君の隣にいたい 〆

あら、青峰くん。
んんっ、一人できたの？

(呼ばれて後ろを見たら愛しい彼で自分でもわかりやすく花が咲くような笑顔を見せピタリととまり咳き込みごまかしながら名前を呼びふとした疑問を聞き)

え？あ、はい早めに来ておいたほうがいいかな、と思いまして。
なんかすごい笑顔でしたけど・・

それはそうと僕が決闘を見学するようにいっても説得力ないかなと思ったので、玲香様から直接部員のみんなに言ってもらえませんかね？怜香さまなら部長とも仲がいいと思うんですけど。。。
（彼女の花のような笑顔につられて自分も笑顔になり、さっき心配だったことを伝え、若干ウルウルした目で彼女を見る）

そんな、見るような試合ではないから言わなくて大丈夫よ。それに部長もみんなもわかってるわよ見たら得することだって。

青峰、あんまり舐めてもらっちゃ困るわよ。

(笑顔のことを言われてもスルーし試合のことを言われ呆れたような顔で言わなくても大丈夫と話し剣道の体育館にガラリと開けもう練習を始めてる部員を見て静かな声で舐めるなと話し)

あ、そうですか？僕的にもちゃんと見る意味はあると思いました。
２年生は部員の事も見えてるんですね・・・・羨ましいです・・・・


・・・・・・・・・・・・・僕も頑張らないとだ。。。。

では、お先に準備させてもらいますね
（自分の言い分を理解してもらえて、笑顔を見せるも、部員との関係が少し羨ましく思い、彼女には聞こえないように１人呟く。そして、悩みをかき消すように走って更衣室へ向かう）

……人は守るために強くなる。か。

さてと、私も用意しないとな。

(着替えていく彼の背中を眺めぼそりと父の言いつけを思いだし部長が自分に近づき今日の練習メニューの打ち合わせをしパンと気合いを入れるように両頬を叩き女子更衣室に向かい)

ふう・・・・・やっぱまだ慣れないなあこのサイズ。


お願いします！
（更衣室で着替える途中慣れないサイズにため息をつき、体育館に戻り、部長に挨拶をし、
仲間と稽古を始める）

…よく、いらっしゃいました。
大変申し訳ないのですが道場はこちらの半分しか使えません。嫌でしたらどうぞ、破棄なさっても…。

わかりました。では、審判はうちの道場から青峰！お願いします。

(着替え終わり自分も練習しようかと思い竹刀を持とうかとしたら果たし状を送ってきた人が見えにこりと愛想笑いをし応対し試合の審判を自分達の道場仲間からと言われ青峰を呼び出し)

やぁ！はぁ！

はい！分かりました。大変恐縮ながらお二方の審判させていただきます！
よろしくお願いいたします！
（稽古中に彼女に呼ばれ、何の用かと振り向いてみれば果たし状の相手が居、急いで駆け寄り、丁寧口調で深々と頭を下げる）

では、始めましょうか。


(相手の構えを見て自分も構え始めようかと不適に笑いながら気合いを入れて初めの合図をピリピリした雰囲気で待ち)

分かりました。では、始めさせていただきます。










　　　　　はじめ！！











（ピリピリした空気を中心で見ながら、バチバチを火花が散っているのを心の中で苦笑いしながら大きく息を吸い、初めの掛け声を出す）

ハァッ！
セェーイ！！
(掛声とともに足を一歩踏み入れ相手の頭を叩こうとするが跳ね返され一瞬怯むが大きな掛け声と共に隙をつき頭をたたくことができ)

勝負あり！！！！
勝者清嘉川玲香！
礼！！




（勝負が決まり、彼女が勝ったことに若干の安堵を感じたが宣告をし、その場にへたり込む）

ありがとうございました。
ごめんなさい、気持ちは嬉しいのですが…。
生憎、私は誰のものになりたくないの。

さぁ！みなさまも練習を！

(勝者出来たことに安堵し緊張していた全身の力を抜くようにため息をつきスタスタとまっすぐ告白を降り礼をし見学していた部員たちに練習を戻るよう指示を出し)

ふう～～～。審判も疲れるな。ましてや玲香様の未来がかかった戦いなんて。。
　　　玲香様が勝ってよかった・・・・
取り合えず練習しようかな～。
（力が抜けた足に力を入れ、立ち上がり彼女の指示通りペアの所に行き練習を再開する）

っ、すいません部長。

少し更衣室に籠りますね。

(試合をしうだを巻きながら帰っていく相手を見てさて自分も戻るかと竹刀を持とうとしたら背中に鋭い痛みが走りまたかとため息をつきそれを不審と感じた部長が来て部長に話し更衣室に向かい)

ハァッ！セイッ！

ん？あれは玲香様？？　　ごめん○○ちょっとやっててくれる？うん。ありがとう。

（コンコン）
居ますか？玲香様？
（どのところからも聞こえる市内がぶつかり合う音を耳で聞きながら、技を繰り出し稽古をするも彼女が背中を痛そうな表情で更衣室に入るのを横目で見、彼に少し話を付けて女子更衣室の扉をノックしてみる）

…！青峰くん…。
いるけど、どうしたの？

(服を脱ぎ傷を冷やすために冷却スプレーを背中にかけてるとドアをノックされびっくりし少し確認するように声をかけながら問いかけ)

あの・・・なんか終わった後背中痛そうにして歩いてるのが見えたもので・・・。
もしかしたら背中の傷が痛むのかなぁと思って追いかけてきました。大丈夫ですか？
あの・・・・・・・ごめんなさい。弱い僕であの時僕は少しでも強ければそんな傷は生まれなかったかもしれないのに・・・

（とても申し訳なさそうな声で心配をしあの時の事件で傷を負わせてしまったことただ謝り続ける）

……。

別にいいわ、過ぎたことだし。今はそんなに激しい運動しなければ痛くないからね…。

(謝られて違う私もずるいと思いながら淡々と話しあのとき私がワガママを言わずに涼介をつれずにと考えながら服を着て)

そうなんですか？じゃあ激しい運動しないで下さいね。ある程度でいいですよ。玲香様の体が一番大事ですから。
もう痛くないですか？実はもう○○にさっきから呼ばれまくってるんですよね。。。
すいません。帰るときお店による暇あります？その時痛くなかったらいいですけど。
あ、まだ連絡入れてなんで入れておきますね。
それじゃあまたあとで
（もう痛くないかな？と思い、申し訳なさそうに体育館のほうを向き。はっと思い出したように更衣室のほうを向き連絡を入れることを伝え、体育館にかけていく）