梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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ロベリア「(人気のない道を歩いている)______さてさてさぁて……くだらねぇ騙し合いはやめにしようぜ?(後ろを振り返り)
なぁ、ヴォイド・グレイ?」
ヴォイド「(背後にいる)…………何だ、気づいていたのか」
スネーク「……割と殺気でバレバレでしたけどね?……んで、うちのお嬢に何の要件で?」
ロベリア「私はお前のじゃねぇよ……ずーーーーーっと、見られてると思ってたし、何気にこっちの事情をリディアが詳しいのも全部テメェが流してたんだろ。お前が彼処に介入されちゃ困るからわざわざ出てきてやったが…………大方リディアの手の人間を回したんだろ、あっちに…!ふざけた事をしやがって…!」
ヴォイド「__________さてな?お前の想像に任せるが……気に食わねぇ…………お前は確かに噂通り頭は良い…だからこそお前が要注意人物なんだよ。ロンドンでも尽く邪魔して、お前諸共十三階段を始末しようとすりゃ、お前がひょこひょこ離脱して算段を掻き乱す。まるでこっちの動きを全部知ってるかのように見せ掛けて、推測だけで的確に邪魔をする。そして俺らの失敗が明るみに出た時にはお前は『やっぱり予想的中だ』と無邪気に喜びやがる______悪趣味だよ、お前は」
ロベリア「ふんっ、それをお前が言う?……まぁいい、現状お前は私に手を出せない。『予想が的中』したからお前という存在があの場所に、アイツらの元に行かなくて済んだ上にまたお前は策を練り直すわけだ。今ここで殺すことも一つの手だが、生憎ここは私の身を置く拠点に近い。だからバレるもんなぁ?それじゃあ効率的じゃないもんな?(踵を返す)…………何企んでんのかは知らんが、せいぜい首に気をつけろよ?……〝リディアの傀儡〟」
ヴォイド「…………チッ……!!!」
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