コードギアス。/スザルル.ルルスザ

うるさい、待たない！(振り向きもせず、歩くスピードも変えずに歩き、学校に着くと靴を履き替え)

(彼にしては珍しいな…なんて考えながら追いかけていると、相手の後ろ姿を見つけて。落ち着かせようと思ったのか、彼の腕を掴もうと手を伸ばし)

(靴を履き替えると中に入り、早々と教室へ向かおうと歩き)

待って、ルルーシュ。
(このままでは駄目だと彼の手を強く掴んで、真剣な表情で相手を見つめ)

な、なんだ。突然…(いきなり手を掴まれて驚き動揺し)

あの‥さ。僕、君の癪に障るような事したかな。だとしたら謝りたいんだ
(手を掴んだまま、黙ってで彼の様子を伺いつつも内心少しばかり焦って)

あの‥さ。僕、君の癪に障るような事したかな。だとしたら謝りたいんだ
(手を掴んだまま、黙ってで彼の様子を伺いつつも内心少しばかり焦って)

(スザクからの予想外の言葉に目を丸くして)
心配するな。お前は何も悪くない。癪にさわるような事もしていない。だから、謝る必要もない

そっか、じゃあ何故僕から逃げるの？
(彼の言葉を聞きほっとしたような顔で笑みを浮かべると一番疑問に思っていた事を質問し)

鈍感なお前には言いたくない(フィッと顔を逸らし)
それより、早く手を離せ。教室に行けないだろ

流石に僕でもちゃんと言葉にしてくれたらわかるよ。
(顔をやや顰めると彼の手を握ったまま)
だから、ちゃんと言って欲しいな

お前な、しつこいぞ(振り向き、スザクと顔を合わせて少し苛立っているようで)
言わなくて気付いてほしいことだってあるんだよ。

(即座に手を離すと相手の視線を拒むかのように瞳を下にやり)
ごめん、ルルーシュ。深追いしすぎたよ…
(そう言うと教室へ向かって歩き直そうとして)

(少し悪いような気分になるが、自分もそのまま無言で教室に入ると自分の席につき、肘をついて外を眺め)

(彼を見つめ、見惚れる事もありながらも、''言わないでも気付いて欲しいこと''とはなんだろう…と考えるがそれよりも彼に嫌われたのではないだろうかと言う気持ちの方が大きく)

(スザクと顔を合わせる事もなく、昼休みになり。持ってきたお弁当を食べようと立ち上がり)

(昼休みが来た事に皆の雰囲気で気づくと立ち上がる彼の近くへ行き、一緒に弁当を食べないかと質問して)

あぁ、別にいいぞ(話しかけられたことに少し驚くが断る理由もなく)

ありがとう…！じゃあ何処で食べようか…
(瞳を丸くした後微笑み感謝の言葉を。すると顎に片方の手を添えて悩み)

中庭でいいだろ(いつも、そこで食べているしなと思い)
行くぞ