時代を越えた絆〆

時代を越えた絆〆

毛利元就(無双)  2020-05-17 06:21:23 
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共にゆっくりこの時代を生きていこう

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  • No.163 by 毛利元就(無双)  2020-07-05 11:48:04 

ははは、そんなに若い若いと誉めても何も出ないよ?そうだね、ありがたい事にみんなしっかりと成人になって、それぞれの領土を治めているよ。いやぁ、出来の良い息子達で私も安泰だよ!長男の隆元はこの城に館を構えているから、もしかしたらその内ばったり、という事もあるかも知れないね。他の子達も暇を見ては会いに来てくれるから、その時はよろしく頼むよ(親元を離れそれぞれの道を進んでいる子等を思い浮かべては口元を緩めて語って。次いで、思い人はいないと否定する彼女の言葉に、何気なく問い掛けた言葉で相手を傷付けずに済んだ事を安堵し)おや、それは嬉しい申し出だ。君からの誘いを断るなんて勿体ない。是非ともお願いするよ(彼女からの提案に断る理由などなく大きく頷き返すと立ち上がり縁側としても活用している廊下の縁へと移動すると、そのまま庭へと下りられるよう置かれた沓踏石の上に自身の履き物以外にもう一つ草履がある事に気が付き。見慣れぬ小さめな作りのそれに一瞬不思議そうに首を傾げるも直ぐにおトキが準備してくれた物だと理解し、まるでこうなる事を予想していたかのような時宜の良さに思わず複雑な表情を浮かべ後頭部を掻きながら「彼女には益々頭が上がらなくなってきたよ……」とぼやき、頭を軽く振ると先に庭へと下り室内の彼女へ手を伸ばせば口元を綻ばせ冗談混じりに)おいで、狭い庭だけど案内をしよう!

  • No.164 by 東野 朱莉  2020-07-05 13:17:52 

ありがとうございます、毛利さん。でもまさか毛利さんのご長男が近くに住んでいたとは驚きました。父上の毛利さんに似てきっと切れ者で優秀な武将だと思います。(続いて畳から立ち上がり縁側へ移動、草履が置いてあることに驚くと先を見越した母上が用意してくれたのだろうと内心おトキへ微笑みながら礼をして。伸ばされた手へ優しく重ね合わせて草履を吐くと地に足をつけ、彼の優秀な息子を想像しながら言葉へ現すと優しく微笑み掛けて。このまま手を繋ぎながら庭を歩くと思うと想像だけで何故か恥ずかしくなり。異性と手を繋ぐのは久方振りだからか、それとも慣れていないからか恥ずかしさを悟られまいと笑顔で平静装って)あの、毛利さん。おトキさんとは付き合いが長いのですよね?本人に直接聞くのは少々恥ずかしく。……おトキさんはその、未亡人だったりしますか?旦那様を戦で亡くされたり。全て私の想像にすぎませんが、もしもその辺の詳しいことを知っていましたら訊いてみたいですが、ごめんなさい……やはりこういうのは他の人から訊いてはいけませんよね。

  • No.165 by 毛利元就(無双)  2020-07-05 15:22:02 

隆元は大人しい子でね。本当はきちんと紹介したかったのだけど……全力で逃げられてしまってね。ははは、誰に似たのかなぁ(彼女を背負って城に連れてきた夜、湯浴を待っている間に息子の元を訪ねた際の反応を思い出せば彼女の期待とは少し離れた性格の息子に思わず乾いた笑いを溢してしまい。相手がしっかりと草履を履いたのを確認すれば重ねられた手をやんわりと握り自身の方へ引き寄せ距離を詰めると満足気な笑顔を向け。次いでおトキについて尋ねられると己が答えても良いべきか悩むように視線を迷わせ)うーん、そうだねぇ。私から君に教えられるのは、おトキには家族が居ないという事だけかな。気になるのならば彼女自身に聞いてご覧?大丈夫、それで気を悪くするような器量の狭い人ではないよ。それに、君はもうおトキの家族なんだから遠慮はいらないと思うよ(自身からおトキの事を全て伝えるのは簡単だがやはり彼女自身から相手へ話すべき内容だと結論付ければ敢えてそれ以上は語らず、この答えに彼女は不満を覚えるだろうかと少し不安になり伺う様に視線を向け)

  • No.166 by 東野 朱莉  2020-07-05 16:18:25 

全力で……隆元さんは恥ずかしがり屋で大人しい毛利さんというイメージでしょうか? お話を訊いてお顔は毛利さん似だと感じました。(隠れた母性本能が目覚めてしまったのか、訊いていて大人しい性格で恥ずかしがり屋なのだと感じると胸がきゅんと締め付けられ頬が緩み。いつか偶然でも会えたら良いなという期待を込めながら繋ぐ手に力が強まって。距離が縮まると先程とは違いきゅんというよりドキドキが先行するが安心感や飾らずに素で何でも話せて不思議な感覚に戸惑いもほんのり生まれて。この感情を表すのは難しく言い表すとしたら、と考えていたら頭上より不安そうな視線に気付き優しく微笑み掛けて)……毛利さん、ありがとうございます。そうですよね、お母さんには……おトキさんには頃合いを見て訊いてみます。大切なお母さんに私の白無垢姿を見て欲しいので。何時になるかわかりませんけど!その前に御相手がいなく、そこからなので前途多難ですが。

  • No.167 by 毛利元就(無双)  2020-07-07 21:48:00 

(自然と人を惹き付け和を持てる彼女であれば息子達とも難なく仲良くなってしまうだろうと安心する反面、表情を緩ませながら息子の姿を想像している相手を見れば何処か不安もあり「息子とは張り合いたくはないなぁ……」とつい口から溢してしまい。次いで隣で微笑む彼女の嫁入り姿を思い浮かべると同時に彼女が嫁入りするとなったらおトキはどんな反応をするだろうかと想像してみて)それは、きっとおトキも喜ぶだろうね。ああ、でも太郎丸は泣いてしまうかも知れないね。彼は君に随分と懐いていたようだし(姉のようだ、と彼女を慕っている太郎丸の姿まで想像してしまえば堪えきれずに小さく吹き出し。不意に風に乗って香る甘い芳香に元を探すように視線を巡らせれば庭の一画に植えられた低木に咲く真っ白な花を捉え、彼女へ満開の花を見せられる事に表情を明るくさせると同時に先日とある書物から得た知識を止めどなく紡ぎ)朱莉殿、見てご覧。梔子の花が満開だよ!梔子が口無しとも呼ばれているのは誰もが知る有名な話だ。でもね、そう呼ばれる理由は諸説あって、クチナシの実が裂けないことから口無しと呼ばれる説。蛇を意味するクチナしか食べない実をつけることから「クチナワナシ」が転じている説。他にも色々とあるのだけれど、私はこの2つが有力だと思っているんだ!朱莉殿は梔子の花言葉を知っているかい?

  • No.168 by 東野 朱莉  2020-07-08 09:03:34 

息子さんと張り合うというのは男同士の勝負ですか?確かに太郎丸は泣いて喜んでくれそうですね。太郎丸が結婚の時は今度は私が泣いてしまいそうです。(意味を理解していないのか不思議そうに首傾げつつ張り合うイコール男同士の勝負だと勘違いして。弟のように可愛い彼が結婚は今は想像できないが、泣いてしまうというのは安易に想像ができるようで笑いながら言葉にして。暫し歩くと甘い香りが嗅覚を刺激し、低木に咲き誇る真っ白で美しい梔子の花を見つけてはその美しさに感嘆として。花もそうだが梔子の説明に驚きながら訊いていると花言葉を訊かれ。仕事関連で花言葉を覚えていた時期があり、記憶を頼りに説明し。先程の会話の中に目の前にいる彼の名前が出てこなく結婚を喜んでくれるだろかと不安になったのか、冗談交じりに訊いてみて)わぁ…!とても綺麗で、甘い香り。梔子の花言葉は確か……私は幸せ者、とても幸せです、喜びを運ぶ、胸に秘めた愛、清潔や洗練だった様な気がします。毛利さんは私の白無垢姿を見て泣いて喜んでくれますか?……何て。冗談ですよ!

  • No.169 by 毛利元就(無双)  2020-07-10 17:16:08 

正解だ!花言葉にも詳しいとは思わなかったなぁ。博識なんだね、君は。梔子の花言葉を知っている者は、好いた人に花を贈って気持ちを伝える。もし花に込められた意味を知らなくても、こんな素敵な花を贈られて悪い気はしないだろう?(繋いだ手とは反対の腕を梔子の花へ伸ばせば綺麗に花開いているものを一輪摘み取り、彼女の耳の上へ白い花を飾ってやれば「うん、良く似合ってる。君に幸運が来るよう、贈らせて貰うよ」と笑顔向け。次いで彼女からの問い掛けに対しては此方も冗談めいた口調で返し。しかし冗談めかした言葉の裏、彼女にもし想い合う相手が出来てしまったらそれは喜ぶべき事なのか悲しむべき事なのか複雑な気持ちに僅かに眉根を寄せるが、悟られまいと一際大袈裟な調子で)うーん、そうだねぇ……君がお嫁に行ってしまったら、きっと私も泣いてしまうかも知れないな。おトキと太郎丸と3人で泣いて泣いて、そこに池が出来てしまうかも。名前は涙池と呼ばれて遥か後世まで語り継がれる、なんてね。冗談だよ、君の白無垢姿、とても楽しみにしている。

  • No.170 by 東野 朱莉  2020-07-10 21:47:55 

毛利さんに花を贈られて嬉しいですが残念です……胸に秘めた愛ではなくて。(冗談とも本気とも捉えられる表情にて反応を伺うようにじっと見つめて。彼の傍にいると安心して癒されるのは本当で、もう一度恋をして欲しいと言ってその相手が私なら──いつの間にか心の何処でそんな風には思うようになってしまい。両想いなど夢で、夢でもいいのでと恋だの愛だの考え。髪に飾られた梔子の花に触れつつ女の表情になり)私、毛利さんみたいな男性と夫婦になりたいです。やっぱり一緒にいて安心できる人でないと苦しいから。

  • No.171 by 毛利元就(無双)  2020-07-10 22:32:53 

(紡がれた言葉と表情から彼女の思いを理解すれば己が心に秘めていた気持ちと同じである事に驚きと喜び、不安に瞳を揺らめかせ。直ぐにでも気持ちを伝えたいと思うのに、それとは裏腹に自身は彼女の思いを受け止めるに値する人間なのだろうかと云う不安も片隅にあり繋がれた手へ視線を下ろしながら)私は……私の手は真っ黒に汚れているんだ。随分と悪い事をしてきてしまったからね。真っ白で綺麗な君に、私は相応しくないかも知れない。でもね、困った事にこの気持ちを君に伝えずにはいられないんだ。朱莉殿、ずっと私の隣で笑っていてくれないかい?(梔子の花へ触れる彼女の手へもう片手を重ねながら穏やかな表情と口調で僅かに首を傾けながら相手の答えを伺う様に見やり)私の残り少ない時間を、君と共に生きたい。

  • No.172 by 東野 朱莉  2020-07-10 23:26:47 

この手の何処が汚れているのですか?悪い事をしたのは昔の話ですよね?私は今を生きていますので、昔は関係ありません!それなら私も同じ。真っ白で綺麗ではないですよ、二人もあやめてしまったのですから。隣に毛利さんがいないと困ります。なくてはならない存在になってしまったので!(不安そうな表情よりも彼には笑っていて欲しく、気持ちを包み隠さず吐露して伝えれば両手を包み込む様に優しく握り締め、安心させるように優しく柔らかな笑顔を浮かべ。プロポーズとも捉えられる言葉に内心動揺しては身長差があるため爪先立ちになり、伝えきると優しく軽く触れるだけの口付けで終わらせ直ぐに唇離して)まだまだ若いのですから残り少ない時間ではないです。これから長い長い時間、元就さんと共に歩んで行きたいです。この世界で。

  • No.173 by 毛利元就(無双)  2020-07-12 10:10:57 

(彼女から伝えられる言葉は不思議と心の中で濁っていた不安感を和らげてくれる。彼女とならば何処までも共に手を取り合って生きて行けるだろうと確信めいた思いがあり。次いで、唇に柔らかく触れ直ぐに離れていってしまった熱に名残惜しさを感じれば既に元の位置へ戻っている彼女の額に自らの額をコツリと触れ合わせると繋がれた手を自身の口元まで引き寄せ指先に口付けながら)うん、一緒にこうして何時までも手を繋いで生きていこう。君が元の世界に戻りたいと願っても、きっと私はその願いを聞いてあげられない。月に帰るかぐや姫を見送った帝になるつもりはないからね。例えどんな手を使ってでも君を離さない。だから、覚悟しておいて(そのまま口付けようと僅かに首を傾け距離を縮めようとしたその時、背後から何かが割れる音と盆を廊下に落としたのであろう木と木がぶつかる硬質的な音、続けざまに聞こえた「すすすすみません!」と謝罪する太郎丸の情けない声に思わずガクリと項垂れると行き場を無くしてしまった頭を彼女の肩に乗せ大きな溜め息を吐き)

  • No.174 by 東野 朱莉  2020-07-12 17:35:43 

(自ら口付けしておいて今更距離感にドキドキと緊張してきたらしく、額同士合わさり繋がれた手を掴まれ指先口付けられてしまうとその行動に驚き恥ずかしさから耳迄赤く紅潮しているのがよくわかって。緊張のあまり会話の内容は断片的にしか入ってこなくただひたすら頷き『私はずっと一生元就さんの傍から離れる事はありませんから!』精一杯告げると唇が近付いてきて瞼を閉じ備えていたが何かが落下する大きな音と共に聞き慣れた謝罪する声に気が緩み同様に笑ってしまい。優しく肩に寄り掛かる頭を抱き寄せると耳許で囁き)……この続きはおあずけですね。タイミングが悪かっただけで太郎丸は悪くないので怒らないでください。これは私からのお願いです。

  • No.175 by 毛利元就(無双)  2020-07-14 18:33:02 

君にお願いされてしまったら、太郎丸を怒ることは出来ないなぁ。今日のところは、君の気持ちを聞けただけでも良しとしよう(諌めるような相手の口調と仕草に此処は素直に頷くべきであろうと思えば小さく頷き返し、彼女の肩口から頭を上げると背後を振り返り未だあたふたと慌てた様子で散らばった茶器の間を右往左往している太郎丸の姿に思わず吹き出すと微笑ましさに瞳を細め)ははは、太郎丸を助けに行ってあげよう。あのままだと、いつまでも片付かないどころか、怪我をしてしまいそうだ(からからと笑いながら太郎丸の側へ彼女の手を引きながら戻れば、へにゃりと眉尻を下げ今にも泣き出しそうな表情で「も、申し訳ありません……お茶を差し入れようと思って……」と述べる彼に代わりひっくり返った盆を手に取り破片を集め始め)

  • No.176 by 東野 朱莉  2020-07-15 18:17:55 

太郎丸、怪我はありませんか?私も手伝いますね。(二人で手を繋いで歩み寄ると廊下に割れた湯のみの破片が散らばっており怪我はないか太郎丸へ確認し。直ぐに手伝って無事怪我なく破片全て集め終えては『太郎丸、お気遣いありがとうございます。おトキさんへ新しいお茶を用意してもらうように頼んできてもらえますか?破片は私が処分しますので』笑顔でおトキへおつかいを頼むと破片処分する為に縁側から中へと入り『元就さん、割れた湯呑み処分してきますね。このお部屋にいますか?』片付ける前に彼は何処にいるか訊ねると無意識に名前で呼んでしまった事に対して驚き、直ぐに謝罪して)毛利さんごめんなさい……つい名前で呼んでしまって。

  • No.177 by 毛利元就(無双)  2020-07-15 22:02:54 

(てきぱきと破片を片付ける彼女と主に怒られるのではと心配する太郎丸、怒られる処か優しく笑顔でおトキへ代わりの茶を貰ってくるよう頼まれれば安堵したように表情を明るくさせペコリと頭を下げ「はい!直ぐに持って参りますので、お待ち下さい!」と元気良く返事をすると廊下を足早に駆けていき。2人のやり取りがまるで本当の姉と弟の様で、廊下の縁に腰掛けながら微笑ましく眺めていると名で呼ばれ、次いで謝罪の言葉を述べる彼女に気にしないで欲しいとの意を込めて首を左右に振り)いや、元就で良いよ。この城に毛利は他にも居るからね。それに、私達はもうそんな関係ではないだろう?だったら他人行儀な呼び方ではなく、名で呼んで欲しいかな(駄目かい?と付け足し訊ねながら自らも廊下から屋内へと上がれば集め終えた破片に視線を落とし両手を差し出すと)私が片付けて来よう。君は此処で太郎丸を待っててあげるといい。きっとおトキに怒られて、落ち込んで帰って来るだろから慰めてあげなさい。

  • No.178 by 東野 朱莉  2020-07-15 22:54:14 

(太郎丸を笑顔で見送り処分しようと行こうとしたが代わりに処分くれる彼へ『すみません、ありがとうございます』お礼伝えつつ破片で切らないようにゆっくり手渡すも名前呼びについて言われると恥ずかしそうに顔赤らめ頷き)元就さん……名前で呼べて嬉しいです。おトキさんに、お母さんに報告したくなりました!(縁側の縁へ腰掛けおトキの事を思い浮かべると自分の事のように喜んでくれるだろうと内心考え優しく微笑み『ふふっ、わかりました。太郎丸と元就さんが戻ってくるのをまったりとお待ちしておりますね』見送ると太郎丸や彼が戻ってくるのをこのまままったりしながら待とうと庭を眺め)

  • No.179 by 毛利元就(無双)  2020-07-16 01:02:17 

私も、君に名を呼ばれると嬉しいよ。お、おトキにも言うのかい?……きっと、君の幸せをおトキも喜んでくれるよ(口ではそう言ったものの自分はきっとおトキに小言を言われるんだろうなぁ、と確信めいた思いと難しい顔をしたおトキの顔が頭の片隅を過っていけば思わず頬を引き攣らせ破片を受け取る手先もぎこちなくなるが、ふんわりと楽しそうに微笑みおトキの事を考えているのであろう彼女の姿を見れば自然と肩の力が抜け釣られた様に表情緩ませると「無いとは思うけど、危ない事はしないようにね?」と告げると破片を片付ける為に廊下の奥へと姿を消し。入れ替わりに廊下をそろそろと両手に盆を持って太郎丸が姿を表し、彼女しか居ない事に気が付けば足を止め周りをキョロキョロと見回し「あ、あれ、朱莉殿だけですか?」)

  • No.180 by 東野 朱莉  2020-07-16 03:23:37 

危ない事って何かしら?元就さんが心配する程の事ってことよね。(笑顔で見送るも危ない事の意味が理解できていない、思い当たる節がなくて首傾げて悩み。入れ替わりに太郎丸が再びお茶を持ってくると『太郎丸おかえりなさい、ありがとう。元就さんは私の代わりに湯のみの欠片を処理するために行ってしまって、入れ違いになってしまったみたい』ふと不意に彼の息子の事を思い出すと知っているかどうかわからないが一応訊いてみることにし、問うて)太郎丸は元就さんの息子さん達に会ったことあるかしら?私、元就さんに子どもがいるの知らなくて吃驚してね。それで太郎丸ならもしかしたら会ったことがあるかもしれないと思って。

  • No.181 by 毛利元就(無双)  2020-07-18 09:41:39 

(問い掛けに対し大きく頷き返し今度は溢さぬ様にと慎重な動きで彼女の側に座ると盆から湯呑みを手に取りながら「はい!皆様とてもお優しく、私のような下の者にもよくお声掛けして下さります。隆元様は毛利家の御当主としてこの郡山城におりますが、次男の元春様と三男の隆景様はそれぞれ吉川家と小早川家の御当主として領地におります。隆景様は大殿にお会いに来られる事も多々ありますので、ぜひ姉上もお話ししてみて下さい!」臣下にも分け隔てなく接してくれる主達を思い浮かべれば笑顔で湯呑みを彼女へ差し出し、子がいた事に驚いたと口した相手へ太郎丸自身も困惑した事があり「確かに大殿はお若く見えますね。太郎丸も初めてお会いした時は驚きました。もっと御年を召された、その、ご老人を想像しておりましたので……」と苦い表情浮かべ)

  • No.182 by 東野 朱莉  2020-07-19 10:36:41 

(彼の息子について太郎丸から詳しい説明を聞きつつ湯のみ受け取ると『太郎丸ありがとう』御礼の言葉伝え。元就さんと結婚したら三人の息子の義母になる等色々考えては温かな緑茶を一口飲み、まだ見ぬ彼の息子達の姿を好奇心から笑顔で想像しつつ庭の花を眺めて)元就さんまだ若いのに息子の隆元様に跡を継いでもらった。元就さんの息子だからきっと三人とも魅力溢れる男性に違いないわ!

  • No.183 by 毛利元就(無双)  2020-07-20 17:49:41 

(彼女の言葉に同意する様に大きく首を縦に振り頷きながら「太郎丸は、大殿も隆元様も元春さまも隆景様も大好きにございます!皆様のような立派な武士になるのが私の夢です。まだまだ半人前で、お茶汲みしかしておりませんが……」と未だ戦を体験した事がないのを少し恥ずかしくも思うのか頬を掻きながら俯き加減に言葉にし。暫くした後、薄長い桐の箱と小間物等を納める小さめの篭を両手に持ったおトキを連れだって彼女らの元へ戻れば仲良く歓談している2人の側に腰を下ろし)待たせてしまったかな?おトキに浴衣を用意して貰っていたら、思ったよりも時間が掛かってしまってね。朱莉殿さえ良ければ、此れから蛍狩りに行かないかい?

  • No.184 by 東野 朱莉  2020-07-20 19:44:56 

太郎丸、お茶汲みも立派な仕事なのよ?今は半人前かもしれないけど、私の命を救ってくれた恩人なのだから胸を張って!それに……元就さんが主だったら立派な武士になること間違いないわね。(優しく髪を撫でながら鼓舞する様に励ましの言葉を投げかけると大好きな二人の姿を見つけ、戻ってくると笑顔で彼の名を挙げて。実物の浴衣を見ると蛍狩りが現実になり喜びを表情と言葉に表し)元就さん、おトキさんおかえりなさい!浴衣ありがとうございます!蛍狩りとても楽しみにしていましたので、ぜひ。

  • No.185 by 東野 朱莉  2020-07-20 20:30:50 

ちょっと気になった文章がありまして訂正致しました!


太郎丸、お茶汲みも立派な仕事よ?今は半人前かもしれないけど、私の命を救ってくれた恩人なのだから胸を張って頑張って!それに……元就さんが主だったら太郎丸は立派な武士になるだろうから安心だわ。(優しく髪を撫でながら鼓舞する様に励ましの言葉を投げかけると大好きな二人の姿を見つけ、戻ってくると笑顔で彼の名を挙げて。実物の浴衣を見ると蛍狩りが現実になり喜びを表情と言葉に表し)元就さん、おトキさんおかえりなさい!浴衣ありがとうございます!蛍狩りとても楽しみにしていましたので、ぜひ。

  • No.186 by 毛利元就(無双)  2020-07-20 21:36:07 

(嬉しそうに表情綻ばせた彼女に釣られ皆が一様に笑みを浮かべるが、何時の間にか彼女が主の事を名で呼んでいる事に対し太郎丸とおトキはそれぞれ何か言いたげな視線を送り、背に突き刺さるそれらを感じると居心地悪そうに座り直し左右の袖口に反対の手を差し入れ腕を組ませながら)今日は風も穏やかだし、天気が崩れそうな気配もないから絶好の機会だと思ってね。ほら、善は急げというだろう?私の部屋を使っていいから、着付けて貰っておいで(おトキへ目配せすれば「朱莉殿、此方へ」とおトキは手招きし部屋の中へ誘導すると襖をしっかりと閉じ。部屋に運び入れた桐箱の中には数枚の浴衣が納められており、その中から紺色の生地に大柄の朝顔が織られた浴衣と白地に垂れ藤模様の浴衣を出し彼女へ見せながら「何枚か柄を選んで参りましたよ。朱莉殿のお好みに合う物があれば良いのですけど…」)

  • No.187 by 東野 朱莉  2020-07-20 22:33:09 

浴衣がどれも素敵で迷ってしまい。おトキさん!どの浴衣が私に似合うと思いますか?(こちらも二人の視線を感じ言いたいことを察すると先に彼が口を開いてくれて内心安堵し。そのままおトキと一緒に部屋へ連れて行かれ二人で中に入ると早速浴衣を見せらるもどれも素敵で悩み、おトキへ似合う浴衣を求めてしまい。真っ先に恋仲になった事を伝えようとしたが恥ずかしさもありおずおずと口を開き)あの、おトキさん。私……元就さんと恋仲になりました!真っ先にお母さんに伝えたくて!

  • No.188 by 毛利元就(無双)  2020-07-21 02:12:51 

(悩みに悩んでも答えを出せずに居る彼女から助言を求められれば桐箱から更に数枚の浴衣を手に取り彼女の前に扇子状に広げ。「浴衣には様々な色や柄がございます。朱莉殿は浴衣に絵描かれている花や物にも隠れた意味がある事をご存知ですか?例えば桜の柄は『物事の始まり』と『豊かさ』といった意味を持つ縁起の良い柄になっております。同じように紫陽花は『和気あいあい』や『家族団らん』それと長い雨に堪え忍ぶ姿から『辛抱強い愛情』。朝顔は『固い絆』『愛情』『あなたに結びつく』という意味がそれぞれあるらしいのです。柄に秘められた思いを胸にどうぞもう一度ご覧下さい。先程よりは決めやすいかと……朱莉殿?」おずおずとした態度と口調で伝えられた内容に驚きの余り思わず両の手に持っていた小箱を取り落とせば中の簪等が散らばり、慌てて飛散してしまったそれらをかき集めながら何処か強張る口調で「ま、まあ、そうだったのですか……おめでとうございます朱莉殿。粗相がないように、ね?」)

  • No.189 by 東野 朱莉  2020-07-21 12:03:51 

浴衣の柄についてその様な深い意味があったとは知らなかったです。今の私には朝顔の柄が…──おトキさん大丈夫ですか!?(おトキへ交際を始めた事をカミングアウトし、改めて柄を眺めていると急に大きな音がしたので音の主を探すと小箱から簪や色々な物が飛散しており。おトキを手伝うべく集めると小箱へ拾った物を置いていき、お祝いされると母親に祝われた気持ちになってとても嬉しく花が咲いたような綺麗な笑みを浮かべ)お母さんにお祝いされて嬉しいです。気が早すぎるかもしれませんがその……祝言の日が来ましたら、お母さんに白無垢を着付けて欲しいです。おトキさんも白無垢着ましたか?若かりし日のおトキさんはきっと美しい女性だったと思います!

  • No.190 by 毛利元就(無双)  2020-07-21 18:36:58 

(ふわふわと嬉しそうに笑顔を浮かべる彼女の手へ自身のそれを重ねながら「ええ、朱莉殿が白無垢を着ることになったら、必ずおトキが着付けて差し上げます」そう微笑んで言葉を口にしながら心の奥底には不安や戸惑いが渦巻いており。長らく側で主を世話してきたが故に知る彼のほの暗い側面や時折見せる冷酷さを思い浮かべれば小さく身を震わせ。そんな面を知っても彼女は彼を受け入れてくれるだろうか。更には家督を息子へ譲っているとはいえ実際に政務や戦時に指揮を執り実権を握っているのは未だに元就である。そんな彼と彼女がこの先何事もなく共に居られるのか。それらの感情に思わず彼女を抱き締めると「朱莉殿、おトキは貴女の幸せを願っております……さぁ、浴衣に着替えてしまいましょう」大切な2人がいつまでも幸せである様にと願い身を離し)

  • No.191 by 東野 朱莉  2020-07-22 22:49:58 

(突然抱き締められると僅かだが震えている事に気付いてしまい。直ぐにおトキの身体は離れて何時もの表情だが、何故身体が震えていたのか浴衣を選びながら頭の隅で考えてしまい。説明を訊いてどの浴衣が着たいか決まると『……おトキさん。私、朝顔のこの浴衣が着たいです!』朝顔の柄の美しい浴衣へ触れながらおトキを安心させるようになるべく笑顔を見せようと心に決めて)あの、おトキさん。この世界の、この時代の事はよくわかりません。でも、何があっても元就さんのお傍から私は絶対に離れませんので!

  • No.192 by 毛利元就(無双)  2020-07-24 18:43:41 

(自身の不安に気付き安心させようとしてくれる彼女の言葉と笑顔に自然と表情を崩せば場の雰囲気を変えようと明るい調子で「それでは先ず、白無垢の前に此方を着付けましょう」選ばれた朝顔柄の浴衣を受け取り慣れた手付きで着付け終えれば一纏めに束ねられた髪と添えられた白い花へ順に視線を移しながら先程手から滑り落としてしまった篭から櫛を取り出し僅かに首を傾げながら問い掛け「簪は要らぬようですから、髪はまとめて結い上げるだけに致しましょうか?」)

  • No.193 by 東野 朱莉  2020-07-25 20:40:16 

(着付けの手馴れた手付きに感嘆としながら眺めているとあっという間に着付け終了となり、次に髪へと工程が移ると質問には頷いて答え。髪に映える白い花を見つめると先程の告白を思い出されほんのり頬は桜色に色付き、彼の事を若い頃から知る彼女であれば息子について詳しく知っているだろうと思いさり気なく問うて)あの、おトキさん。元就さんのご子息である次男の元春様と三男の隆景様はどの様なお方でしょうか? 元就さんのご子息でしたら優秀なのは理解できます。太郎丸から名前だけ訊きましたが、どういうお方なのか気になり。おトキさんなら詳しいと思い質問してしまいました。

  • No.194 by 毛利元就(無双)  2020-07-26 11:16:19 

(久方ぶりに女性の身形を整えられるという事が少しばかり楽しくなってきており、了承を得られれば早速とばかりに纏められた髪をほどき櫛を入れながら彼女からの問い掛けに対し彼等をどう伝えたら良いのか僅かに考えた後、懐かしさを含んだ声音と表情で「そうでござまいすね……元春様は武に優れており、隆景様は智に優れております。元春様は鬼吉川の名に恥じぬ勇ましさで戦場を駆けていると。まぁ、私からしますと元春様はやんちゃな悪ガキにございます。隆景様は……見目は亡くなられた大殿の奥方様によく似ていらっしゃいます。ですが、中身は大殿そっくり。お2人が揃うといつも寝食を忘れるほど書について語っておりますわ。隆元様と元春様、隆景様はこの毛利になくてはならない方々。ふふふ、大丈夫です。朱莉殿ならば直ぐに皆様と仲良くなれますわ。……さ、出来ましたよ!娘の浴衣姿、おトキにも良く見せてくださいませ」答えながらも手は止めることなく櫛をいれた後の髪を再び纏めて首よりやや上でくるりと団子を作れば仕上げに緋色の簪で留め)

  • No.195 by 東野 朱莉   2020-07-26 15:28:30 

(ヘアアレンジされながら彼の子息について想像膨らませながら説明を聞くと、実際に全員とお会いしたらそれぞれに特徴があって和やかかつ華やかさもありそうだなと胸に秘め。ヘアアレンジが終了すると全身鏡にて先ずは全身確認すると髪型が変わるだけで大分変わって驚くとつい思わず簡単とした声が零れ、ゆっくりと一周回るように動くとおトキと向き合って)──お母さん凄いです、別人ですよ! 如何でしょうか?

  • No.196 by 毛利元就(無双)  2020-07-26 17:20:42 

(一回りし着付け終えた姿を見せてくれた彼女へ満足げに大きく頷くと脱いだ着物等を片付けながら「ええ、とても良く似合っていますよ。さ、大殿や太郎丸も待ちほうけている頃でしょうから、早く見せて差し上げて下さいませ」と笑顔向ければ片付けの手を止め障子戸を開き促すが、次いで開いた先で目に入ったのは待っている間に何処からか持ち出した竹刀で打ち合いを始めていた主と太郎丸で。大人しくて待っているものだと思っていたのに童のように動き回っている2人に思わず大きな溜め息を付けば彼女へ視線移し呆れた表情を隠すことなく「朱莉殿……あの様な方ですが、後悔致しませぬか?」と述べると同時に此方へ気付いた太郎丸が走り寄ってきて、その後頭部へ容赦なく竹刀を叩き入れた元就が満面の笑顔と調子で)はい、太郎丸の負け。これで私の30勝目だね。油断大敵、だよ!さて……お帰り、朱莉殿(頭を押さえ蹲る太郎丸をしり目に着替え終えた彼女の側へと歩み寄れば顎に手を当て相手の浴衣姿を頭の先から爪先迄ゆっくりと視線を下ろしながらうんうんと頷き)とても良く似合っているよ。それに浴衣だからかな、なんだか涼しげでいいね。おや、柄は朝顔かぁ。自分で選んだのかい?朝顔は私も好きなんだ(柄の意味を聞いて選んだのか否か、言外にそう視線で問い掛けると彼女の反応を伺う様に瞳を細め口角を緩くあげ)

  • No.197 by 東野 朱莉  2020-07-26 18:07:07 

(障子戸を開け視界に映ったのは竹刀で遊ぶ二人の姿で。その光景はまるで親子に見えてしまい、微笑ましさについ優しく笑いが溢れ。ひっそりと告げる彼女の言葉に対し笑顔で『……後悔、ですか? 過去の元就さんについて私は知りませんし、仮に良い事悪い事含め全てを知ってしまったとしても私は気になりません。どんな彼だとしても、全てを受け止める覚悟はできていますので』耳許でこっそり告げた後、おトキへ一礼。草履を履いて近付いてはいつもの笑顔で、やはり想い人から褒められると嬉しいものでついつい表情が嬉しさから緩んでしまい。柄について指摘されては素直に言葉として表し)嬉しい、ありがとう!元就さんの為におトキさんが変身させてくれました。朝顔の柄についてはおトキさんに理由を聞いて最終的に選んだのは私自身です。(聞いてからずっと気になっていたことがあり彼と話すこの機会にと思いさり気なく問うて)先程"危ない事はしないようにね?"と元就さんに言われ考えて見たのですが、思い当たらず。どういう意味で元就さんは私に伝えてくれたのでしょうか?

  • No.198 by 毛利元就(無双)  2020-07-26 19:07:35 

ではその柄は私への想いを込めた言伝、ととってもいいのかな。ありがとう、朱莉殿。本当に、良く似合っている(自分自身の意で柄を選んだと言葉にし返してくれた事に対し此方も嬉しさを隠しきれない様子で声を弾ませると彼女の頬へ腕を伸ばし輪郭を辿るように頬から顎へ手を滑らせ、綺麗だよ、と唇の動きだけで相手へ伝えると、次いでの質問にやや困惑した様に視線巡らせ。どう潜り込んでくるのか時折他国から放たれる間者等を思い浮かべるとそのまま伝える事で余計な不安を彼女に抱かせてしまうのではないかと考え)私はどうやら、他の国から好かれていないようでねぇ。こっそり遊びに来る者が多いんだ。此方から手を出さなければ、彼方も直ぐに帰ってくれるんだけど……朱莉殿、城の中でも外でも怪しい人に近づいてはいけないよ?飛んでいる蜂に此方から手を出さなければ刺してくる事はないだろう?それと同じだよ。さて、君の着替えも終わった事だしそろそろ出掛けようか?

  • No.199 by 東野 朱莉  2020-07-26 20:15:25 

(想いに対し恥ずかしさがつのるが何度も頷いて見せ。頬や顎等肌を触れられると驚いて顔を上げ輪郭なぞる指、唇の動き読むとその内容に対し瞬時に耳迄紅潮が拡がっていき動揺隠せずに。質問の答えに納得すると今は怪しい者を見た事が無いがこれからの為に気を付けようと身を引きしめて。納得はしたが好かれていないという発言に内心疑問抱くと知らない何かがあるのだろうが、等色々憶測で考え。考えるも直ぐに忘れようと隣へ並んで横からこっそり手を伸ばし軽く指に触れたりと遠回しに手を繋ぎたいと表し)蛍狩りとても楽しみです。──おトキさん、太郎丸。行って参りますね!

  • No.200 by 毛利元就(無双)  2020-07-29 19:51:31 

(遠慮がちに伸ばされ触れる指先から意図を察すれば頬を緩ませ手を握り、太郎丸とおトキそれぞれの「行ってらっしゃいませ」との言葉を背に彼女を庭の奥まった先、木々と花々に隠されるように造られた簡素な扉へと誘導し。その先を抜ければ細い小道が馬屋の方へと延びている。空いている方の人差し指を自身の口元に当てれば何処か子どもっぽい笑みを浮かべ)この道はこっそり脱け出したい時に使っているんだ。だから、みんなには内緒だよ?実はこういう隠し道が、この城にはたくさんあるんだよ。暇があったら探して見てごらん(笑み混じりに言葉を紡ぎながらやや傾斜がかった砂利道を彼女の手を引きながら歩みを進め、馬小屋に出れば既に待ち構えていた馬屋番の男から愛馬の手綱を受け取りながら)そうだ、どうせならば君も乗ってみるかい?この前の子なら直ぐに準備出来るよ?

  • No.201 by 東野 朱莉  2020-07-30 16:06:09 

元就さんにも抜け出したい時があったとは驚きました。この隠し道は二人だけの秘密、という事ですね!(二人に見送られながら歩き、手を握られると優しく握り返し。暫く歩くと彼曰く隠し道という場所へと辿り着き、同様に空いてる方の人差し指を唇へあてると笑顔で秘密だと呟いて。隠し道がたくさんあると聞いてから探検も兼ね隠し道を探してみようと秘めており。そのままゆったり道を進んで行くと馬小屋に到着し、折角のお誘いなので笑顔で頷いて)あの子に会えるのですか!? また会ってみたかったのでよろしくお願いします!

  • No.202 by 毛利元就(無双)  2020-08-02 09:14:20 

ははは、そんなに気に入ってくれていたとは知らなかったなぁ。もし良かったらあの子の主にならないかい?まだ若い馬だけれど大人しくて穏やかな気性でね、人の言葉も良く理解している。とてもいい子だと私は思うよ(どうかな?と問い掛けながら己の相棒である白毛の鼻面を手の甲で数度撫で。彼女にも足の代わりとなる騎馬がいても困らないだろう。直ぐに馬屋番に手綱をひかれて穏やかな足取りで蹄の音を響かせながら彼女の側に寄った馬は一度乗せたことを覚えていたのか僅かに首を下げ彼女の胸元を額でぐいぐい押し、その仕草はまるで早く乗って遊びに行こう、と催促するようで)ははは、その子も君が好きなようだ。実はね、まだ名前も決まっていなんだ、その子。

  • No.203 by 東野 朱莉  2020-08-03 17:24:14 

…え!良いのですか!?(予想外な思わぬ発言に驚くと同時に嬉しくなり、口許を思わず両手で隠し。性別が分からないため『元就さん!この子の性別を聞いてから名前は決めようと思うので、性別を教えてください!』優しくカラダの毛並み触りつつ性別訊ねていると元気よく胸元を額で押され、その仕草に思わず嬉笑いが溢れよしよし、と額に触れては頬をひたいへとくっつけ)あなたの毛並みはいつ見ても美しいわね。私もあなたが大好きよ、今日からよろしくね相棒さん!

  • No.204 by 毛利元就(無双)  2020-08-06 18:34:36 

そうだね、性別が丸反対の名前を付けられてしまっては流石に可哀想だ。その子は牝馬で、私の相棒の待望の愛娘だよ。よく見ると目元なんかそっくりだろう?毛並みは母親譲りだけどね(からからと笑いながら双方の目元を指差し、じゃれ合うように触れあっている相手と一頭の相性は悪くなさそうだと安堵の表情浮かべ。その様子を見てなのか甘えた様に手へ鼻先を擦り付けてきた相棒に瞳を細め小さく名を呼び撫でやりながら)産まれたのは昨年だったのだけれど、牝馬だから戦に出す予定もなくて、名は付けていなかったんだ。その子は賢い子だから、君が名を教えれば直ぐに覚えるよ……はいはい、もう少し待ってくれないかな。お前の愛娘に、彼女が名前を付けてくれるそうだよ、望月。

  • No.205 by 東野 朱莉  2020-08-06 22:52:27 

あなたはお母様似の美人さんだね。雪のように真っ白な美しい毛並みで、お母様が望月だから雪と望月の月をとって雪月(せつげつ)はどうかな?考えてみたけど雪月は女の子らしくないから違う名前考えるね。(性別と母親の名前を知ると彼女なりに名前を考え、真っ白な美しい毛並みの彼女へと伝え。命名するも牝馬には不釣り合いな名だと落ち込み、優しく身体を撫でながら新たに名前を考え始め。牝馬だから戦に行けずとも雄に負けずに生きていけると励ますように頭を優しく撫で)女でもね、男性に負けず強く生きていけるよ!私に出会ってくれてありがとう。

  • No.206 by 毛利元就(無双)  2020-08-09 08:16:11 

私は雪月も良い名だと思うけれど……ほら、雪月風花という言葉があるだろう。雪月風花は四季折々の美しい風景を現す言葉なんだ。冬の雪、秋の月、夏の風、春の花という意味合いも持っている。君とその子が四季をずっと共に過ごせるように、という願いを掛けて、私からはぜひ雪月を推したいな。流石に雪月風花というのは長いからねぇ。あぁ、でも決めるのは君だから……うーん、悩んでいるのなら後で決めるというのも一つの手だよ。名は一生のモノだからね。今日共に過ごしてみて、この子の事をよく知ってから付けるというのもありだと思うよ(すっかり悩み始めてしまった彼女の側へ相棒と共に歩み寄れば、最初に紡がれた名も充分に良く考えられた名だと言葉にし、大人しく名付けの時を待つ彼女の相棒の頭へ同じ様に手を置けば)そうだね、歴史においても男性より勇敢な女性はたくさんいるからね。巴御前や静御前なんかが最もたるところかな。

  • No.207 by 東野 朱莉  2020-08-11 23:22:36 

元就さん、ありがとうございます。一日たくさん触れ合って最終的に名前を決めようと思います。(歩み寄る彼を見詰めながら御礼告げ、名前については優しく毛並みを撫でながら今も考え続け。母馬の方を見詰めると彼との深い信頼関係に羨ましさが生まれて交互に見つめて)望月と元就さんはやはり長い付き合いですか?お互いにとても信頼しあっているので羨ましいなと。

  • No.208 by 毛利元就(無双)  2020-08-13 01:02:04 

望月には家臣の隙をみて、こっそり町に出かける時に良く世話になっているんだ。かれこれ5年も私に付き合わせてしまっているね…ふふっ…一度、みんなに黙って一週間程遠出した事があってね。流石にその時は怒られたなぁ。望月と一緒に三日間馬屋で過ごす羽目になったよ。それからかな、何となく望月との距離が近くなったのは(ね?と傍らの相棒に同意を求めるように語りかければその言葉が通じたのか単なる偶然なのか脚を踏み鳴らし一鳴き声をあげると早く乗れとばかりに身を低くし促す視線に頷き返し、隣を見れば彼女の相棒も同じ様に期待感に瞳を輝かせ身を低くしており)おやおや、そちらもやる気満々なようだね。あまり待たせてしまっては可哀想だ。そろそろ出発しようか。

  • No.209 by 東野 朱莉  2020-08-15 10:06:26 

一週間遠出はまた思いきりましたね。さすが元就さんです!(経緯を聞いてまず驚いたのは誰にも言わずに一週間も遠出をした事で。そのおかげもあり望月との仲が深まったと考えてはほっこりとする優しいエピソードに対して笑顔になり。早くと言わんばかりに出発したがる母娘を見て相棒の身体を一撫でしては頷いて)そうですね。この子とのお出掛けとても楽しみです!

  • No.210 by 毛利元就(無双)  2020-08-17 02:57:51 

(表情柔らかに馬に触れながら紡がれる楽しみだという彼女の言葉に同意をするように小さく頷き返しながら、戦や荒事以外で相棒に乗るのは幾日ぶりで、最後に出掛けたのは何時で何処まで駆けたのだったか等とつい思考は脇道にずれていき、思い出す様に顎に手を掛け思考の深みに嵌まりかけるも焦れた相棒に鼻先で肩を突かれると慌てて彼女の方へ視線向け。向けた視線の先、視界に映ったのは綺麗に着飾れた浴衣姿の相手で)あー、もしかしたら今日は跨がらない方が良いかもしれないね……その、多分、あられもない事になりそうだから。急いで袴を取りに行かせようか?それとも技術面での難度がやや高くなって仕舞うけれど横向きに乗って行くかい?その場合は君の名無しちゃんの手綱は私が取ることになるけど…どうしたい?

  • No.211 by 東野 朱莉  2020-08-19 16:49:18 

私の技術では横向きは難しいので、袴をお借りできればと。出発がその分遅くなってしまいますよね……ごめんなさい。(初めてだったこともあり、馬に乗ったあの時技術面に関してまだまだだと痛感し。優しい馬で信頼しているが経験無しの二回目では難易度が高いだけで危ないと感じ、袴を借りる方を迷わず選択して)せっかく綺麗な浴衣を着付けてもらったのですが、この姿では乗れませんからね。仕方ないです。

  • No.212 by 東野 朱莉  2020-08-27 21:45:11 

>1にて三日以上空きそうな時は連絡すると、元就さん自身言っていた。今までこんなに貴方から空白な期間はなかったのでちょっと驚いているわ。
もう続けられないのなら一言でも言って欲しかった。元就さん、"無言打ちきりは苦手なんだ"と言っていたから余計に悲しくて。


何か事情があって投稿できないのか理由はわからないけど、私は一年でも二年でも……ずっと待っているから。

  • No.213 by 東野 朱莉  2020-11-06 02:46:42 






元就さんにはもう会えない……頭ではわかっているのに、思い出の場所へと来てしまう。




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