が溢れる光景を想像し、一瞬身震いしながらも戦いに臨む意志を零し。すると、完全下校時刻を知らせる放送が校内に流れ始めたので、はっとしたように顔を上げて変貌を解くと、「あ、もうこんな時間…ひとまず今日は解散しましょうか。戦闘で疲れましたし、次に備えてしっかり休みましょう」と困ったように笑いながら相手に提案して。男子生徒のほうは、「先生に怒られるの嫌だし、早く帰ろう!」と一足先に体育館を出ており)
>>不二くん
二度と、戻らない……?
(相手の父親の顔を見つめたまま、口の中で呟くように反芻し。自分も胸が締め付けられるような感覚に、少し表情を歪ませて。だが、病院内の探索を持ちかけられると、気を引き締めて相手に頷き返しながら、「うん、索敵能力があるのは頼もしいね。それじゃ、病院の中を調べてみようか。まずは怪物を見かけたところまで案内してほしいんだけど…いいかな?」と訊ねて。相手の撮影した写真を一度見ただけでは、怪物の出現場所を特定できなかったため、案内をお願いしたいと考え)
トピック検索 |