晩春の催花雨/NL

晩春の催花雨/NL

匿名さん  2020-02-13 00:36:20 
通報

別れは一刻。絆は永遠…。夢の向こうでまた会いましょう。時が来たれば睦み合い、愛を囁き一生共に過ごしましょう。それではまた…「10年」後…。

※しばらくお待ちください…


コメントを投稿する

  • No.21 by 神谷龍吾  2020-03-21 23:47:02 


(/素敵なpfありがとうございます!容姿、性格ともに非の付け所はございませんので、どうかそのままでよろしくお願いします!

そうですね、妖狐故にこんなのがあったらおもしろそうだというのは、桜葉様の機嫌によって天気が変わったり、もしくは天候を操るなどできれば面白そうだと思いました。

それでは早速始めたいと思いますのでロルを載せておきます。あちらの募集板の投稿してくださったロルの続きとして書かせていただきました。ロルの長さは基本的にこんな感じでここから減ったり増えたりすると思います。)

(目の前の和服美人は初対面のはず。こんな美人なら一目見れば覚えているだが、自分の記憶の中をいくら辿っても思い出せない。だというのに目の前の相手はさもこちらのことを知っている。ましてや親しい間柄であるかのように話を進めている。恋人の浮気を疑うような視線でこちらをジロジロ眺めてくると「多分、人違いですよ。」と、正直こんな美人が本当に親しい間柄であったなら。恋人であったならと淡い期待、そしてほんの少しの欲を抱くが、もし相手の想い人であると騙ればそれでは相手の恋心を弄ぶことになる。そんな下衆なことはできないと、流行りのナンバーが流れるイヤフォンを耳から外して苦笑しながらそう言って。そしてイヤフォンを戻そうとすると、「人間」、「妖」、となにやら不穏な呟きが聞こえ、「あれ、もしかして危ない人かな。」と思えば気持ち速足で自宅への帰路を辿り。)

  • No.22 by 桜葉  2020-03-22 01:22:51 



(/素敵と仰って頂けて光栄です。妖狐の力で天気を変えられるの良いですね!強い悲しみや怒りを感じた際に無意識ながら妖力と引き換えに雨や雷を呼んでしまうという能力を追加させて頂ければと思います。

ロルは私も場面によって長くなったり短くなるのはご了承下さい。あと、物語を展開しながらで構いませんので幾つか確認させて下さい。
・桜葉は龍ノ進様と子を成して眠りについたとお聞きしておりますが、つまり龍吾様の祖父様か祖母様が人間と妖狐のハーフという認識でいいのでしょうか?
・桜葉は何かの異常があって百数十年眠り続けていたということですが、その理由も物語の流れを左右してしまうでしょうか?)


ちょっ……ちょっと待て!お前様よ、妾を置いて何処へ行こうと言うのじゃ!(今度こそ、しかと自分の姿をその瞳に映してくれた筈━━さぁ、懐かしい匂いと共に再会の喜びを分かち合おう。会いたかったと、待っていたと自分を求める言葉が欲しくてその口が開くのを待ち。耳に届いたのは「人違いです」という戸惑いの言葉とこちらを不審そうに見やる視線。声色から自身を謀ろうといつもりや嘘を言ってるようには聞こえず)
本当に、妾の事を忘れてしまったのか?そ、そうじゃ!妾が共に過ごした日々を話してやる!お前様が昔のことを思い出すまでな、おい!聞こえておらぬのか!(相手の素っ気ない態度が寂しくて眉を下げるも、自分と話をすれば愛しい思い出が甦るのではないかとすぐに思考を切り替え。相手に向かって声に力を込めるも、既に相手は脇を通り抜けスタスタと歩み始めており、耳栓でもしているのか自分の声が聞こえていない様子。さっさと行ってしまう相手の後ろ姿を、見失ってなるものかとカラカラと下駄の音を響かせながら必死と付いて行き)


  • No.23 by 神谷龍吾  2020-03-22 02:35:59 


(/こちらの提案を飲んでいただきありがとうございます。雨や雷を落とさせないように頑張ります笑

・すっかり失念しておりました。自分の中では「子を成す準備」のために妖狐様が眠りにつく設定を漠然と考えておりましたが、先に妖狐様が眠ってしまうとそれでは龍ノ進に愛人でもいない限り子孫が残せませんね…。そんな昼ドラじみた設定はまずいとも思われますが、もし桜葉様の子供(龍吾の祖父or祖母)がいた場合、桜葉様が「子供はどうした?」といった話題も避けられないと思います。どうしましょうか?愛人も一つの手、穏便にやるのであれば龍吾は龍ノ進の兄弟の子孫という手もあるかな、と思います。もしくは、龍ノ進が徴兵される前に、神谷家を存続させるために望まぬ結婚をさせられた。という設定はいかがでしょうか?

・桜葉様が抱える異常は自分の中で二つほど考えていて、一つは桜葉様は妖狐の中でも重度の虚弱体質で準備に時間がかかった。もう一つは妖ということで、龍ノ進と出会う前に町や村で悪事を働いており、人々の恨みを買ったことで呪いをかけられたのふたつを考えております。桜葉様にはなにかアイデアなどはございますか?)

(私を置いてどこへ行くのか。イヤフォンの向こうからそのような言葉がうっすらと聞こえてくる。そのあとも共に過ごした日々の昔話をしてやるなどと聞こえてくるが、人違いだ、触らぬ神に祟りなしだと自分に言い聞かせて家への足を速めて。無視を決め込んでもなお、下駄の音を響かせながらついてくる相手はとうとう自宅にまでついてきてしまった。相手の何がここまでさせるのか。いくらなんでもしつこすぎると、ここらで気持ち強めに注意するために自宅のアパートのドアの前で振り返った瞬間、相手の腹の虫が盛大に鳴り響き。真面目に取り繕うとした瞬間になんとも間抜けな音が鳴り響けば「ふっ…」と小さく噴き出してしまい。相手の腹の虫に毒気を抜かれてしまえば「飯、食べる?」と、ご飯を食べながら話だけでも聞いてやるかと幾分か柔らかくなった表情でそう問いかけて。)

(/半ば無理やり話を進めて申し訳ございません。この後の話の展開はいかがしましょうか?)

  • No.24 by 桜葉  2020-03-22 08:36:36 



(/・成る程、出産の為の準備期間でしたか。確かにそれですと次の世代に継いでもらうことが出来ませんね…。龍ノ進様の人物像から他に愛人を作るような方とも思えず、望まぬ結婚設にも揺れ動かされましたがここは龍ノ進様のご兄弟の子孫とした方が自然ではないかと思いました。

・既に原因を考えていて下さって、ありがとうございます。物語の中で少しずつ明るみにしていこうという趣旨をお考えでしたのなら、先走ってしまい申し訳ありません。個人的には後者の悪事を働いて━という説がしっくりきました。というのも私がふわふわと考えていた入眠の原因というのが、妖孤は大勢の人間からちょっとずつ生気をもらって妖力の補填に当てているという説で(初耳設定で恐縮ですが…)桜葉は龍ノ進様と出逢う前に少々イタズラが過ぎ、町の人々から生気を必要以上に摂ってしまったことに罰があたるという内容だった為。)



(こちらを振り向いた相手のその顔は怒りの色が浮かぶ険しい表情であったが、やはり自身が焦がれて止まなかった彼の人であると確信を深め、息を呑む。何か言おうと口を開き掛けた瞬間、今この場には似つかわしくない何とも気の抜けた音が響き、状況がすぐには理解出来ず目を丸くして瞬きを繰り返し。それが自分の腹の虫による鳴き声だと分かった瞬間、「こんな時に…!」と居たたまれなくなり、バッと両の手で腹を覆う。途端熱くなる顔を伏せ気味にしていると不意に相手の纏う空気が変わった。「あ…笑ってる…」と細やかな表情の変化に嬉しさが滲み、見惚れていると向こうから食事の提案を受け。断る理由など微塵も見当たらず)
……吝かではない。
(不躾な自身の腹の虫が恥ずかしく、小さく呟くように告げると目の前の人は納得したように頷いてガチャリと錠前を外し、部屋の扉を開け。先に暗闇の中に入って行った為、自分はその後から続くもその暗さから洋燈でもあればと辺りを手探りしているとパチッという音と共に一瞬で周囲が真昼の太陽の下のように明るくなった。そのあまりの光に驚いて、後ずさった拍子に今しがた閉めたばかりの重い扉に強かに後頭部をぶつけ涙目になり)



(/こちらも勝手にお部屋に上がり込んでしまってすみません。取り敢えず龍吾様に事情を説明して一文なしで帰る場所の当てもない桜葉をしばらく家に置いて頂くという展開に持っていきたいと思っていますが、ダレるようでしたら事情説明のシーンはスキップして頂いても構いません。その後の事は少し考えましょう。今は早くお名前を呼びたくて呼ばれたくてソワソワとしている次第です)

  • No.25 by 桜葉  2020-03-22 12:49:22 



(/背後からの発言多くて煩わしいかと思いますが、どうかご容赦を!今後の展開について少し考えを述べさせて下さい。


龍吾様には桜葉が妖孤であることを、桜葉には龍吾様が龍ノ進様でなくその曾孫だということを信じてもらわなくては次に進めないと思っております。『おそらく龍吾様は狐の耳や尻尾を見せるとか、天候の変化を見せれば信じて頂けるかと』

桜葉には言葉だけでは信じきれないと思ったので神谷家のお墓に連れて行って頂けないでしょうか?
(おそらく桜葉も私も泣きます!)

お墓のことや龍吾様の話を聞き、龍ノ進様の生涯を受け入れ、きちんと龍吾様を龍吾様として見るようになります

すぐにはショックから立ち直れず傷心した日々を過ごすも龍吾様のお側で過ごすうち徐々にお人柄に惹かれ、気力を取り戻していく…


かなりザックリとした案で矢印の期間もどのくらいの時間経過があるのか決まってはいませんが、あくまで一つの案として見て頂けたら幸いです。全て蹴って頂くことは勿論、この通りじゃなくても全然構いませんし、所々掻い摘まんででも良いと思っています。細かい設定なども自由にどんどん挙げていって下さい!ついて行けるよう頑張ります!桜葉のことも了解得ずに触ったり撫でたり引っ張ったりして頂いて構いません。龍吾様なら安心してお任せ出来ると思っていますので!長々と失礼しました。)

  • No.26 by 神谷龍吾  2020-03-22 21:47:20 


(/・了解しました。それでは龍吾は龍ノ進の兄弟のひ孫ということで進めますね。

・それでは桜葉様が異常な睡眠をとった原因は悪事を働いたという設定で進めますね。人々から生気を吸い取っていたというアイデアもとても面白いと思います。)

どうぞ。
(こちらの食事の誘いを恥ずかしそうに乗ってくると目の前の相手が誰であろうがお腹が減っていることはいけないことだ。空腹だと力が出ないし、無意識にいらいらしてしまう。食事に対して人一倍造詣が深い自分は善は急げだと、アパートの鍵を開け玄関を開ければ自分が先に入って。部屋に入れば幾分か寒さは和らぐがそれでも耐え難い寒さだ。自宅ということで手慣れた足取りで電気をつけ、暖房とこたつに電源を入れていると玄関のほうからゴチンと鈍い音が聞こえてくるとそこには涙目の相手がおり、なぜ涙目になっているのかわからないが先ほど聞こえた音から察するにどこかをぶつけたのだろう。「案外ドジなんだな。」と、涙目を浮かべる相手を小ばかにするような、しかし誰かの影が重なった表情でそう言って。「すぐ作るから、そこに座って少し待ってて。話はそれから。」と、こたつを指さしながら自分は調理に入り。)

(/ひとまずご飯を食べた後に、いろいろと事情説明を受けようと思います。焦らしてしまう様で申し訳ありません!

流れまで考えてくださってありがとうございます!

とてもありがたいのですが、少しばかり希望がありまして、

最初はこちらが桜葉様が妖狐であることを知りますが、桜葉様はこちらが龍ノ進の義曾孫であることは知すのは少しだけ引き延ばすことはできないでしょうか?そのあとは大体桜葉様のおっしゃる流れで大丈夫で、傷心中に癇癪を起して龍吾の首を…といったようなちょっとしたシリアスシーンも織り交ぜることができたらな、と思っております。)

  • No.27 by 桜葉  2020-03-23 01:21:12 



(/こんなとんでも設定にも柔軟に対応して頂き、ありがとうございます!その内容でお願いします)


(目から火が出るとはこのことか!何やら目の前の相手は呆れて笑っているようで、「平常の妾であればこのような失態など犯さぬわ!」と一言でも反論してやりたかったのだが、正直痛みでそれどころではなく。ジンジンと熱を発するように痛む頭を擦りながら、大人しく招かれるままに部屋の奥へと上がり込み)
ほう!炬燵か……久しいのう
(「そこに座って━」と勧められ、指を差された方を見やれば、日本の冬の強い味方である炬燵が目に入る。「良いのか!」と嬉々として声を掛けようとするも相手は食事の準備の為か忙しそうに側を離れてしまい。いそいそと炬燵に近づいて、着物の裾が出来るだけ皺にならないように片手で膝下を抑えながらゆっくりと膝を折る。「さて、炭は……」と布団の部分を捲るも中には火鉢の類いが見当たらず。なのに中は火を灯したかのようにほんのりと明るく、練炭でも仕込まれているかのようにじんわり暖かい。「?……??」中は空洞、なのに暖かいという仕組みが分からず、どうなっているのか頭を突っ込んでモソモソと探索し)


(/いえいえ、ゆっくり進めていけた方がこちらとしても楽しいです。

龍吾様と龍ノ進様が同一人物でないことを知るのも、もちろん先延ばしにして頂いて全然大丈夫です!じっくり織り成して行きましょう。良き頃合いがあれば教えて頂けたらと思います。ただ、それまでの間、桜葉は龍吾様のことを「龍の字」としか呼べないと思うのですがそれは大丈夫ですか?

シリアス展開も期待してます!色んな感情をぶつけて二人の仲が深められたら良いと思ってます)


  • No.28 by 神谷龍吾  2020-03-24 01:03:46 


(調理台に用意したのは今朝、家を出る前に用意しておいた甘辛く炊いた油揚げ。そして今、現在進行形で用意しているのは酢飯。そう、今晩の献立はなんの因果かいなり寿司。こたつに入っている和服美人と因縁があるとは知らずに本当に偶然で、今回は酢飯にも梅風味、柚子風味、葉わさび風味と用意してこだわった本格派。手慣れた手つきで次々に油揚げに酢飯を詰めて、やがて詰め終われば大皿に少し作りすぎたか、と思うくらいの量のいなり寿司を載せ、二人分のお茶と大皿をお盆にのせてこたつに持っていき。「できたよ…って、なにしてるの?」と、そこにはなにやらこたつに潜り、もぞもぞと探っている相手がおり、頭かくしてなんとやら、こたつに頭から突っ込んでいる相手の尻をみて半ば呆れたように問いかけて。卓にお盆を置き、こんこんと卓をノックして「できたよ」の合図を送って。)

(/そうですね、そう呼んでもらうことで二人の「龍」の字が被っているので相手が勘違いしていることに気づかず、ラグができますので好都合です。

)

  • No.29 by 桜葉  2020-03-24 02:50:51 



…!お前様よ、この炬燵は火鉢もないのにどうやって………お稲荷さんじゃ!
(頭上から聞こえたコンコンという音に驚き、一瞬身体をビクリと強ばらせるも、すぐに呼ばれていることに気づき。「今度は頭をぶつけてなるものか」と頭上の卓に注意を払いながらゆっくりと身体を後退させる。こたつから顔を上げながら熱源の定かではない珍しい型のこたつのことを聞いてみようと口を開きかけるも、卓上の大皿に盛られた形の良い稲荷寿司が目に入り、途端に目を輝かせ。「食べてもいいのか!」と興奮気味に問えば、若干呆れ笑いの無言の促しを受け「では、いただきます」と両手を合わせてから先ずは一口。はくっと頬張れば、甘いお揚げに梅の酸味が広がり、あまりの美味しさに満足気な顔を浮かべ、1つめを一気に食べてしまう。2つめ、3つめも柚子の風味や葉わさびの辛味が楽しめたりと夢中になって食べてしまい )
す、すまん。妾ばかり食べてしまってはお前様の分がなくってしまう。それにしてもお前様よ、いつの間に妾の好物を斯様に巧みに作れるようになったのじゃ?……いや、十年経てば変わるのも当然か…


(/わかりました。それではそのように呼ばせて頂きます。今は勘違いしている関係を堪能しますね。今後、龍ノ進様の話題が出ると思うのですが、人物像として外見・性格共に龍吾様とよく似ていると思って良いのでしょうか?出来ること、出来ないことは違いが出て差し支えないかと思っているのですが、何かここだけは外せないというのをお考えでしたらお聞かせ下さい)


  • No.30 by 神谷龍吾  2020-03-25 22:59:04 


(こちらのノックに反応するように、こたつの中からもそもそと顔を出してくる相手が得体のしれないものを見たように、興味津々な眼差しを向けてくるがそれがすぐにいなり寿司へと視線が向けば目が先ほどより心なしか輝いているように見えて。どうやら好物だったようで興奮気味に問いかけられると、そんなに待ちきれないのかと半ば呆れながら、「どうぞ」と手でサインを送りながら自分もこたつに入って。うまくできたかどうか心配だったが杞憂だったようだ。一つのいなり寿司をほおばる相手の表情に笑顔が咲けば、それは表ではなんとでも取り繕える言葉よりも確かな感想で。それから一つ、また一つといなり寿司を食べ進める手が止まらない相手を眺めているとだんだんと心がぽかぽかとしてきた。誰かとご飯を食べることがこれほどまでに心が満たされることだっただろうか。男友達とご飯を食べることはたまにあれど、自分の手料理をこんなにも美味しそうに食べてくれるのは初めてかもしれない。どうしてこんなに上手く作れるのかと問いかけられれば、合間合間に「?」と引っかかる言葉が聞こえたが、自分の手料理を褒められることが嬉しかったのか頬を赤らめながらそこには触れず「食べてくれる人のことを考えたら、自然と出来るよ。これだって、お姉さんの――」のことを考えて作った、と続けようとしたが、そういえば名前を聞いていなかった。「お姉さんの名前は?」と問いかけて。)

(/ありがとうございます。よろしくお願いします。
そうですね、そのような感じでお願いします。いまのところはございません。)

  • No.31 by 桜葉  2020-03-26 01:58:25 



……お前様よ。先ほども聞いておったことじゃが、本当に妾のことを覚えておらぬのか…?
( 美味しい稲荷寿司に舌鼓を打ち、少々無遠慮に食べ過ぎたかと心配になったが、ついつい顔に出てしまったであろう満ち足りた食べっぷりが思いのほか相手の表情を柔らかくしたようで安堵する。どのような経緯で料理の腕を上げたのか問うたつもりだったが、暗に伝わってしまった料理上手という事実の方に相手は照れたように頬を染め。その顔を視界に入れてしまえば自分の疑問などどうでも良くなってしまう。今、待ち焦がれていた人が目の前にいる、それだけで十分に思え、久しく聞く彼の人の愛しい声に耳を傾けていると不意に自分の名前を聞かれ、はたと夜道でのやり取りを思い出し )
桜葉じゃ。お前様はその昔に妾と契りを交わしてくれた「龍の字」であろう?お前様のことは匂いですぐ分かったぞ、間違おうはずがない!
(恋し恋しと思うていたのは自分だけ……相手が自分のことをどうもよく覚えていないことが歯痒く、寂しく、心細く…腹立たしい。不満と悲しさが入り交じったような表情で、それでいて「間違いない」という強い意志を見せつけるように食事の為にきちんと正していた正座を崩し、ズイと相手の方に身を乗り出し、必死と訴えかけ )


(/ 了解です!もし後々でも何か思う所が出てきた際は仰って下さいね。)

  • No.32 by 神谷龍吾  2020-03-27 01:38:05 


(さて、じぶんもいなり寿司を一つ。一度噛むたびにお揚げから甘辛い油が滲みだし、それを梅の風味がしつこくない程度にさっぱりとさせてくれる。うん、よくできてる。と、自分なりに納得したように頷いては食べ進め。一度お茶を流し込んで一服。口の中に流れるほのかな苦みがいなり寿司の油を洗い流し、リセットしれくれる。すると、その途中に「臭いで分かった。」「間違うはずがない。」と、必死に訴える相手から自分の名前が飛び出して目を見開いて。「龍の字」、確か江戸時代に流行った呼び方だ。目の前の相手は本当に知り合いだったのだろうか。何かを約束していたのだろうか。何れにせよ、自分の名前を言い当てたというのは見過ごせない事実であり、先ほどとは打って変わって真剣な表情になり、自分の記憶の中を辿って相手のことを思い出そうとして。しかし、いくら記憶をたどっても相手のことが出てこない。申し訳なさそうにしながら「桜葉…さん?俺、頭を打って少し記憶が無くなってるから…もしかしたら桜葉さんのことを…。」と、みなまで言ってしまうと相手のことを傷つけてしまうかもしれないと心配し、後のほうはバツが悪そうに言葉を濁して。)

(/ありがとうございます。早速ですが、息子にそれっぽい設定を追加して、こちらは桜葉様を忘れているかもしれないというていにさせていただきました。そこで次なのですが、桜葉様は本当の姿を見せたら思い出すかもしれないと、本来の姿を見せ、こちらは桜葉様が妖狐という真実を知る幹事にしてもらってもいいでしょうか?)

  • No.33 by 桜葉  2020-03-27 17:30:10 



なんじゃと!?……お前様、そうならそうと何故最初から言うてくれなんだ?
( 記憶をなくしているかもしれないというのに最初からも何もないだろうとは薄々感じていながら、それでも言わずにはおれなかった。頭を打って━━それならこれまで自分のことを知らぬ存ぜぬ言動も頷ける。そう理解すると相手は「自分を忘れてしまった薄情者」から「不憫な我が伴侶」へと一変し。少し頭が冷静になったところで、前にのり出していた姿勢を元に戻し、今度は炬燵から出て相手のすぐ横で再び居住まいを正して)

こほん……龍の字よ。お前様は覚えておらぬかもしれんが、妾の本当の姿は数百年生きる妖狐である。お前様はそんな妾とも一生添い遂げると約束してくれた、故にこうして妾はお前様を探しに来たのじゃ。記憶のないお前様はこのような話……与太話と思い、笑うかえ?
(何もかも、自分に関すること全てを忘れてしまっていることが純粋にショックではあった。しかし「忘れてしまっても龍の字が龍の字であることに変わりはない。いずれ思い出す時はくる…」と前向きにも考えており、妖孤である自身の身の内を明かし。またゆっくり関係を築いていけば良いだけと考えるも今はただ、詐欺や何だと嘲笑われ拒絶されることが恐ろしく、その感情を抑え込み、相手をしっかり見据えて不安と寂しさの混ざる微笑みで問い掛け)


(/了解です!了解ですと言っておきながら狐姿を見せていなくてすみません!短くても結構なので、一旦桜葉の話を疑う反応をして頂ければ次で本来の姿を見せますので、少しお付き合い下さいませ!)

  • No.34 by 神谷龍吾  2020-03-27 18:14:41 


…覚えてないことを思い出そうとするのって、結構勇気がいるんだよ。
(なぜ最初からそう言ってくれなかったのか。そう問いかける相手の言葉が深く胸に突き刺さる。記憶を失った当時、周りの人物との記憶、思い出、関係など、様々なすれ違いを感じるたびにそれが事実かどうかわからなくとも、周りに申し訳ないという思いで押しつぶされそうだった。今目の前にいる相手にもきっと迷惑をかけているはず。平静を装いながらも絞り出すような声で、今までのあふれだしそうだった気持ちを吐露して。)

妖狐…?約束…?桜葉さん、何を言って…。
(あぁ、まただ。またこの感覚だ。記憶を忘れる前のことを語られる感覚。また、人を悲しませてしまうことになるのだろうか。自分の胸の中が締め付けられるように、全身の血の気が引いていく。それでも、妖狐という聞きなれない言葉は看過できず、「わら、わない…笑わないと思う。どんな事実であっても。」と、不安と寂しさの入り混じる笑みを浮かべる相手を見てつらいのは自分だけではなく、目の前の相手も同じなのだと気づけば、これ以上は目をそらさないと、覚悟と不安の入り混じった目でそう言って。)

(/了解しました!いちおうこのような感じで返しさせて頂きました。)

  • No.35 by 桜葉  2020-03-27 20:08:17 



その言葉、信じよう…。
( 一蹴されてもおかしくなかった話を笑わないと言ってくれた相手。覚悟を決めたような力強い眼差しに押され、「嗚呼、お前様というお人は本当に……」と自らも吹っ切れたような面持ちで。それならば━と自身の頭の上を両手で覆い、何度か撫でつけるような動作をするとピコンと現れたのは毛並みの良い狐の耳。腰より下には艶やかな黄金色のふわふわした狐の尻尾が現れ。「どうじゃ!妾の言うておることは嘘ではなかろう?」と言わんばかりのしたり顔で身体の一部の尻尾を自在に動かし)

ふふふ、お前様がつらそうな顔をすることはないんじゃぞ?ほれ、妾の自慢の毛並みじゃ、触ってみても良いのじゃぞ?
(不安だったのは自分の方かと思っていたが、相手の神妙な面持ちを見るにこれまでの苦労が伺える。考えてみれば、記憶をなくし、既に自分のいない人生を歩んでいるところに急に知らない女が声を掛けてくれば混乱するのも当然かと考え至り、これまでの自分の行動を少しばかり…本の僅かに…ちょびっとだけ反省する。その証にふわふわとした手触りの良さそうな金色の尻尾をゆらゆらと振りながら相手の方へ向けつつ「龍の字であれば許そう」と付け加え )


(/お早い対応ありがとうございます!望み以上の返しで震えました!)

  • No.36 by 神谷龍吾  2020-03-27 21:42:36 


…!?
(自分と目の前にいる相手は一体どんな関係だったのだろうか。約束、契り、一生を添い遂げるなど、まるで赤い糸で結ばれたような言葉。それ以外にも妖狐だの妖だのと穏やかではない言葉も聞こえた。決して軽くはなく、並一般の関係ではなかったのだろう。その真実も今わかる。目の前の相手がなぜか頭を撫で始めた。一体何が起こるのだろうかと注視していると、そこには人にはあり得ない狐の耳、そして腰からは狐の尻尾を生やした相手がいて、目を見開いて絶句して。一度冷静になり、作り物か、しかしそう思った瞬間、作り物ではありえない滑らかな挙動を尻尾をこちらに向かせるといやでも本物だと認識させられて。目の前にある尻尾をおずおずと触れてみると、ふわふわの毛並みにほんのりとした暖かさを感じる。この尻尾は確かに生きている。この尻尾は確かに相手の体の一部だと認識すれば「参ったな…。こんな人との約束を忘れてしまったなんて…。」と、こんな突飛な事実を忘れてしまったことを苦笑交じりに呟けば「桜葉…さん?俺は桜葉さんのこと、なんて呼んでたの?」と、なにかちょっとしたきっかけがあれば思い出せるだろうかと、悪あがきにも似た問いかけをして。)

(/いえいえ!
ここで桜葉様の呼び方を決めてもらってもよろしいでしょうか?)

  • No.37 by 桜葉  2020-03-28 00:52:11 



やはり人に触られると、ちと擽ったいのう。ん?━━呼び名か?お前様はな…妾のことを「桜葉」と呼んでおったぞ
(人ならざる姿を見せて、相手が驚きはしているものの嫌悪の色がないことにホッと胸を撫で下ろす。触って良いとは言ったが、おっかなびっくりにサワサワと撫でられると何ともくすぐったく。クスクスと笑いながら身体を揺らしていると昔の自分の呼び方を聞かれ、ついと宙を見やると思案の表情を一瞬見せる。遠い遠い昔の思い出に想いを馳せると、懐かしい記憶の中で聞こえてくるのは愛しい人の自分を呼ぶ声。「今、その当人と話しているのに、その声を懐かしみ、その声で呼び方を聞かれるとはおかしなことじゃ」と一人困ったように笑い )

以前のように呼び捨てで構わん。じゃが、今の妾はお前様にとって、さっき会ったばかりのゆかりのない女じゃ。無理はせず、呼びやすいように呼んでほしい。


(/実は物語開始前から呼んで頂くなら呼び捨てが良いと思っていたのですが、龍吾様から呼ばれる「さん付け」が想像以上に好感だった為、悶々と悩み続けている次第です…。優柔不断で申し訳ないとは思いますが桜葉の言ってる通り、本当にお好きに呼んで頂くことは出来ますでしょうか? )

  • No.38 by 神谷龍吾  2020-03-30 01:37:07 


桜葉…か、桜葉…。
(こちらの問いかけに対して、昔を懐かしむように宙を仰ぐ相手から昔の呼び名を教えられると、その名前を反芻し、それと同時に自分の頭のどこかに相手の思い出がないか、記憶をたどってみて。しかし、その努力もむなしく一向に相手の記憶が思い浮かばず、悔し気に首をかしげて。無理をせずに好きなように呼んでほしいとこちらを心配する相手に「じゃあ、桜葉…さん、かな。ごめん。」と、さすがに初対面の女性を呼び捨てにするほど肝は座っておらず、相手の中の「龍の字」が呼んでいた呼称に沿えず、申し訳なさそうにして。すると、気になったことが一つ。相手はこれから宿などはどうするのだろうか。まさかとは思うが、この家に転がり込むつもりか。冷や汗をたらりと一粒垂らして。「桜葉さんは、今日の寝床はどうするの?」)

(/了解しました。それでは今のところはさんづけで呼ぼうと思っており、後々、親密になったところで呼び捨てにしようかなと思っております。)

  • No.39 by 桜葉  2020-03-30 13:13:29 



(相手はまだ慣れない様子で何度か自分の名前をくり返し。控えめに呼ばれる「さん付け」が、相手の距離感を計りかねていた出会った当初のようで何だかくすぐったい……いや、単純にこの人に名前を呼ばれるのが懐かしく嬉しくて、狐の耳や尻尾が気付かぬうちにピコピコと揺れてしまう。自然に上がってしまう口角を着物の袂で隠しながら、初心な反応に浸っていると相手は自分の過去の形とは違う呼び方を気に病んだのか「ごめん」と一言。相手の悔しげな顔に「じゃから、お前様が気にするようなことではないのに…」と言葉を続けようとした時、相手は何か思い至ったように急に顔色を変えて)

寝床のことなど何も考えておらなんだわ。妾は見ての通り、この身ひとつでお前様を探しておったわけじゃから金銭も持ち合わせておらぬし、帰る宛もない。
(「強いて言うなら、龍の字の居る場所が妾の帰る場所じゃ」と言い足し。どうやら相手は自分が今日の夜をどこで過ごすか案じている様子で。成る程、共に居るのが当然と思っていた此方と違い、相手は自分が居座ることを善しと思っていないようだったが、念願叶って再会出来た相手を前に簡単に引き下がるわけにはいかず「龍の字、妾は他のことであれば出来うる限り譲歩しよう。じゃが、お前様と離れるという選択肢は妾にはあり得ぬ。」と相手を見つめ、はっきり断言し。「それともお前様は妾をまたこの寒空の下に追いやるつもりか?」些か意地の悪い聞き方だとわかっていながら、こればかりは譲るつもりはないと賭け事を楽しむように相手の出方を窺う視線を送り)


(/ わわ、そんな我がままが叶って良いのでしょうか!?ありがとうございます。とても嬉しいお申し出ですので、是非それでお願いします!)

  • No.40 by 神谷龍吾  2020-03-30 16:38:29 


(記憶をなくす前、どれほど親密な関係だったのか、こちらと離れるつもりはない。と意志の硬い言葉と眼差しを送ってくる相手に「やっぱりか…。」と言わんばかりに額を抱えて。確かに寝床に困っている人を、ましてや女性を外に追いやることなど、自分にはできない。しかし女性だ。相手は女性なのだ。相手は気にしないかもしれないが、こちらはこちらで色々と耐えられるかどうか。若き故の過ちを犯したりしないだろうかと頭を抱えて。そういえば、先ほど相手は譲歩するといった。それならば今考えられる最大限の譲歩を頭の中で練り上げて。数十秒経ったくらいに口を開いたかと思えば「…桜葉さんはベッド、俺はソファで寝る。それでいいなら。」とせめて寝床は別にしようと自分の中で出した条件を提示して。)

(/了解しました!

それでこちらからのお願いなのですが、今、寝床の話題になっていますが、桜葉様のほうから一緒に寝るように持っていただけたらとても萌えます。かなり私得で申し訳ありません。もしご了承していただけるのなら、こちらの息子は桜葉様の泣き落としで簡単に落ちると思いますので!)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック