満月の夜に…(　〆　)

ルシスでも失敗する事あったんだな、そりゃあそうか。(　当たり前のような事を言っては腕組みながら頷いて　)ふは、悪かったって怒んなよルーシースー(　頬をツンと指先で触れて　)……ブッ、ゲホッゲホッ、―――ああ吃驚した。ふ、二人きり？嗚呼、構わねえけど、んじゃあ海見ながらドライブとか行くか？(　二人きりというワードが貴方の口からでるなんて思わなかったのか吸い込んだ煙が変なところに入り思わずむせては涙目になり人差し指で涙を拭いながら提案して　)そーじゃなくて俺が作った奴で俺好みの味だからお前に合うか分かんねえから保証がねえって事。(　吸いかけの煙草を灰皿に押し付け消すとティーカップに手を伸ばして飲むと顔を顰めながら「やっぱ煙草の後は合わねえな」なんて言ってみせ　)


(　／　此方の会話は一時保留させていただきますね！トピタイはSecret of Butlerという場所にてお待ちしております　)

完璧な人間など居ないと主が言っていました。失敗は恐れる事ではありませんよ。(　僅かに微笑み　)…はぁ、貴方と張り合うのは体力が必要ですね。(　どこか諦めた様子で指先を握り　)…大丈夫ですか！？大袈裟ですよ、特に深い意味はありませんから。そうですね…季節は夏ですし海を見に行きましょう。(　ハンカチを取り出し渡せばさっきの発言に少しストレート過ぎたかと思い補足し。海は好きな方なので同意するように頷き　)貴方好みなら美味しい筈です、自信を持って下さい。そう言えば煙草吸うんですね。(　紅茶を一口飲み舌で味わえば「美味しいです」とシンプルに感想を述べ　)


(　／　トピを建てて下さり有難う御座います！早速向かわせて頂きますね！　)

ン、そうだな。そういえばルシスは何時から執事やってんの？歴長いよな。(　頷いたあとにふと思い出したような声色であなたに問うて　)くっ、まるで子供扱いされてる気分だ(　ぐぬぬ　)は…っ！別にちげえよ！煙が変に入っただけだ(　深い意味と言われてしまえば図星だったのかムキになって　)んじゃあ海に決まり、久々に楽しみだな。(　意味もなく窓辺に視線をやりながら自然と口角が上がって　)ふは、有難う。レモンと蜂蜜入れただけなんだがな(　頬を指で掻きながら照れくさそうに　)


(　／　有難うございます！後で向かいますね！では此方での会話は一旦置きまして雑談は個人にてと言うことで！　)

正式には10代の頃より主に仕えています。孤児だった私を主が引き取って下さいました…その恩返しがしたく主の執事になる為に色々と勉強し今があります。(　紅茶を再び一口飲み姿勢を正し自分の過去を淡々と話せば　)…元気がある事は良い事ではありませんか。(　肩ぽん　)あの噎せ方は意識しているように見えましたが…。安全運転でお願いしますよ。(　ムキになる相手を横目に同じく今から楽しみと微笑んで　)隠し味か何かですか？(　ティーカップに浮かぶ茶葉を眺めながら今後の参考にしようと聞いて　)


(　／　はい！また本編の方で何かありましたら此方でも雑談でも良いので言って下さい。それでは此方の背後はドロンします！返信不要です！　)

…こ、嗚呼、悪い事聞いたか。(　孤児と聞いて瞼を二度三度と見開きしては眉を下げて　)根っからの執事気質な訳だ。にしても主は見る目があるっつーかなんつうか。(　納得と頷けば下手くそな褒め言葉を述べ　)お前はほんっとに憎たらしいな(　口で勝てる訳もなくウリウリと髪をくしゃくしゃにしてみせはにかむように笑浮かべ　)何を意識してんのかなァ。俺分かんない(　此処ぞとばかりに態とらしい声でニヤニヤしながら彼を見て　)任せろ、何年運転してると思ってんだよ(　ふっ　)んー？ないしょ。(　人差し指を彼の唇に当ててはにこりと笑い　)つーか、ルシス、今度飯作れよ。この間、他の使用人からルシスの作ったもんが美味いって噂があってよ(　あ！と思い出したように身を乗り出せば上記述べ　)

そんなこと無いですよ。懐かしい気持ちになりました。(　首を振り僅かに微笑んでは　)私の人生そのものですね。貴方だって素質があるから居るのでしょう？(　彼も同じ執事であり優秀なのは知っている為か不思議な感覚になり緩く小首を傾げて　)…その口に先ほど抜いた雑草でも入れて欲しいのですか？(　眉ぴくりと動き手首を掴み　)違うなら結構です、私も言い過ぎました。(　勘違いだったと思えば浅く息を吐き　)貴方は信用していますので任せました。…噂？先日賄いを用意した時でしょうか。大した物は作れませんがリクエストはありますか？(　自分の料理が噂されているとは知らず目を見開くと作るにも彼の好物が良いと思い聞いて　)

そうか、ならいい。ルシスの知らない事ばっかだな、俺(　寂しげにポツリと呟き　)そうかな、主も気まぐれだから分かんねえぞ？(　ふは、と曖昧な返事をしつつ笑い　)ゲ、それは勘弁して欲しいな(　苦い顔浮かべて　)そうだなあ…暑いからさっぱりしたもんが食べたい。(　食に関して拘りが無いため考える仕草見せながら上記　)

…これから知っていって下さい。私も貴方のこと知りたいです。(　寂しげな彼の頬に手を添え瞳を見つめて　)それなら既にクビにしている筈です。仕事が山ほどあるんですからこれからも働いてもらいますよ。(　背中をぽんと叩き　)…これは冗談に聞こえなかったようですね。(　相手の反応をメモし　)でしたらトマトの冷製パスタはどうですか？苦手でしたら他のを考えますが。(　冷たい物が浮かんでは問い　)

………！ルシスって時折大胆な事するよな(　頬に暖かな手が触れれば目を見開き視線を他所へ移せば照れくさそうに　)ふは、そうだな。有難うルシス(　元気付けられればにこりと微笑み彼の頭を撫でて　)いやだってお前の目がマジなんだもん(　態と身を震わせるようにして　)おお！イイじゃん、それ食いてえ！んじゃあ、ドライブの帰りに買い出しでも行こうぜ(　身を乗り出すようにすれば親指立てて　)

…ただ頬に触れているだけですよ。恥ずかしいんですか？(　相手の反応が可愛く思え顔を近付けて　)いえ、貴方が居ないと困りますから…。(　ぽつりと呟けば撫で受けて　)それなら冗談と言うのは笑って言えば良いのですか？分かりました。私のおもてなしと言う事で材料費や調理器具は此方で用意します。(　まだ作ってもいないのに喜んでくれる相手を見れば自然と頬を緩ませて　)

恥ずかしい訳ねえだろ？(　顔を近付けられれば貴方の手を握り返して唇付近まで自身の唇近づければフェイントと見せかけ彼の耳元で上記述べながらニヤリと口角を上げて　)へえ、俺が居ないとルシス困るんだあ。(　ここぞとばかりにニヤニヤと嬉しそうに笑み浮かべて　)そうだなあ、ルシスはもう少し表情柔らかくても良いんじゃね？ポーカーフェイスなルシスも良いけどよ(　腕を組みながら頷き　)俺が頼んだんだし金は俺が出すよ。んで、ルシスは作る。ホラ、そうしたら半々だろ？(　名案だと言わんばかりに閃いたような表情浮かべては問うて　)

……！少し距離が近いです…揶揄してるならやめて下さい。(　相手の吐息に頬を赤らめ後退りすれば瞳を合わせられず　)…でしたら何なんです？(　ニヤける相手に目を細め　)これが私なんです。貴方のように朗らかな性格には程遠いんですよ。(　表情豊かな相手が羨ましい半分、自虐的になり　)それでは不公平です…。食費の半分を出しますので貴方も手伝って下さい。(　納得いかず此方も提案し　)

はは、悪い悪い(　握った手をパッと離せばくしゃくしゃと髪撫でて　)う、嬉しいじゃねえか。まあ、唯一の相方がお前だからな。(　うんうんと頷いて　)わ、悪かったって！そんな落ち込むなよ？な？(　泣かれたり落ち込まれたりが苦手な為か普段見せないような慌てっぷりで貴方の周りをウロウロしだして　)わーったよ。んじゃ、そーいう事にしておく。あ、そーいや主、別荘持ってるって言ってなかったっけ？(　ふと思い出したように嗚呼、と声を出して　)

…私の反応を見て楽しんでいるのは気のせいでしょうか。(　どこか府に落ちず俯き　)相方とは私達は漫才執事ですか？…冗談です。表には出しませんが私も貴方が此処へ来てくれて嬉しいんですよ。(　僅かに目許を緩ませ　)何で貴方が慌ててるんですか…でも貴方が来てから前より笑っていると主から言われました。(　相手の服を軽く摘まみ止めさせ瞳を合わせて　)そうでした…主に別荘の鍵を預かってました。此方で料理を振る舞います…それと…宿泊もして良いと仰ってました。(　胸ポケットから鍵を出し見せて　)

ふ、そうだよ。って言ったらどうする？(　頬に手を添え目を細めながら問うて　)ばか、親友みたいなモンだろ、解釈的に！な、急に素直になんなよ。恥ずかしいだろうが…(　ツッコミの勢いから頬を掻きながら目線泳がし　)いや、なんか悪いなって思って…ああ、そうなの？なら嬉しいけどな。(　ちらりと横目で見つつふっと笑ってみせて　)泊まりなら酒が飲めるな、よし、酒の買い出しは俺がしておくよ。ルシスは酒飲めるよな？(　泊まっていいと言われれば途端に瞳輝き　)

…貴方の求めている反応なんて出来ませんよ。(　手を重ね下唇を噛めば期待外れな自分が少し嫌になり　)私が親しい者になってもいいのですか？私だって素直になる時があるんですよ。(　親友の言葉に目を瞬かせたあと薄く微笑み　)私はちゃんと言ってくれる貴方が好きですよ。はい、私には変化が分かりませんが。(　肩を竦め眉下げ　)お酒は嗜むほどなら。貴方の方が詳しいと思うのでお願いします。おや…長い時間、居座ってしまいましたね。それでは明日の朝に駐車場でお待ちしていますので宜しくお願いします。(　懐中時計で時刻を確認し一礼すれば部屋を出て行き　／　次にて朝のロルへ移しますので此方の文章は蹴って下さい！　)


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(　彼との初めての宿泊とドライブに気持ちが高ぶり寝付けずに朝を迎え。ズボンにスニーカーと"俺は執事"と書かれたＴシャツの上に柄物のシャツを羽織り大きなリュックを背負い安定のダサい服装で待ち合わせの駐車場に来ては　)…さて、来るのを待ちましょう。

――――よぉ。おまたせ……って何だその服装は…！(　バイオレットに染まったオープンカーに乗って彼の前に車を停止させると先ず見えるのは彼の服装であり、彼の美しい顔とは合わない不格好な服装に思わず人差し指をさしては指を震わす。　)

取り敢えず乗れよ、ショップに行くぞ。(　親指を立てれば助手席を指しながら目を細めて　)

おはようございます──…何とは？今、流行りの物を取り入れてみただけですよ。(　暫くして車が到着し彼の姿を捉えて挨拶を交わし。自分の服装に指摘を受け恐怖にも似た物を見るその瞳に眉を寄せ　)

(　ショップの言葉に疑問符を浮かべ荷物をトランクへと。言われた通り助手席に乗りシートベルトを締め運転席に居る彼に問い掛けて　)…ショップ？海に行くんじゃ無いんですか？

何時の流行りだ何時の！せめて部屋着にしろそれは(　何を言っているんだと言わんばかりに勢いのいい突っ込みを浴びせ　)いやしかしだ、お前がそんな服装するなんて意外過ぎて驚いた。俺の元モデルとしてのプライドが許さん。顔は良いんだから(　あまりに似合わない服装に怒りを覚えた、彼の美しい姿には勿体ない、どうしてこんなに無頓着なのかと疑問を浮かばせる。　)

海にも行く、海は逃げやしないだろ。その場に合う服装を探すから一緒に行こう。(　行きつけがあるんだと目を細めながら彼の頭を撫でながら言って　)

部屋着にするなんて勿体無いじゃないですか。実際に執事なんですから着ても良いでしょう？(　服の裾を持ちＴシャツの文字を主張させるように見せて　)私は特に服装には拘りはありませんし普段からこのような服装ですよ。…モデルの貴方の方が端整です。(　淡々と爆弾発言をし思い出したかのように顔を見つめ褒められるも首を振り　)

ですが海に行く時間が無くなって…っ、分かりました。貴方に任せます。(　頭を撫でられると目許を赤らめ反抗する気も失せれば前を見据えて　)