素敵な時間を共に __ 【1:1】

ん 、…お好きなだけどーぞ、

（ くすリと小さく笑みを浮かべて、）

ン、…大好き、千鶴

( 相手の言葉と同時にぷつンと理性の音が切れれば、優しい口付けから始まり、華奢な相手の躰を丁寧に愛撫すると、ゆッくりと其のベルトに手を掛け───… ／)

___ うゥ、

（ 疲れた 、とピロートークも虚しく項垂れていて、）

──…、生きてる、？

( 行為を行った場所が体勢的に無理があったのか肩を回しつつ、ソファーに寝かせて。その場にしゃがみこむと項垂れる相手の頭をぽんと撫で首を傾げ、)

ン 、何とかー .. 、

（ ふにャリと笑みを浮かべて、相手を見遣り）

ふは、…ン、身体は、？

( ソファに頬杖を付くと、頬を撫で、)

今は平気ーッ、

（ 頬を撫でられると愛おしそうに相手を見詰めて、）

おッ、良かったァ…、

( 相手の返答に心底ほッとした様子で胸を撫で下ろすと、幸せそうに微笑浮かべて、)

ン 、凉は？ヘーキ、？

（ 少し心配そうに聞き返して 、）

俺は平気ッ、…可愛い千鶴も見れたし、？

( 額に口付けを落とすとにまッと笑って、)

ぅ 、恥ずー 、

（ ふは、と笑いを溢して、）

んは、…明後日からまた仕事…だなァ、？

( 首許の紅い印に目を遣るとつんッと突き指し示して、)

ン、？あ 、お前絶妙に隠しにくいトコに付けたなーッ、！

（ ぐぬぬ、と少し考え、）

ッ、あー、バレた？、いやァ決して態とではー…、

(相手の反応にくくッと喉を鳴らして笑うと悪びれる様子もなくへらリと笑って、)

お前なーッ 、

（ "他の奴等に見られたら何言われるか .. 、"とか何とかぶつぶつ云い乍も満更でも無さそうで、）

ふは、大事なモノにはちゃんと名前書いとくンですー、

( 印を見遣り乍んべッと短く舌を出すと嬉しそうな相手に雑に髪を撫でて、)

ぅわ、もーッ 、

（ 髪を撫でてきた手を引き寄せ、相手の首許に擦り寄るように抱きついて、）

ッうぉ…っと…

( 不意に引き寄せられた手に少々驚きつつも背凭れに手を付き体勢を整えれば、首許に擦り寄る相手に擽ったそうに肩を揺らして、)

…ン、む .. 、

（ ふと首許に顔を埋める様にすると、ちぅと吸い上げて跡が付いたのを確認すれば、顔を上げて"御返し 、"とにッと悪戯な笑みを浮かべて、）

千鶴？どした…、ッぅ、

( 顔埋める相手を不思議に思い名を呼んだ矢先に感じた首許の淡い痛みにぴくッと身体を揺らして。未だ僅かに湿っている首許に手を添えると相手と似たような箇所に付けられた跡に頬を紅に染め“不意打ちは狡…、”と視線逸らし、)