あんたの寂しさと一緒だよ、あればあるだけ足りなくなるんだ__……キスがしたいだけでしょ。 ( ほんの僅に強張った相手の笑みに心拍高まり、顎を掬う指の濡れた感触も構わず揶揄含む囁めき紡ぐ唇が重なる間際に本心零し。だが唇を舌先でなぞる様なキスに背筋が慄き、劣情疼く中で振り解く事など最早出来ず。熱と慾で揺れる瞳を閉ざしつつ、掠れ声と共に口付けし返せば其の舌を求める様薄く口を開けて )