名無しさん 2021-05-17 19:56:00 |
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「悪りぃ、一回抜けさせてくれ。片付け時には戻る」
教室へ戻ってきた後は接客を全うし、お開きが迫る中クラスメイトに断りを入れ、彼のクラスへ向かう。
「…いた。」
彼の姿を見受ければ、くすりと口角を上げ笑みを漏らし呟いて。
(相手と自分のことを知ってる親友が相手を見て「岳、お前専属のお客さん来たぞ」と声をかけてくれば『先輩!あ、ええと。いらっしゃいませ』とはじめはいつものテンションだったが執事モードに切り替えてお辞儀をして。『こちらのお席は特等席で貴方様専用です』と1番すみの席に案内して
『お飲み物は紅茶とコーヒーが選べますがどちらになさいますか?』(メニュー表を見せながらそう問いかけるも距離感が他の客より近く、相手の顔の隣くらいに自分の顔を持ってきて説明して
『かしこまりました』(にこっと微笑み飲み物を取りに行き、紅茶と不器用ながらに作ったクッキーの包みを出して。クッキーは綺麗とは言えない歪な形で上にチョコペンで"せんぱい?"と書いてるものと狼のイラストを描いたものがあり。『お客様だけへの特別なクッキーです』と述べて
「…ふふっ、ありがと。」
何やら紅茶と一緒にクッキーまでももてなしされ目を瞠り、やや歪でも微笑ましさを感じるもので、笑みを零しクッキーを摘んで、「美味しい」と頬を綻ばせて。
『本当ですか?よかったー...、じゃなくてお口にあってよかったです』(相手がおいしいと言ってくれれば嬉しそうにふにゃりと微笑みいつもの口調になってしまうも慌てて訂正して。「がっくん目当てのお客さんが何人か来てるから対応できない?」とクラスメイトが話しかけてくれば相手を見て寂しそうな顔をして
「岳執事の仕事振り、見ててあげるから行ってきな。」
いつもの口調に戻った彼にくす、と笑みを零しては寂しそうにする相手の頭を撫でて。
『わかりました、見ててくださいね?でもすぐ戻ります』(頭を撫でられれば嬉しそうにして手を振れば一度席を離れて、入り口にいる自分目当てのお客さんたちを案内して飲み物注文も早々写真を撮ったりして
『うん、バスケ部。いいよ、今度大会あるから応援よろしくね』(たくさん質問を受けれれば素の自分で返答しつつ、学園祭終わりの時間という放送が入ればありがとうございました、と手を振り見送って。『すみません、遅くなりました』と相手の元に戻って
「いいや、良いよ。見ていられただけ、穏やかな時間が過ごせたよ」
此方の元へ戻り謝る彼に、首を振り頑張ってたな、と頭を撫でて。
「へぇ、態々教えて貰ってまでねぇ…。凄い嬉しいよ」
気付けて、相手も嬉しそうで良かった、とお礼の気持ちで撫でてやり。
「…よし、俺も片付けに戻らねぇと。また帰りでな」
放送も先程入った事だし、と腰を上げちゃっかり帰りの約束も取付け、退室して。
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