刀　狩（　戦闘　／　流血　／　登録制　／　少人数　）

＞２８　　丹包　玄光さん

（　黒服の男達を目の端に捉えながらも視線は未だ謎が多い青年へ。彼が口を開く。先ほどの質問に答えたのだろうが、少し的外れ、といっても期待していたのは『　刀狩衆　』か否かということで。自身の言葉足らずな質問がだめだったかと若干反省しするも、その後の黒服に対する一連の動きで答えは明確となる。『　刀狩　』のワードのみならず、彼が使用した刀が『　神刀四振　』が一振りであることが彼を『　刀狩衆　』だということを証明していた。　）　
今時の古美術商はおっかないねえ　（　最早笑い話のように彼の返答に触れながら、蹴り飛ばされ呻く黒服の一人へ憐んだ目を向ける。もう一人の黒服の男は取引を終えた刀を持ち決死の思いで逃走を図ろうとするものの、苦労して見つけた獲物を逃す筈もなく、男の退路に足を出せば焦って頭の回らない男は床に転げる。「　なあ、これ…もらってくぞ　」転げた男に一言添えれば刀に足をかけ、サッカーボールを操るかのように自身の手元へ刀を蹴り上げる。既に戦意喪失している男を横目に問題の青年へ。まるで子どものように笑顔で質問してくる彼を一目見ては手元の刀へ視線を移し「　ああ、これな。集めてるぞー。ただな、これを眺めてどうするよ。…使う？こんなもんをか？____そりゃあ、集めたら壊すんだよ。　」刀を眺めたり、見上げたあと、最後にはまるで憎しみを込めたように刀を握りしめ　）
なあ、お前はなんで『　これ　』を集めるんだ？


＞３２　高崎　絋さん

（　尾行していた黒服の男たちが姿を消すように建物へと入っていく。自身が刀を持ったいたとしても油断は禁物。というのも、防具もつけずサンダルで片手は刀を持っていて塞がっている。そんな状況で２人以上を相手にしたくはない。扉の近くまで息を潜めて近づいていけば取引相手であろう、先程の２人組とは違う中性的な声が聞こえ一層身を潜めれば、心臓が一瞬締め付けられるように緊張が走る。『　気付かれている　』相手の言葉の中身だけではない、自身を察知しているかのような感覚に息をのむ。気づかれているのならば隠れていても意味がない。一度大きく息を吐けばサンダルと床の擦れる不快音を鳴らしながら彼等の前に姿を現し　）
お前さんらが持ってる『　それ　』。俺にくれませんかね？


（　／　こちらこそ宜しくお願いします！　／　蹴推薦　）