×　Scarlet Honey　×≪〆≫

は？ そりゃアンタだろうが。俺の寝顔やら撮ってたろ。( 僅かに眉間に皺寄せちらりと見た写真の事思い出し / スマホに手伸ばし ) ま、それもそうか。… 俺か？ ははっ、美味しく頂いてくれんならいいが？ ( 此方も冗談と本音混じりに返し / 相手の方向き直れば腕広げ ) 本当にな、助かってるよ。嗚呼、とことん癒してやるさ。俺に出来ることならアンタの我儘でも聞いてやる。( にっと口角上げ ) … そりゃ、益々興味湧くなぁ。( むくり身体起こし目細めて )


嗚呼、俺も一限からだし丁度いい。時間ある時で構わねーし無理しねぇようにな。おやすみ。

うーす。優しい言葉ありがとな、一限って響き懐かしくて泣いたわ。今日も1日頑張ろうぜっと。



いつの間に俺のスマホ覗いたんだよ、言ってくれりゃあいくらでも見せてやるのに（ 悪びれる様子もなく、あっけらかんと ）返して欲しけりゃ身代金払え、（ スマホ取られないように掲げ / 意地悪微笑 ）さあ、それは喰ってからのお楽しみな（ 腕掴み引き寄せ / 後頭部撫で ）天使かよ、ったく。あー、優の淹れた珈琲飲みてンだけど（ 再度髪にキス / ソファーの背凭れに体重預け ）

ふはっ、社会人のアンタからすれば懐かしいもんか。嗚呼、仕事頑張ってなー。俺も勉学に励むわ。



アンタが俺探してる時後ろからちらっと見えたんだよ。別に自分の間抜け面やら見たいとは思わねぇし、つか消せ。( ひくり口角引き攣らせ ) はぁ？ まずまだ俺撮ってねぇとから未遂だろうが。… 早く返せっての。( 実はスマホのロック画面が相手だったりする為見られる前に取り返したく / 掲げてる腕掴み引き寄せては噛み付く様に口付け ) ッ、余すことなく食ってくれねーと逆に食っちまうからなぁ？ (整った相手の顔目の前に軽く見惚れ / 変わらず挑発気味にするり首に片腕回し ) … どう見て天使になったんだか。はいはい、絆火の仰せのままに。( 執事っぽく左胸に手添え / 立ち上がりキッチンに足運び )

間抜け面？寝言は寝て言え、この可愛さで戦争の一つや二つ止めれるだろ（ 怪訝に眉寄せ / 削除する意思皆無 ）ん゛ッ…、ふは。マジか此れ、お前友達とかに見られたらどう説明すンだよ（ 唇重なった勢いでホームボタン押してしまい / ロック画面視界に入り、思わず吐息に笑い混じり / 喜色滲ませ意地悪微笑 ）望む所だっつの。食い合うのってすげえ良くね？（ そのまま耳元に口寄せ、囁き ）どっからどう見ても俺の天使だろが。…あー、この香りすげえ好き（ キッチンから漂う珈琲の香りに目許細め ）

いや、事実を俺は言っただけだろうが。まずそういう考えに至るのはアンタのだけだからなぁ？ ( 軽く諦め混じりに溜め息零し ) ッ、てあぁ？ … 何見てんだよ。つか、別に見られようが説明するも何も男が男の写真にするくらい普通にあるだろ。まず、誰かに触らせたりしねぇからいいんだよ。( 相手の言葉にスマホに視線向け勢い任せにスマホ取り返し / 顔背けては平常心装うが僅かに耳染め ) ーッ、嗚呼すげぇ好きだわそういうの。( 腰に響く低い音色に肩震わせ / 楽しげに耳甘噛み ) いや、分かんねーよ。… 別に俺じゃなくても淹れれんだしアンタ自身で淹れれば何時でも味わえるだろう。( 手際よく珈琲メーカーで淹れ / 聞こえてきた声に返答し )

いんじゃね？お前の無防備な姿見れるのは俺だけって事で（ ふふん、 / 言い包める様に頬にキス ）ふ、余っ程好きじゃねえと中々設定しないと思うがなあ。万が一訊かれたらなんて答えるんだよ、好きな俳優？好きな歌手？それとも彼氏か？（ くつくつ / 背後から首に腕回し抱き締め ）ま、最終的に喰うのは俺なんだけど（ 歯の感触に目許細め / お返しに下唇甘噛み ）俺が淹れた珈琲を1度飲んでから言えよ。あれは汚泥だ（ べ、と舌出し ）それにさっきも言ったが、俺は優の淹れた珈琲が飲みてえの（ スマホに入った仕事のメール見つつ、口角緩め ）

… アンタ以外に見せるつもりもねぇけど、なんか恥ずかしいだろうが。( 綺麗に丸められたと少し悔しげに眉寄せ / 嫌な訳でもない為もう消せもは言わず ) 俺がどれだけアンタに惚れてるかはアンタ自身知ってるだろうが。… 俺の自慢の恋人、なんて軽く言えればいいが。そうだな、俺が一番かっこいいと思ってるやつとか。( 抵抗することも無く腕の中大人しく収まり / 俺のものだと言うにもそこまで怖いもの知らずという訳でもなく ) なーんで決定事項になってんだよ。まだ、分からねぇだろうが。( ぴくり眉動かし視線向け ) あー、… 俺が淹れてやる。( 想像つき苦笑い ) 珈琲は珈琲だろうが、ま、アンタの為なら何時でも淹れてやるが。( 珈琲カップ両手にソファに腰掛け / 片方差し出して )

そうやって恥ずかしがるのも俺の前だけにしろな、（ 愛しげに口角緩め、頭ぽん ）嗚呼、言葉にされなきゃ分かんねえな。…ま、俺はお前と一緒に居れたらそれで良い。何か嫌な事言われたらすぐ言えよ、俺がそいつ等ボロボロに泣かしてやる（ 首傾げ強請るように見つめ / 自分は人では無い為、相手程偏見を恐れず / ちくりと胸が痛むのを隠しつつ、相手の手握り ）あー止めとけ、結局俺に可愛く鳴かされるお前のビジョンはもう見えてる（ 手ひらひら / 底光りする瞳で自身の唇舐め ）リアルに美味いわ、店出せるぞ此れ。ん、俺がブラック信者ってよく覚えてたよな（ 好みどんぴしゃの味に目元細め ）

… アンタも余計に出ちまってるその色気俺の前だけにできるように何とかしとけ。( 軽く見上げ横目見て / 相手の頬むにっと摘み ) ＿ 絆火が俺は好きで愛してるよ。… これで満足か、俺の本心だよ。….アンタは意地の悪い所もあるが優しいんだよなぁ。俺自身もう少し強くなれりゃ胸張って恋人だってそのうち言ってやるさ。アンタの泣かせるは何かと怖いが、( 暫く何かと格闘しすっと両頬手で挟み視線絡ませ / 何となくだが傷つけたかと手軽く握っては宣言し ) そのビジョンとやらぶっ壊してやるよ。( 漂う相手の色気に見惚れるも口角上げ ) 大袈裟過ぎんだろ、そりゃ伊達に恋人やってねーし。よくそんな苦いもん飲めるなぁ。( 自身は角砂糖二つほど入れこくり喉通し )

制御出来るほどちゃちなモンじゃねえのよ、これが。独り占めさせてやれなくて悪い、（ 頬に触れる手に自身の手重ね / 冗談ぽい声音で目伏せ ）ハイ録音完了。毎日リピるわ。優しく出来るのはお前だけだったりするぜ。何、試してみたいってか？（ 珍しく無邪気ににんまり / 愛しさ溢れて唇重ね、首に手を回して此方に密着させ / 握られた手の指絡め ）鳴く前に吠えやがって、ホント可愛い奴（ 顔寄せおでここつん ）甘いのって喉に残らねえ？あ、お前は目一盃甘くしろな。頭使って疲れてるだろうからよ（ 砂糖入れる姿を微笑ましく眺め ）

今に始まった事でもねぇからいいけど、そこら中から虫よってこられても困るしなぁ。( 指の腹で頬摩り暫し考え込み / 首筋に顔寄せては勝手に軽く吸い付き痕付け ) 嗚呼、好きにし … 今録音って言ったか。消せッ、てそんな顔されたらそうも言えねぇだろうが。なんで試すって流れに何だよ、やるならちょっとしたルールでも決めようや。( 相手の笑み目にすればおもわず可愛いと言葉零し手で顔抑え / 呆れ気味に言うが面白いこと思いついたとニヒル口角上げ ) だからなぁ、… 。( 言い返そうとしたが軽く溜め息 / 視線合わせ ) 二粒ぐらいなら特にならねーと思うけど、… 。( こくり一口珈琲含み / 顔此方に手で向かせては問答無用で口移し / 離れてはぺろり自身の唇舐め )

ッ…あー、油断したわ。どうすんだ此れ、ワイシャツからギリ見えるくね？（ 不意打ちに肩ぴくり / 咄嗟に半身引くも手遅れ / 首筋擦り ）何、俺のスーパーチャーミングな笑顔炸裂した？――へえ、上等。どうやって遊んでくれンの？（ 相手の様子にくすり余裕の微笑 / 可愛いのは其方だと言わんばかりに額にキス / 楽しげに片眉歪め ）ン、……あッま。口直し口直し、（ 目ぱちくり / こくんと嚥下、表情歪め舌べえ、/ ブラック珈琲飲むと見せかけて相手此方に引き寄せ、頭抱え込むように唇奪い ）

そりゃ、虫除けなんだし見える所じゃねーと意味無いだろ。… ま、精々頑張るんだなぁ。( 相手の体質にいいとは言ったものの独占欲はありちらり見える痕に満足し / 他人事で手ひらり ) 嗚呼、炸裂したよもろに食らったわ。写真に収めときゃよかったなぁ。＿ 簡単だ、タイマーセットしてその時間内にアンタが俺を泣かせたら勝ち。俺が思ってる泣かなかったら俺の勝ち。勝った方の願いひとつ聞くってのはどうだ？ だが、擽りなんかは無しだからな？ ( 額の感触に手退かし視線向け / 目細めてルールなんか説明し軽く注意入れながら楽しげに目細めて尋ね ) これで甘いってどんだけだ、… ンッ。苦ッ、( 相手の様子にくすり笑い零し / 勢いのままごくり飲み干すと眉間に皺寄せ / 顔背けては一言 )

…なあ、優クン？（ 黒い雰囲気漂わせつつにこり / 肩がし、）リーマンナメんじゃねえよ、自己管理も出来ねえ無責任雑魚だと思われるだろが。賢いお前ならそんくらい解るだろうに、（ ヴァンパイアでもすっかり人間社会に溶け込んでおり / 力任せにひょいと抱き上げ ）丁度良いわ、お仕置きな。（ ダブルサイズのベッドに相手落とし / ネクタイ取っ払い覆い被さるように組み敷き ）抵抗すんなよ（ 勝負の提案承知し、相手の両手首ネクタイで縛り上げ / 相手の黒縁眼鏡そっと外し、噛みつくように唇奪い ）――ン、…（ 何度も角度変えつつ舌で口内蹂躙 ）

ははッ、…。( 相手の重低音がしっかりと耳に届き乾いた笑い零し / さっと頭冷えては色々とまずいと逃げようとするも遅く ) ッ、…待て待て待て。俺も痕くっきり付けちまったことは悪ったが、アンタもなぁ、… ッて縛る必要はねぇだろ。( 柔らかい衝撃に状況把握し / 押し退けようと手出すがネクタイで動き制限され口角引くつかせ ) ＿ ッン、… ふッ。( ぼんやりとした視界でよく見えず目細め / 唇の感覚にひくり肩揺らし )

――、静かに。（ 手首縛り上げた上から片手で抑えつけ / 一旦口離せば底光りする瞳で見据え、低く言い放ち / そのまま首筋を啄み / 鎖骨に舌這わせ ）

＿ ッ、… ひ、ン。( たったの一言だが黙るには充分でこんな時だが目離せず / 力的にどちらかと言えば己の方が強いと思うが身動き取れず / 舌の生暖かい感覚に肩震わせ )

――ン、（ 鎖骨のやや下辺りに鬱血痕付け / 一度耳朶甘噛み ）……ッは、( 次いで熱い吐息耳に吹きかけ / そのまま耳全体に舌這わせ ）

ン、… 今。( ぴくり眉動かし視線向け / 痕付けられたのかと思考巡らせ ) ぅ、ッ … 絆火ッ。執拗い。( 微かに声漏らし下唇噛み / 耳ばかりの相手に顔軽く背け )

しー。（ ふ、と流し目に微笑 / 骨張った手でそっと相手の口塞ぎ ）ん、此処？（ 反応に目許細め / 態と耳元で低く囁き / 直後に耳はむ、）――ン、（ 塞いでいた手退け / 代わりに唇で塞ぎ、何度も角度変えつつ唇啄み / その間細く長い指で濡れた耳さわさわ ）