偉大魔女の娘と白猫 2020-11-22 14:57:53 |
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>>69様、>>70様
ロザリー「そうだね。冷えちゃうところだった……お腹が」
顔を覗かせ話しかけてきた少女に柔らかい笑みを返し、そっと自分の腹を撫でさする。
雪のような白い肌に腰まで伸ばした黒い髪。無垢で可憐な容姿を、気品漂う紫色のリボンが引き締めている。これだけの美貌を誇るのなら、所属は【クレオパトラ】と見て間違いなかろう。
ロザリー「私はロザリー。こっちはトール。喋ル昆虫だヨ。貴女は?」
トール「さっきも同じ流れをやったからって端折るんじゃない。あまり似てないし出来れば甲虫と言って貰えないか」
主人の細かい**を華麗に捌く姿からは付き合いの長さを感じられるだろう。
手短に自己紹介を済ませたところで先程の猫の飼い主と思わしき人物が現れた。
トール「やはりお仲間だったか。メノウホワイト――良い名前だな」
ロザリー「君がこの子の飼い主かな。安心して……怪しい者じゃない」
自分達の姿を見るなり固まってしまった少女にゆったりとした優しい口調で語りかける。
大事なペットが見知らぬ人物と一緒にいたら心配になるのも無理はない。
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