奏歌 翔音 2020-06-29 09:46:53 ID:5762b1903 |
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「はぁまたか、追いかけっこはもう終わりだよ」そう言って住宅街から離れた公園の近くで数人の男たちを引連れとある男の前に立ち「さて裏切り者には死の制裁を」そう言って命乞いをする男に「逃げなければモルモットとしてやっても良かったが手間かけさせてくれたからな」そう言って倒れ込む男に「さて、どっからバラそうか」そう言って包丁をくるくると回しながら数秒間を置いて「やっぱ辞めたは」そう言って男達の間に入り「好きにしな」そう言連れてきた男たちに言って公園の方に歩く
>41 東野 桜
【ニキ/公園・真夜中】
真夜中の静かないつもの公園に今宵だけは物騒な騒がしいさがあった。
公園に繋がる遊歩道には街灯だけは道を照らし続け、数多の昆虫が羽音を鳴らしカツカツと蛍光灯ランプにぶつかり合う光景は日本で言うなれば夏の風節と言えるだろう。
「なんだ……裏切り者が出たならミナミに一声掛けてくれりゃあいいのに。」
何の気配もなく、いきなりふっと現れる。
20代後半ぐらいの男が身体中に蝶を纏わせ街灯の明かりの下に佇んでいた。
「ま、今は瑠璃男がいないからペナルティも何も与えられねーけどな。」
片方の口角だけがニヤッと上がった。
虫の触角フヨフヨと揺らし、背中に蝶の羽を生やした男もまた【保身に走る裏切り者】という街灯に引き寄せられた一人なのかも知れない。
>All様
【ロジャー・チェイス/学校・夏休み期間】
アブラゼミがやかましく鳴く、蒸し暑い初夏。
生徒達にとって今こそ青春の1ページを飾るそんな時期なのだろう。
学校の「夏休み」というのは、「休業日」といって、授業をしない日のことを言いう。
学校の先生って夏休みの期間何しているんだろう?と、子供宛らそんな不思議に考えていた時期があった。
今となっては奇妙にもそんな立場にあるわけだが子供の頃考えていた想像を遥かにに凌駕し、教師を取り巻く環境は過酷だった。
たとえ「夏休み」期間であってものんびりと休めない、休憩といえども気は抜けない、勤務時間外労働は当たり前のようにある……。
臨時的任用教員となってからは特に気が抜けなくなってきた。
(__しまった。もうこんな時間か。)
ロッカーのペンキが剥げているのが許せなくてペンキを上から塗ったり、張り紙をした際に壁に残ってしまった画鋲の針をペンチで引っこ抜いたりしているうちに、ふと気づけば教室のリフォームにいつのまにか熱を入れ過ぎてしまい午前中が終わろうとしていたのだ。
ここがやめ時か一瞬迷ったものの、後もう少し取りかかれば終われそうな気がした。
__あと30分だけ。
そう思い手を動かし始めた。
しかし、この後は日直という仕事も残っていた。
一日の守衛兼掃除当番兼動植物の世話係といったところか。
>ロジャーさん
あや?えっと…えっーと!そーだ!ロジャー先生!
(教室に入ってくるなり、そう呼びかけた。)
(東ヶ丘小学校だが、夏休みでも、午後には校庭で遊ぶ子がたまに来るのだ。両親共働きとか、様々な理由で。)
>44 篠原 雪音
【ロジャー・チェイス/学校・夏休み期間】
「やあ……雪音ちゃん。その辺りペンキ塗り立てだから気をつけてね。」
リフォームが切りよく片付いた頃、一人の女子生徒に呼ばれて振り向いた。
彼女の可愛らしい服装にペンキがついてしまわないように教室に入って来る前に一言注意を促すのを忘れない。
「夏休みなのに学校に来るなんて、偉いね。」
雪音の家庭事情を知ってか知らずかそのように感想を述べたあと零れるような笑みを浮かばせた。
その後、慌てた様子で教室に入ってきたようにも見えたので「何かあったのだろうか」と首を傾けるようにして雪音を見つめる。
(/前の投稿をよく見たら昨日の日付だったので返します((セコ )
>ジジイ
あ、いえ…今区切りついたところなので
(ふと、詫びの言葉が聞こえ、少し間を置いた後そう告げた。先ほどまでしていた作業はほぼ終わっている。特に邪魔だとは思っていない。そう考えつつ少し視線を向けて)
>ロジャーさん
えーっとね!遊ぶ人居ないし、学校に行けば何とかなるかなーって!
(そう言って、彼女は大きめの鞄から取り出した。其れは…「夏休みの友」と書かれていた。そう、夏休みの宿題だ。)
全然分からないから、先生なら分かるでしょ!
(得意げに言う彼女だが…教師からしたら溜息や脱力感があるかもしれない。何故なら、宿題はこれまでのおさらいだ。
おさらいが全く出来ないと言うのは…授業を全く分かっていなかったと言う事だ。教師の教え方が悪かったのか、彼女が勉強がかなり苦手な子なのかは分からないが…真実は後者ではある。)
>46 桜木零士
【ジジイ/公園】
「この歳になるとな……悲しい知らせばかりだ……。」
何かを訪ねられたわけでもなかったが、そんな事を嘆いた。
おいぼれの戯言が始まったと思って軽く聞き流してくれても大丈夫そうだ。
>47 篠原 雪音
【ロジャー・チェイス/学校・夏休み期間】
「__そっか。それはいい考えだね。ナイスアイデアだよ雪音ちゃん。」
今時の子は暑いからと言って外から一歩も出ずに夏休みを終えることが多いこともあり、遊ぶお友達が居なくても自分なりに考えて工夫をしたのだろうと思いそう褒めてあげた。
そしてガサゴソと音を立てて大きな鞄から何が出てくるのだろうかと見守っていると鞄の口から引っ張り出された物を見ても特に嫌そうな顔一つ見せず応じた。
溜息を出すどころか頼ってきてくれる事に寧ろそれが嬉しくて励みになったようだ。
「宿題が分からないのか……。よし、分かった。せっかく学校に来てくれたし特別に見てあげよう。でも、先生が教えてあげられるのは問題の解き方までだよ。」
小さな椅子を引いて座るように促して、自分が座る為の椅子を机に寄せた。
そのあとで「教科書は持ってきたかい?」と、訪ねてた。
斯くして、驚きの白さだと予想される「夏休みの友」に立ち向かうべく雪音ちゃんの為に個別指導が始まったのであった。
学校で
「明日から夏休みか、宿題あるだろうし早いうちに終わらせとかないとな」そう言いながら学校で変装ようにと新しくしたメガネを少しの間だけ外しているとクラスのあちこちからクラスメートA「あの子、あの大企業の社長に似てない」
クラスメートB「確かに、でもあの社長ってメガネしてないよね」
クラスメートA「してる時もあるけど高そうなやつだよ」
クラスメートB「そうだね、あれ安いやつじゃ」
クラスメートA「だよね」そう言って教室を出ていく
みんなが教室から出て行ったあと
「うかつにメガネ外せないな、まあバレないようにするしかないな」そう言ってメガネを外し伸びをして、人が入って来たので急いで眼鏡をかけた
>ロジャーさん
うん!持って来た!(笑顔で答える。夏休みの友は…国語、算数、社会、理科と4教科ある。しかし、ほぼ手がつけられていなかった。書いてあったのは国語の漢字書きとりの数ページだけ。他は…真っ白だった。これから…難しそうに悩んだり、分からない…と項垂れたり…を繰り返して、地道に一問ずつ解答を埋めていく)
>50 篠原 雪音
【ロジャー・チェイス/学校・夏休み期間】
「……。」
首をかしげたり項垂れたり雪音ちゃんが一問ずつ時間をかけて解いていく様子を静かに見守る。
この悩んでいる時間が大事であると考え無闇に助け舟を出さないのが生徒に教える際の学習の取り組み方にたいする指導のやり方だ。
「ああ、うん。……そうそう、そこはそう。よくできたね。この調子で次も解いていこうか。」
時間はかかったが、それでも一つ一つ空白の回答欄が埋まっていくのを見ればロジャーは反射的に微笑んだ。
しばらく考えて分からないようであれば解説を入れたりもした。
今日中に終わらせることは到底無理ではあったが雪音ちゃんが難しいことへ臆することなく取り組めるならロジャーはその日1日付き合うつもりでいた。
>ジジイ
悲しい知らせ…ですか。大変ですね…
(相手の喚きに少し同情するように耳を傾ける。自分の目的以外には基本的に興味は無いが目の前の老人の戯言にはなんとなく聞いてあげようと考えていて)
>桜ちゃん
(絡ませていただきます!)
あっ…すいません…間違えてしまったみたいです…
(そう言って謝る彼、制服が違うのと、首から下げている札からすれば分かる。学校見学だ。そう言えば今日は中学生が来るって言われてたっけ。ぐらいだ。しかし、見学は団体でいる筈だ。なのに彼一人。)
>ロジャーさん
ふなー!ロジャー先生ー!何でそんなに頭いいの!?
(唐突な質問。しかし彼女の中では唐突では無いようだ)
>52 桜木零士
【ジジイ/公園】
「50歳を過ぎたらな……葬儀には行かないほうがいい。誰も彼も悲しげには見えなくなってくる。」
加齢によって垂れ下がった瞼に深い哀愁がこもる。
老人の服装は地味な色のスーツ着用していることと、会話の内容から察するに葬儀の帰りである事が分かるかもしれない。
>54 篠原 雪音
【ロジャー・チェイス/学校・夏休み期間】
「ん~……。」
唐突と言えば唐突だった。
宿題とはまったく関係のない話題にとっさに対処しきれないのか唸らせながら感慨深い表情を見せる。
子どもたちは、時に大人が気にも留めないような事に疑問をぶつけてくることがある。
そんな観察力に感心しながらも、質問の答えが瞬時に出てこないのがなんともいえない歯痒さの間であった。
「……教える立場だからかな。でも、ほんとうに頭のいい人は教師になんかならないけどね。」
ロジャーなりにしっかりと考え出した結論を述べた。
教える立場ではあるが、自分自身が頭のいい人間ではないという事を言いたかったようだ。
納得のいく答えになっているのだろうか?と少し伺うようにして雪音ちゃんを見ていて。
>今龍さん
「あら、見学に来た中学生のようね」そう言いながら本を閉じ「場所がわからなくなったのかしら」そう言いながらカバンに本を入れ「この後はやる事ないのでご案内しますよ」と言って初めて今龍さんの方を振り返り、「どこに行くのかしら」とカバンを持って近寄る
>ロジャーさん
ほえ?教えてるタチバだから頭いいの?だけど、本当は頭良く無いの?(どっち?と首を傾げて)
>桜ちゃん
あ…えっと…その…(まさかの団体でいる筈が、逸れて迷子状態…その事に恥ずかしさもあり、口籠るが)
あ、あの!部活!そう、部活見学をすることになってて…数人で分かれていろいろ見てまわろうってなって…(まさかの逸れた。って事だ。)
あ、僕は今瀧です。今瀧 虎です。桃華成蹊中学校です。
(ご迷惑をおかけします。とお辞儀をして)
(桃華成蹊…医療知識の基礎を強化させるのに特化している)
>57 篠原 雪音
小首をかしげてあどけない雰囲気を漂わせ訳がわからないと言ったら表情を浮かべる愛らしさに力なく笑った。
「僕は教師という仕事に憧れて勉強したけど、僕より優れた人は沢山いるってことかな。例えば、その人たちは学者として『ノーベル賞』をとったり、政治家になって国や世界のために頑張ってくれてたり……。」
>今龍さん
「構いませんよ」そう言いながら入口に立ち「部活見学でしたら部活棟ですし、この後図書館の方に行かれるのでしたらすぐ近くですが」そう言いながら廊下に出る
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