清廉高校　(　3L　)　

>124　柊先輩

元気っすよ、もちろん！
( うんうんと頷いては胸を張って答えて。彼が焦っていることに気付くことなく、迷わず自販機のコーラのボタンをぽちり。体育の時間に交わした約束のことなどすっかり頭にない。楽しいことがあるとどんどん上書きされていってしまうのだ。彼に奢ってほしいと頼むどころか、「先輩もなんか飲みます？」と暢気に問い掛け。)



>125　由義

( 面倒な日直。数ヶ月に一度程あるそれは部活動の時間が削られる嫌なもの。担任に言われるがまま良い子のふりをして掃除や戸締まりをするのは、何となくでも優等生に見られたいなあなんて凡人の思考。成績が少しでも良くなれば多分進学先が選べるだろう。まだなんにも決まってはいないのだが。完璧に隅々まで記入した当番日誌を抱えて職員室へ向かう途中、見覚えのある後ろ姿が目に入るとやや反射的に声を掛けて )
ゆーぎ！そこで何してんの？



>126　篝

いじめって……お前なあ。
( スキンシップは無意識、ともすれば言葉の意味が通じていないのは明白。好きだと普通に口にしてしまうのも、無論愛らしいが心配になる。これ他の奴だったら絶対やばい、と兄的な感覚になっては「篝、ほんとに気をつけろよ？……こうしてスキンシップ取られるのは嫌だろ」これは下心ではないと自分に言い聞かせると、そっと彼女の頬を包むように触れ。これで気付かなかったらどうしようか。言葉によっては告白とも取られてしまいそうなんだよなと伝え方を模索し、頭を回転させていて )


>130　悠

よっしゃ！やりー！焼きそばパンじゃねーと満足できないんだからしょうがないだろ？
( 一番乗りと聞いては、走ってきた甲斐があったとばかりにガッツポーズ。焼きそばパンのことに話が及ぶと悪くないだろうと言いたげに唇を尖らせ。「おーすげ、オムライスじゃん」袋を開けてぱくりと齧りつきながらも、ケチャップの匂いに彼の弁当箱を覗き込み。わけてくれと言うつもりはないが、単純に興味本位で尋ねてみて )
なー、悠はオムライス好きなの？