High Life【〆】

仲間発見。アメリカで食べるステーキはどこの生まれなのかしら、オージービーフだったりして。 ( 可笑しくなり笑い出しそうなのを堪え ) それはそれは、まずは国内線からチャレンジしてみる？貴方とタイミングが合えば連れて行ってあげるから。エコノミークラスでもビジネスクラスでも。ゆくゆくはロシアにいる父と祖母に会わせたい。流石プロフェッショナルなホテルマン。 ( はにかんだ顔が可愛らしく思え頬撫で ／ 案内された席に着き ) 焼き加減はミディアム…グラムはどうする？私は180gで、ニールはスタミナも兼ねて400gはいけそう。 ( メニューに一通り目を通し、運ばれてきた水に口を付け )

悪い冗談はよしてくれよ、君が物好きでどうしてもオージービーフが食べたいって言うならニューヨーク中走り回ってでも扱ってる店探すけど。それにまさか俺がテキサス出身って忘れたわけじゃないよな？（ わざと呆れたそぶりで言いつつも堪えきれず笑い声交じりに ）国内線に乗るなら君が俺の両親に会うのが先になるな。その後きっとロシアに行こう、マリアがどんな素敵な家庭で今まで育ってきたのか知りたいんだ。それとこれだけは念のため断っておくけど例えビジネスクラスに乗るとしても二人分のチケット代は俺が持つ、我儘だと思って約束して。（ 席に着いた後卓上に肘つき小指立て ）リブロースだろ？1ポンド行きたいところだけど300に抑えとく、折角毎朝ランニングしてるのにふいにしちゃ勿体ない。セットメニューはサラダで良い？（ メニューの表記を指で追いつつ ）

言ってみただけだから頑張らないで。本当にカウボーイになる必要はないから大丈夫よ。それで体力も時間も消耗させたらどうやって埋め合わせするべきか想像出来ない。 ( 周りが見てくるのも構わず、思うままに笑い ) 楽しみ、お父様とお母様への贈り物はなにが良さそう？サンタナ家はきっと温かな家庭なのでしょうね。だってニールがこんなに立派で愛情深いのだから。…分かった、そうすると約束するわ。貴方を立てる為にもね。 ( 小指絡め真剣に頷き ／ 最後に相好崩して ) 体型維持しないといけないのは一緒だったなんて。時には好きなだけ好きな物を食べて、我慢のし過ぎはストレスになるわよ。サラダ大歓迎先に食べておくと良いって聞くし。オーダーさせて。 ( ウェイターを呼び二人分の注文を告げ )

遠慮するなよマリアの為なら馬で太平洋渡って好きなだけ良い牛連れて来てやる、脂身の少ない取り分けオージーって感じのヤツをね。笑い過ぎだって一旦落ち着こう。（ キメ顔で二指をクルクル回しローピングの真似 ／ 周囲の視線が刺さり笑い堪えて口元に人差し指立て ）田舎者だから何でも…いや君に会ったらそれだけでも感激で泣き出すんじゃないかな。俺両親には散々迷惑かけたんだ。それが今じゃ何とか仕事は軌道に乗ってこんなに素晴らしい恋人も居る、どんなに喜ぶか知れやしないよ。…格好つけさせてくれてありがとう。こんな事一々お願いしてるようじゃ実際まだまだ格好つかないけどさ。（ 小指絡めた手を両手で包みこみ、手の甲を撫でながら微笑み ）──それからドレッシングはフレンチで。…体型維持にストレス解消、セロトニンがどうとか…ほら、出会ったばかりの頃に誰かさんが教えてくれただろ。（ 注文の後背凭れに寄り掛かり水一口飲みつつ ／ どことなく得意げに ）

馬で海を渡れたらバイキングも海賊も驚くでしょうね。神話のトリトンに見えて慌てるわよ。じゃあお言葉に甘えて良質なビーフをってやだ失礼。ニールとビーフでテンションが上がり過ぎた。 ( 想像すると尚可笑しくて首振り笑い ／ ぐっと飲み込み周囲をちらりと見て ) そう、だったらどれだけ貴方が素晴らしくて私がいつもお節介なことばかり言いながら貴方に恋をした話でもするわ。太陽系から逸れても唯一無二の愛する人だと。ありのままで十分よありのままに惹かれたんだから。 ( 前歯4本見せた笑顔浮かべ、身を乗り出し両頬に接吻して愛情示し ) ええと誰かさんって誰？なんてそれどう考えても私よね。その口振りだともしかして毎朝の運動を始めた？前よりも顔色が良く見えるのは気の所為じゃないと思うのだけど。あら健康オタクに染まりつつあるみたいねニール。 ( 口角引き上げ、顔覗き込みしげしげと見つめ断言 )

ほら君だってもうそれなりに名前も顔も知れてるんだから目立たないよう気を遣わないと。海の神と恐れられる俺だって今日はアメリカ産のヘレフォード牛をゆっくり味わいたい気分なんだ、それも空港のレストランで。（ 声ひそめて真面目に注意喚起しているようで口の端には笑いが漏れ ）最高、あの頃俺がどんな馬鹿やらかしてたかも一緒に伝わって尚更良い。本当にこんな息子で手を打っちまって良いのかって再三詰め寄られるだろうから覚悟しといて。俺だって今更君の他なんて考えられないんだ。（ 擽ったげにまた微笑んだ後照れ隠しに皮肉っぽく ）最近じゃないよ君と君に対する俺の気持ちに向き合うって決めた日からずっと。ある程度続かないと報告できないだろ？健康オタクの俺ってどう？年寄りくさくてダサい？（ 手を上に向けて肩竦め、顔をしかめてみせ ）

トリトン様陸のお味はお好き？空港のステーキハウスで恋人とジョーク交わして笑っていましたなんて記事、しょうもないから皆読み飛ばすでしょ。はいはい分かりましたオージービーフはまたの機会に。 ( 澄まし顔も長くは続かず ／ ひっそりにやけ顔を隠し ) 昔と今のギャップでご両親が更に喜ぶならそれはそれで結果良しかしらね。圧迫面接になるなら私もその倍で返すわ。当初から貴方以外考えられなかったからちょうど良かった、祖母もニールと実際に会える日を楽しみにしているのよ？ ( 色移りした部分を指で拭い、機嫌良く甘えた声を使い ) …驚いた、いえ貴方が継続していることにではなくて本当に言った全てを覚えていることが。まさか、寧ろ年相応。長生きしてくれないと寂しい。有難うこれはチップよ。 ( 目を見張りかぶり振り ／ サーブしたウェイターへ渡し膝へペーパーナプキンを乗せ )

くだらなすぎて神の威厳もクソも無いな、まったく明日のニューヨークタイムズが楽しみで仕方ないよ。おい笑ってるの見えてるぞ。（ 咳払いに眉根寄せて気取った演技 ／ それも続かずすぐに頬を緩めフェイスラインに触れて顔上げさせ ）頼りにしてる。お祖母さんはどんな人？君を見てるとご家族から凄く沢山の愛情を貰って育てられたんだろうってよく分かるんだ。だからその…ほら、そっちもきっと圧迫面接になるだろ？勿論俺の所とは別の意味合いで。（ 言い難げな様子で、最後は声量落とし気味に ）それだけ俺がずっと君に惹かれてたんだってこと。それ聞いて安心した、明日からオーガニックフードに拘ろうかな。先にサラダ食べると良いんだっけ？（ 頬膨らませおどけてみせ ／ ナプキンを敷いた後サラダを取り分け ）

だって可笑しくて…変なテンションのパッセンジャーだと思われるなら別に痛くも痒くもないじゃない。トリトン様が牛を捕まえに行くよりは。もう我慢する収まったから安心して。 ( 深呼吸で必死に堪え ／ 最後に見つめてからその手に触れ ) 祖母はとことん気が強くて祖父もよく言い負かされていたみたい。というのは祖父は私が生まれた時には既に他界していたから。父の方が穏やかで逆転していたのよ、祖母は叱るし父は宥めてくれた。なんてプレッシャーになったら困るけど気に入った人には手厚いもてなしをするのも大好きな祖母だから心配しないで。 ( 肩を撫で圧力をかけたのは己だと反省 ) 素直に嬉しい。本当に綺麗な思い出にして諦めようかと真剣に悩んでた。そうらしいのよ血糖値の上昇を穏やかにするのとファットの吸収を抑えてくれるみたい。食べる順番を工夫するだけなら簡単よね。有難うほら食べて。 ( フォークを手に取り ／ レタスとオニオンを数枚重ね口に運び )

その通り傍目から見たらアメリカ旅行と本場のステーキにはしゃいでるただの頭の目出度いカップルだ。本当に？笑い堪えるの下手だから心配だな。（ 添えられた手を捕まえて指絡め ／ 顔覗き込むようにして微笑み見つめ ）…成る程な、いやプレッシャーなんて全然。とても素敵な女性だと思う。ただ第一印象には特に気を付けないとな、気に入って貰いたいし君との関係もちゃんと認めて貰いたいんだ。お祖母さんと、それからお父さんにも。（ 話を聞く間に緊張で僅かながら肩に力入り ／ 落ち着くべく一旦水飲み ）悩ませてたのは分かってた。もっと俺に勇気があれば君を苦しませずに済んだのになって後悔もあるんだ。生まれてこの方一口目からタンパク質にかぶりついてたよ何で誰も教えてくれなかったんだ？（ 真似して先にサラダから食べ始め ）

要するに楽しそうにしていれば皆に伝染してハッピー倍増し。楽しいならステーキも更に美味しくなるから一石二鳥じゃなくて一笑二鳥ね。本当よもう落ち着いた。これが証拠。 ( 絡まった指同士をしっかりと握り ／ 恥じ入り耳を赤く染め ) 間違いなく認められる以前に向こうから悲鳴と歓喜の声が上がる場面しか思い浮かばない。今の話は多少大袈裟だしこんな顔した厳しい人じゃなくてこんな感じ。将来私もそういう顔立ちになりそう。( 先に顔顰め次に満面の笑顔浮かべ ) ねえ、お互いまだ若いなら上手くいかないことの方が上手くいくより多いんじゃない？現実は映画とは違うんだから。その人は相当の肉食でワイルドだったのねきっと。あらワイルドがもうご到着。音が弾けてて美味しそう。 ( 跳ねる油をナプキンで防ぎ ／ 好きな焼き加減になるまで待ち )

信用する。偏見かもしれないけどロシアの女性っていつもすまし顔で感情を表に出さないイメージだった。小奇麗にしてるだけあって完璧主義っていうかさ。君はその真逆だよな。よく笑うし表情豊かで、ずっと見つめていたくなる。（ 手握り返し、一度解いて指と手のひら同士を擦り合わせ ）今の顔すごく可愛い。それ聞いてちょっと安心した、それに会うのがますます楽しみになったよ。ロシア語も勉強しとかないとな。ボルシチと…ボルシチしか知らないや、あとウォッカ。（ ふうっと浅く息吐き手で額を拭う仕草 ／ 渋い表情で人差し指こめかみにトントン当て考える素振り ）君がそういう風に思ってくれるなら俺だけ後ろ向いてるわけにはいかないよな。上手くいかないことだらけでそれでも君が今ここに居てくれる、下手なロマンス映画よりずっと素晴らしいよ。ワイルドどころか地元じゃ皆が皆しょっちゅう肉ばっかり食うから実家では安いヤツしか買えなくてさ、だからこんな…分厚いステーキって何年ぶりだろう。香り付けにブランデー？最高。（ 目の前で焼かれていくステーキに喜び隠さず ）

成る程そんなイメージね…勉強した。どこもそうだけど例外な人物が居るものだわ、アメリカ人はその時の感情で動いて朝になれば冷たいかと映画ではイメージしていたけど貴方は優しい情熱をいつも向けてくれる。見つめ過ぎたら穴が空きそう。 ( 鼻の先を擦り合わせ ／ 肩口に顔埋めて幸せ噛み締め ) 基本的な挨拶なら旅行書にも書いてあるしborshchが分かるならなんとでもなるわよ。私がhamburgerだけ把握してここへ来てもなんとかなるようにね。テキサスといえばガンマン？そんな感じ。 ( 戯けて肩竦め、己の無知振りを暴露 ) 人生は一つとして同じものがない物語だと思っていたけど本当にそう、それに何億単位の人口の中から赤い糸を見つけ出せた確率も相当の奇跡か偶然か、どちらでも私はすんなり納得するでしょうけど映画より素敵。だから力持ちに育ったと。もっと高級なブランドもあるにしたって贅沢なのは同意。痩せた土地で育つと筋っぽくて脂身が極端に少ないのよね。ワオ凄いもう完璧。 ( 手際よく切られていくのを眺め ／ 肉汁を興味津々に見つめて )

残念だけど全部その時の感情で違いないよ。ただ朝を迎えてもまた夜が巡ってもいつだって愛おしくて仕方ないから手を握りたいしキスしたい、それだけ。…また周りの目が集まってるの気づいてる？（ 再度指を絡ませながら額に口付け ／ 耳元に小声で告げ ）本当に？hamburger一つでニューヨークに飛び込んだその度胸に感服するよ。それなら言葉よりも君にまつわる知識の数を増やしておいた方が良さそう。生まれ育った町のこと教えて。雪はどれくらい積もる？このくらい？それともこう？（ 首をゆるく振って笑い ／ 右手を頭の高さへ上げ、更に高く伸ばして ）それに俺がどうやって君と出会って君に惹かれていって、今どんなに堪らなく愛しているか全部語り尽くしたら90分なんて短い尺じゃ収まりが付かない。少しだってカットする気も無いし。…馬鹿なカップルだって思ってるだろ？どうも、後でチップ弾んでおく。食べよう。焼いてるの見てたらお腹空いた。（ ウェイターをちらりと見上げて肩眉上げ、軽く微笑まれて気恥ずかしさに居ずまい直し ／ ナイフとフォークを手に取り ）

情熱を燃やし続けるのも愛され続けるようにするのも私の努力が必要ね。3年後も5年後も貴方の側にいられますように。ああら失礼付き合いたてにありがちだと思って許して下さる？ ( 心地良い脈拍で眠る寸前のような表情に ／ 顔を上げ隣を見回し ) 本当よ知識より気合いの方が多いくらい。私はオムスク出身で夏は40度近くになる場合もある反面冬はお察しの通り氷点下の世界。日本との交流もあるけどもしかしたらロシア一かも。もっと高く、頑張って。 ( わざと煽り伸ばした格好と表現力を楽しみ ) そうまで言われたら恥ずかしい以上に嬉しいわ、ラブソングもポエムも要らないからニールにいて欲しいだけ。シンプルな話でしょ？彼も幸せな生活を送っているのよだから微笑んでいる、と推理してみようかしら。違う？食べてうっかり眠くならないようにしないと。 ( ウェイターと幸福感を分かち合い、適切なサイズに切り分け美味しさに感服 )

悪いね、大目に見てやって。一瞬毎にまた惚れては大きくなる一方なんだ、たった3年や5年で変りもしない。努力も祈りも要らないから愛され続ける覚悟だけしといてくれよ。…続きは二人きりになってから。（ 周囲へ軽く片手を振った後顔を近づけて小声で語り、頬に口付け ／ ※蹴り可 ）40度！？で冬は氷点下に？信じられない…けど納得、道理で君も逞しく育つわけだ。日本との交流って言うと？ロシア一のスシ職人が居るとか？ダメだもう降参。どちらにせよ俺の希望は最初のオムスク旅行は夏と冬以外でお願いしたいってこと。（ 声量を気遣うことなく驚きを露わに ／ 一度ぴんと限界まで伸ばした腕を息吐きながら下し ）成る程な、どうやらその推理が正しそう。凄いや焼き加減も完璧。──ッ熱…でも美味い！やっぱりステーキにしといて正解だったよ、君のチョイスに感謝。アメリカの味はどう？（ 去り際のウェイターの表情にクスリと笑み溢し ／ 口の中に広がる肉汁と甘味に舌鼓を打ち ）

極端なのよね、砂漠地帯の朝と夜みたいに気温差が激しいの。正直西欧の方が過ごしやすいんじゃないかしら。職人がいたら嬉しいけどオムスクは演劇関係が盛んな都市なのよ。それで日本の作品を公演したり日本からの演劇関係者が来たりと繋がりを持っているってわけ。なら春か秋限定ね了解。 ( 空中に日の丸を描きにっこり微笑み ／ ころころ笑いすんなり受け入れ ) 名推理ここにあり、なんて。アメリカは空港もホスピタリティの塊なのねここに通いたくなる。舌火傷していない？水飲んで。もうこんなに肉厚で味付けまでシンプルなのに上等って流石。引っ越して来て大正解よ。きっとちょっとしたジャンクフードまで口に合わないとは言わせないクオリティなのでしょうね。 ( 水を勧め様子を観察 ／ 大絶賛と興奮の後は実食してまた褒めてを繰り返し )

ロシアってどこに行っても年中極寒で雪と氷に覆われてて凍った魚ばっかり食べてる国だと思ってた。テレビに映らない場所にも色んな世界があるんだって思い知ったよ。アメリカで言うブロードウェイってとこだよな。日本の演劇って言うと…思い出した、カブキだろ？顔に模様を描いてさ、こんなやつ。（ 日の丸を描く指先を目で追いかけ、微笑み返し ／ 首を回し手の動きも付けて見得を切る真似 ）ありがとう、子供みたいで恥ずかしいな。ほら、やっぱりビーフは国産に限るだろ？この店も当たりだったけど他にも連れて行きたい店、沢山あるんだ。前は毎日仕事尽くめで忙しそうだったから一度も誘えなかったけどさ、もうずっとこっちに居るんだったらどこへだって行けるよな。（ 水受け取り、首揺らしてはにかみ笑い ／ 満足げに微笑みながら手を休める事なく口へ運び ）

それはよく言われる。寒いから真っ赤な顔してウォッカを飲んでいるイメージだって。そして酔ったらモスカウと叫びながらコサックダンスを踊るのでしょうともね。凄くそっくりよもしかして経験者？カブキの女役は艶やかで見惚れるわよ…男性が演じているのに。 ( 物真似が面白くて笑い顔になり ／ うなじを撫で妖艶に見えるポイントを示し ) ホットなニールが猫舌ってもう可愛くて好き。広大なだけじゃなくて産地としても大当たりなアメリカの恩恵は過小評価すべきじゃないわね。まあ嬉しい是非アメリカンな舌に染めてあげて、見つかるならの話だけどロシア料理店があるならそこに連れて行ってあげるから。＿＿ご馳走様。ああそうだったお土産があるんだった。はい、定番のmatryoshkaよ木の匂いが強いから苦手だったら顔に近付けないで。 ( 胸が高鳴り恍惚として溜息吐き ／ 食事を終えれば小さな紙袋をテーブルに乗せ )

それ、正にそんなイメージ。それで外の人間が足を踏み入れようもんなら冬将軍が飛んで来て忽ち追っ払われちまう。実は俺も役者志望でこっちに住む前は日本で演劇の勉強を…なんて冗談は置いといてカブキでは女性の役も男が演じるってマジ？子供じゃなくて大人の男が？無茶しないで女の役者を使えば良いのに。（ 二指を人の足に見立てて卓上を歩かせ、ぱっと手開き ／ 横に首振り信じられないと言いたげに ）それならロシア料理店探すよりもずっと良い方法知ってる。ミセス・ローのマンションは勿論キッチン付きだろ？──俺にお土産？ありがとう早速開けてみても良い？…おっと可愛いベイビーが出てきた！ロシアと言えばこれだよな。華やかで美人だけど優しい笑顔、君に似てる。（ フォークを軽く持ち上げて首傾け ／ 紙袋からマトリョーシカ取り出し、相手と見比べては更に笑顔に ）