♪　THE SONG . . . 「　再建　」　

　
　
>>ALL
>>40 ハヌルさん
>>45 刈谷さん


（　　上手くやっていけるだろうか───そんな一抹の不安を抱えながらとうとうやって来た顔合わせ当日。まさか自分がこのような企画に、しかも、今をときめくアイドルやテレビでもなかなか見る事のない人物など、様々なジャンルのアーティストと一緒に出演するなんて…そんな事を考えながら自分の目の前の豪華アーティスト達を緊張した様子でおずおずと見渡す。皆さんオーラが違うなぁ…なんて何処か他人事のように、目の前の光景をぼんやり眺めながら考えていると一人の青年が口を開く。あ、ハヌルさん結構日本語上手だ、と感心したのも束の間彼に続きまた誰かが口を開く。一歩前へ歩み出た人物に目線を移せば先ほど此処に来るまでの移動時間に動画配信サイトで見ていたMVの彼で。ハヌルに挨拶をする彼の声に耳を傾け、やっぱりいい声だな、ご馳走様です、と心の中で手を合わせればハッとした表情を浮かべ、これは自己紹介の流れだと気付けばササッと前髪を軽く直してから遠慮がちに小さく顔の横辺りにまで手を上げて前身の2人に続いて口を開き。　）

あ、えっと…Blue Moonのギターやってます、松浦葵、です。まだまだ素人みたいなものなんですけど…皆さん、どうぞよろしくお願いします。


>>43 羽崎さん

わ…すごい、羽崎さんだ…本物だ…！どうしよう、挨拶しておいた方がいいよね…。よし…、はッ、羽崎さん！初めまして、自分Blue Moonの松浦葵と申します、これからよろしくお願いしますっ！

（　　番組スタッフからのシェアハウスについての説明がある程度終わり、周りは未だ慌ただしそうにハウス内を行き来するスタッフと説明を受けているアーティスト達ばかりで。何となくポツンと1人取り残されたような感覚を覚えながら、ここに居てもスタッフさんの邪魔だろうし、と配慮しとりあえずリビングルームをぐるっと一周見て周りその後そっとその場を後にする。さて、運び入れる荷物もまだ到着していないしどうやって時間を潰そうか──そう思案しながらふと何気なしに中庭に視線を移すと、そこにはあの有名な「REMEMBER」のボーカル、羽崎 柊が何やら微笑みながら植物を愛でていて。意外な一面を見てしまった…と何だかいけないものを見た気分になりつつ、これから企画とは言え共同生活を始めるんだし、と緊張し尻込みをする自分に言い聞かせれば意を決して中庭に出て。タタッと小走りで相手に近寄れば少しだけ乱れた髪をささっと直して声をかける。緊張からか相手の名を呼ぶ際若干声がひっくり返ってしまい、内心恥ずかしさでいっぱいになりながらも何とか自己紹介と挨拶を済ませて。　）
　
　
　（　/　皆さま初めまして～！背後共々、どうぞよろしくお願い致します！絡みにくい点などありましたら何なりとお申し付けください…！刈谷さんと同じように、ALL文とハヌルさん刈谷さん宛の文を纏めさせて頂きました、ご都合悪ければ遠慮なくご指摘くださいね…！　）