Ａｆｔｅｒ　ａｌｌ，　

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嗚呼、そういえばそのような科もありましたね。その様子だと水川さん自身もファッションにとても興味があるようですし、ここでは普段そういった勉強をされているんですか？（　　話の合間合間、流動的に相槌を打ちながら見据え　　）あ、いえ。運ぶというよりもファイル一枚程度の資料を取りに戻るだけなので、手伝っていただかなくても大丈夫です。それに重いものなら尚更、水川さんのような方には頼めません。怪我をさせてしまっては元も子もないですし、さすがに俺も気が引けます。（　　歩みを進めたまま、両眉の端を下げ困ったように　　）

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あっ、違います！僕は保育学科です。子供達と遊んでます。でも、ぬいぐるみとか作るのよくファッション科の子にお願いしてて、、すっごく可愛いんですよ！部屋がお人形さんまみれになっちゃうんですけどね。（えへへ、と照れたように笑って、こんな感じです、とスマホを取り出して、シンプルなベッドの上に沢山のうさぎやくまなどのぬいぐるみが乗っている写真を表示して)
なっ、ちょっとくらいなら大丈夫ですよ！女の子じゃないんだし。筋肉…はあまりないですけど…えっと、体力ならあります！（困った様子の相手と自分の腕を見比べ溜息をつくも気をとり直そうとし)

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そうでした、水川さんは可愛い物が好きなんでしたね。ぬいぐるみや人形など、専門外過ぎて俺にはサッパリ。ベッドの上に物が置いてあると寝辛くないですか？（　　一旦歩みを止め画面を覗き込み、見慣れない場景に疑問符を浮かべて　　）そんなムキにならなくても。それに学生の本分は勉強です、その十分な体力を日々の学びに充ててください。水川さんならきっと素敵な幼稚園や保育園の先生になれると思いますよ、応援しています。（　　困ったように顰められた表情を変えることなく、研究室の前まで来ると鍵を解錠　　）─── やっと着きました。もしお時間許すようであれば、少しだけ寄っていきませんか？貰い物ですが、お菓子ならたくさんありますよ。

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はいっ、大好きです！えー、お人形さん1人いるだけで楽しくなりますよ？僕一人暮らしなんで、ギュッてして寝るからちっとも寝づらくないです！（相手に合わせて足を止め、満面の笑みを浮かべて問いに対してハッキリとした口調で)
えへへー、ありがとうございます！先生の応援で次の試験こそ一番狙いますよー?（ぐっ、と気合を表現すべく小さくガッツポーズをして)
あはっ、構内広いですもんねー。お菓子…良いんですかぁ？（お菓子という言葉に反応したのか、再び目を輝かせ)

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そうでしたか。一人暮らしだとベッドに限らず部屋全体を自由に有効活用できますし、効率的でいいですね。誰かに邪魔をされることもないので試験勉強も捗りそうです、無理し過ぎずに頑張ってください。（　　納得した様子で何度か頷いた後、先程解錠した研究室の隅にある所謂休憩スペースへと案内して　　）ええ、構いませんよ。研究室訪問の際に手土産を頂いたり学生の方達が置いていったりと、どんどん増えてしまって。チョコレートやクッキー、他だとせんべいやスナック菓子なんかもあるのでお好きなものをどうぞ。期限が切れたものは処分しているので大丈夫だとは思いますが、日付けの確認をしてから食べるようにしてください。（　　お菓子が入った戸棚や冷蔵庫の扉を指先で小突き、在処を示し　　）ココア、まだありますか？なければお茶を淹れますよ。

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えへへ、ありがとうございます。僕頑張ります！先生も一人暮らしですか？(案内された通りに休憩スペースへ向かい、追いてある椅子に腰掛けて)
そうなんですねぇ…失礼しますっ。あ、僕も今度何かお菓子持って来ますよ！(お菓子を求めて示された戸棚を開けて中を探して物色すれば、嬉々としてクッキーの箱を取り出して)
えっと、お茶も欲しいです。(ココアの缶を試験管のように振って高い音を立てて、少し申し訳なさげで)

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急な仕事が立て込んでしまって、お茶のひとつも出せないまま長い間席を外してしまい申し訳ありませんでした。（　　眉間に皺を寄せながら、俯きがちに目を伏せて　　）またいつか時間がある時にでも、遊びにきてください。その時は水川さんがお好きな甘い物、用意しておきますから。

>これより募集再開

◇　市川　ルイ（　いちかわ　─　）




（　　或る日の放課後。どんよりとした厚い雲が空を覆い、横殴りの雨が容赦なくガラス窓を打ちつける。何処からともなく流れ込んだ隙間風が冷気となって教室内を循環し、ひやりと肌をかすめた。たかがプリント１枚、されどプリント一枚。疾うに集中力のきれた頭では捗る筈もなく、机上に置かれた補習課題は殆ど白紙状態のまま、既に小１時間経とうとしている。カチカチと絶えず規則的に時を刻む秒針。やけに耳障りなその音に、堪らずペンを置き。　　）あー、もう！ヤダ、疲れた。ムリ、帰りたい。

◇　中村　昌尚（　なかむら　まさなお　）




（　　週に３回、大学近くのジムへ通い始めてから早数年。余計な脂肪が筋肉へと変わり、身体全体のシルエットは充分過ぎるくらいに引き締まってきたのだが、まだ何か物足りない。片腕を擡げ、握った拳にグッと力を込めてみても、申し訳程度に浮き上がるだけの細い血管。これでは、男らしさに欠ける。施設内に設置された大型ミラーに映る己の姿をマジマジと見つめながら、誰に言うともなく重い嘆息混じりの独り言をポツリ。　　）─── 日焼け、してみようかな。

◇　旭　孝仁（　あさひ　たかひと　）




（　　目には見えない確かな風に煽られ、ライターの炎がゆらゆらと揺蕩う。やっとの思いで火を点けた煙草の先端から、緩やかに立ち昇る一筋の紫煙はまるで、下層を低く漂う積雲に溶けるかのように燻り、そして消えていった。暦の上では既に春を迎えたというのに、未だ続く厳しい寒さが身に沁みる、二月の半ば。ものの数分、ベランダに出ているだけで痛みを感じる程に悴む指先。燃焼を促そうと強く吸い込み過ぎた所為か、口腔内に広がる苦味走った独特の風味に思わず表情を歪め。　　）── っ、不味。

◇　木村　宏樹（　きむら　ひろき　）




（　　帰り支度の最中、手渡されたひと綴りの書類。ザッと軽く目を通しただけで、漢字や送り仮名の間違い、簡単な計算ミス、指摘し始めればキリがない程の訂正箇所の多さに、思わず言葉を詰まらせた。どこから、どう正すべきか。考え倦ねながら、ふと視線を落とした先、アナログ型の腕時計が指す時刻は、既に終業から５分が過ぎている。眼鏡のブリッジ部分を中指で押し上げ、平静を装うと。　　）─── いや。もう良い、わかった。後は私が直しておくから、君は帰りなさい。

◇　千歳　千里（　テニスの王子様　）




なんしよるんって、道に迷うたったい。むぞらしか猫がおったけん。─── ばってん、見失ってしもうた。（　　草蔭や物陰等、名残惜しげに視線を彷徨わせてから、ゆっくりとその場に立ち上がり　　）まぁ、よか。こぎゃん所でお前さんに会うたんも、きっとなにかん縁やけん。暇しとるなら、帰るついでにこんまま一緒に散歩でもしに行こばい。たまには、遠回りするんも悪うなかかもよ？（　　野良猫と戯れ合う為、手にしていた狗子草を相手の方へ向け、気を引くように忙しく揺らし　　）

◇　龍宮寺　堅（　東京卍リベンジャーズ　）




── こんなトコで、こんな時間に、ガキ一人でなにやってんだ。名前は？歳は？（　小間伝いに流れ落ちる雨滴は、容赦なく上着の裾を濡らしていく。１８０ｃｍを優に超える大きな身体を幾ら跼ませたとて、よく有るコンビニのビニール傘一本くらいでは、到底、庇いきれない程の確かな距離がそこにはあった。雷を伴う積乱雲が発達するにつれ、徐々に強まる雨脚。なにひとつ、会話の糸口さえ掴めないまま、進展するどころか、刻々と過ぎていくだけの時間に、苛立ちが募る。　）おい、コラ。なんか言え、ピーピー泣いてばっかじゃわかんねぇだろ。

◇　清居　奏（　美しい彼　）




（　　月冴ゆる、可惜夜。疎らに散りばめられた星々が放つ微かな光が、帰路を照らす。昼間の喧騒とは打って変わり、深閑とした静けさの中、響く不揃いなふたつの足音は、この期に及んでも尚、半歩後ろを歩こうとする此奴の所為で、一向に重なる気配がない。これじゃ、まるで。　　）─── ストーカー。（　　足を止め、振り向きざまにそう告げると、鬱陶しく伸びきった前髪の隙間から覗く双眸が、途端、左右に揺らいだ。　）

（　　／申し訳ありません、下げ忘れです。期せずして、このトピックを開いてしまった方、お目汚し失礼しました。オリキャラではなく版権キャラを使用したカテ違いの投稿ではありますが、あくまで壁打ち目的ですのでご容赦ください。大変、失礼致しました。　　）