五月蝿い人達

＞若菜
ファンレター…
(彼女からその紙の束を受け取ると、ぺらぺら目を通していく。そこには、いつも面白いです、や毎週楽しみにしています、などの嬉しい言葉が。本人も初めは嬉しそうに読み進めていたが、次第にそのファンレターの「毎週面白い漫画を楽しみにしています」という圧を感じたのか、ネガティブ思考が働いてしまい)
……俺にはこの期待に応えられる気がしない
＞一ノ宮
……流石、完璧だ、
(此方も此方でサクサクと下書きを進めていく。早速出来上がった一枚の原稿を見ては、その仕事の早さ、クオリティに思わず感嘆の声を上げ。この調子で完成まで突っ走るぞ！と、更なる下書きを渡しては上機嫌でペンを走らせ)
＞佐久良
エナジードリンクは助かった、感謝してる。しかし！だからといってそう簡単にボーナスやら御褒美やらが出るほどうちの会社は甘くない！
(バッサリ切り捨てる。嫌なことに、原稿の終わらない苛々が周りの対応にまで影響しているらしい。更にドケチということも重なって、傍から見れば最低な上司。「そんなに労いが欲しければ案の一つや二つ出してみろ」だのかなりの無茶振りをし)

>一ノ宮さん

そうですか？　そう言われると嬉しいです。うーん、美味しい！（優しいと言われると思わず自分を指差して。その後、笑みを浮かべて。ケーキを口に運ぶと幸せそうな表情を見せて「ありがとうございます」と相手に言って）

>百ちゃん

でも、無理しちゃ駄目だからね？（相手の豹変振りに呆然として。慣れたという相手に妹を見るような眼差して心配そうに言葉を投げ掛けて。食い気味の相手に首を横に振って「お金なんて要らないって。好きなだけ食べていいよー」とクッキーを相手に渡そうとして）

>窪田先生

先生、ネガティブになっちゃ駄目です！　窪田先生の作品は面白いです！　私が保証します！（嬉しそうな相手を見て作戦成功と思われたが、逆に落ち込んでしまった相手を見て元気付けるように上記を述べて）

>佐久良サン

ん～？あァ、百チャンおはよ。…なんか食べたい…疲れたぁ…
（ゆっくりと起き上がり視線を向ければ同じ職場の仲間、軽く挨拶よを返せば冷蔵庫を指差し食べ物を要求して。手元には空のエナジードリンクやゼリーが置いてあり疲れを証明していて）

>窪田センセ

フフン、ありがとうございますっ！…これ終わったらどっか行きましょうよォ～！
（ドヤっと鼻を高くすればスラスラと進めていき一息付く。ニヤッと笑いつつも話しかければ「勿論割り勘すけどねェ、」と付け足し。奢りと言ったら酷いことになりそうだからだ、どうかなぁ…と返事を待ちつつも原稿を完成させていき）

>若菜サン

ハハ、良いんすよ。甘い物お好きなんですかァ？
（ニコッと返せば美味しそうに頬張る相手に尋ねてみて。なんなら煎餅とかも用意すれば良かった…と後悔の念が生まれるも喜んで貰えているみたいらしくすぐに忘れて。「俺は好きなんですよね、チョコとか。」そう言えば自分がよく座っている椅子の上を指差して、上にはチョコレートの入った容器が置かれていて）

>一ノ宮さん

甘い物好きですよ。一ノ宮さんはチョコが好きなんですね。何か意外ですね。私もチョコ好きです。美味しいですよね（頷いて同意すると相手が指差した場所へ視線を向けるとチョコレートが入った容器が目に入り、改めてチョコレートが好きなんだなと思って。ケーキを食べ終えると「ご馳走様でした」と言って）

＞窪田先生

まぁですよね、分かってましたよ。それでこれに何かネタを書けば良いんですよね？
(帰ってきたその返事を軽く流してこちらへ差し出された原稿を受け取って「私って一から描くと凄いことになりますけど大丈夫ですか？」と聞きながらフードを被り直して)

＞若菜さん
良いん…ですか…？
(手を震わせながらクッキーを受け取った瞬間、空中で土下座の形を整えて地面に膝と頭が付いたことを理解するより先に「ありがとうございます！　大丈夫です！　猫ちゃんパワーがあれば私はいくらでも頑張れます！」と泣きながら言って)

＞一ノ宮さん
あー、確か食パンと卵ありましたし私が牛乳置かせて貰ってるのでー、フレンチトーストでも作りましょうか？
(満身創痍な様子と手元にある空になったゼリーとドリンクを見て何か甘いものをと考え、パッと思い浮かんだ物を作るかどうか尋ねて)

>百ちゃん

うん、食べて（笑顔で前記を述べた後、土下座して泣き始める相手を見てあたふたして「え？　え？　泣かないで」と言って）

＞若菜さん

あぅ、すみません。何だかお姉ちゃんと話してるみたいで気が緩んじゃって…私に姉なんかいないのに変ですね。
(えへへと恥ずかしそうに笑うと目元の涙をごしごしと力強く拭って)

>若菜サン

んー、一緒だねェ！…御馳走様でした。…えーと、先生に何か御用っぽいけど…
（パシッと手を握り目を輝かせる…とはいえ目は見えない。しかし口角や全体の仕草からご機嫌と言うことが分かる、漫画で言えば顔の周りにホワホワとした花が出ている感じ。チラリと玄関の方へと目線を向けて頭を掻けば改めて尋ねてみて）

>佐久良サン

んー…ありがとォ…ってフレンチトースト…！？
（ぱたりと姿勢を戻すも目を見開き起き上がり相手の方を見ては嬉しそうにガッツポーズを決める。甘い物には目がないのだ、立ち上がろうとするも疲れが溜まっているのか転けてしまい。手に握られている飴ちゃんを差し出せばニコッと笑い）

>百ちゃん

ふふ。私も同じ。妹は居ないんだけど、百ちゃんを見てると妹みたいだなーって（自分もつられて笑いながら自分を指差して。他の人にもクッキーを配った後、余ったクッキーの包みを開けて食べて「美味しい」とまた笑顔になり）

>一ノ宮さん

あ、窪田先生に頼まれた資料を持って来たんです。今、窪田先生いらっしゃらないですか？（ご機嫌な相手の様子を見て自分も笑みが零れ。思い出したように上記を述べると周囲を見渡して）

（上げますね）

（上げます）