×　Scarlet Honey　×≪〆≫

…何処を見てそういう結論に至ったんだか、( 頬から手離し肩竦ませ ) あー、… 何個かつまみ買ってきたしそれ更に盛り付けてくれるか？ ( 袋中身がさがさと漁り既に出来てるつまみ何個か出し )

良いんだよ、俺にだけ解れば（ 手の甲で頬擦り ）うーし任せとけ。（ 相手と自身がそれぞれ買ってきた既製品を、品目ごとに雰囲気の合う皿に次々盛り付け ）

アンタ以外天使なんて言うやつはいねーし。アンタだか
待つのも苦じゃねーんだよ。( 特別だからだと頬緩ませ ) … アンタ料理はダメだが盛り付けるセンスはあるのなぁ。( 混ぜ合わせるだけだが簡単なつまみ作り / 横目で眺め )

そうだよ、お前の魅力は俺だけが知ってればいい（ 堂々と独占欲ちらつかせ / 髪わしゃり、 ）絵描いたり色合わせたりするのと同じだからな、（ 褒められ嬉しそうに目許細め / 自身が購入したオリーブ一粒つまみ食い ）

ッ、… 存分に独占してくれよなぁ。( 撫で受けては目細め / にんり口角上げて ) 俺には向いてないから任せる、( 苦手分野な為肩竦め / クラッカーにクリームチーズとメープルシュガー混ぜたもの用意し / つまみやらテーブルに運び )

今日は世間は七夕みたいでここ最近願い事なんてしてなかったけど、今年はアンタと出来る限り一緒にいれるようにと短冊に書いてみた。( 短冊ひらり / 表情和ませ ) 返信急かしてる訳じゃねーから時間ある時にでも顔出してくれなぁ。少しばかり寂しかったりはするが。( 眉下げ頬掻き )

悪い、予定詰まってて中々覗けなかった。（ しゅん、/ 肩落とし ）寂しい思いさせてご免な、（ 眉尻下げ / ぎゅっと抱擁 ）ちょっとブランク空いちまったけど、>99の続きからやるか？新しい場面に移るのも全然有りだし、何かやりたいシチュとかあったら教えて貰えると助かる。

いや、お疲れ様だったなぁ。リアル優先で構わねーよ。数日空いたこと無かったからちょっと不安になったところはあるがちゃんと居てくれるのは分かったし急かすような事して悪かったな。( 申し訳なく頬掻き / 背に腕回しぽんぽん ) ンー、俺は続きからとかでいいけど、飲みたさあるし。やりたいシチュとすりゃなんかパロ的だったり、よくある変な飴食って小さくなりました的なハプニング系やってもおもしれーかなとか。完全に物語感覚でシリアスやらやってもいいし。

俺無しじゃ生きてけねえ身体にしてやらあ、（ 不敵に微笑み / 口角に触れるだけのキス落とし ）お、美味そう。そういやコレ、初晩酌の記念に奮発したんだわ（ 何やら上等な包み冷蔵庫から取り出してはキッチンに置き / 中身は上等な黒毛和牛の赤身肉で ）血が滴るみてえなレアッレアが好きなんだが、俺が焼くと焦がしちまいそうでさ。頼んでいいか？（ ステーキ用の塊肉2枚を前に自慢げに胸張り / 1枚の焼き加減の希望伝えて ）


嫌、一言連絡入れれたら良かったよな。とりあえず続きから返事さしてもらった（ ぐ、 ）パロってすげえ良いよな、会社の先輩後輩とか大学の教授と生徒とか面白そ。後は吸血鬼とヴァンパイアハンターとかな、（ 妄想止まらず ）一旦は俺の正体がバレるとこまでストーリー進めて、その後に色々出来たらと思うんだが、如何だ？

ふはっ、んじゃあの世行くまで一緒に居てくれるってことだよなぁ？ ( ニヒル口角上げ ) ん？ … ってアンタ奮発したなぁ。 ( 戻ってきて後ろから覗き / 驚きの声出し ) 確かにアンタが焼いたら丸焦げにでもなりそうだなぁ。了解、アンタの希望通り焼いてやるから少し待っててくれ。( 胸張る相手にクツリ喉鳴らし軽く髪撫で )


いや、忙しいのにそんなに暇もねーだろ？もう大丈夫だからアンタのペースで来てくれ。( こくり ) お、禁断のって感じのいいなぁ。面白そうだ。( きらり僅かに目輝かせ ) 嗚呼、全然そんな感じでいいと俺も思うしそれでいこう。

……おうよ。お前が死ぬのは俺の腕の中って相場が決まってんだ（ 吸血鬼と人間の寿命の差に、一瞬沈黙 / 直ぐにいつもの調子で軽口叩き ）ふふン、やっぱ赤ワインと言えばステーキだろ？流石優、頼もしいわ（ するりと立ち位置入れ替え / 肩ぽんぽん ）俺は食卓の雰囲気でも出しとくかね、（ リビングへ向かえば何やら用意し始めて ）


忙しいのはお互い様だろうに、有難な。やりてえシチュがいっぱいあるって事は、そんだけ良い相手に巡り会えたって事だと思ってる。改めて感謝だわ、（ ふと微笑 ）色んなパロが待ち切れねえし、身バレの経緯は割とさくさく行こうと思うんだけど大丈夫か？ヒントやらフラグやら散りばめていくし、異論なければ適宜反応してくれっと助かる。

？ 、と言うか俺の方が若いけどなぁ。ま、最後まで一緒に居られるならそれでいいか。( 変な間に首傾げつつ嬉げに頬緩め ) 嗚呼、準備が良くて助かるわ。さてと、… 絆火の注文だと腹壊しそうな気もするが、( 相手の様子偶に眺め / 要望に不安感じるもこれまでにあった雰囲気もなくとりあえず焼き始め )


アンタのが確実に忙しいだろ、こうやって相手してくれて感謝してる。ふは、そう思ってもらえんのは嬉しすぎるな。( 嬉しく目細め ) 嗚呼、構わねーよ。色々とやりたいものやっていきたい気持ちもあるし。その他についても了解した。

…出来る限り、長生きしてくれよな（ 髪乱すようにわしゃり撫で / どこか寂莫とした微笑 ）おー、すげえ良い匂い。こっちのセッティングは完璧だぜ、（ 肉の焼ける音と香りに目許細め / 寧ろ生肉のまま食べた方が美味だったりもするが、流石に人間基準に合わせ / 間接照明だけのリビング、テーブルの上に夕焼け色のアロマキャンドルと美しいワイングラス並べては呼びかけ ）


成るべく顔出せるようにするから、愛想尽かさないでくれな（ おでことおでここつん、 ）重ね重ねサンキュな。んじゃ本編戻るか、こっちは蹴ってくれて構わねえからな。

ッ、アンタが何を思ってるのかまでは分からねーけど。飽きる程長い間一緒に居てやるさ。意地でもなぁ。( 撫で受けちらり相手の表情視界に入れ / 服引っ張り軽くリップ音させ ) 言い肉だから濃い味付けにしなくても匂いがいいからな。… 随分とオシャレになったな。( 外見はしっかり焼かれているが中は要望通りの相手のものと自分のを盛り付け / 運びつつ驚いた様に目ぱちぱちさせ )



そんな心配しなくとも愛想尽かしたりしねーよ。( 口角上げ ) 嗚呼、俺こそありがとなぁ。下のやつは蹴ってくれ。

聞いたぞ、忘れんなよ。忘れたらすっげえ怒るからな、（ 胸の奥じんわり熱く / 再度此方からも短く唇重ね ）優が焼いたんだぞ？間違いなく全世界で最強の肉だわ。フライデーナイトだぜ、雰囲気出してかねえと。（ ゆるり目許細め / 透明の器に二色のオリーブ、多様な味のチーズ、プロシュートとカットメロン等を乗せた物も準備しており ）ぃよーし、俺達の永い夜が始まるぜ（ 冷やしていたワインをテーブルに置き / わくわく ）

ン、… 嗚呼、男に二言はねーよ。( にっと口角上げ笑み零し ) ふは、言い過ぎだろう。ま、それなりに自信はあるがな？( 喉奥鳴らして笑い零し / テーブルに食器やらセットし ) はしゃぎ過ぎて気持ち悪いくらいに飲むんじゃねーぞ。( 肩竦ませ一応注意しておき / 椅子に腰掛け )

いつ潰れても良いのが宅飲みの利点だろ？（ 同じく正面に腰掛け / お道化た軽口吐きつつ相手のグラスにワイン注ぎ ）嗜む程度のつもりだが、万が一悪酔いしてもお前が世話してくれるなら、そっちも魅力的だよな（ 血の様な真紅のワイン掲げ ）

それはそうだが辛い思いするのはアンタだからなぁ？ ( 困った様に肩竦ませ / クルクルとワイングラス回し ) おいおい … ま、アンタが潰れ時はちゃんと介抱してやるから安心して飲みな。( 相手のワイングラスに軽く当てて音鳴らし / 口角上げ )

いつだって自己責任だぜ、大人はな（ グラス傾けて香り楽しみ / 目伏せてうっとり）ん、――美味い。（ 乾杯の後一口こくり飲み ）さて、早速頂こうかね（ まずは相手が焼いてくれた肉を一切れ食し / 口の中に広がる血の風味に目許緩め ）やべ、最高（ 僅かに瞳輝かせ相手見つめて ）

ま、明日は休みなんだしある程度ハメ外しな。( ゆっくりワイン喉通し / 赤ワイン独特の味わいに頬緩め ) ん、… 焼き加減がお気に召したようで何よりだ。( 相手の様子見て美味しかったようで安心し ) 柔らか、やっぱり格別だな。( 自身も目輝かせ )

休みの朝起きて、横見たらお前が居た時の気分が一番幸せなんだよなあ（ 頬杖つきじっと見つめ / 穏やかに微笑 ）肉って良いよなあ、やっぱ。動物性蛋白質が五臓六腑に染み渡るわ（ 口の端から僅かに垂れた赤い肉汁ぺろり舐め取り ）

… 休みじゃなくても何時も隣にいるだろうが。ま、俺も休日アンタと朝ゆっくり出来るの好きだが。( ふっと表情和らげつつ見すぎだ手で視線遮り ) 嗚呼、同感だ。そのうち焼肉でもガッツリ食べたくなってきた。( 相手の動作に謎に色気感じ眺め )

そーそー、名残惜しさ押し殺してベッドから出なくていいってのがな。（ うんうん、/ 遮った手を柔く握り、その甲に唇落とし ）焼肉も良いな、ユッケ食いてえ。…どうした？（ くい、と1杯目飲み干し / グラス置いては視線に気付き、じぃと眺め返し ）

んじゃ、明日はベットでゆっくりするか？ ( ぴくり手震わせ / そのまま指絡めて握りにぃっと口角上げ ) ユッケか、昔に何かと問題になってた気がするがそれでも食いたくなるよなぁ。＿ … いや、綺麗だなと思ってな。( 思った事そのまんま言葉にし / 視線外しては肉頬張り )

んン？何、誘ってんの？（ 此方からも絡め返し / 含みのある微笑浮かべ ）ありゃ食う奴の胃腸が貧弱なんだよ。俺ぐらいになれば生でも問題ねえしな。…ふ、もう酔った？（ 悪びれも無く軽口吐きつつ2杯目のワイン注ぎ / 膨らんだ相手の頬つん、 ）

夜ゆっくり出来ることも少なかったしなー、絆火不足？ ま、無理にとは言わねーしアンタの疲れとるのが先決だがな。( 微かに喉鳴らして笑い零し / 握ったまま手に口付け ) いや、アンタが頑丈すぎるんだろう。… 俺が酔ってたらアンタは潰れてるだろうが。( 指軽く掴んで歯立て / 片眉上げ )

――、反則だろ其れ。（ 不足の言葉に胸撃ち抜かれ / 緩む表情隠すように項垂れ ）あんま可愛い事言うなよ、我慢出来なくなるだろが（ ぼそり、/ 愛しさに吸血衝動誘引され、顔を下げながら牙が伸びそうになるのを堪え ）ド正論あざーす。あー暑ぃ、（ 2杯目の半分程で酔いが回ってきたのか、顔には出ないものの僅かに目許蕩け ）

俺は思ったまんまを言葉にしただけだが、照れちまったかぁ？ ( 項垂れる相手の髪撫でふはり笑い ) 可愛いは別として、何を今更我慢する必要があるんだか。つか、アンタにされるなら最終的になんでも許しちまうしな。( 微かに聞こえた言葉に肩竦ませ ) … ふは、アンタが寄ってきたなぁ。一旦水でも飲むか？ ( ワイン自身のに注いでは飲みつつ視線向け / 頬軽く触り )

阿呆か、照れるわけねえし。キュンと来たのは事実だけどな（ 牙疼くの感じつつ、未だ俯き続け ）あーあー、ダメだよ優君。おじさんの本能刺激すんなっつの（ 相手の言葉に甘えそうになるも、必死に堪え軽口叩き ）いーや、ンな無粋な事したらこの夜に失礼だろお？（ 頬杖つきつつ、心地良さそうに目許細め ）…なあ、隣来て。（ いつになく甘えた語調で / じぃと見詰め ）

へぇ、そりゃ残念だ。( 軽い口調で / 未だ顔上げない相手の頭軽く撫で回し ) … アンタが年齢も見た目もおじさんってのは似合わねーだろ。なんだ、誘いに乗ってくれねーのか？ ( 軽く眉潜めつつちらり顔覗き ) はは、確かにそうなのかもなぁ。… ん、なんだ。( 何時もと違い少々甘えたな相手にきゅん / 要望通り隣に腰掛け直し )

――ッ、（ 吸血衝動から両目が紫から真紅へと変色しており / まさか覗き込まれるとは思わず、反射的に横目で一瞬視線合わせてしまい / すぐに顔を背け ）…ハ、危ねえ。（ 自嘲気味な笑み口角に浮かべ / 顔背けたままぽつり呟き / 瞳の色は元に戻るも、牙は伸びかけており ）今、顔見ないでくれ（ 甘えた風を装い、伸びた牙を見られない様に俯きつつ、隣にいる相手の肩に寄りかかり ）

ちょッ、… 。( 一瞬ではあるが何時もとは違った瞳の色に見え数度瞬きし ) アンタの瞳の色って、そんな深い赤だったか？ … って、俺も酔ったのか？でもな、 ( 少しばかりの混乱でぽつり/ 何かしらあるのかと思案し ) ＿ … はいはい。照れ屋の絆火だししょうがねーか。( 相手の雰囲気で気になる事はあるが深く聞けず / 何時のも調子で笑い零し )

……なァに言ってんの、優。（ 肩に蟀谷押し当てつつ下から見上げ / いつも通りの紫の双眸 ）俺の目の色も分かんねえ程酔ったのかァ？（ 精神の動揺から急激に酔いが回ったようで、緩んだ視線で見つめ ）…嗚呼、喉乾いたァ。（ グラスの中にあるワインが血に見えたのか、ぐいっと飲み干して ）

… いや、なんでも。( 考え込んでしまった為に反応遅れ / 瞳の色に勘違いだったかと ) ただの勘違いだっただけだ。酔ってんのはアンタだろう。( 軽く額小突きつつ頬緩め / 目元に軽く口付け ) あー、そんな一気に飲んだら気分悪くなるぞ。( 飲み干したグラス取り上げ / 様子伺い )

ン゛ん…、（ 相手の顎に手添え、ついと此方向かせ / 首筋食むように甘噛み ）喉乾いたっつってンだろお、（ 甘える様な語調で首に舌這わせ、肩抱き寄せ ）

どうした、… ッ、ン。( 疑問符浮かべるも首筋の感覚にひくり肩揺らし ) ～ッ 、喉乾いたのになんで俺の首元ばっか … 水でも持ってくるか？ ( 嫌がる事はないが頭にぽんと手置き / 何となく相手の様子に居ないであろう種族浮かび )

行くなよ、（ 急に確りした口調で一言放ち ）……俺から離れンなよ…、（ 何処か切実な声音 / 一転してむにゃむにゃと ）…やだ。お前が良い（ 首に顔埋め ）

前にも言ったが離れる訳が、… ＿ ッて、寝てるのか？ ( 変わった声の音色に相手に視線向け / 数度瞬きして苦笑い ) … どうしたらアンタは安心してくれるんだか、俺はちゃんとここに居るだろう。( 動く事も出来ない為あやす様に背中一定のリズムで叩き )

……分かんねえだろ、そンなの。人の気持ちは変わる、何時だってそうだ（ 顔埋めたまま落ちた声音で ）――ッう、（ 宥められる安心感と同時に、酒に酔って薄れた理性の所為でまた吸血衝動が呼び起こされ / 性急な動作で相手から離れ ）…ちょっと夜風浴びてくるわ（ 伸び掛けの牙を隠すように口許を手で覆いつつ背向け ）

アンタなぁ、… ＿ そんなに俺は頼りにないか。( 眉間に皺寄せ言い返そうとするも背向ける相手に言葉飲み込み / 何かと相手との壁感じ表情歪ませぽつり ) 嗚呼、あまり冷え過ぎないうちに戻ってくるんだぞ。( ゆったり立ち上がり場の雰囲気から逃れる様に視線外し / 空いた皿など片し )

――ッは、糞…ッ（ 玄関出るや否や翼生やしマンションから離れ / 人通りの少ない路地裏に降り立ち吐き捨て ）優…ご免な（ ふらふらと歩きつつ譫言の様に呟き / 瞳は紅く牙も伸び、翼を仕舞うのも忘れて ）――…（ 前方に泥酔して寝ている若者を発見し、思わずごくりと喉を鳴らし ）



悪い、また遅くなった。時間空いたけど一応返事さしてもらったから、まだ愛想尽かさねぇでいてくれるなら、反応待ってる。（ しゅんと眉下げ ）

＿ … 。( 相手が出ていき暫く静かな部屋に居たが独りと言うのに不安募り / 相手の様子も気になり外へと歩み進め ) … 絆火ッ、( 何処に行ったか宛はないが近所片っ端から探し )



いや、アンタのペースで大丈夫だぞ。休日は忙しいんだろうって前で何となく分かってたし俺はちゃんと待ってっからそんな顔するなよなー。( むにっと両頬手で挟み込み )

――ぅ…ッ（ 喉に絡むのは獣の様な唸り声、人智を超えた猛威を表す様に大きな翼を広げ / 意識のない若者を組み敷く様な形で馬乗りになり、今にもその首筋に噛み付かんと顔を埋め ）



頭が上がんねぇわ、ほんと（ 切なそうにくしゃり目尻細め ）有難な、（ ぎゅう、/ 蹴推奨 ）

――ぅ…ッ（ 喉に絡むのは獣の様な唸り声、人智を超えた猛威を表す様に大きな翼を広げ / 意識のない若者を組み敷く様な形で馬乗りになり、今にもその首筋に噛み付かんと顔を埋め ）



頭が上がんねぇわ、ほんと（ 切なそうにくしゃり目尻細め ）有難な、（ ぎゅう、/ 蹴推奨 ）

＿＿ … 誰か居るのか、( そこそこな距離離れた所迄足運び / ふと視界に入った現実味のない影に足止め ) … 羽か？ ッて、アンタ何してる。( 路地裏覗き込み暗がりで姿も違う為相手だと認識出来ず / 僅かに恐怖心はあるが反射的に肩掴んで離れさせ )

――ッ（ 不意に働いた引き剥がされる力、獲物を逃すまいと反射的に両腕は若者を抱きしめる形になり / 首だけで振り向いた吸血鬼の双眸は、まさに夜闇の獣の眼光宜しく爛々と紅く輝き / 口の端からは長く鋭い牙と、顎を伝う赤い蜜が ）……すぐ、る…？（ そんな馬鹿なとばかりに瞠目 / あまりの衝撃に獲物を抱き竦めていた両腕は脱力し ）

何で名前を、… ＿ アンタ、絆火なのか？ ( 暗がりに慣れ視界が開け多少の違いはあれど恋人の顔に僅かに目見開き / 情報量の多さに頭が追いついていないが倒れてる人の安否確認し ) ＿ … とりあえず、帰るぞ。その翼無くせるのか。( 何時もより低いトーンで淡々と / 口元の赤に何となく察しはつき眉間に皺寄せ雑に拭い / 逃げられないよう腕掴みつつ翼指さし )

……お前にだけは…（ 獲物に視線落とすように俯きぽつり呟き / 若者の首筋に手かざし、魔法で手早く噛み跡の傷を塞ぎ ）―…ッう、！（ 血を少量しか摂取出来なかった所為か、未だ本能は収まらず苦しげに眉間皺寄せ / 反射的に相手から距離取る様に一歩引き、）…離してくれ、優（ 自分の意志とは関係なく、肉食獣の様な唸り声が喉に絡み / 吸血衝動を必死で抑え込みながら切実な声音で告げ ）

… 断る。( 相手の様子に一瞬腕の力緩めるが逃すまいと掴んだ侭 )＿ … 喉が乾いたなら、俺の血をやる。アンタがこれ迄俺のを飲まなかったの優しいアンタの場合想像はつく。だがなぁ、アンタが他のやつに触れたりするのは嫌で仕方ない、そうなるなら俺は無理にでも俺のを飲ませる。( これ迄の疑問が繋がり相手の大体の予想はつき / 数歩近寄れば首元の服開け / 眉間に深く皺寄せするり相手の頬撫で )

――！（ 全く予想外の言葉に思わず瞠目 ）…命懸け、だぞ。俺、手加減出来るか分からねえ（ 情けなくも本能には抗えず、白い首筋に自然と視線が釘付けに ）お前に言わなきゃなンねぇ事、他にも沢山あるって解ってる。辛い思いさせて、本当にご免な。…愛してる、優（ 頬に触れた手に擦り寄り / 紅い双眸で見つめつつ、飢えの苦しさから無意識の内に表情歪み ）

＿ … 嗚呼、別にアンタになら命諸共くれてやる。( 本心からの言葉で意思の篭った瞳浮かばせ ) いいさ、そのうちアンタの口割らせてやるさ、俺だって … 。辛い思いしようがそれでも俺はアンタと一緒にいる、だからこれからは俺の血だけ飲んでろ。( ぽつり途中で言葉切り / 相手の瞳見据えゆるり首に腕回し )