ご子息ご令嬢の学園生活《NL/多国籍/一部人数制限》

>ルイ殿

それは妾への優越感故の発言かえ？…などと申したが今のは冗談じゃ。一度妾に敗北を喫してみたくば障害物競走にでも誘ってくれて構わぬぞ
(しんねりと目ばかり細めてチクリと言葉の刺をさしてみたのは台詞通りのジョークなだけで優れた運動神経に一目置いているのは確か。孔雀の羽根を飾り立てた巨大な扇をひらり翻えせば悪戯に微笑み。アメリカンマッスルボーイとジャパニーズマフィアボーイの戯れ合いを愉快そうに見物、なんといっても体力お化け同士の男臭がぷんぷん漂う肉体ショーなのだから、たとえ一方の上半身が裸だろうが面白いことには変わりないもので。「仲良きことは美しきかな、ほっほっほ」わざと第三者を気取り二人の友情を穏やかに讃え。気持ちの良い食べっぷりを見せてくれる少年には同じ色の瞳を持つ妹がいたはず、同居しておきながら朝食抜きとはどういった理由があるのかが多少気にかかり「妹君と朝食を共にしないのかえ、まさか夕餉の席でさえ別々ではあるまいな」怪訝な顔で尋ねる裏では、六皇メンバー全員の妹と呼んで差し支えない少女と久々に会って遊びたい気持ちがオーブンで焼かれるケーキよろしく膨らみ、兄である彼がここへ連れて来てくれるだろうという勝手な期待も込められており)

>ゼノス殿

残念ながらそれが真実であったようじゃの。いやはやそれにしても汝のこのふさふさと大きい犬を思わせる全てが堪らぬわ。ふうむ、ワンちゃんに人間の試験問題は相応しくなかろう
(スッと顔を横に向け不貞腐れた真似をしてみたが、そんなおふざけはさておき大型の肉食獣、ことに本質が凶暴である動物をこよなく愛していっそ食べるか食べられたいくらいには溺愛する身からしてみると相手の外見はまさに犬の中の犬で。学生として致命的な発言を爽やかに放ってしまうのを案じるよりも先に納得できてしまったのは数年の友情故か、もしかするとちょっと抜けた子が可愛いのと同じ心理が働いているのかは神のみぞ知るところ。「そのお猿を離したらパンをやろう。食べる時は行儀良くが基本ぞ」腕にしがみ付き続ける根性を笑わずにはいられず口元を扇で隠してひっそりにやけ)

>フォンマオ殿

ほほほ、?早じゃクティータ。朝から眠いとははてどうした事かの。欠伸は酸素を充分に取り込む為に必要であるからな、どうか咎めてはやらんでおくれ
(忍び込んだ野良猫のようにいつの間にやら現れた黒髪の美少女、睡眠不足か起きるタイミングが悪かったのかうつらうつらとしている様子に柔く挨拶を返し。名前も見る者を惹きつけるオリエンタルな瞳も猫を連想させることから、彼女には愛情を込めて『子猫』を意味するあだ名を付けているようで。眠りには落ちまいと踏ん張る側へ歩み寄り扇で涼しい風を送ってやりつつ護衛達に一言。「気分を明るくする香りに頼ってみるのも悪くはない。こういう場合は柑橘類かミントの香りを勧めたいものじゃが…妾が調合したアロマで良ければ持っておいき」慎重に抽出して小瓶に密封させたそれをコトリと小さな音立ててテーブルの上に乗せ)

(／可愛いが爆破して宇宙が出来そうなチャイナっ娘様…！眼福ですありがとうございます。六皇メンバーの皆様が眩し過ぎて目が潰れそうになりながらお話させていただいています、料理バカの中東人がなんでも食べさせようと強要してくるかと思われますので覚悟していてくださいませ(？)ではどうぞ宜しくお願いします！)