素敵な時間を共に __ 【1:1】

はーッ？

（ くすくすと笑い乍も相手が手を広げたのを見れば、無言で相手の胸に擦り寄って、）

んは、…ほら、寝るぞー、

( 胸中に来た温かさに双眸細め、相手を緩く抱くとぽんぽんと頭を撫でて、)

ン 、お休み 、

（ 幸せそうにそう呟くと目を閉じ、割と直ぐに寝息が零れて、）

ン 、お休み 、

（ 幸せそうにそう呟くと目を閉じ、割と直ぐに寝息が零れて、）

ン、お休み…、

( 直ぐに聴こえた寝息にくすリと頬緩めると、そッと額に口付けして、)

_____ ンー .. 、

（ 翌朝目が覚めるともぞもぞと上半身を起こして瞼を数度擦り、）

…、ンう…、

( 相手が上半身を起こすと未だ夢半ばなのか、ぽすぽすとシーツに手を当て相手を探り、)

ん、？

（ 相手を見遣ると、ぽすぽすとシーツ上を探る手に自身の手を重ねてにぎにぎと握ってみて、）

…、ん、はよ、？

( 握る手に僅かに瞼を動かすと瞳を開き、掠れた声色でにヘらと微笑零し、)

はよー .. 、

（ ふにャと微笑むと、くぁリと小さく欠伸をし、）

ん…、

(人懐こい笑顔を浮かべると握られていた手を握り返し、甲に口付けして、)

ふは 、何か今の王子サマみたい 、

（ 相手に行動にくすリと笑みを溢すとそう云ッて、）

ン…、何、どきッとしちゃッた、？

( 大きく伸びをすると上半身を起こし、ふはッと笑い、)

したーッ 、

（ ふふと笑みを溢すと身体を起こした相手に抱きついてうりうりと首許に顔を埋めて、）

ッふ、ちょ、

( 相手を抱き止めると、擽ったそうに笑み零しつつ此方も甘えるように抱き締め返して、)

──

御免…ッ、返事遅れた…、！( 眉下げ、)

ンー .. 、何か朝って甘えたくなるンだよなー、

（ 相手の反応にくすくすとわらい乍も抱き締めて、）

____

ん、平気だぞーッ（ にま、）

ふは、千鶴はもッと甘えても良いけど、？

( にま、と笑みを浮かべると顎下を猫を撫でるように撫でて、)

──

あンがとー…、多分今からは早めに返せるッ、( こく、)

んえー？結構甘えてると思うンだけどー、

（ 顎下を撫でられると気持ち良さそうに目を細めて、）

____

りょーかいッ、無理はすンなよ、？（ 頭撫で、）

ンー、？じャあもっと甘えられるようにしてあげる、

( 其の儘顔を寄せ、啄むように唇を重ねると、“な、？”と首傾げ微笑浮かべ、)

──

んっ、了解ーッ、( 敬礼ぴし、／ 撫受、)

ン 、 .. 、おー 、

（ 相手の唇を受け入れると、若干恥ずかしそうにし乍も小さく頷き、）