コードギアス。/スザルル.ルルスザ

うん。分かった
(頷き歩き始めると彼の手を取り「手を繋いでもいいかな」と意味もなく彼の手を持ったまま言って見せて)

あ、あのな。誰かに見られたら変に思われるだろ(男同士で手を繋いでいたら、周りから誤解されると思うも、自分的には嬉しく思い)

そうかな、僕はルルーシュがしたいと言うのなら人目なんて気にしないけど…そう言うなら今回は諦めるね(彼の手をゆっくり離すと上記の言葉を述べて。するとルルーシュを気にしながらもゆっくり歩き始め)

あ…(離された手を見て、少し残念に思うも、そんなことプライドの高い自分からは言えず。中庭に付くと端の方へ行き)スザク、ここにしよう

嗚呼、ルルーシュ。
(先程の小さな声はなんだったのだろう…と疑問に思いながらも中庭に到着した事に気づいて。結構端の方だなと辺りをキョロキョロと見回して)

どうかしたのか？(キョロキョロする貴方を見て不思議そうに首を傾け)

いや、中庭は人が多いんだなって思って(確認しただけだったものの、特に彼に言う必要もなく中央の方を見詰めながらそう言い)

人が居ない方がいいか？(スザクが転校してきた当初、イジメを受けていた事を思い出しては心配そうに聞き)

いいや、ここで大丈夫だよ。ルルーシュが居れば安心だしね(彼を安心させようと微笑んだ後、早く食べよう、と時計を見詰めて)

そ、そうか？お前がそう言うなら…(少し気がかりではあったが、とりあえず空いてる椅子に座り、弁当箱を開け)

心配しなくていいよ？わ、ルルーシュお弁当を作るのが上手だね。(美味しそうだなと瞳を輝かせると自身も彼の隣に座り弁当箱の蓋を取り外し、箸を持って)

ん？まぁ、料理は一通り出来るしな(そのせいで、会長のミレイからは、よくこき使われるんだけどなと苦笑いしながら話し)

それは災難だね、ルルーシュは凄いしそう言うことも多いんだろうけど。僕はどちらかと言えば食べる側…かな(大変そうだなぁと思い此方も苦笑をした後、セシルさんの料理を思い出して気分が悪くなったのか顔を青くして

今度、お前の分も作ってきてやるよ(勇気をだして、そう言い。早速弁当を食べ初め)

それは楽しみだな、ルルーシュの美味しそうなお弁当を僕が食べれるなんて嬉しいよ(嬉しそうに頬を緩めると黙って弁当に入った米を箸で掴んで口の中に入れ)

だから、なるべく毎日学校に来い。作った物か無駄になるからな(上から目線でそう言えば、恥ずかしがっていることを悟られたくないのでうつむき加減で弁当を食べ)

毎日かぁ…ルルーシュには会いたいけど仕事も…いや、うん。なるべくそうするよ。ルルーシュが作った物を無駄にするなんて勿体無いし(先程までぎっしりと詰まっていた弁当を素早く食べ終わると真剣に食べているなぁと彼の方を見詰めて)

あぁ、お前が食べてくれないと、、捨てる事になるからな(自分も食べ終わり蓋を閉めて片付けて)

その時は他の人に渡した方がいいと思ったけど…ルルーシュが僕のために作った物だし僕がちゃんと食べないとね(まだ昼休みが終了するまで時間があることを時計で知りながらも椅子から立って)

戻るか？(スザクが立ち上がったので問いかけ)