素敵な時間を共に __ 【1:1】

ふは 、あれ、凉さん若しかして照れてます？

（ 相手の反応に満足そうにくすッと笑みを零し乍、）

…うッさい、ソレは反則何だよ、

( ぺしッと相手の額を小突くと、抱き寄せられた事を良い事に、其の儘肩口に顔を埋め、)

あたッ、

（ 額を小突かれると一瞬表情を歪め 、相手の頭をぽんぽんと撫でると"俺の方が一枚上手で御免なー、？"と冗談っぽく揶揄うようにそう云ッて、）

……へェ、？

( 相手に暫く撫でられるも、“1枚上手”にぴくリと反応して。顔を上げると笑みを浮かべつつ“千鶴にしては…、随分色々言うじャん、？”と明らかに目は笑っておらず、)

うぇ、 …えーッと .. 、

（ 顔を上げた相手を見遣ると、あはと誤魔化すようにぎこちなく笑い乍視線を逸らして、）

誰が、誰に、1枚上手だッて、？──あー、確かさッきはあンなに…、

( 人差し指でくぃ、と顎を持ち上げると笑顔の儘首を傾げて。ふむ、と少し考えると声を大にして先程の“可愛い”相手の様子を倩々と述べ、)

うわぁあッ、…調子乗ッて御免ッて、！

（ 観念した様子で必死に許しを乞いて、）

ッふは、分かりャあ良いの、

( 相手の悲鳴にクツクツと笑うと満足気な表情を浮かべて、)

──

千鶴ー、そろそろ俺寝ないと何だけど、一緒に寝る、？…なァんて、(んへ、)
それと、お前の言う暗転描写ッてあンなんで間違って無かった、？( 頬掻き／首傾げ、)

やッぱ凉サンには敵いませんわ .. 、

（ はァ、と溜息を一つついて、）

____

ン、俺もそろそろ眠いし寝るー、（ うと、）
おー大丈夫ッ、（ にッ 、）

ン、…もッと凉って呼んで、？

(ぎュうと抱き着くと緩く笑み浮かべ、)

──

お、りょーかいッ。認識間違って無くて良かったわ( ふは、)
今日も楽しかったッ、また明日な、？…お休み、( 頬撫、)

…凉 、りょーう 、

（ ぎぅと抱き返し、優しい声で確かめるように数度相手の名前を呼んで、)

____

おはよ 、昨日その儘寝落ちしちまッてたーッ、（ぐぬぬ、）今日も宜しくなー（ にへ、）

…ん、やべ、何か幸せ、

( 自身の名を呼ぶ声に小さく胸を高鳴らせつつ、ふにャと笑うと額に口付けして、)

──

はーよ、俺も直ぐ寝ちゃッたし気にすンな(ふは、)ン、今日も宜しくッ、( にッ、)

ふは、俺もー 、

（ 幸せそうに顔を綻ばせて、）

ン…、何か落ち着いたら眠くなッて来たんだけど。

( くァりと大口を開け時計を見ると時計の針は疾うに頂上を過ぎており。瞼を擦ると眠たそうにうとうととし、)

んー 、寝るかぁ .. 、

（ 軽く伸びをして、"ベッド行こ 、"と眠そうな相手の手を引き、）

ふふ、お泊まり、？

( こくリと頷くと、緩く笑みを浮かべ頷き大人しく手を引かれて、)

ン 、お泊まりー 、

（ ふにャと笑い掛けて、寝室に着くとぽふリとベッドに飛び込んで、）

おー、やッた、

( 此方もベットに寝転がると男二人が寝るには窮屈な状態になり、思わず“せッま、！”と吹き出すように笑って、)

ふは、しょうがねェだろ一人用なンだよ、

（ くすくす笑いを溢して、）

寝てる間に落とされたりして、

( 吊られて笑みを零すと“…来る、？”と手を広げ、)