ラブライブ!スターズ!! 〆

ラブライブ!スターズ!! 〆

三丁目のミケネコ  2019-02-15 11:02:03 
通報

──ふたりで
スクールアイドルの一番星、目指そう!


コメントを投稿する

  • No.281 by 乃木坂桜  2020-08-10 19:10:47 

すいません、謎解きの問題を変えました。

  • No.282 by 乃木坂桜  2020-08-10 19:11:21 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第10話~

紫色の扉を開けると扉の中に入ると無事に次の部屋に出る事ができてー



「やっぱりこの扉が正解だったんだね」



正解の扉を通れたのが安心をしてー



「やっぱり私の紫乃先輩は、素敵です……

本当に頭が良いのですね。


でも紫乃先輩は、何で答えが解ったのですか?」



瑠璃ちゃんは、恋する乙女の様にうっとりとほんのり顔を赤らめて私を見つめー



「瑠璃ちゃんの進んだり戻ったりって言葉で気がついたんだよ。

問題文は、usiarmak=F+(-E)+D+B+(-E)+B+D+(-E)でしょう。

アルファベットは、1,2,3,て数えるのをA,B,Cって数えれるでしょう。

usiarmakを考えるとアルファベットをAから順番に数えるとFは、6番目って事でm

次のEは、アルファベットをAから順番に数えると5番目って事で-って事は、mから5文字戻ってu

次のDは、アルファベットをAから順番に数えるとuから4番目に数えて進んでr

次のBは、アルファベットをAから順番に数えるとrから2番目に数えて進んでa

次の-Eは、アルファベットをAから順番に数えてaから5番目に数えて戻りs

次のBは、アルファベットをAから順番にsから数えて2番目に進んでa

次の-Eは、アルファベットをAから順番にaから数えて5番目ででも-がついているから5文字戻ってs

次のBは、アルファベットをAから順番にsから数えて2進んでa

次のDは、アルファベットをAから順番にaから数えて4進んでk

次の-Eは、アルファベットをAから順番にkから数えて5でこの場合-だから5戻ってi

+だからそれを合わせるとmurasakiってなります。

それをローマ字呼びをするとむらさきになります。

むらさきは、紫色になるでしょう。

だから答えは、紫色の扉が正解だよ」



自分の考えた答えを自信満々に教えてー



「やっぱり凄いよね!

しのりんは、名探偵だね!」



紅葉ちゃんは、尊敬な眼差しでニコニコ笑顔で見つめー



「でもこの部屋ってなんなのでしょうか?

肖像画が外国人みたいですが……」



瑠璃ちゃんは、戸惑いながら周りを見渡して

壁には、ダビデ王とランスロットとユディトとヘクトールの肖像画がかけられていて

剣の絵柄と聖杯の絵柄と+記号の書かれたカードがテーブルの上に置いて

扉には、0から99までの数字が書かれてダイヤル錠ついているドアノブがありー



「わーー、凄いよ!

肖像画に描かれている人物って歴史で有名な人物ばかりだよ!

ダビデ王は、旧約聖書に登場する古代イスラエルの王なんだよ!

ランスロットは、アーサー王に仕えた円卓の騎士だったんだよ!

ユディトは、ジュディスとも呼ばれていてユダヤの女戦士でもあるんだよ!

ヘクトールは、ギリシャ神話の戦士、トロイ王国の王子でもあるんだよね!

実は、カール大帝の12人の勇士の1人のローランという説もあるんだよね!」



茉白ちゃんは、興奮した様に目をキラキラ輝かせて肖像画を見つめー



「そう言えば茉白ちゃんって歴史の人物が好きだったよね。

特に世界の歴史の人物が好きだったよね」



茉白ちゃんが肖像画を嬉しそうに目をキラキラ輝かせて見つめていたのを見て

そんな茉白ちゃんが可愛らしなって思いクスって笑いー



「でもこの剣と聖杯と+のカードに何か意味があるのかな?

でもこのカードってカードゲームのカードみたいで格好いいよね!

カードゲームのカードって攻撃力が高いカードが好きなんだよね!

高い攻撃力でチート攻撃でバシバシと無双するのが良いんだよね!」



紅葉ちゃんは、テーブルの上に置いているカードの絵柄を見てカードゲームみたいだと思い

興奮した様に息を荒くして私に近づいてカードゲームの良さを表してー



「まったく紅葉は、仕方がないな……

ゲームがとっても好きなんだから……


そう言えば剣と聖杯のカードって何処かで良く似た物をみた気がするんだよね。

何処だったかな……?

凄く身近な物の気がするんだよな」



桃花ちゃんは、紅葉ちゃんの態度を見て仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて

剣と聖杯のカードを何処かで見た事があると思い一生懸命に何処だったのか思い出そうとしていてー


「カードゲーム……

身近な物……

あれ、そう言えば、この人物達って確かあのカードゲームで表していたよね。

それならばあれとこれをたすと……

答えが解ったかも!」


ダイヤルをある数字に合わせて扉を開けようとして

そしたらー……



ーto be continuedー

  • No.283 by 乃木坂桜  2020-08-15 18:04:08 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第11話~

扉のダイヤルを25に合わせるとすんなりに扉が開いて次の部屋に入る事ができてー



「やっぱり正解の数字は、これだったんだね」



正解の数字をちゃんと入れる事ができて安心した様に微笑んでー



「ねえ、しのりんは、何で答えが解ったの?

この絵柄は、何のカードゲームだったの?」



紅葉ちゃんは、答えが全然解らず何で答えが解ったのか質問をしてー


「カードゲームは、トランプだよ。

スペードは、剣を、クラブは、こん棒を、ダイヤは、貨幣を、ハートは、聖杯をそれぞれ表しているんだよ。

スペードのキング(K)は、旧約聖書に登場する古代イスラエルの王のダビデ王、クイーン(Q)は、ギリシャ神話の戦いの女神のパラス・アテナ、ジャック(J)は、シャルルマーニュの騎士のオジェ・ル・ダノワ

ハートのキング(K)は、シャルルマーニュとも呼ばれている西ローマ帝国皇帝のカール大帝、クイーン(Q)は、ジュディスとも呼ばれていてユダヤの女戦士のユディト、ジャック(J)は、ラハイヤとも呼ばれていてシャルル7世の傭兵隊長のラ・イール

ダイヤのキング(K)は、古代ローマ帝国皇帝のジュリアス・シーザー、クイーン(Q)は、旧約聖書のヤコブの妻のラケル、ジャック(J)は、ギリシャ神話の戦士でトロイ王国の王子のヘクトールでカール大帝の12人の勇士の1人ローランという説もあるんだよ。

クラブのキング(K)は、マケドニア国王のアレキサンダー大王、クイーン(Q)は、アルジーヌで女王を意味するラテン語のアナグラムって言うんだよ、ジャック(J)は、アーサー王に仕えた円卓の騎士のランスロットだよ。

それぞれこの例えられるんだよ。

剣の絵柄つまりスペードと聖杯の絵柄のハートで例えるよね。

ダビデ王は、スペードの13とユディトは、ハート12ってのを表すんだよ。

つまり13+12=25って事で答えが25なんだよね。


紅葉ちゃんのカードゲームみたいって言葉と桃花ちゃんの身近な物って言葉でトランプだと解ったんだよ。

ありがとうね、桃花ちゃん、紅葉ちゃん」



紅葉ちゃん達に答えを教えるとヒントをくれた紅葉ちゃんと桃花ちゃんに感謝の表してー



「うん、どういたしまして、しのりん!」



紅葉ちゃんは、ニッコリと笑い私の気持ちに答えてー



「いや、別に……紫乃の謎解きの手助けができたみたいで良かったよ……」



私に感謝を言われると恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて照れ笑いを浮かべてー



「でも部屋には、車が五台止まっているんだね」



紅葉ちゃんは、周りを見渡して

部屋の中には、車が5台止まっていて

車にナンバープレートが、ついていて

ナンバープレートにそれぞれ『お36-87』『し23-12』『あ65-63』『ん85-67』『へ13-75』って書かれていて



「でも車が合っても、誰も運転できないよね。

うん、この謎解きは、解くの無理だね!」



紅葉ちゃんは、自信満々に運転ができないから、謎解きが無理宣言をしてー



「大丈夫です、お姉さん。

この車は、自動運転です。

運転の技術は、いりませんから安心してください」



アンちゃんは、紅葉ちゃん達の前で飛び回り車の情報を教えてくれてー



「でも車に乗らないと、次の部屋に、行けないよな。

さすがに歩いてだったらあの針だらけ通路は、通れないしな……」



桃花ちゃんは、出口の前の通路に並べてある針を見て

さすがに歩いては、無理だと思い苦笑いを浮かべー



「でもこのナンバープレートのひらがなって、不吉な文字や、見分けにくい物が、多いですよね。

まるで偽物のナンバーみたいですよね……」



瑠璃ちゃんは、じっくりと車のナンバープレートを見て

自分の思っている事を知らせてくれてー



「不吉や見分けにくい……

そう言えばこのひらがなって不吉や下品な意味を表すよね

それにこのひらがなも見分けにくいし……

でもどちらが本物のなのかな?

でもこの場合は、最初の方が本物って事だよね……

ねえ、皆、この車に乗って!」



車のナンバープレートをじっと見て考え込んで

でも瑠璃ちゃんの言葉であることに気がついて

瑠璃ちゃん達にあるナンバープレートの車に乗る事を勧めて

私達は、あるナンバープレートの車に乗って

すると車が動き出して

そしたらー……



ーto be continuedー



  • No.284 by 乃木坂桜  2020-12-18 16:36:43 

実は、今は、悪役令嬢に嵌まっていますからその小説を書きました。

宜しかったら読んで下さい

  • No.285 by 乃木坂桜  2020-12-18 16:37:57 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第1話~

『危ない!?』



突然誰かの声が聞こえたかと思うと突然頭に激痛を感じると倒れて気を失い

頭の中にある映像が浮かび上がって

部屋の中に立っていて

部屋の中は、漫画やゲームソフトが散らかっていて

部屋に置かれている鏡には、狸顔の黒髪のショートカットの女の子が立っていて



『なんなのよ、この冴えない女の子は……』



ふとテレビの方に顔を向けるとやりかけの乙女ゲームのゲーム画面が写し出されていて



『確か私が気に入りの乙女ゲームの「聖フォルテ学園~運命に選らばれし者~」だったよね……』



確かゲーム内容は、復活する魔王に対抗するために勇者学園が設立されて

その学園に平民の主人公のヒロインのアイリス ・クロフォードが学園に入学するところから話が始まるんだよね。

格好良くて可愛らしい男の子達が登場するのが魅力的なんだよね。

でも何よりも私の推しは、主人公のヒロインのアイリスちゃんなんだよね。

女の私から見ても可愛らしくて優しくてマジ天使だよ!

こんな子誰でも好きになるよ!


そして場面が変わり乙女ゲームの聖フォルテ学園を夜遅くまでしたために寝坊してしまい

慌てて家を走って出ると直後に車に当たりそれいこうの記憶がないー……



「……ジュ様、アン……様、アンジュ様、しっかりしてください!」


ゆっくりと目を開けると目の前に天使がいて

心配そうに私を覗き込んでいる天使みたいな女の子は、160cmくらいで背中まで伸びた蜂蜜色の癖っ毛ですみれ色の丸型二重も綺麗で華やかな顔立ちではないが可愛らしい印象の私の好みその者の女の子だった。


「良かった、気がつかれたのですね。


大丈夫ですか?

頭に建物から落ちてきた植木鉢が当たったのですよ」



天使みたいな女の子は、心配そうに私の顔を覗き込んでいて



「んっ、私は……はっ!?ご、ごめんなさい。

私は、あなたに何て謝ったら良いのか。

今までの事の償いは、必ずいたします!」



天使みたいな女の子の名前をアイリスって思い出して

アイリスちゃんに犯罪まがいの嫌がらせをしていた事も思い出して慌てて頭を地面に着けて土下座をして謝り



「ア、アンジュ様!?

そんな事をするの止めて下さい!?

私は、気にしていませんから!?」



アイリスちゃんは、私が土下座をしたのを見て慌てて私の肩を触って

自分が気にしていないことを優しく知らせてくれて



「この償いは、必ずします!

本当に申し訳ありませんでした!」



頭を何回も地面に叩きつけて謝り

アイリスちゃんから逃げる様にその場を去って行こうとして



「ア、アンジェ様!?

お待ち下さい!

ちゃんと手当てをしないといけません!」



アイリスちゃんは、私の怪我を心配してちゃんと治療をしないといけない事をお願いをして

でも私は、これまでしたアイリスちゃんにしたことが申し訳なく思い

アイリスちゃんが止めるのを無視して走って逃げて

自分の寮の部屋に戻るとそのまま自分のベッドに飛び乗り



「あーもうーーアイリスちゃんたら可愛らしかった!

でもアイリスちゃんがこの世界に存在するって事は……

乙女ゲーム聖フォルテ学園の世界に転生したって事だよね。

まさか、漫画やゲームやアニメの中である事をじかに体験するとはね……

まあ、せっかくだから乙女ゲームの世界を楽しもうと!


……ってちょっと待って!

確か私って悪役令嬢のアンジュ・メルシエに転生したんだよね!?

アンジュの末路って確か復活した魔王としてアイリスちゃんに殺されていたよね!?

良くて幽閉か国外追放だったよね!?

幽閉も殺されるのも嫌だ!


うん、よしこれは、国外追放を狙おう。

さーて、死なない様に国外追放を目指して頑張るぞ!」



ベッドの上で枕に顔をつけて気持ち悪いぐらいくねくねと体を動き回して

アイリスちゃんの可愛らしさの興奮を表して

ふと自分の今まで行動と何て呼ばれていたのか思い出して

自分が悪役令嬢のアンジュに転生した事に気が付いて顔が真っ青になりどうしようか悩んで

結局国外追放になる為に頑張る事を決めて

右手を天井に向ける様に上げて国外追放の為に頑張る事を高々と宣言をして

次の日、自分の能力を確認をする為に放課後の学校の裏庭に向かって



「よし、この時間は、誰もいないみたいだね。


この破滅世界を生き抜く為に自分の能力を把握していないと駄目だよね。

確か私の属性って闇魔法だったよね。

最初は、初級の魔法を試してみよう。


『ダー◯アロー!!』」



何回も周りを見渡して誰もいない事を確認して

四メートルぐらいある大きな木の前に立って

右手を大きな木の方に向けて

初級魔法のダーク◯ローを放つ為に呪文を唱えて

すると手のひらから黒色の槍が出てきてそのまま大きな木に向かって行き

大きな木にぶつかって

大きな木は、見る影もないほどに木っ端微塵になり

さらに黒色の槍は、大きな木の後ろにある学園の壁を突き破ってそのまま草原を通り過ぎて行き槍が目から見えなくなって



「え、えっと、たまたまだよね……

目、目眩ましならばこんな事は、起こらないよね。


『ダークラ◯ト!』」



自分の魔法の威力に戸惑いたまたまだと思い

他の魔法を試してみる事にして

両手を大きく広げて

目眩ましの魔法の『ダーク◯イト!』を唱えて

すると体の周りが黒く光初めて

気がつくと学園の全てが真夜中の様に暗闇に包まれて周りが何も見えなくなって



「か、解除、魔法解除!」



私は、慌てて両手を振り魔法の解除を祈って

すると闇が晴れていつものお日様が出ている明るい景色に戻り



「ここまできたらあの最終魔法を試したくなったかも。

さ、さすがにこの魔法は、使えないよね……


『ブラックホー◯!!』」



何でも魔法が使えるのが怖くなると同時にどこまで魔法が使えるか気になり

近くの山に両手を向けると魔力を込めて何でも吸い込む闇属性の1番最強の魔法『ブラッ◯ホール』を唱えて

すると山がブラック◯ールに一瞬で吸い込まれて山が跡形もなく消えてしまい



「あ、あははー……チート過ぎるでしょう……

アンジュの魔力は、凄かったけれどもここまででなかったよね。

もしかして私が転生者だからなのかな?

ま、まあ、魔力があるのにこした事は、ないよね。

自分の魔力が解った事だし今は、それで良いよね。

うん、取り敢えずこの魔力は、秘密って事にしておこう。

それにこの力をアイリスちゃんの為に使おう。

うぇへへーー、いずれはアイリスちゃんとあんなことやこんなことが出来る仲になれば良いよねぇーー」



自分のチート能力に戸惑い

今は、深く考えるのを止めると他の人に自分の能力を秘密にしようと心に決めて

自分のチート能力でアイリスちゃんと仲良くなりいかがわしい事が出来る仲になる事を邪な考えをして

変質者の様に顔がニヤニヤとにやけていて

でも私が試した魔法の試した時の昼間の出来事が大事になっていたって思わなかった。


ーTo Be Continuedー

  • No.286 by 乃木坂桜  2020-12-18 16:39:02 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第2話~

私の育ての親は、解りません。

私は、赤ちゃんの時に施設に預けられました。


アイリス ・クロフォード、この名前が好きです。

血の繋がった親がつけてくれた唯一の私へのプレゼントだからです。

七歳の時に光の魔法に目覚めて

私の光の魔法に目をつけられた聖フォルテ学園の学園長に入学させられる事になって

でも孤児の私に友達が出来る訳がなくて孤児だからって反対に虐められてばかりで

特にルイ・ローラン王子の婚約者であるアンジュ・メルシエ令嬢様に目の敵の様に虐められていて

生徒会室に向かう途中にいつもの様にアンジュ様に裏庭に呼び出されて



「アイリスさん、話がありますわ。

少しだけ宜しいかしら?

もちろんアイリスさんに拒否権は、ありませんわよ」



アンジュ様が私の前に立ち両腕を軽く組んでプレッシャーをかける様に私を睨んでいて



「は、はい、解りました、アンジュ様……」



小さく頷いてアンジュ様の後をついて行くと校舎の裏庭に着いて



「アイリスさん、最近、生意気ですわ。

平民の癖に生徒会に入り男性にも色目を使い自分の立場をわきまえなさい!」



アンジュ様は、腕を組んで私を攻める様に睨んでいて

私は、『またか』って思って

いつも色々の人に虐められて虐げられていてばかりで

なれたって嘘になるけれどもやっぱり良い気がしない



「ご、ごめんなさい、アンジュ様……」



私は、つらそうに俯いてアンジュ様に謝り

アンジュ様の怒りが少しでも落ち着ければ良いと思い



「っ!?

あなたは、どこまで私を愚弄するつもりなのよ!?

いい加減にしなさい!!」



アンジュ様は、怒った様に顔を真っ赤にして

右手を大きく振り上げて

私を叩こうとしていて

ふと、校舎の窓から植木鉢がアンジュ様の頭の上に落ちてくるのが見えて



「危ない!?」



私は、慌ててアンジュ様に危険を忠告をしようとしていて

忠告したのがむなしくアンジュ様の頭に植木鉢が当たり

アンジュ様が倒れて気を失って



「アンジュ様、大丈夫ですか!?

しっかりして下さい、アンジュ様!!」



慌ててアンジュ様の肩を揺すり

アンジュ様の体調を確認をしようとして

しばらくするとゆっくりとアンジュ様が目を開けて

恋する乙女の様に夢心地みたいにうっとりして私を見つめていて



「良かった、気がつかれたのですね。


大丈夫ですか?

頭に建物から落ちてきた植木鉢が当たったのですよ」



アンジュ様が気が付いたのを見て安心をして

でもアンジュ様がどこも体の異常がないかって心配をして



「んっ、私は……はっ!?ご、ごめんなさい。

私は、あなたに何て謝ったら良いのか。

今までの償いは、必ずいたします!」



アンジュ様が慌てると突然頭を地面に着けて土下座をして謝り



「ア、アンジュ様!?

そんな事をするの止めて下さい!?

私は、気にしていませんから!?」



アンジュ様が土下座をしたのを見て慌ててアンジュ様の肩を触って

気にしていないことを優しく知らせて



「この償いは、必ずします!

本当に申し訳ありませんでした!」



アンジュ様は、頭を何回も地面に叩きつけて謝り

私から逃げる様にその場を去って行こうとして



「ア、アンジェ様!?

お待ち下さい!

ちゃんと手当てをしないといけません!」



アンジュ様の怪我を心配してちゃんと治療をしないといけないって思い

私が止めるのを無視して走って逃げて行って



「アンジュ様、いったいどうしたのかな……?

気が付く前と後でまるで別人の様てした。

それにアンジュ様が気が付いた後に感じたあの膨大な闇の魔力は、いったいなんだったのでしょうか?

アンジュ様から感じた闇の魔力が怖い物ってよりも暖かくて心が落ち着いた感じがしました……」



アンジュ様が去って行った方向を呆然と見つめていて

生徒会室に向かう途中にアンジュ様に似た膨大な闇の魔力を感じたと思うと大きな爆発音が聞こえてきて



「た、大変だ!?

学園を護っている壁が壊されたぞ!?」


「学園の中から攻撃を受けたらしいぞ!?」


「この学園の結界魔法は、絶対でないの!?」



学園の外壁が壊れた事に生徒も先生もパニックを起こして沢山の悲鳴が聞こえてきて

またアンジュ様の闇の魔力が感じたと思うと今度は、学園が真夜中の様に真っ暗になり



「何も見えない!?」


「世界は、闇に包まれたのか!?」


「いやーー!?

きっと魔王が復活したのよ!?」



学園の生徒も先生も錯乱して悲鳴をあげまくり

しばらくすると暗闇が晴れて

またアンジュ様の闇の魔力の感じたと思うと今度は、空気の振動と耳鳴りがする様な音が響いたと思うと山が黒色の玉に吸い込まれて山が綺麗に消えてなくなり



「悪魔や魔物の巣窟で誰も人間は、立ち入れないの魔の山と恐れられている山が一瞬で消えたぞ!?」


「きっと魔王が自分の魔力を溜める為に生け贄にしたのよ!?」


「終わりだ!?

世界の終わりだ!?」


「いやーー、死にたくない!?」


「誰か助けてー!?」



学園の生徒も先生も悲鳴をあげて錯乱して気を失う者も現れて

ただ私だけが冷静で周りを見渡していて

この魔力の持ち主が邪悪な者の様に思えなかったからかも知れない



「アイリス、こんなところにいたのか?

直ぐ生徒会室に来てくれ。

今から先生と一緒に魔王復活の可能性の会議をするそうだ」



声をした方を振り向くと生徒会の副会長でこの国の王子様でもあるルイ・ローラン様が立っていて



「その事ですが……いえ、何でもありません。

直ぐに生徒会室に向かいます」



私は、この現象の正体を知らせ様と思い

でもアンジュ様に迷惑がかかると思いなおして知られるのを止めた

今のアンジュ様は、悪い人に思えなかったから。

私は、ルイ様と一緒に生徒会室に向かった。



ーTo Be Continuedー


  • No.287 by 乃木坂桜  2020-12-27 20:42:19 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第3話~

私が魔法を試し打ちをしてから寮に戻ってきて



「お帰りなさいませ、アンジュ様」



寮に戻ると部屋の中で私の専属メイドのメルシエ・セラが立っていて

セラは、赤色の瞳と髪が綺麗で背丈178ぐらいだった

セラは、軽く頭を下げて私に挨拶をして



「あっ……ただいま、セラ。


ねえ、セラ、大切な話があるの。

聞いてくれる?」


私は、セラに今までしていた我儘の事を思い出して

セラに今まで我儘の事を謝ろと思い

優しくセラに話し掛けて


「す、すいません、また何か怒らせる様な事をしましたか?」


セラは、私に怒らせたと思い慌てて頭を下げて謝り


「ち、違うの、今まで私の我儘を聞いてくれてありがとう。

それからごめんね、セラの気持ちを考えないで辛く当たってしまって。

これからはセラの重みにならない様にもっと頑張るから私の事を見捨てないで側にいてくれない?

セラの事を本当の家族のお姉ちゃんの様に大切に思っているのよ。

だからこれからも私の側にいてくれない?」


セラに誠意を込めて謝る様に頭を深々と下げて

セラの事を大切に思っているからこれからも側にいてほしい事をお願いをして


「も、もったいない言葉です。

そう思っていてくれただなんて今まで仕えてきたかいがあります。

うぅ……ありがとうございます、アンジュ様」


セラは、私の言葉が嬉しくて地面に座り込んで涙を流してわんわん泣いて


「わわ、大丈夫、セラ!?」


セラが涙を流して泣いたのをみて慌ててどうしたか良いのか解らずおろおろとして


「うぅ……だ、大丈夫です。

見苦しところをお見せしました。

これから一生アンジュ様に仕えさせてもらいます!」


セラは、ハンカチで自分の涙を拭いて私の両手を握り締めて

目を輝かせて一生私に仕える宣言をして


「あ、ありがとう、セラ。

でもセラにも結婚とかあるし一生って訳に行かないでしょう。

だから無理をする必要がないんだよ」


セラのあまりにもぐいぐい来る行動に戸惑い

無理をしない事をセラにお願いをして


「いえ、アンジュ様こそ、私の生きがいです!

結婚なんかしません!

むしろアンジュ様と結婚をしたいほどです!」


セラは、興奮した様に息を荒くして私の両手を握り締めて

とんでもない発言を宣言をしていて


「その……ありがとう、セラ?」


セラの言っている意味は、良く解らなかった

戸惑いながら疑問系で感謝の気持ちを表して

実は、このセラと言うアンジュの専属メイドに悲しい出来事があり

魔王として目覚めたアンジュを止めようとして殺されているんだよね。

あんな悲しい結末にならない様にするために破滅フラグを折らないとって改めて心に誓った。


ーTo Be Continuedー

  • No.288 by 乃木坂桜  2020-12-30 14:54:49 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第4話~

セラを死なせないって心に決めて次の日学校に向かって

登校途中で生徒達が慌ただしほど噂話に盛り上がっていて


「聞いたかよ、魔王が蘇ったらしいぞ」


「ああ、聞いたぞ、昨日学園に攻め込まれたらしいぞ」


「山が消えたのもその魔王の仕業だってよ」


「魔王が復活するのは、まだ先でないのかよ」


「魔王が復活だなんてこの世界は、どうなるのよ……」


学園の生徒達が魔王復活の話に盛り上がっていて


「…………」


魔法を試しただけなのになんだか大事になってしまってない!?

昨日の出来事は、私が原因だと隠し通さないと

破滅しない為に無駄な争い事ははぶかないとね!


昼休みになるとアイリスちゃんのストーカー……でなくて見守るファンとしてアイリスちゃんを護る為に探すことにして


「えっと…アイリスちゃんは、何処かな?


あっ、アイリスちゃんを見つけた!

女の子同士が集まって何か話しているよね。

何を話しているのかな?」


アイリスちゃんを見つけて

数人の女の子と話しているのに気がついて

木の後ろに隠れて耳の聴覚に強化魔法をかけて

何を話しているのか盗聴しようとして


「アイリスさん、あなたは何をしたか解っているの?

平民の癖に生徒会に入って

それだけでなく殿方に色目を使って恥ずかしくないの?」


「どうせ、生徒会にも光の魔法と言う特別な力のお陰ではいれたのでしょう」


「だいたい孤児な癖に生意気なのよ」


数人の令嬢がアイリスちゃんを攻める様に周りを囲んで傷つける様な言葉を話していて


「す、すいません……」


アイリスちゃんは、恐々と俯いて謝っていて


「っ!?

謝って許させると思うのかしら?

いい加減にしなさい!」


令嬢の1人が手から炎を出してアイリスちゃんに近づいて


「さ、さすがにまずいって!?

ダークオーラ!」


令嬢にアイリスちゃんが怪我をさせられるって思い

慌てて茂みから出て右手を炎を出している令嬢の方に向けて

体から黒いオーラを出して

黒い風が炎を出した令嬢に向かっていくと炎が消し飛び令嬢が転けて尻を地面につけて

令嬢達とアイリスちゃんは、恐々と私の方を向いて


ど、どうしよう、思わず魔法を使ってしまったよ……

これって破滅フラグへの道って訳でないよね!?

こ、こう言う時は、乙女ゲームの令嬢のとっていた態度を思い出して

よ、よし、行くぞ!


私は、心の中で気合いを入れて

乙女ゲームの令嬢が優雅に歩いている姿を思い出しながらゆっくりと歩き始めて


「これは、何事かしら?」


周りをプレッシャーをかける様に黒いオーラを出して令嬢達に近づいていき


「ア、アンジュ様……

そ、それは、ここにいるアイリスさんが立場を弁えていませんでしたわ。

ですから注意をしていただけです」


炎を出した令嬢は、恐々と私に反論しようとしていて


えっと…この令嬢の名前は、マリア・タチバナって言っていたよね。

確か努力家で素直になれないところは、あるけれども良い子って設定が合ったよね


私は、乙女ゲームの聖フォルテ学園の攻略本を読んだ情報を思い出して

どう態度をとるか決めて


「そんな事を言っては、駄目よ。

悪い子ね、マリア……

そんなに私に虐めてほしいのかしら?」


私は、マリアの頬っぺたを触ってから唇を撫でる様に触り

耳元で囁くと耳朶を軽く息を吹き掛けて


「きゃ!?あ、あの……その……」


マリアは、息を吹き掛けられると悲鳴を出して恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いて


「解っているわ。

アイリスちゃんが羨ましいかったんでしょう。

マリアは、良い子だものね。

後で可愛がってあげるからおいたは、駄目よ。

仔猫ちゃん達も良いわね」


どす黒いオーラを出したままプレッシャーをかけて薄く微笑んでマリアの唇を離して

それから他の令嬢達の方を向いて色っぽく微笑んで


「は、はい、解りました。

これからそんな事をしません」


マリアは、顔を真っ赤にして俯きおろおろとしていて


「わ、解りました、アンジュ様」


他の令嬢も顔を赤らめておろおろとして


「解ったならば良いのよ。

行きなさい、仔猫ちゃん達」


自分の髪をかきあげて色っぽく微笑んで


「は、はい、失礼しました、アンジュ様!」


マリア達、令嬢は、逃げる様に去っていき


や、やってしまった……

何が仔猫ちゃんよ!?

うぅ……思い出しただけで恥ずかしくて死にそうよ……


「あ、あの、アンジュ様、助けてくれてありがとうございました」


アイリスちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて頭を下げてお礼を伝え


「えっ、いや、その……今のは、忘れてください!」


アイリスちゃんにお礼を言われるとさっきした恥ずかしい出来事を思い出して

恥ずかしくて逃げる様にその場を走って離れ様として


「えっ、アンジュ様!?

ま、待ってください!」


去ろうとする私を慌てて呼び止めようとして

でも恥ずかしくてアイリスちゃんの声を無視して去って行って


うぅ……何て事をしてしまったんだ……

思い出しただけで恥ずかしくて死んでしまいそうだよ……

でも今は、もう1つの破滅フラグを折らないといけないんだよね。

王子のルイ・ローラン様との婚約の解除をしないといけないよね。

卒業式にルイ様に婚約を解除されて

アイリスちゃんを虐めた罪により死刑または、国外追放されるんだよね。

破滅フラグを折る為にルイ様との婚約を解除しないといけないよね。

そうすれば卒業式の断罪イベントが起こらないはずだよね。

それにしても婚約解除+死刑または、外国追放と言い魔王復活と言い破滅フラグが多すぎるよね。

よし、なんとしても破滅フラグを折るよ。

破滅フラグなんかに負けないよ!


放課後になるとルイ様に婚約を解除してもらう為に会いに行って


「ルイ様、大切なお話があります。

少しだけよろしいでしょうか?」


教室を出て行こうとするルイ様を呼び止めて

大切な話がある事を知られて


「俺に話があるのかい?

込み入った話みたいだね。

良いよ、着いて来てくれるかな?」


ルイ様と一緒に中庭の人がいないテラスに向かって


「この時間ならば誰も来ないはずだよ。

それでは、話を聞こうか?」


テラスに着くとルイ様がベンチに座り

私の心を覗き込む様に私を見つめ


えっと……何て言った良いのかな……

そう言えば乙女ゲームや漫画のシチュエーション合ったよね。

よし、行くよ!


「私の道を進む為にルイ様との婚約を解除させてもらいます。

ルイ様は、本当の好きな人と幸せになってください」


髪をかきあげて妖艶に色っぽく微笑んで

自信満々にルイ様との婚約解除をお願いをして


「ぷっ、あははー、アンジュは、面白い事を言うね。

ますます興味が出てきたよ。

だから婚約は、解除をしないからね」


ルイ様は、楽しそうに口元を押さえてクスクスって笑い

満面な笑みを浮かべて婚約解除をしない宣言をして


「この話は、終わりだ。

俺は、今から生徒会室に向かうからまたね、アンジュ。

ちゅっ……」


甘いスマイルを浮かべて私のおでこにキスをすると軽く右手を振り去って行って

私は、ルイにおでこにキスをされると顔がトマトの様に真っ赤になり


「ど、どうしてこうなった!?

確かゲームでは、私には、全然興味がなかったよね

はっ、まさか、アイリスちゃんとの恋愛の為に私を捨て石にするつもりなの!?

アイリスちゃんは、私の物よ!

絶対ルイ様に負けないからね!」


私は、ルイ様に負けない事を改めて心に決めて


そう言えば今日って入学して1ヶ月たったよね。

確か学園の襲撃イベントが合ったはず

このイベントでアイリスちゃんが意識不明の大怪我をしたんだよね。

アイリスちゃんを絶対護らないと!

アイリスちゃんに危害を加える奴には、地獄への一方通行の片道切符をお見舞いしてあげるからね!


私は、どす黒いオーラの波動を出して

学園の生徒や先生の使い魔達も学園の動物達もどす黒いオーラの波動を感じて気を失って

後に魔王復活の前触れって恐れられたりする。


ーTo Be Continuedー

  • No.289 by 乃木坂桜  2020-12-30 20:19:18 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第5話~

俺は、魔王様を復活する為に色々と準備してきて

魔族の仲間を集めて人間を操って魔物を召喚して

順調に物事は、進んでいき

魔王様を脅かす光の魔法を操る女が学園に入学したって噂を聞いて

早めに魔王様の強敵になる前に排除する事にして

魔族と魔物を集めて寮を襲う為に学園の外に集まって


「そろそろ、行くぞ……」


人が寝ている真夜中になると右手を振って魔族と魔物達が敷地の中に入ろうとすると突然黒いの地面が沈み初めて

あっという間に先に突入した魔族達の姿が消えて



「い、いったい何事だ!?

魔力をまったく感じなかったぞ」


「おい、あそこに何かいるぞ!」


突然の出来事に戸惑い周りを見渡して

魔族の1人が壁の塀の上に立っている存在に気がついて

右手の指を指して知らせて


「ふふふ、今宵は、良い生け贄が揃っていることね。

私の餌になりたい子は、誰かしら?」


黒紙の女は、隠蔽魔法で俺達が見えていないはずなのに真っ直ぐと俺達を見つめていて

女に見つめられるだけで全身から冷や汗が出てきて

直ぐにヤバイ奴だと解り

女が右手の向けた思うと気がついたら黒色の針が魔族と魔物達の体が貫いていて

直ぐに黒色の影に沈んでいき


「くっ、撤退だ!

あんな化物がいるだなんて聞いていなかったぞ!」


俺は、仲間の魔族と魔物達に撤退を命じると逃げる様に去っていき



少しだけ離れた寮の屋上に1人の人間の男性が立っていて


俺は、人間と言う者が嫌いだ。

低俗で下品で人間なんか滅んでしまえって思ったりする。

だから魔族の襲撃の手助けをした。

魔族が攻め込むの見てこれで人間達がたくさん死ぬと思うと楽しみで仕方がなかった。

1人の令嬢が塀の上に立っているのに気がついて


「確かルイの婚約者のアンジュって言う令嬢だったよね。

何故あんなところにアンジュが?」


次の瞬間に魔族と魔物達が消えていき


「くっ、アンジュは、何者なんだよ!

くそ、あいつのせいで計画が台無しだ!」


俺は、女を恨んで睨んでいて

でも女が突然俺の方を振り向いて


「なっ、隠蔽魔法をかけているからこちらに気がつかないはずだろう!?」


ふと女の口が動いて何か話いて

俺は、口の動きの読心術で何を話しているか確認をして


「えっと……『今宵の小鳥は、良く鳴くことだ。遠く離れた仔猫ともじゃれあいたいことよね』

なっ!?

俺の事を仔猫だと!?

じゃれあうって俺を遊ぶ様に惨たらしく殺すつもりなのか!?

早くこの場を離れないと!?」


俺は、女がここに来る前に自分の男性寮に戻って

次の日に学校に登校すると昨日塀の上に立っていたアンジュ令嬢を見かけて

アンジュは、俺に気がついて俺に近づいてきて


「ごきげんよう、ロベルト様

寝不足みたいですわね。

大丈夫ですか?

夜更かしで遊ぶのは、良いですが体を大切にしないと行けませんわ。

私も夜更かしで遊んでいたから他人に言えたことでありませんが……

互いに気をつけないと行けませんね」


アンジュは、妖艶に微笑んで

表向きは、私の体を心配をしている様に思えて

昨日の事を言っているって理解できて

俺は、殺されるって思い身構えて


「ロベルト様、肩に落ち葉がついてますわよ」


気がつくとアンジュは、肩に手を伸ばしていて

肩についている落ち葉を持っていて


なっ、この俺が簡単に周りに入られただと!?


「いつか遊びましょうね」


なっ、俺を遊ぶ様に惨たらしく殺すって言うのか!?


「約束ですわよ、ロベルト様」


くっ、何処に逃げても逃がさないって事かよ。


「それでは、失礼しますわ、ロベルト様」


アンジュは、じっと俺の瞳の中を見つめて

心の中を覗かれている様に思えて

鼻で笑われた気がするとアンジュは、去っていき


俺は、蛇に睨まれた蛙の様に何も言えなかった。

きっと昨日の事を言っているって理解できて

いずれ虫けらの様に殺すって宣言をしたことだと気づいて

あの女こそ魔王の生まれ変わりだ。

魔族すら自分の力をつける為の餌に過ぎなかったと言う事だ。

きっと今回の襲撃もアンジュの策略だったのだろう。

恐ろしい女だ……



ーTo Be Continuedー






  • No.290 by 乃木坂桜  2020-12-30 22:21:42 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第6話~

夜になると魔族の襲撃が来たらいつでも対処出来るように学園全体を見れる塀の上に立って


「なんとしてもアイリスちゃんを護らないとね!

取り敢えず塀の周りに罠を仕掛け方が良いよね。

ダークマーシュ(闇の沼)!」



塀の周りに近づいたら闇の中に沈むダークマーシュの魔法をかけて


「取り敢えずこれで少しは、敵の数を減らせるよね。

でも綺麗な満月だよね。

満月を見ていると中二病時代の事を思い出すよねーー」


満月を見上げていると中二病時代の時の事を思い出して

久しぶりに中二病の真似事ごしたくなり


「ふふふ、今宵は、良い生け贄が揃っていることね。

私の餌になりたい子は、誰かしら?」


自分の顔を右手で隠して中二病の決め台詞を決めて


「ダークニードル!」


何もない塀の近くに黒色の針を沢山放って

するとなんだか悲鳴が聞こえた気がして

良くダークニードルを放った方を見つめて

でも何もなくて気のせいだと思い

ますます中二病だった時の事を思い出して


「今宵の小鳥は、良く鳴くことだ。

遠く離れた仔猫ともじゃれあいたいことよね」


なんとなく男子寮の方を向いて

さらに痛い中二病発言をして


「うぅ……やっぱり中二病の真似事をしたら恥ずかしくなるよね……

って、魔族達の襲撃が遅くないかな?

そろそろのはずなのに…」


感知魔法を使って敵の反応を調べてみた

でも近くに敵の反応がなくて

結局その日は、朝になっても魔族達の襲撃がなくて


「ふぁーー、結局魔族達の襲撃がなかったよね……

ゲーム通りに行かない事もあるんだよね。

まぁ、アイリスちゃんが無事ならば他は、関係ないよね。

今日も愛しのアイリスちゃんの姿を見ないと!」


眠たいのを我慢してアイリスちゃんに会う為に学校に向かい

学校の登校途中にロベルト様を見掛けて


ロベルト・カーマイン様よね。

昨日の魔族襲撃の時に死ぬはずだったよね。

でも魔族の襲撃がなかったから死ななかったんだよね。

趣味は、小説を読むことだったよね。

いつも夜中まで小説を読んでいたよね。


「ごきげんよう、ロベルト様

寝不足みたいですわね。

大丈夫ですか?

夜更かしで遊ぶのは、良いですが体を大切にしないと行けませんわ。

私も夜更かしで遊んでいたから他人に言えたことでありませんが……

互いに気をつけないと行けませんね」


ロベルト様に近づいてきて

夜中まで小説を読んで無理をしない事を遠回しに知らせて


「ロベルト様、肩に落ち葉がついてますわよ」


ロベルト様は、何か考え事をしていたみたいで

いきなり私が肩についている落ち葉を取るのにビックリしていて


「いつか遊びましょうね」


私は、小説が好きな者同士仲良くなりたいと思い

小説の事で盛り上がる話をする約束をして


「約束ですわよ、ロベルト様」


もう一度小説の話で盛り上がる事を約束をして


「それでは、失礼しますわ、ロベルト様」


ロベルト様が戸惑っているのに気がついてこれ以上強引に行ったら嫌われると思い一度別れる事にして

ゆっくりとロベルト様と仲良くなれば良いと思い一度別れる事にして


とにかく今日もアイリスちゃんのストーカー……でなくてファンとしてアイリスちゃんを護らないと思いアイリスちゃん事を探して校舎を歩き廻った。


ーTo Be Continuedー

  • No.291 by 乃木坂桜  2020-12-31 21:59:32 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第7話~

今日は、剣を使った初めての戦闘訓練だったりする。

目立たない様に見学をしようとクラスメートから離れたところでクラスメート達を見つめていて

ふと、1人の男性に気がついて


確か二人目の攻略キャラの騎士団の団長の息子のアラン・デュランだったよね。

熱血筋肉馬鹿で戦いのことしか考えがないんだよね。

確か光属性のアイリスちゃんの強いって噂を聞いて戦いを仕掛けるんだよね。

ぼろぼろになりながらアラン様に向かって行くアイリスちゃんの根性に惚れ込んで気に入るんだよね……

あの時の一所懸命で一途に向かうアイリスちゃんが健気で萌えたんだよね。

さすがは、私のアイリスちゃんだよ!


私がうっとりしながらアイリスちゃんを見つめていて

するとアラン様がアイリスちゃんに近づいていき


まさか、アイリスちゃんがぼろぼろになるイベントが発生するの!?

私のアイリスちゃんを傷つけるなんて許さないわよ!


私は、慌ててアラン様とアイリスちゃんのところに向かって


「あんたが光の属性を持っている特別な子の、アイリスか?

俺と手合わせをしろ!」


アラン様は、剣をアイリスちゃんの方に向けて


「か弱い女の子に手を出そうだなんて許される事でありませんわ。

変わりに私が相手をしてあげる。

構わないですわね、アラン様……?」


私は、アイリスちゃんを護る様にアラン様の前に立って


『私のアイリスちゃんを傷つけるのでないわよ』って思い

どす黒オーラを出して

すると私のどす黒オーラを感じて鳥達が飛んで逃げていき


「っ!?

面白い、お前が相手をしてくれるって言うんだら相手になってもらおうでないか。

俺を楽しませてくれよ!」


アラン様は、私のどす黒オーラを感じ取ると冷や汗を出して

剣を構えて私を睨んで

私も剣を構えてアラン様を睨んで


「ダーク強化魔法レベルMAX……」


アンジュの肉体能力は、平均よりも下で普段は子供に負けるほどで

だから今使える最強の強化魔法を使い

どす黒色のオーラを纏い風が吹きまくり


「はーー!!」


アラン様が剣を構えて私に襲いかかってきて

私の剣とアラン様の剣がぶつかって

その瞬間アラン様の体が後ろに吹っ飛び

塀の壁にめり込み壁が音を立てて崩れて


えっ、アラン様、死んだ……?

まさか、私は、人殺しになったの!?

まさかの破滅フラグ確定!?

少しだけ力を込めただけなのに……


私は、呆然とアラン様が埋まっている壁の瓦礫を見つめ

瓦礫の中からアラン様がゆっくりと出てきて


良かった、生きていた、人殺しにならなくすんだよ……


アラン様が瓦礫から出てきたのを見て安心をして


「くっ、やるな、お前。

名前は、なんて言う?」


アラン様は、折れた歯をペッと口の中から捨てて

楽しそうに二って笑い


「アンジュ・メルシエ……」


うわー……できたら名前を覚えてほしくないんだけれど……


私は、名前を覚えられたらあとでめんどくさい事になると思い

名前を教えたくなかった

でもここで教えなかったらもっとややこしい事になると思い

仕方がなく名前を教えて


「アンジュか……

俺の相手にとって不足なし!

強化魔法レベル1!

ファイヤースラッシュ(炎斬り)!!」


アラン様は、楽しそうに二って笑い

強化魔法を使い肉体を強化して

剣に炎を纏わせて私に斬りかかってきて


「クシュン!」


私は、鼻がむずむずして

くしゃみをした瞬間にアラン様の体に剣が当たり

アラン様が後ろに吹っ飛び

木にぶつかるとそのまま木が木っ端微塵に吹っ飛び

その後ろの倉庫にも当たり倉庫も粉々に吹っ飛び

アラン様が瓦礫の中に埋もれて


あっ、今度こそ殺してしまったかも……


私は、人殺しになった覚悟を決めて


アラン様が血塗れで瓦礫から出てきて


「はーー、はーー、や、やるではないか。

俺のライバルとして認めてやる。

ありがたく思え。

がくっ……」


アラン様は、苦しそうにゼーゼー息を吐いて

私の方に近づいてきて

私の方に右手の人差し指を指して

ライバル宣言をすると力尽きた様に倒れ込んで

それを見たアイリスちゃんがアラン様に近づいて

アラン様に回復魔法をかけて治療をして

アイリスちゃんに近づいて


うぅ……アラン様に回復をかけるアイリスちゃん、マジ天使。

回復魔法をかけてられているアラン様が羨ましすぎるよ!


私は、アイリスちゃんが回復魔法を使っている姿を綺麗でうっとりしながら見つめ

アイリスちゃんが回復魔法の治療が終わると私の方を向いて


「私の変わりに戦ってくれてありがとうございます。

アンジュ様は、いつも私を助けてくれます。

なんてお礼を言ったら良いのか解りません……

アンジュ様にお礼をしたいです。

私に出来る事は、ありますか?

何でもさせてください」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて

発情した様に目をうるわせてじっと私を見つめて


はーはー、アイリスちゃんたら可愛らしい……

な、何でも!?

それならばあんな事もこんな事もアイリスちゃんがしてくれるって事!?

げへへーそれは、良いかも!!


心の中でニヤニヤとにやけていて


「それならば、私の恋人にっ!!

ごほん、じゃなくて友達になってくれませんか?

私は、友達が少ないですからアイリスちゃんが友達になってくれたら嬉しいです」


私は、暴走してアイリスちゃんと恋人になりたいと言おうとして

さすがに女の子同士で気持ちがれると思い

言葉を言い直して友達になりたい事をお願いをして


「私がアンジュ様の友達だなんて恐れ多いです……

でも私で宜しかったらアンジュ様の友達にさせてください」


アイリスちゃんは、私に友達になってほしい発言を聞いて

恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いて

目をうるわせて少しだけ上目遣いで私を見つめ


はう!?

アイリスちゃんたらなんて可愛らしさよ!?

このまま襲いたいほどよ!


私は、アイリスちゃんを襲いたい気持ちを我慢してうっとりとアイリスちゃんを見つめ


「あ、あの、アンジュ様……?」


アイリスちゃんは、私の態度を見て不思議そうに首を傾げて


「あっ……ご、ごめんなさい。

こちらこそ友達になってくださいってお願いをしたいところよ。

これからよろしくお願いしますね、アイリスちゃん」


アイリスちゃんの両手を握り締めてじっと見つめ

友達としてよろしくってお願いをして


「はい、こちらこそよろしくお願いします、アンジュ様」


アイリスちゃんも私の両手を握り締めて恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべて

アイリスちゃんのその笑顔が天使の笑顔みたいで可愛らしくて

ついにやけ顔をなりそうなのを我慢してニッコリと笑い

私とアイリスちゃんは、互いに両手を握り締めて笑顔になって

それは、授業の終わるチャイムがなるまで2人の世界入っていて

この時は、しばらくしてからとんでもないことが起きるだなんて思ってもいなかった。


ーTo Be Continuedー

  • No.292 by 乃木坂桜  2021-01-01 23:34:57 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第8話~

私は、アイリスちゃんと友達になって

堂々アイリスちゃんと一緒になれる様になって

人生は、薔薇色の生活になって

いずれアイリスちゃんと恋人同士になりたいって邪な考えもしいたりしていたりする。

アイリスちゃんと一緒に寮に帰っていると誰かに話し掛けられて


「ねえ、ねえ、お姉ちゃんがアンジュなんだよね。

アランを倒したのは、本当?」


声をした方を振り向くと男の子が立っていて

この男の子の名前は、イオン・ルー

3番目の攻略キャラクターで12歳の子供だ

でも膨大な魔力を持った天才魔術師って言われていて

闇属性と光属性以外の水、火、土、風、雷の全て属性の魔法が使える

毒舌キャラクターと言う変わったキャラクターだ。


「……違います」


私は、ややこしい事になりそうで取り敢えず否定をして


「なんだ、違うんだ。

お姉ちゃんは、弱そうだもんね。

噂は、あてにならないよね。


こっちのお姉ちゃんが光の属性を持った特別な子のアイリスだよね。

ふーん、パッとしない顔だね。

それにどんくさそうしガッカリだよ」


イオン様は、自分の頭を両手で組んでつまらなそうに話して


「まぁ、良いや。

アイリスお姉ちゃん、僕と戦ってよ。

珍しい光の属性の力を僕に見せてよ。

まあ、アイリスお姉ちゃんが僕に勝てる訳ないけれどね。

少しだけ遊んであげるよ」


イオン様は、右手に炎を左手に水を出して

アイリスちゃんを挑発する様に鼻で笑い


そうこれは、イオン様とアイリスちゃんのバトルイベントなんだよね。

イオン様に苦戦して最後にアイリスちゃんの魔法が魔法の障壁を突破して

アイリスちゃんの力を認めるイベントなんだよね。

一生懸命に健気に頑張るアイリスちゃんが凛々しくて可愛らしかったんだよね。

でもアイリスちゃんが怪我をするって解っていて戦わせる訳に行かないよ!


「イオン様、宜しかったら私の相手をしてもらえませんか?」


イオン様のアイリスちゃんと戦うって言葉を聞いて

怪我をさせるかもって思い

怒った様にどす黒いオーラを纏って


「っ!?

へーー、アンジュお姉ちゃんの魔力はなかなかあるみたいだね。

楽しめそうだよ」


イオン様は、私のオーラを感じてびくって体を震わせて

悪戯ほく二って笑い

私達三人は、戦闘訓練所に向かい


「こちらは、準備ができました。

いつでもかかってきてください」


私は、イオン様に軽く右手を手招き


「アンジュお姉ちゃん、泣かせてあげる!


アイスショット!

ファイヤーボール!

ウォーターアロー!

ウイングカッター!


これでトドメだ!

サンダーボルト!!」


イオン様は、私の周りを走り

最初は、氷の弾のアイスショットを放ち

次に炎の弾のファイヤーボールを放ち

次に水の弓を作り水の矢のウォーターアローを放ち

次に右手に風の渦を纏わせて私の方に斬るしぐさをして風の刃のウイングカッターを放ち

最後に立ち止まり両手を上げて雷の弾を貯めて雷のビームのサンダーボルトを放ち


「ダークウォール……」


私は、イオン様が放った魔法が当たる前に闇の壁を作り

魔法が闇の壁に当たると大音量の爆発が起きて


「アンジュ様!?」


アイリスちゃんは、闇の壁に魔法が当たって爆発をしたのを見て

私を心配をする様に悲鳴を出して


「うーん、少しだけ遣り過ぎたかな?

死んだかな?

まぁ、死んでも弱いアンジュお姉ちゃんが悪いよね」


イオン様は、両手を後ろで組んで楽しそうにニコニコ笑顔で話していて

煙が晴れると私は、黒い壁に包まれていて

洋服も体も無傷で


「ほっ、良かったです。

アンジュ様、無事です……」


アイリスちゃんは、私の無事の姿を見て安心をして


「な、なんなの、それ!?

ずるいよ!

もう手加減をしないからね!

はーー!!

『メテオインパクト!』」


イオン様が両手を上に上げて魔力を空に放って

すると10メートルぐらいある隕石が落ちてきて


これならば受けても大丈夫だろう思い

でもふと、アイリスちゃんが近くにいるのに気がついて

アイリスちゃんに危害が及ぶと思い

右手の人差し指を隕石の方に向けて


「ダークショット!」


人差し指の先から黒色のビームを放ち

黒色のビームは、隕石に当たり

隕石が黒色のビームに吸い込まれる様に消えて


「な、なにーーー!?」


イオン様は、大声で驚きの声を出して


まったくアイリスちゃんに隕石が当たったらどうするのよ!!

こうなったお仕置きが必要だよね!


「ダークボール……」


私は、右手を上に上げて魔法で黒色のボールを作るダークボールを唱えて

黒色の魔法のボールの大きさがサッカーボールくらいの大きさになり


「あはは、なんなの、そんな小さな魔法の弾は」


イオン様は、私の出した黒色のボールを見て

楽しそうにお腹を押さえて笑い

黒色の魔法のボールが岩くらいになり


「ふ、ふーん、まだまだ小さいでないかよ」


イオン様は、少しだけ戸惑いながら強がって見せて

黒色の魔法のボールが学園の校舎ほどの大きさになり


「な、な、な、ちょ、ちょっと待て!?」


地面にお尻を着けて黒色の魔法のボールを指差して

黒色の魔法のボールが山よりも大きくなり


「ひ、ひーー!?

お願いだから待ってよ!?」


地面にお尻を着けて涙目で後ろに下がり


「大丈夫、一瞬で終わりますわ……」


私は、右手をイオンの方に向けて

山ぐらいある黒色の魔法のボールがイオン様の方に向かっていき


「ぎゃーーーーー!?」


イオン様は、聞いたことがない声の悲鳴を出して

イオン様に当たる前に黒色の魔法のボールを消して

イオン様が◯◯◯◯を漏らして気を失っていて


うーん、少しだけ遣り過ぎたかな?

まあ、アイリスちゃんの安全を脅かしたからこれくらい構わないよね。


私は、気を失っているイオン様を保健室に運んでベッドに寝かせて


「アンジュ様、お願いがあります。

私に戦い方を教えてください!」


アイリスちゃんが私の方に真剣な表情で私を見つめていて


「えっ、アイリスちゃん、いきなりどうしたのですか?」


私は、アイリスちゃんのいきなりの戦い方を教えてって言葉を聞いて

戸惑いながらどうしてそんなお願いをしたのか質問をして


「私は、アンジュ様が怪我をしたかもって思い胸が苦しかったです。

私にもっと力があればアンジュ様を護れたのに思いました。

私は、アンジュ様と一緒に歩きたいのです。

アンジュ様の側にいるために私に戦い方を教えてください!

お願いします、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて目をうるわせて間近でじっと私を見つめ


アイリスちゃん、良い匂いだよね……

ってそうでなくて

やっぱりアイリスちゃんって良い子だよね。

他人の為に強くなろうだなんてね。

よしアイリスちゃんの為に出来るだけ協力しよう!


私は、間近のアイリスちゃんの匂いが良い匂いでうっとりとして

でもすぐに正気に戻り

真剣なアイリスちゃんの為に協力をしようと思い


「戦い方を教えるのは、構いませんよ。

でも無理をしないって約束をしてください。

この約束をしてくれないと戦い方を教えることができませんよ」


私は、アイリスちゃんがすぐに無理をするのを知っていて

自分を大事にしたら戦いを教える事を提案をして


「はい、解りました!

無理しないって約束をします!

これからよろしくお願いしますね、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて真剣な表情で私を見つめて

こうしてアイリスちゃんに戦い方を教える事になり

こうしてアイリスちゃん(ヒロイン)改造計画が始まった。



ーTo Be Continuedー

  • No.293 by 乃木坂桜  2021-01-04 00:59:09 

すいません、8話を修正しましたから投稿させてもらいますね。

  • No.294 by 乃木坂桜  2021-01-04 01:00:12 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第8話~

私は、アイリスちゃんと友達になって

堂々アイリスちゃんと一緒になれる様になって

人生は、薔薇色の生活になって

いずれアイリスちゃんと恋人同士になりたいって邪な考えもしいたりしていたりする。

アイリスちゃんと一緒に寮に帰っていると誰かに話し掛けられて


「ねえ、ねえ、お姉ちゃんがアンジュなんだよね。

アランを倒したのは、本当?」


声をした方を振り向くと男の子が立っていて

この男の子の名前は、イオン・ルー

3番目の攻略キャラクターで12歳の子供だ

でも膨大な魔力を持った天才魔術師って言われていて

闇属性と光属性以外の水、火、土、風、雷の全て属性の魔法が使える

毒舌キャラクターと言う変わったキャラクターだ。


「……違います」


私は、ややこしい事になりそうで取り敢えず否定をして


「なんだ、違うんだ。

お姉ちゃんは、弱そうだもんね。

噂は、あてにならないよね。


こっちのお姉ちゃんが光の属性を持った特別な子のアイリスだよね。

ふーん、パッとしない顔だね。

それにどんくさそうしガッカリだよ」


イオン様は、自分の頭を両手で組んでつまらなそうに話して


「まぁ、良いや。

アイリスお姉ちゃん、僕と戦ってよ。

珍しい光の属性の力を僕に見せてよ。

まあ、アイリスお姉ちゃんが僕に勝てる訳ないけれどね。

少しだけ遊んであげるよ」


イオン様は、右手に炎を左手に水を出して

アイリスちゃんを挑発する様に鼻で笑い


そうこれは、イオン様とアイリスちゃんのバトルイベントなんだよね。

イオン様に苦戦して最後にアイリスちゃんの魔法が魔法の障壁を突破して

アイリスちゃんの力を認めるイベントなんだよね。

一生懸命に健気に頑張るアイリスちゃんが凛々しくて可愛らしかったんだよね。

でもアイリスちゃんが怪我をするって解っていて戦わせる訳に行かないよ!


「イオン様、宜しかったら私の相手をしてもらえませんか?」


イオン様のアイリスちゃんと戦うって言葉を聞いて

怪我をさせるかもって思い

怒った様にどす黒いオーラを纏って


「っ!?

へーー、アンジュお姉ちゃんの魔力はなかなかあるみたいだね。

楽しめそうだよ」


イオン様は、私のオーラを感じてびくって体を震わせて

悪戯ほく二って笑い

私達三人は、戦闘訓練所に向かい


「こちらは、準備ができました。

いつでもかかってきてください」


私は、イオン様に軽く右手を手招き


「アンジュお姉ちゃん、泣かせてあげる!


アイスショット!

ファイヤーボール!

ウォーターアロー!

ウイングカッター!


これでトドメだ!

サンダーボルト!!」


イオン様は、私の周りを走り

最初は、氷の弾のアイスショットを放ち

次に炎の弾のファイヤーボールを放ち

次に水の弓を作り水の矢のウォーターアローを放ち

次に右手に風の渦を纏わせて私の方に斬るしぐさをして風の刃のウイングカッターを放ち

最後に立ち止まり両手を上げて雷の弾を貯めて雷のビームのサンダーボルトを放ち


「ダークウォール……」


私は、イオン様が放った魔法が当たる前に闇の壁を作り

魔法が闇の壁に当たると大音量の爆発が起きて


「アンジュ様!?」


アイリスちゃんは、闇の壁に魔法が当たって爆発をしたのを見て

私を心配をする様に悲鳴を出して


「うーん、少しだけ遣り過ぎたかな?

死んだかな?

まぁ、死んでも弱いアンジュお姉ちゃんが悪いよね」


イオン様は、両手を後ろで組んで楽しそうにニコニコ笑顔で話していて

煙が晴れると私は、黒い壁に包まれていて

洋服も体も無傷で


「ほっ、良かったです。

アンジュ様、無事です……」


アイリスちゃんは、私の無事の姿を見て安心をして


「な、なんなの、それ!?

ずるいよ!

もう手加減をしないからね!

はーー!!

『メテオインパクト!』」


イオン様が両手を上に上げて魔力を空に放って

すると10メートルぐらいある隕石が落ちてきて


これならば受けても大丈夫だろう思い

でもふと、アイリスちゃんが近くにいるのに気がついて

アイリスちゃんに危害が及ぶと思い

右手の人差し指を隕石の方に向けて


「ダークショット!」


人差し指の先から黒色のビームを放ち

黒色のビームは、隕石に当たり

隕石が黒色のビームに吸い込まれる様に消えて


「な、なにーーー!?」


イオン様は、大声で驚きの声を出して


まったくアイリスちゃんに隕石が当たったらどうするのよ!!

こうなったお仕置きが必要だよね!


「ダークボール……」


私は、右手を上に上げて魔法で黒色のボールを作るダークボールを唱えて

黒色の魔法のボールの大きさがサッカーボールくらいの大きさになり


「あはは、なんなの、そんな小さな魔法の弾は」


イオン様は、私の出した黒色のボールを見て

楽しそうにお腹を押さえて笑い

黒色の魔法のボールが岩くらいになり


「ふ、ふーん、まだまだ小さいでないかよ」


イオン様は、少しだけ戸惑いながら強がって見せて

黒色の魔法のボールが学園の校舎ほどの大きさになり


「な、な、な、ちょ、ちょっと待て!?」


地面にお尻を着けて黒色の魔法のボールを指差して

黒色の魔法のボールが山よりも大きくなり


「ひ、ひーー!?

お願いだから待ってよ!?」


地面にお尻を着けて涙目で後ろに下がり


「大丈夫、一瞬で終わりますわ……」


私は、右手をイオンの方に向けて

山ぐらいある黒色の魔法のボールがイオン様の方に向かっていき


「ぎゃーーーーー!?」


イオン様は、聞いたことがない声の悲鳴を出して

イオン様に当たる前に黒色の魔法のボールを消して

イオン様が◯◯◯◯を漏らして気を失っていて


うーん、少しだけ遣り過ぎたかな?

まあ、アイリスちゃんの安全を脅かしたからこれくらい構わないよね。


私は、気を失っているイオン様を保健室に運んでベッドに寝かせて

しばらくするとイオン様が気がついて


「う……ん……僕は、いったいどうして寝ているの……?」


イオン様は、状況が解っていないみたいで自分の頭を押さえながら周りを見渡して


「良かったです。

気がついたのですね。

どうしてこうなったか覚えていますか?」


私は、できるだけ優しく微笑んで

どうしてこうなったのか質問をして


「確か戦闘練習場で……アンジュお姉ちゃんの魔法を……

はっ!?な、生意気の事を言ってす、すいませんでした、アンジュお姉ちゃん、いえ、アンジュお姉様!

ですから殺さないでください、アンジュお姉様!!」


イオン様は、涙目でベッドの上で土下座をして

何回も頭をベッドに叩きつけて謝り


「殺したりしませんから安心をしてください、イオン様。

でもアイリスちゃんに危害を加えたら許しませんよ」


安心をさせる様に優しく話し掛けて

ニコニコ笑顔でアイリスちゃんに危害を加えたら許さない事を知らせて

プレッシャーをかける様にどす黒いオーラを纏い


「ひっ!?

わ、解りました。

アイリスお姉ちゃん、いえ、アイリスお姉様に絶対危害を加えません!

ですから命だけは、取らないでください!」


涙目で軍隊の様におでこに右手を当てて敬礼をして

怖々とガタガタと振るえていて


「大丈夫ですよ。

殺したりしませんから安心をしてくださいね」


私は、イオン様の頭を撫でて優しく微笑んで


「ひっ!?

あ、ありがとうございます、アンジュお姉様。

それでは、失礼します!」


イオン様は、私に頭を撫でられると驚いた様に悲鳴を出して

慌てて私から離れて出口にまで下がり

頭を下げて謝り逃げる様に保健室から出ていき


さすがにやり過ぎたよね……

やっぱり子供を虐めるのは、心が痛むよね。

今度は、優しくしてあげないとね。


私は、もう少しだけイオン様に優しくしようと思い


「アンジュ様、お願いがあります。

私に戦い方を教えてください!」


イオン様が保健室から出ていくとアイリスちゃんが私の方に近づいて

アイリスちゃんが私の方に真剣な表情で私を見つめていて


「えっ、アイリスちゃん、いきなりどうしたのですか?」


私は、アイリスちゃんのいきなりの戦い方を教えてって言葉を聞いて

戸惑いながらどうしてそんなお願いをしたのか質問をして


「私は、アンジュ様が怪我をしたかもって思い胸が苦しかったです。

私にもっと力があればアンジュ様を護れたのに思いました。

私は、アンジュ様と一緒に歩きたいのです。

アンジュ様の側にいるために私に戦い方を教えてください!

お願いします、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて目をうるわせて間近でじっと私を見つめ


アイリスちゃん、良い匂いだよね……

ってそうでなくて

やっぱりアイリスちゃんって良い子だよね。

他人の為に強くなろうだなんてね。

よしアイリスちゃんの為に出来るだけ協力しよう!


私は、間近のアイリスちゃんの匂いが良い匂いでうっとりとして

でもすぐに正気に戻り

真剣なアイリスちゃんの為に協力をしようと思い


「戦い方を教えるのは、構いませんよ。

でも無理をしないって約束をしてください。

この約束をしてくれないと戦い方を教えることができませんよ」


私は、アイリスちゃんがすぐに無理をするのを知っていて

自分を大事にしたら戦いを教える事を提案をして


「はい、解りました!

無理しないって約束をします!

これからよろしくお願いしますね、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて真剣な表情で私を見つめて

こうしてアイリスちゃんに戦い方を教える事になり

こうしてアイリスちゃん(ヒロイン)改造計画が始まった。



ーTo Be Continuedー

  • No.295 by 加賀いろは  2021-01-04 10:56:41 

遅くなったけれど、明けましておめでとう。
今年もよろしくお願いします。

悪役令嬢の小説読ませてもらったよ。
今回もいろいろ笑わせてもらいました。
いつも楽しい話、ありがとうございます!
桜の出す変態キャラはホントおもしろいですね。
好きです。
続きが気になりますね。

あ、一つだけ。
もしだれか他の人に見せる機会があれば、もう少し文章を整理したほうがいいですよー

あと、レス遅くなっていてゴメンなさい。
少しずつになるけれど返していくので。

改めて、今年もお相手をよろしくお願いします。

  • No.296 by 乃木坂桜  2021-01-04 16:11:16 

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしますね。

笑ってもらえたのならば書いたかいがあります。
読んでくれてありがとうございます!
もっと笑える小説を書けるように頑張りますね。
この小説は、かなり長い小説になると思いますから長いこと付き合ってくれたら嬉しいです。


そして適切な指摘ありがとうございます。
これからは、気をつけて書いてみますね。
いろはさんの指摘、いつも適切で助かっています。
これからも指摘をよろしくお願いしますね。

いえ、気にしないでください。
ゆっくりで良いですから気にしないでくださいね。
私は、いろはさんと話ができるだけで嬉しいですから気にしないでくださいね。

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしますね。
今年も末長くよろしくお願いしますね。

  • No.297 by 乃木坂桜  2021-01-06 05:44:48 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第9話~

アイリスちゃんを私色に調教……でなくて強くするためにアイリスちゃん(ヒロイン)改造計画を実行した。


「アイリスちゃんは、どんな魔法を使えるのですか?」


戦闘訓練の為に闇のダンジョンの前に着いて

アイリスちゃんの能力を確認をしようと思い使える魔法を質問をした。


「えっと……キュアとヒールの回復魔法とホーリーアローの攻撃魔法とホーリーシールドの防御魔法です。

まだ魔法があんまり使えなくて恥ずかしいです……」


アイリスちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯き

あんまり魔法が使えない事を知られるのが恥ずかしいみたいだった。


「そんなの気にする必要がありません。

最初は、誰でも魔法があんまり使えませんからね。

自分の使える魔法でどう戦うのかを考えるのが大事です」


恥ずかしそうにするアイリスちゃんが可愛らしいなって思い

心の中でだらしない様にニヤニヤてしまった。

そしてアイリスちゃんに乙女ゲームと漫画で学んだ知識をそのままアイリスちゃんに教えた。


「今使える魔法で……やっぱりアンジュ様は、凄いです。

そんな事を考えて戦うだなんてきっと今まで血の滲む様な努力をしてきたのですよね」


アイリスちゃんは、目をキラキラと輝かせて尊敬な眼差しで私を見つめた。


うっ……アイリスちゃん、そんな尊敬な眼差しで見ないでよ。

このチート能力は、アンジュが魔王としての依り代になる為の能力だし

知識もアニメや漫画やゲームの片寄った知識だよ。

だからそんな尊敬な眼差しで見ないでよ!


私は、アイリスちゃんの純真な尊敬な眼差しを見て

自分の能力でなかったからアイリスちゃんの尊敬な眼差しが恥ずかしくなった。


「大丈夫ですよ。

アイリスちゃんだったら私ぐらい強くなれるはずですよ。

だから安心をしてください。

それでは、ダンジョンに入ります。

ですから気を引き締めてくださいね」


アイリスちゃんに誉められるのが恥ずかしくなり

ダンジョンに入る事を知らせて

恥ずかしいのを誤魔化す様にダンジョンに先に入って行った。


「わっ、ま、待って下さい、アンジュ様!」


アイリスちゃんも私を追い掛ける様にダンジョンに入って行った。


「な、何か出そうで怖いです……

あっ、スライムです。

よ、よし、行きます!」


アイリスちゃんは、スライムを見つけると剣を握り締めて

そのままスライムに斬りかかろうとした。


スライム……確か洋服を溶かすモンスターだよね。

アイリスちゃんを裸になんかできないよ!


「ダークショット……」


私は、右手の人差し指をスライムに向けて指鉄砲を作り

右手の人差し指から黒色の弾を飛ばすとスライムにぶつかり

スライムが木っ端微塵に砕けた。


「あ、あの、アンジュ様……?」


アイリスちゃんは、私が先にスライムを倒したのを見て戸惑いながら私を見つめた。


「スライムは、服を溶かします。

アイリスちゃんを裸にさせられませんからね。」


私は、私のアイリスちゃんの裸を誰にも見せられないって思い

真剣な眼差しでアイリスちゃんを見つめ

さも当たり前の様にスライムを倒した事を伝えた。


「あ、ありがとうございます、アンジュ様」


アイリスちゃんの修行なのに私がモンスターを倒したのを見て

困った様に苦笑いを浮かべて感謝の言葉を伝えた。

しばらく歩くと吸血コウモリが現れた。


「い、行きます!」


アイリスちゃんは、剣を構えて吸血コウモリに斬りかかった。


吸血コウモリって血をすうんだよね。

アイリスちゃんの血を吸うだなんてそんな羨ましい事を許さない!

私がアイリスちゃんを護らないとね!


「ダークカッター」


私は、アイリスちゃんが吸血コウモリに斬りかかる前に右手を振り下げて黒色の刃を飛ばして。

黒色の刃が吸血コウモリに当たり真っ二つに斬れた。


「え、えっと……アンジュ様?」


アイリスちゃんは、私に先に吸血コウモリが倒されたのを見て戸惑いながら見つめた。


「吸血コウモリは、血を吸います。

アイリスちゃんの血を吸わせる訳にいきません」


真剣な眼差しでアイリスちゃんを見つめて

アイリスちゃんの血は、誰にもあげたくないと思った。


「あ、ありがとうございます、アンジュ様」


アイリスちゃんは、明らかに戸惑い苦笑いを浮かべて感謝の言葉を伝えた。

次にシルバーウルフが現れた。


「よ、よし、行きます!」


アイリスちゃんは、右手を前に前に出した。


「ダークアロー」


シルバーウルフが出現した瞬間に危険だと思い

両手を前に出して黒色の矢をシルバーウルフに向かって放って

シルバーウルフに当たると木っ端微塵に弾けた。

次にゴブリンが現れた。


「い、行きます!」


アイリスちゃんは、剣を構えて斬りかかった。


「ダークボール」


私は、手のひらの上に黒色の弾を出してゴブリンに向かって放ち

ゴブリンに黒色のボールがぶつかるとゴブリンが木っ端微塵に砕けた。

次にアイアンゴーレムが現れた。


「いきま……」


アイリスちゃんが剣を構えようとした。


「ダークレーザー」


私は、アイリスちゃんが剣を構えようとする前に右手をアイアンゴーレムに向けて

右手から出た黒色のビームがアイアンゴーレムに当たりアイアンゴーレムが木っ端微塵に砕けた。

次にワーウルフが現れた。


「い……」


アイリスちゃんが声を出そうとした。


「ダークニードル」


私は、ワーウルフが出現をした瞬間右手をワーウルフに向けて

右手から黒色の針が出るとそのままワーウルフにぶつかりワーウルフが串刺しになった。


「アンジュ様!

これは、私の修行なのですよ!

アンジュ様は、何もしないで下さい!!」


アイリスちゃんは、全然戦わせくれないのに怒って睨む様に私を見つめた。


「で、でも、アイリスちゃんみたいなか弱い女の子に戦わせられないです」


私は、アイリスちゃんに睨まれる困った様におろおろしてアイリスちゃんを見つめた。


「今度邪魔をしたらアンジュ様と1日話しません」


アイリスちゃんは、怒った様に腕を組んで横を向いた。


「ア、アイリスちゃんと1日も話をしてくれなくなるのですか!?

うぅ……解りました、戦いに手出しをしません……」


私は、戦いを邪魔をしたらアイリスちゃんに話をしてくれないって発言を聞いて

地面に両手をついて涙目になり

戦いを邪魔をしない約束をした。


「ごめんなさい、アンジュ様。

私は、アンジュ様と一緒に歩く為に強くなりたいです。

私は、この先もずっとアンジュの隣に立ちたいです。

解って下さい、アンジュ様」


アイリスちゃんは、深々と頭を下げて謝り

真剣な眼差しで私を見つめ

この修行が私と一緒にいる為に必要な事だとお願いをした。


アイリスちゃんは、そう言う子だったよね。

健気で頑張り屋で優しくて……

だから私は、アイリスちゃんを好きになったんだよね……


「そんな事を言われたら断れる訳ありません。

解りました。

アイリスちゃんの言う通りにします。

ですが無理をしたら駄目ですよ」


私は、軽くため息を吐いて

アイリスちゃんの言う通りをする事を約束をした。


「すいません、ありがとうございます、アンジュ様」


アンジュ様は、頭を下げて謝り

アイリスちゃんの言う通りをしてくれる事の感謝を伝えるとニッコリと笑った。


私は、アイリスちゃんから少しだけ後ろを歩いて

アイリスちゃんの戦っている姿を見守った。

アイリスちゃんは、危なく感じるところが合って

でも一所懸命に戦っている姿が健気で応援をしたくなった。

アイリスちゃんは、一般の学生よりも強いと思い

乙女ゲームの主人公なだけあって弱くなかったと思う。


アイリスちゃんがダンジョンのトラップのワープタイルを踏んだ為に私とアイリスちゃんは、大きな部屋に飛ばされた。


「大丈夫、アイリスちゃん?」


私は、他の部屋に飛ばされた時に怪我をしたか心配なり

アイリスちゃんにどこも怪我をしていないのか質問をした。


「は、はい、大丈夫です。

すいません、アンジュ様に迷惑を掛けました……」


アイリスちゃんは、自分の不注意で私に迷惑をかけたのをすまなそうに謝った。


「そんなの気にしなくて……はっ!危ない!?」


私は、大きな部屋の天井からレッドラゴンが現れて

レッドドラゴンがアイリスちゃんに手の爪で引き裂こうとしたのを見て

慌ててアイリスちゃんを護る様にレッドドラゴンの前に立って

私の体にレッドドラゴンの腕が当たり後ろに吹っ飛ばされた。


「ア、アンジュ様、大丈夫ですか!?」


アイリスちゃんは、慌てて私に近寄り

アイリスちゃんが私の体を触ると手が私の血で濡れた。


「うぅ……大丈夫ですよ、アイリスちゃん……」


私は、痛いの我慢して無理に笑ってみせた。


「っ!?

私のアンジュ様を傷つけただなんて許せません!」


アイリスちゃんは、私がドラゴンに傷つけられたのを見て

怒った様に立ち上がり

いきなりアイリスちゃんの体が光初めて

頭に光輝く天使の輪と背中に光輝く羽が2枚現れて

その姿は、天使その者だった。


「ホーリーライトバスター!!」


アイリスちゃんは、光の槍を出すとレッドドラゴンに向けて呪文を唱えて

光の槍の先から黄金に輝くビームが出て

黄金の輝くビームに当たったレッドドラゴンが一種で消え去り

さらにダンジョンの天井にビームが当たり

ダンジョンの天井が山ごと綺麗に消えて空の雲が見えた。


「はーはー……アンジュ様……

パーフェクトヒーリング……」


アイリスちゃんは、息をきらしながら私を姫様抱っこすると回復魔法の最上級魔法を私にかけた。


「えっ……痛みが消えて行きます……」


私は、アイリスちゃんに回復魔法をかけられて

傷と痛みが消えていくのに戸惑い治療が完治するとゆっくりと立ち上がった。


「アンジュ様が助かって良かったです……」


アイリスちゃんは、私の怪我が治ったのを見て安心をして

倒れ様として天使の輪と羽が消えた。


「わっ、アイリスちゃん!?」


私は、アイリスちゃんが倒れる前に支えるとアイリスちゃんが気を失って眠り始めた。


「今のってアイリスちゃんの隠された力だよね。

確か魔王として目覚めた私から仲間を護る為に天使としての能力が目覚めたはずだったよね。

その力の正体は、確かアイリスちゃんに転生する前の前世の4大天使の1人としての能力だったはずたよ。

能力に目覚めるのは、まだまだ先のはずなのに……

私が悪役令嬢に転生した為に物語が修正されたって言うの?

今のアイリスちゃんには、能力の反動が大きすぎるはずなのに……

大丈夫かな、アイリスちゃん」


私は、魔力切れで眠っているアイリスちゃんを姫様抱っこして心配そうにアイリスちゃんを見つめ

アイリスちゃんを寮に運んでベッドに寝かせて

ベッドで眠っているアイリスちゃんの右手を握り締めて

能力を使った後遺症がない事を祈った。


ーTo Be Continuedー

  • No.298 by 乃木坂桜  2021-01-06 21:50:19 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第10話~

アイリスちゃんが魔力切れで倒れて2日が過ぎた。

アイリスちゃんは、全然目を覚まさなくて

その様子は、死んでるかもって思うほど静かだった。

私は、寝ないでずっとアイリスちゃんを看病をして

アイリスちゃんがもしも何か合ったらと思うと心配でアイリスちゃんの側を離れることが出来なかった。


「アイリスちゃん、起きて下さい……

起きてくれないと悪戯をしてしまいますよ」


私は、ベッドで眠っているアイリスちゃんの右手を握り締めて

耳元で囁く様に起きないと悪戯をする事を伝えた。

でもアイリスちゃんは、何も答えてくれなくて

このまま起きないのではないかと思い泣きたいのを我慢をした。


「アンジュ様、私が変わりますから少しでも休んで下さい。

このままでは、アンジュ様が倒れてしまいます」


セラが後ろから話し掛けて

私に無理をしない事をお願いをした。


「ありがとうございます、セラ。

私は、大丈夫ですよ……」


私は、セラに心配をかけない様にって思い無理に笑ってみせた。


「アンジュ様、ですが!!」


セラは、私のことが心配だったみたいで大きな声を出した。


「ごめんなさいね、セラ。

でもお願いします。

今回は、私のわがままを聞いてください……」


私は、辛そうに無理に微笑んで

今回の事で我儘をさせてほしい事をお願いをした。


「アンジュ様……」


セラは、私の態度をみて何も言えなくなり

私を心配そうに見つめていた。


何かあるはずだよ。

乙女ゲームのストーリーを思い出せ!

確か乙女ゲームでもアイリスちゃんが天使の力に目覚めて倒れるイベントが合ったはずよね。

その時は、どうやってアイリスちゃんが助かったのかを!

…………

そうだ!

天使の雫だよ!

天使の雫は、どんな病気も治り魔力も回復するはずだよ。

天使の雫を飲ませてアイリスちゃんは、助かったはずだよ!

確か天使の雫には、他に大切なの能力が合ったはずだったよね。

何だったかな……?

駄目だよ、思い出せないよ……

とにかく天使の雫を手に入れないと!


「やあ、アンジュ、アイリスさんの調子は、どうかな?」


ルイ様がアイリスちゃんの部屋のドアを叩いて入ってきて

アイリスさんの調子を質問をした。


「まだ目を覚ましていません……

ルイ様、天使の雫って知っていますか?」


私は、アイリスちゃんの手を握り締めたままじっとアイリスちゃんを見つめ

目を覚ましていない事を知らせた。

そして直ぐに天使の雫の事を質問をした。


「天使の雫って確か奇跡の水って言われている物だったよね。

確か手にいれるには、4人の勇者がそれぞれ試練に挑まないといけないって言われていたはずだよね……

まさかアンジュ、試練に挑戦するつもりなの!?

無謀過ぎるよ!

今まで誰も試練に成功した者がいないんだよ!

死に行く様な物だよ!

考え直せよ!」


ルイ様は、私の肩を掴んで真剣な表情で私を見つめて

試練に行かせないって決意を表した。


「ルイ様、私は、自分の力に自惚れていました……

そして身勝手な行いのせいでアイリスちゃんを傷つけました。

その償いを……

いえ、違いますね。

私は、アイリスちゃんを……大切な友達を失いたくないんです。

自分の命をかけられるには、充分な理由です。

違いますか?」


私は、真剣な表情でルイを見つめて

何が何でもアイリスちゃんを助けるって言う意識表示をした。


「はー……止めて無駄なんだね……

解ったよ。

アンジュを止めないよ。

でも僕も一緒に連れて行くこと。

それが条件だよ」


ルイ様は、軽くため息を吐いて

ルイ様も一緒に行くことだと条件を出した。


「勝手に話を進めるな!」


部屋のドアがいきなり開くとイオン様とアラン様が部屋に入ってきた。


「もちろん俺も行くぞ。

アンジュのライバルの俺を置いて行くって言わないよな!」


アラン様は、自分の方に親指を指して

自分も行く事を強引に約束をした。


「僕もアンジュお姉様と一緒に行きます。

この命は、アンジュお姉様の物ですからね。

アンジュお姉様が命をかけるのならば僕も命をかけます」


イオン様は、自分の胸に右手を当てて

イオン様の命は、アンジュ様の物だからイオン様も一緒に行く事を提案をした。


「イオン様……アラン様……ルイ様……

私の我儘を聞いてくれましてありがとうございます……」


私は、深々と頭を下げて

イオン様達の気持ちに感謝の気持ちを伝えた。

私は、イオン様達の気持ちが嬉しくて俯いて涙を流して嬉し泣きをした。


「よし、決まりだ。

早速行くぞ!」


アラン様達は、私の嬉し泣きをみて

アラン様達は、互いを見て嬉しそうに笑った。

そしてアラン様は、右手を上に大きく上げて試練に行く意気込みを表した。


「セラ、アイリスちゃんの事をよろしくお願いしますね」


私は、軽くアイリスちゃんの頭を撫でて

直ぐにセラの方を振り向いて

セラにアイリスちゃんの事をお願いをした。


「はい、アイリス様の事は、任せて下さい。

命にかけてもアイリス様を護りします。


いってらっしゃいませ、アンジュ様」


セラは、自分の胸に右手を当てて

アイリスちゃんの事を任せてほしい事を約束をした。

そして軽く頭を下げていつもと同じ出掛ける時の言葉を伝えた。


私達は、試練を受ける為に天使の祠に向かい


「この魔の森を通り抜けたら天使の祠だ。

この魔の森は、魔物の巣窟だ。

大量の魔物がうじゃうじゃしているぞ。

魔の森に入って死んだ人間のゾンビーもうじゃうじゃしているはずだ。

気を引き締めて行くぞ!」


アラン様は、剣を抜いて

気を引き締める事を伝えた。

私は、アラン様達の前に立ち右手を魔の森に向けた。


「アンジュお姉様……?」


イオン様は、私の行動の理由が解らずにきょとんと首を傾げた。


「ブラックホール……」


私は、ブラックホールを唱えて

すると魔の森が黒色の玉に一瞬で飲み込まれて

魔の森が合ったところが何もない更地になっていた。


「さ、さすがは、アイリスお姉様です!」


イオン様は、私の魔法を見て

私と戦った時のトラウマが甦ったみたいで冷や汗を出していた。


「さすがは、俺のライバルだ!

でも最近似た体験をした気がするな。

確か……そうだ!

魔の山が消えた事件と同じだな!」


アラン様は、最近私のブラックホールの魔法と同じことが起きたと思い考え込んで

大声で私がブラックホールで魔の山を消した出来事を指摘をした。


「………………アンジュ、1つ聞きたいことがあるんだよ。

大丈夫かな?」


ルイ様は、怖いほどニッコリと笑い質問をした。


「いいえ、駄目です」


私は、直ぐに試したブラックホールの魔法で消した魔の山の事を指摘されたって直ぐに解り

ニッコリと笑い質問をしないでほしい事をお願いをした。


「質問を答えないって事は……

あの魔の山を消したのは、アンジュなんだね。

帰ってからじっくりとそのことで話があるから覚悟をしていてね」


ルイ様は、ニコニコ笑顔で帰ってから大切な話がある事を伝えた。

私は、ルイ様の笑顔がなんだか迫力があって怖かった。

怒られるのが怖くて今は、その事を考えるのを止めた。

私達は、更地になった魔の森だったところを歩いて天使の祠に向かった。

この時の私達は、試練の大変さが全然理解していなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.299 by 乃木坂桜  2021-01-09 06:51:21 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第11話~

私達は、天使の祠の扉の前に着いて

ルイ様が扉を開けようとした。


「あれ、開かないよ」


ルイ様は、扉が開かないのに不思議そうに首を傾げた。


「ルイは、貧弱だな。

俺が開けてやるぞ!」


次は、アラン様が扉を開けようとして

でも扉が開かなった。


「もう、お兄ちゃん達何をしているの。

僕が扉を開けるよ!」


次は、イオン様が扉を開けようとして

それでも扉が開かなかった。


「この扉は、壊れているのでないか?」


アラン様は、扉をバシバシって叩いて

扉が開かない不満を伝えた。

私は、駄目元で扉を開けようとして

するとすんなりと扉が開いた。


「あっ、扉が開きました……」


私は、戸惑いながら扉が開いた事を知らせた。


「さすがは、アンジュだ!

凄い馬鹿力だよな!」


アラン様は、二って笑い

私の事を馬鹿力だと悪口みたいな言葉を使い例えた。


「ありがとうございます、アラン様。

お礼に帰ってから模擬戦闘に付き合ってあげますからね」


私は、馬鹿力発言を聞いて頭にきて

ニコニコ笑顔でどす黒いオーラを纏い

遠回しに帰ったらボロぞうきんの様にする事を知らせた。


「本当か、楽しみにしているな!」


アラン様は、私の考えを理解していなかったみたいで

ニコニコ笑顔で私と戦うのが楽しみなことを伝えた。


「あー……アラン、死ぬなよ」


ルイ様は、私の考えを理解したみたいで

ぽんとアラン様の肩を触り

死なない様にする事を忠告をした。


「アランお兄ちゃん、死んだよね……」


イオン様は、両手を合わせて

アラン様の冥福を祈るように拝んだ。

アラン様は、筋肉馬鹿みたいで自分の置かれている状況を理解していないみたいだった。

私達は、天使の祠の中に入り

祠の中には、中央に泉があって

突然、泉から女性の天使が現れた。


『良く来ましたね。心清き者よ。

私は、あなたが来るのを待っていました』


女性の天使は、ゆっくりと目を開けて

私の方をじっと見つめた。

私達の頭の中に天使の声が直接響いて

テレパシーみたいな物かなって理解した。


「えっ、待っていたってどう言うことですか?」


天使の話では、私が来るのが解っていたみたいだった。

私は、悪役令嬢でアイリスちゃんと係わりがあるイベントに参加するはずがないのだ。

天使の祠に来るはずかない私が来るのが解っているのは、おかしいことだ。

もしかして乙女ゲームの方でアンジュが来るはずだったけれども来れなかったて事なの?

それとも乙女ゲームで書かれていないけれども天使の祠に来た事があるって事なの?


私は、理解ができなくてビックリして声を出して驚いて

何故解ったのか質問をした。


『それは……お答えできません。

あなた様のその事を知らせるのは、禁忌とされております。

でもあなた様は、大いなる運命に導かれて方だと言う事だけ伝えさせてもらいます』


天使は、軽く頭を下げて謝り

教えられない事を知らせた。


いったいどう言うことなの?

私が転生者だから?

それともアンジュには、私が知らない様な隠された秘密があると言うの?

魔王になるにしても断罪イベントがあるにしても乙女ゲーム通りに行かないにしても大きな事件に巻き込まれるかも知れないって事だよね。

これ以上何が起きるのよ……

本当に勘弁してほしいかも……


私は、これから起こる大変な事が嫌になり深々とため息を吐いた。


『それでは、試練を求められますか?』


天使は、私達の覚悟を確認する様に私達を見渡した。


「はい、試練を受けます!」


私は、何が何でもアイリスちゃんを助けるって思い

真剣な表情で天使を見つめ返した。


「もちろん試練を受けるよ」


ルイ様も天使を真剣な表情で見つめて

試練を受ける事を即答した。


「俺に逃げるって言葉は、ないぞ!

だから試練を受けるぞ!」


アラン様は、自分を親指を向けて二って笑い

試練を受ける事を宣言をした。


「もちろん僕も試練を受けるよ。

僕にかかれば試験なんかたいしたことがないよ。

それにアイリスお姉様との戦いに比べたら怖いものないよ」


イオン様は、自慢をするみたいに自分の胸を触りニッコリと笑った。


『それでは、中央の泉の中に飛び込んでください。

試練が終わるのをお待ちしています』


天使は、深々と下げて見送りの挨拶をして

そして天使の女性の姿が消えた。


「皆様、行きますよ。

無理は、しないで下さいね」


私は、ルイ様達に無理をしない事をお願いをして

覚悟を決めて泉の中に飛び込んだ。

そしてルイ様達も私を追い掛ける様に泉の中に飛び込んだ。


ーTo Be Continuedー

  • No.300 by 乃木坂桜  2021-01-10 18:53:46 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第12話~

俺は、とにかくやんちゃをする問題児の子供だったと思う。

立ち入り禁止の森に入ったり喧嘩をしたり悪戯をしたりとにかく迷惑の子供だったと思う。

危ない目に合った事が何回もあるがどうにかできたからこれからも大丈夫だと思っていた。

俺が8歳の時に俺の生き方を変える大事件が起きた。

「もう、アラン、また立ち入り禁止の魔物の森に入ったんだってね。

おばさんが心配していたよ」


幼馴染みのエリーが自分の腰に両手を当てて

お母さんが心配していたって怒ってみせた。


「もう、エリーは、心配性だな。

そんなの大丈夫だってよ。

いつも魔物の森に行っているけれども危ない事は、ないぞ。

エリーは、俺のお母さんかよ」


俺は、うざそうにエリーを見つめ

大丈夫だって事を知らせた。


俺は、エリーの忠告を聞かなかったのを後悔する事になるって夢にも思わなかった。


「じゃあな、エリー、俺は、これから用事があるからよ」


俺は、エリーの説教に嫌気が差して

右手を軽く振ってエリーから逃げる様に走ってその場を離れた。


「あっ、待ちなさいよ、アラン!

まだ話がすんでいないわよ!」


エリーは、去っていく俺を呼び止め様として

でも無理だと解り軽くため息を吐いた。


「まったくエリーには、困ったものだぜ。

だいたいエリーは、心配性なんだよ。

俺が危ない事をする様な失敗をするかよ」


俺は、ぶつくさ文句を良いながら魔物の森を詮索を楽しんだ。

時間を忘れて魔物の森を詮索した為に日の光が沈みかていた。


「いけない少しだけ森の詮索をしすぎたぜ。

早く帰らないと!」


俺は、夜の森の中が危ないと思い帰ろうとした。


「危ない、アラン!」


誰かに突き飛ばされたと思うと後ろに転がった。


「いたたた、いったいなんなん……だ……?」


後ろを振り向くと3メートルは、ある黒色の熊みたいなワイルドベアって言うモンスターが立っていて

その足元に苦しそうにうずくまっているエリーの姿が見えた。


「お前、エリーに何をするんだ!」


俺は、エリーが傷つけられたのを見て怒ってワイルドベアに斬りかかって

でもワイルドベアは、剣を腕で受け止められて

俺の体は、ワイルドベアの手で吹っ飛ばされて木に叩きつけられて

骨が折れた様な激痛を感じて動けなくなった。


「ぐあ!?」


ワイルドベアは、エリーの方に近づいて行った。


「うぅ……エリー……止めろ……誰かエリーを助けてくれ……」


俺は、エリーの方に右手を向けるだけしかできなくて

ワイルドベアがエリーの方に近づいて行くのを見ることしか出来なかった。


「はーーー!?」


木の上から誰かが飛び降りてきて

剣でワイルドベアを真っ二つにした。


「親父……お願いだ、エリーを助けてくれ……」


助けに来た相手が自分の父親だと解ると安心をした。

それからエリーを助けてほしい事をお願いをした。

親父は、小さく頷いてエリーの方に向かって

俺もどうにか動ける様になりエリーの近くふらふらしながら近づいた。


「これは、無理だ、助からない……」


親父は、エリーの体に大きな穴が空いているのに気がついて

悲しそうに首を横に振り治療が無理だと伝えた。


「そんな!?

ごめんな、エリー……

俺のせいで……

俺がエリーの言う事を聞かなかったから……」


エリーの体を抱き締めて涙を流して

何回もエリーに謝った。


「大丈夫だよ……

泣かないで、アラン……

私の能力の予知でアランの危険を見たの……

アランが死ぬかもって思い急いでアランを探したの……

でもアランを護る事が出来て良かった……」


エリーは、俺が無事なのが解ると安心した様に微笑んで

そしてゆっくりと目を閉じて息をしなくなった。


「エリー!!

うわーーーん!?

俺がエリーを殺したんだ!!」


俺は、エリーが死んだのを見て俺がエリーを殺したんたって思い

エリーを強く抱き締めてわんわん涙を流して泣いた。


「ふんっ!?

アラン、これは、お前が招いた事だ!

エリーちゃんに償いをしたいって思うか?

それならば大切な人を護る様に強くなれ!

強くなる事だけがお前の償いだと思え!」


親父は、いきなり俺を殴り飛ばして

俺の胸を掴んで真剣な表情で俺を見つめて

エリーの償いをしたいならば誰かを護れる様に強くなれって命令をした。

だから親父の命令を護る為に強くなるのを努力した。

他の奴から自分の事を筋肉馬鹿とか戦闘狂とか言われているのは、知っていた。

だが俺には、何が何でも強くなる為に頑張る生き方しか出来なかった。

俺は、誰より強くなった。

その為に張り合いがなくった。

そんな日々が続きある時に運命的な出会いをした。

光の属性者の噂を聞いて戦いを挑もうとして

でも後から現れた令嬢が光の属性者を護る様に立って

その令嬢と戦う事になった。

結果は、惨敗だった。

戦いにするならなかった。

俺よりも強い奴がいるのが解り興奮がおさまらなかった。

令嬢の名前は、アンジュ・メルシエ

今の俺の目標は、アンジュに勝つことだ。


「んっ、俺は……確か試練に挑戦をする為に泉に飛び込んだはずだよな……」


俺は、知らない部屋に飛ばされているのに気がついて

状況を整理しようと周りを見渡した。

いきなり煙が現れたと思うと煙が集まり俺と同じ姿になった。


「よう、俺、力って良いよな。

どちらが強いか戦おうぜ!」


偽者の俺は、剣を構えて楽しそうに二って笑った。


「良いぜ!

どちらが強いか戦おうぜ!」


俺は、自分と戦えるのが楽しみで

剣を構えて二って笑った。


「はーーー!!」


先に俺の偽者が剣を構えて俺に襲いかかってきた。


「やーーー!!」


俺も剣を構えて俺の偽者に襲いかかった。

俺と俺の偽者が剣を当たる事に突風が吹き荒れて

これこそが戦いだと思い楽しくて心がわくわくした。

しばらく戦いが続くと誰かが呼ぶ声が聞こえた。


『アラン!』


俺は、声がした方を向くと子供の時に死んだはずのエリーが立っていた。


「エ、エリー!?

な、何でお前がこんなところに……」


俺は、死んだはずのエリーがいるのに戸惑いエリーを見つめた。


「男同士の戦いに口を出すな!

消えろ!」


偽者の俺は、エリーに向かって剣を構えて襲いかかった。


「やめろーー!

今度こそエリーを護るんだ!」


俺は、エリーを護る様に立って

偽者の俺の剣を受け止めた。


「そんな女を護るだなんて軟弱だな!

どりゃーー!!」


偽者の俺は、俺を蹴り飛ばしてエリーと一緒に吹っ飛ばした。


「ぐあーー!?

大丈夫か、エリー?」


俺は、ゆっくりと起き上がり

俺の近くで横になっているエリーの体調を心配をした。


「良かった、気を失っているだけだな……」


エリーが気を失っているだけだと解り安心をした様に微笑んだ。

ふと部屋の隅っこに誰かいるのに気がついた。


「あれは、アンジュ!?

どうして、アンジュが?」


部屋の隅でアンジュが倒れているのに気がついて大声を出して驚いた。


「余所見をするな!

俺と戦いとの戦いを楽しもうぜ!」


偽者の俺は、俺に襲いかかってきた。

でも俺は、アンジュの事が気になって戦いに集中出来なかった。


「あの女が気になるのか?

安心しろ、消してやるからな!」


偽者の俺は、アンジュに剣を構えて斬りかかろうとした。


「止めろー!!

アンジュに手を出すな!」


俺は、アンジュを庇うようにアンジュの前に立った。

偽者の俺に剣で殴られて吹っ飛ばされた。


「ぐあーー!?

うぅ……」


俺は、吹っ飛ばされて地面に倒れこんで

立ち上がろうとしてでも体は、動かなかった。


「ふん、俺の癖に期待外れだな。

こいつらを殺したらお前も殺してやるからな。」


偽者の俺が煙に包まれると偽者の俺が2人に増えて

2人の偽者の俺は、エリーとアンジュに近づいていった。


「止めろ!

2人に手を出すな!」


俺は、体を動かそうとした。

でも体は、動かなかった。


またなのか……?

また俺は、大切な奴を護れないのか……?


俺は、何も出来ない自分が嫌になった。

ふと親父の言葉を思い出した。


『エリーちゃんに償いをしたいって思うか?

それならば大切な人を護る様に強くなれ!』


そうだ!

大切な奴を護る為に俺は、強くなったんだ!

こんなところで諦める事ができるか!


「うおーー!!

今だけで良い!

この命と引き換えで良いからアンジュ達を護る為にあの技を打たせてくれ!

ドラゴンフレアスラッシュ!!」


俺は、自分の生命力をエネルギーに変換する様に俺の体が光輝き初めて

剣を偽者の俺達に向かって剣を振り下ろして

剣からドラゴンの形をした炎が出ると偽者の俺達を包み込み

偽者の俺達が綺麗さっぱりと消えた。

それを確認すると意識がなくなった。


『気がついたんだね、アラン。

まったくアランは、無理をしすぎよ』


俺は、気がつくとエリーに膝枕をされていて

俺の髪を触り仕方がなさそうに苦笑いを浮かべていた。


「良かった……今度は、エリーを助ける事が出来たんだな……

はっ、アンジュは、大丈夫なのか!?」


今回は、アンジュを助ける事が出来て良かったと思い安心をした様に微笑んだ。

ふとアンジュの事を思い出して体を起こして立ち上がり

アンジュの安否を確認をした。


『アラン、あのアンジュさんは、偽者よ。

だから本当のアンジュさんは、別のところで無事なはずよ。

アランには、護りたいと思うような好きな人ができたのね。

その女の子を大切にしてあげて

私は、もうアランの側にいられないから……

神様に頼んでこの試練の時間だけ生き返らせてもらったの。

今度は、私を助けてくれてありがとうね、アラン。

私は、天国でアランの事をずっと見守っているからね。

早く天国に来たら許さないわよ』


エリーは、満面な笑みを浮かべて

天国にすぐに来ない事を命令をして

エリーの姿が消えた。


「ありがとう、またな、エリー……」


俺は、エリーが消えて行くのを見送り

部屋が輝き初めて何も見えなくなり試練が終わった事を理解した。



ーTo Be Continuedー

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック