君の隣にいたい 〆

からかってなんかいませんよ？
可愛かったし、ただ本当のことを言ったんです。


（あっけらかんとした涼しい顔でいい、シートベルトを外し、玲香様側の扉を開ける）

…～貴方のそういうところ苦手よ…。
そういえばりゅ…ん、ん。青峰くんは部活入らないの？

(恥ずかしい台詞をしゃべる彼に悔しく真っ赤になりながらもきっと睨みながら悪態をつきふぅと前を向きながらそういえばとふと思った疑問を問いかけ)

・・・・そうですか？残念です。
僕ですか？僕は、剣道ですね。

（少し残念そうな顔でどう思うかな、と考えながらも返事を返し、運転手に挨拶をし、校門へ向かう。）

あら、剣道なの？じゃあまた強くなっちゃうわね。

(剣道と聞きびっくりしたように目を見開きながら強くなると誉め子供をあやすかのように撫でながらクスクス笑い)

おや。剣道上段者に行ってもらえるとは嬉しいものですね。
それから、頭をなでないでください。イメージダウンになりかねないんですから。

（少し皮肉っぽく言い返し、冗談で撫でなのに全力で抵抗する）

けどまだ、私には追い付けないわねー。
生意気になって、寂しいじゃない…。

あら、どうしましょう。
(皮肉をにこりと微笑みながら皮肉で返しまだまだとヒラヒラと手を振って嘲笑いながら撫でるなと注意されればしゅんとしながら寂しいと呟き下駄箱に靴入れようとしたら一通の果たし状の手紙があり)

ぬぬ。。いつか追いついて見せますからね！
寂しくなんかないですよ。ただ子ども扱いしてほしくないだけです！！

どうかしましたか？玲香様
（皮肉の上に皮肉を重ねられ、何も言い返せなくなる。そして、靴を履き替えようとして声が聞こえたため、玲香様のほうを振り返る）

楽しみにしてるわ、涼介…。

見てみて、すっごい古典的な果たし状。バカが書いたに違いないわ。

(まっすぐ言う彼にクスクス笑いながら綺麗に微笑み待ってるとかのように話し果たし状を彼に見せながら挑戦者を笑うかのように呟き)

どなたが書いたかわからないんですか？名前とか
バカって言いすぎですよ。玲香様

（見せられた果たし状を覗き込み、バカと言われた人を自分も少し小馬鹿にしながらたしなめる。）

ん～あっ、彼知ってるわ。
ほら、最近名が上がってる剣道家の次男坊。

私が相手してもいいけどお父様がな～。

(果たし状の裏を見て名前を確認したら見知った名前で思い出し前の集まりで見かけたのを言い果たし状もらったからには相手しないとなと呟きけど、私は身勝手に剣道出来ないしなと考え呟き)

ああ～～。あの方ですか。とんだ面白い真似をしますねぇ

お父様が駄目だと？

（いわれてすぐに顔が思い浮かびちょっと意外だと思いつつも玲香様が言ったことに疑問に思い聞いてみる）

あれ、聞いてなかった？私に決闘を申し込み負かしたら私と結婚することが出来るの…。

まぁ、どうせ清嘉川家の権力と地位が狙いでしょうね。

(きょとんとしながらさらっと爆弾発言をしまぁお父様もバカじゃないから私が負けたら検討するだけだろうと考えふぅっとため息をつき靴を入れ)

へぇそうなんですか。
・・・・・ってえぇぇえ！？ほんとですか？
それは。。。許せませんね

（爆弾発言に気づき、自分でもびっくりするぐらいの声を上げる。そして、珍しく、自分の背中の後ろに、黒いオーラが出てくる。）

驚きすぎよ…。私以上に強い人なんていないと思うし一生独身になってしまうわ。

青峰くんすごいオーラ出てるわよ…。

(あまりに声が大きく肩を跳ねさせ彼を嗜めふぅと顔に手を添えため息をつきながらぼそりと独り言を呟き彼のオーラが黒く苦笑いしながら指摘し)

自分で言わなかったらかっこいいんですよ。
そうですか？でもみんな気づいていませんよ？

（私以上強いと自分で言うことに苦笑いで指摘し、オーラに気づいていながらも気づいていないふりをし、
周りをきょろきょろと見まわす）

だって真実ですもの…。
みんなは貴方の甘い仮面に惑わされてるだけよ。

(強いと自分で言いながらか弱い女になれないのを悔やみながらに真実だと笑いとぼける相手に呆れたように話し)

僕は別に甘くないですよ。仮面ではないです。素顔ですよ
そんなに呆れないで下さいよ。好きで甘い仮面をつけているわけじゃないんですから。
まあ、玲香様に対しては別ですけど。
（少しムキになって苦笑いで返しながらも、ちょっとした意味を込めて最後の一言を言う。）

めんどくさい素顔ね～貴方の甘くない素顔一回でいいから見てみたいわ…。
にしても、この果たし状どうしましょう。

(最後の一言を聞き流しすねたようにからかい口調で呟きどうしようかとぴらぴらと遊びながら悩むように呟き)

玲香様はいつか見れますよ。
玲香様のお父様に聞いてみてはいかがですか？今日は保留ということで

（薄くフフッと笑い、さっき話に出たお父様に聞いてみるという案を出す）

うわっ、生意気～。

なんか保留って逃げたみたいでヤダな…。いっそのこと見てないというのは？

(大人っぽい対応に少し距離を感じ彼の頭をわしゃわしゃして提案を聞けば逃げた感じがイヤだと駄々をこねピーンとひらめいたかのように提案を出し)