天の声 2018-12-12 01:35:06 |
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>湊くん
……湊くんにばかり運転してもらってますから。
(優しく微笑んでは運転席に乗り込み、シートベルトを締めてエンジンをかけ。自分の車より大きいので不安もあり、「…もし、そちら側が危なかったら教えてください。」と、車幅の感覚が掴めるまでは相手を頼ろうと。それからナビで商店街への道を確認し、ハンドルを握り、ゆっくりと車を出発させて)
>綾愛
うん。わかったよ。
(いつもは運転席に座ることが多く、助手席に座ると景色が違い不思議な感じはするものの、見える景色や相手の横顔は新鮮に映り。ゆっくりと頷いて相手をフォローすることを快く受け入れ、小さく笑い。「綾愛の運転、結構心地いいかも。また今度お願いしようかな。」と感想を口にしていると次第に商店街が見えてきて、懐かしそうな様子で商店街であった昔の思い出を語り。変わらない商店街の雰囲気に心を和ませていて)
(/なんだか所々誤字が…!失礼致しました。)
>湊くん
本当ですか? …嬉しい。 いつでも運転しますよ。
(自分の車とは違うアクセルとブレーキの感じに慎重に運転していれば、彼から出てきた言葉に、前方へ視線を向けたまま嬉しそうにはにかんで。時々ナビを頼ったり彼に聞いたりしながら進むと商店街が見えてきて。駐車場へと入ると、ここでも丁寧に運転して車を停め。「到着です。」と微笑むとシートベルトを外し)
>綾愛
ありがとう。じゃあ、また旅行する時お願いするね。
(安全運転をしている相手に感心しながらも、ゆっくりと頷いて感謝を告げて。商店街に着き、車から降りると相手の手を取り、指を絡めて繋ぎつつ、商店街へ入り。魚やお土産屋、小洒落たお店が並んでいて)
>湊くん
……色んなお店があるんですね。
(車から降りて彼の元へ寄り、並んで歩き出そうとすれば指を絡めて手が繋がれて。彼には見えていないだろうが、嬉しそうに微笑んではキュッと握り返し、商店街の方へ。どんなお店があるのか、分かる距離まで近付くと、上記のように感嘆の声を。海産物やお土産に目を奪われながら歩いて)
>綾愛
……小さいけど、昔から馴染みのあるお店ばかりなんだ。
(優しい眼差しを商店街へと向け、何気ない日常のやりとりを交わす魚屋の店主や客を見て頷いて。何の変哲もないこの街が好きだからこそ、もう少し活気を戻したい。そんな気持ちを抱え、二人肩を並べてそのまま歩いていると、「あれまぁ!美波さんちの湊真くんじゃない。ますますイケメンになっちゃってー!──隣の子は彼女さんかい?」とすれ違った近所のおばさんにきさくに話しかけられ、「お久しぶり、豆腐屋のおばさん。うん、彼女…です。」と恥ずかしげに、しかし笑みを浮かべて答え)
>湊くん
(相手と並んで歩きながら、商店街の様子を楽しそうに眺めていて。お土産といっても誰に買っていこうかな、職場の人たちにしようかな、なんて考えつつ歩き。すると陽気なおばさんに相手が声を掛けられていて。微笑ましくその様子を見つめていたが、自分の話になると少し目を丸くするも、彼女と紹介されると照れたように会釈を一つして)
>綾愛
(おばさんは礼儀正しい相手に気を良くし、「いいお嬢さんじゃない。若いっていいわねぇ。じゃ、また遊びにおいで。」と笑い、去っていき。手を軽く振って見送ると、「まだお腹は空かないし…一先ずはお土産買おうか。」と馴染みのお土産屋へ向かうと中へと進み)
>湊くん
……湊くん、モテますね。 ヤキモチやいちゃう。
(自分もお豆腐やさんの奥さんを見送ってから、人徳のある彼のことを冗談めかして、しかしからかっているわけではなく、微笑んで相手に少し体を寄せて。「はい。そうしましょう。」と同意して、自分もお土産屋さんの中へ。職場の人たちにだったら、お菓子とかかな、と海の幸を使った煎餅などを手に取ってみたり。「…湊くんは、どなたへのお土産ですか?」と相手を覗き込み)
>綾愛
この町の人たちはいつもそうなんだよ。でも、ちょっとまだ子供扱いされてる気はするけど。
(ぐるりとお土産屋を見回しつつ、買うわけではないが置き物を見つめたり、貝殻をモチーフにしたペンダントを手にしたりとして。誰へのお土産かと問われると、「──家族に、かな。色々あって、なかなか父さん町に帰らないんだけど…やっぱり町が好きなんだと思うからさ。」と田舎から都会へ移り住むことで折り合いの悪くなった父と祖父を思い、少しだけ憂いを見せつつぽつりと。「綾愛は何を買うの?」と複雑な家族の話を打ち消すようにすぐに笑みを浮かべ)
>湊くん
そうだったんですね…。 じゃあ、きっとお父さん喜びますね!
(彼が家族のことを話してくれると、勝手に明るくて仲良しな家族なんだろうと思い込んでいたため、その憂いを帯びた表情が意外で。しかし、彼が家族思いであることに変わりはなく、最後は柔らかく微笑んで返し。「私は、職場の皆さんに買っていこうかと。」と、彼への視線は逸らさずに自分のことを話し)
>綾愛
……そうだといいなぁ。
(相手の笑みを見ると少しだけ複雑な事情ですら、いつかは父と祖父の蟠りもなくなるかもしれないという安心や希望に変わり、小さく頷いて穏やかに微笑み。お土産を職場の人へ渡すとなれば、とお土産の飾られた場所を一周し「あった、あった。それならこれとかいいんじゃない?結構これおいしいんだ。この町の小さなお菓子屋なんだけど。」と長年町で愛されてきた名物クッキーの箱を指差し)
>湊くん
いいですね! …これにしよう。
(相手がお土産のある場所を回り始めれば、自分もそれ続いて歩き。クッキーの箱を指差されると、手を伸ばし、それを手に取ってみて。パッケージは派手ではなく、街の製菓店が昔から作ってきたことが分かるデザインで。「…どんなクッキーなんですか?」と、箱の裏側を見て材料を読んだり個数をチェックしたりしながら尋ね)
>綾愛
貝殻の形をしてるクッキーだから、見た目も可愛いよ。どうやらこだわって作ってるみたいなんだ。あ、あと昨日の酒饅頭と海老煎餅ね。
( 地元のことながら解明できない謎であり、苦笑を浮かべつつ頬をかく仕草をし。昨日旅館でお茶菓子としてあった酒饅頭と海老煎餅の箱を手に取り、相手に見せて。「人数多いならやっぱり海老煎餅かなぁ…。でも、酒饅頭もおいしいし…。」とまるで自分のことのように悩んで)
>湊くん
んー… じゃあ、…全部一箱ずつ買っちゃいます。
(自分も唸るような仕草を見せてから、パッと顔を上げてニコッと笑んで。昨日の酒饅頭も海老煎餅も食べ逃してしまったから食べたいし、クッキーも捨てがたいし、と考えた末に全部買うことに決めて。それぞれの小さいサイズの箱を一つずつ取って胸に抱え、早速お会計しようとレジへ向かい)
>綾愛
…そっか。
(全部買うことに決めた相手を見て、ふっと小さな笑みを見せつつ自分のお土産も迷った末に決めて。会計を済ませると今度は海産物屋が。「干物とか買う?」と尋ねて干物を見に店内へ入り。蟹や海老、鮪など獲れたてらしい魚たちがずらりと並んでいて)
>湊くん
…湊くんは、どんなお土産にしたんですか?
(海産物屋さんへの道すがら、相手へ視線を向けて尋ね。そして海産物屋さんへ入ると相手から尋ねられ、「はい。…干物も、オススメなんですよね?」と話しつつも、すでに視線は魚たちに向けられていて。普段、家ではあまり調理しない種類の魚が多く、興味津々な様子で眺めていて)
>綾愛
俺は…地酒と妹にはクッキー。酒飲みなんだよ、うちの両親。
(紙袋を広げてほら、と地酒の瓶やクッキーを見せ。「うん。干物おいしいよ。もちろん干物以外もおいしいし。」と答えつつ、相手の眼差しにふふっと笑みが零れ落ち。母親に頼まれていたのか、干物を手に取り、わかめも買うことにして)
>湊くん
昨日のお酒、美味しかったですもんね。
(相手の言葉を聞き袋の中を覗いてから、昨日の夕食で飲んだお酒を思い出し、うっとりとした表情を。干物の話を聞けば、うんうんと頷いて、自分も干物を手に取り。干物といっても幾つか種類があり、迷っていると、お店の人がオススメを教えてくれて。にっこり笑顔で礼を述べてから、すすめられた干物を購入し)
>綾愛
うん、美味しいよね。ちょっと自慢、かな。
(地酒の話になり誇らしげな表情でふふ、と笑いつつ購入を済ませ。一通り商店街を見て回ると顔見知りが多いのか呼び止められ、相手を見てヒューヒューとはやし立てられていて。さすがに照れくさくなり、「綾愛、そろそろ行こう。」と相手の手を取り商店街を抜けようとして)
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