学園長 2020-05-07 23:47:03 |
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>>流衣
嗚呼……ちょと昨日の夜悪い子猫さんを捕まえに行ってたのヨ。おかげで不思議の国の眠りネズミみたいに欠伸が止まらないのヨ。
(自身にかけられた声にそちらへ目線を向ければ芝生の上に胡座をかいてこちらへアメジストの瞳を向ける男子生徒へと変わらず欠伸を噛み殺しながら言葉を返して。極道?───所謂ジャパニーズヤクザである彼とは家柄が近しいこともありこういった話を遠慮する必要がなく紅猫としてはとても気が楽だった。俺の分も、と声が掛かればひらりと手のみで護衛たちへともう一杯珈琲を強請り、護衛たちもおそらく慣れているのであろうか゛?解゛と一声返事をして。「…ところデ、流衣も随分と眠そうネ?」くすり、と口元のみで笑顔を浮かべれば彼の方へと体を向けてそのままするりと足を組み。彼のことだ、自分と同じく何かしらの仕事があったかそれともただ夜遊びか。紅猫のルビーのような瞳が開かれれば楽しげに赤く色づいた唇を三日月形に歪めればさらりと三つ編みを揺らしながら首を傾げて。)
(/こちらこそ、様々な提案をして頂きありがとうございます…!!
私も素敵な息子様と絡むことができてとても嬉しいです、裏稼業同士ですのでどうぞ仲良くしてあげてください!)
>>ハニーファ
ん、涼し……謝謝、ハニーファは今日もいい匂いするネ。落ち着くヨ。
(うとうとと今にも船を漕ぎ始めそうだった間際、ふわりと自身の頬を撫でた心地よい柔らかな風ににこりと満足気に微笑めばまるで映画の中からそのまま飛び出てきたかのようなスター顔負けの美貌を持つハニーファへお礼を述べて。その美しさもさることながら、周りの人間への心配りや料理の腕……は自分と同じくらいか、とぽやぽやと蜃気楼のように曖昧な頭の中で紅猫は見当違いなことを考えながらぐぐ、とその場で体を伸ばして。と、如何にもチャイニーズといった風貌の護衛はかけられた声にピタリと足を止めれば彼女の細指で置かれた小瓶をまるで何かの壊れ物を扱うかのように慎重にそうっと受け取れば「……?大的感?(本当にありがとうございます)」とお礼を述べて踵を返して。)
(/素敵なお褒めの言葉ありがとうございます…!!
当方もお話の中から飛び出してきたような素敵なエキゾチックなお嬢様とお話することが出来て本当に嬉しいです……!)
>>ゼノス
……朝からそんな元気なのはゼノスだけヨ。紅猫運動嫌い。
(ダンベルを軽々持ち上げながらさながらヘラクレスのように美しい筋肉を惜しげも無く晒す彼の方へちらりと目線を向けたものの紅猫は肩を竦めながらふるふると首を振り。最も、朝でなくても運動なんてするのはまっぴらごめんだ。銃より重いものは極力持ちたくない紅猫にとって、体を動かしながら宝石のようなアイスブルーの瞳を輝かせ、更には爽やかな挨拶をこちらに渡してくる彼はもはや自分と違う世界の人間のようだとぼんやり考えて。運ばれてきた珈琲に謝謝、と護衛たちへ声をかければ左手を上げて彼らを下がらせて。かちゃり、と小さな音を立ててカップを持てば香ってくるのは味会わなくてもわかる苦味。一口飲んでもやはりその印象は変わらず紅猫は少しだけ眉を潜め。)
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