〆お前がいるから大丈夫

あー？黎二が俺から離れていかなきゃ済む話だろ？…なんだよ、俺はそんなに迷惑かけてんのかよ（入ってくるなり吐き出された言葉で眉間にシワがよればぶすっと頬を膨らませ「どうなんだ」とでも言いたげに相手に詰め寄って）

もちろん、毎日来いなんて言わねーよ。俺だって疎らになるかもしれねェし。ただ、あんまり長い時間帰ってこねーなら、仕事場まで行ってやるから覚悟しろよな！俺に寂しい思いをさせたらどうなるか、嫌ってほど教えてやるぜ。PFは変わらずでいーよ。そんなお前が好きなんだし。逆に、俺の方に問題があれば今のうちに言えよな？…俺だってお前に好かれてーもん。

お前なぁ…、 …分かったよ、目を離した俺が悪かった。 （このやりとりは収束しない気がする、と早々に悟れば首を横に振り脱力し降参とでも言うかのように両手を顔の横に挙げて） 迷惑、か。 ま、迷惑だろうがそうじゃなかろうが、お前の事を心配させんのは俺だけにしとけ。（詰め寄って来た相手をじっと見据えたまま問いに答え。迷惑と感じた事はないが他の誰かには心配さえもさせたくないようで。ぶすっとした頬を片手を伸ばしつまんでやると、むにむにと指先を動かし、ちょっとした憂さ晴らしを）


は、仕事場にまで来たらコキ使わせてもらおうかと思ったが…寂しがって来たお前を放置はできねぇな。お前もお前のままがいいよ。お前に惚れたのは間違いじゃないと思ってる。 改めてよろしくな。

ん。でもあれだ、今度はもう少し人混みが落ち着いてる所にしような。あんだけうじゃうじゃ人がいたんじゃゆっくり見て回るのも疲れる。（降参ポーズを見て満足そうに数回頷いては、今回の反省は次回に持っていこうと決心し。）さァ、それはどーだろうな。結局心配かどうか感じるのは相手次第だしよ。ふ、お前はそのまま俺のこと見ててくれればいいんだけどな。……つーか、痛てェ、何すんだばか。（自分の聞きたかった返事ははぐらかされたようにも感じたが追求するつもりはなく、その代わり自分にだけ心配をさせろという要求には思わずにたりと口角を上げて嬉しそうに口を開いて。そのままゆるりと伸びる頬に痛みは感じなかったものの、摘む手をとんとんと叩いて）


なっ、当たり前だろーが、なんでそこでお前にコキ使われんだ俺は！ばーかばーか！…ん、お前のそういうとこが俺は好きだぜ、サンキューな。俺の方こそ、宜しく。

ったく…そうしてくれ。せっかくお前と出かけてるんだ、置いて行くなよ。 （満足そうにしている相手を見ながら、やれやれとため息をついて。相手の行きたいところに連れて行ってやりたいし、楽しそうにしている相手を見るのは悪くない。が、離れてしまっては元も子もないので、側にいてくれと。） …俺は心配だよ、物凄く。 お前しか見てないから、余計に。 （なんだか嬉しげな表情を浮かべる相手を見ているとむっ、と眉を寄せ、こっちは本気で心配しているのにと不機嫌な様子で。 機嫌が悪いついでにもう片方の手も頬へと持って来ると両手で両頬を弄り）


当たり前だろ、せっかく来てくれたやる気のある奴にはやる事与えねぇとなぁ、？ んま、恋人には寂しい思いはさせねぇようにすんのが当たり前だしな。 こっちは蹴っていい。これから楽しみだよ。

わーかったって！ちゃんと足並み揃えればいいんだろ、任せとけ。そんで黎二は？最近行きたいとことかねーの？（ドーンと自分の胸を張り自信満々な様子で頷いて。毎回付き合わせるのも悪いかと口に出さないまま考えては直接相手に問いかけ）くくっ、そーかそーか。（口数が少なくとも真っ直ぐに告げてくれる相手の言葉は、最初こそ戸惑うこともあったが今じゃ御褒美のようなもので。とはいえ機嫌を損ねたいわけではないので、頬を弄られたまま相手の腰に両手を回してそっと抱きしめ「機嫌治せよ、な？」と微笑んで）

俺？特に…ねぇな。 お前といりゃどこだって楽しい。 …まあ興味があんのは映画とかだな。 会社の奴にすげぇ勧められて、恋愛モノ？とか言ってたな。 男でも泣ける？だとか。 （こちらに話が向くとは思わず、ぱっとは思い浮かばないし、特にこれといって行きたいところはないからか少し考えこんだ後にも無いと。相手の隣に居れれば十分で。 だが何もないというのも相手を困らせるし、何かないかと考えていると、ふと同僚と映画の話をしたことを思い出し。ロマンチストな同僚が言うには泣ける恋愛モノらしくカップルで観に行くことが多いとかなんだとかで、それを聞いて思い出したのはもちろん目の前の相手で。記憶を辿りつつ疑問形で説明を。） … 笑うなよ。 … 機嫌も別に悪くはない。 （ 相手との距離がより近付くといつも仏頂面なのにこうして微笑まれると可愛く思えてきて。自分もなかなか単純だとため息混じりに笑みをこぼす相手の額をぺち、と軽く叩き。実際には悪かった機嫌は既に治っており、弄る手を止めるとその頬を包み込み、呟きつつ目元に口付けをし。）

くは、俺といて楽しいのは当たり前だろ！俺だってそうなんだからな。…映画か、そういえば最近行ってねーな。黎二が恋愛モノに興味持つなんて珍しいじゃん。泣けるってことは切ないやつか感動系だろ？あー…そんなん俺泣くじゃん。（笑い飛ばしたものの、実際はとても嬉しくて相手の背中をばしばしと叩き。行きたい所が今のところないと言いつつもしっかり引っ張り出してくれる優しさに、年上らしさを実感すればその差が少しだけ悔しいと感じてしまい僅かな間をつくり。今まで恋愛モノを進んで観ようとは思わなかったが、お勧めされるほどの内容なら気になるなと先の自分を想像し眉を寄せつつ考えて）嘘だね、さっきは凄い顔だったっつーの…ま、今は違うってんならいーけどよ。（溜息混じりに叩かれた額を軽く撫でながら先程の顔を真似しようかと思った刹那、目元に温かな感触を受ければすっかりその気もなくなっていき。そのお返しにと頬へ口付けを）

…お前も、か。 って痛ぇよ馬鹿。 …いや、続きがあってな、俺がお前と付き合い始めてから早く家に帰るようになって、それを見て恋人ができたってすぐわかったらしく、チケット押し付けられたの思い出したんだよ。 …今度、行かないか。 （表情も固いし、気の利いた話もできない自分といて楽しいと言ってくれるのは相手ぐらいで、改めてそれを耳にすると、安堵に気が抜けそうになるが、同時に背中を叩かれればその安堵に浸っている暇さえもなくて思わず吹き出して笑ってしまい。相手の言葉の間にあった間に首を傾げるが、今は問い正さず。自分が興味を持った理由を会社用の鞄から取り出して相手の前に見せてみては、こういう誘いを自分からすることは無に等しいためか、少し恥ずかしそうに視線を逸らして告げ。） 今はむしろ機嫌が良いくらいだ。 （頬に柔らかな感触が触れれば目を細め、何度か頬や口元に口付けをした後、軽く触れる程度に唇に口付けをして）

…目敏過ぎねぇか、お前の同僚。どんだけわかりやすい態度取ってんだよー（そんな展開があったとは、と驚く一方で、会社での相手の様子が気になって。）…行く。早く行きたい。（普段ならここで揶揄いの一つでも言ってみるものだが、滅多にない相手からのお誘いに勢い良く首を縦に振って。逸らされた顔を引き寄せるように相手の服を引っ張り見詰め）………擽ってェ（次から次へと落とされる口付けに嬉しさと気恥しさを感じて、ぼすりと胸元に顔埋め）

飲み会ずっと断わんなかったのの断り出したから、とは言ってたが。 俺は分かりやすくしてる意識はないんだが…あいつは目敏いな。（ふむ、と顎に手を当て今までの自分の行動を振り返り、相手が家にいるから飲み会を断るようになったのは事実であって納得している様子。 あまり顔に思っていることが出ないのは元より分かっていることではあり、そこから見抜く同僚もなかなかと言うことに気付き、ふは、と笑みを浮かべ）休みが被ればな。（視線だけ相手に戻し、相手の威勢を抑えるかのように頭にぽん、と手を置き軽く撫でて。） 感想はそれだけかよ。 （ぼす、と胸元に顔を隠す相手の背中に腕を回し抱きしめ、けらり、と笑いながら相手の短い感想を揶揄って）

飲み会ってのはそんな頻繁にあるもんなのか？食事会的な付き合いも色々あんだろ？そんな断り続ける訳にもいかねーだろうし、俺の事はあんま気にすんなよな。そりゃ、前もっては言って欲しいとこだけど。こっちだって予定も考えるし。（断り出した、と聞けばやはり自分のせいなのかという考えがチラついて指を弄りながら告げ。もちろん、自分としては相手に居てほしい気持ちでいっぱいなのだが、子供扱いされるのもムカつくと眉を寄せ。そんな時に同僚のことを思い浮かべてか笑い出す姿は自分にとって面白くはなく、仏頂面で相手の頬を先程されていたようにむにむにと摘み始め）そこは俺の方が合わせりゃいーよ。だから勤務表出たら相談な。（何がなんでも合わせてやると口角上げて）うるせェー、この＊＊！お前も何か言ってみろやー！（それだけか、と笑われてはひくりと頬を引き攣らせ、勢いよく顔を上げると同時に背伸びをして唇を唇へと押し付けて。＿してみたはいいが結局それもそれで恥ずかしいと返答を聞く前に再び唇を重ねて）

まぁ、そこそこな。 …俺はただお前との時間をだな、って何すんだ、どこで機嫌悪くなったんだよ、（誘いはあれど、恋人との時間を大切にしたいし、何よりの癒しである時間を削りたくない、と思い断れるものは断っている、なんて長々と言える器用さは無いので端的に言おうとしたところに、不機嫌な相手が頬をつまんできて。どこで不機嫌になったのか分からず困り顔になりながら滑舌悪く問いかけ） 土日は混むだろうな…、ま、なんとかなるだろ。（楽しそうな相手を見れば、こういう相手の表情が見れるのが嬉しいのか目を細め。心の中では浮足だっていて。） んッ…、___可愛い。これが俺の感想。 （勢いよく顔をあげての口付けに最初は驚きを隠せず目を丸くしていたが、続く口付けに応えるように相手の頭をこちらに軽く抑えつけ離れないようにし、甘い口付けをして。しばらく堪能し、唇を離して感想を短く、一言。）

分かってる。ま、程々に参加して帰ってこいよ。待っててやるからさ（言いたいことはなんとなくで受け取り、ポンと肩を叩いて頷き。機嫌が悪い理由が同僚を思っての笑みだった、なんて子供のような姿を晒せるはずもなく「摘んで欲しそうな顔してるのが悪ぃんだろ」とぶっきらぼうに言ってのけ）平日の夜でもいいしな。なんなら、会社の方まで俺行くし。（気分はすっかり映画の方へ。アルバイトの日程も改めて確認しておかないと、とカレンダーを見やり）はっ…、ッあぁ？お前だって一言じゃねーか、ばーか。（すぐに離れるつもりが簡単に捕まってしまい、そのままずるずると甘い口付けを受けながら体温が上昇していくのを感じて。ゆっくりと離れた唇をぼんやりとした目で追いかけつつ、紡がれた感想にぶわりと赤面し早口で返し目線を泳がせ）

まぁ、待っててくれるならそれでいいけどよ。 …摘んで欲しそうな顔ってなんだよ、んな顔してねぇっつーの。 （自分のいいたいことをわかってくれたようで、最後まで言わずに済んだのに安堵し。摘んで欲しそうな顔、とはどんな顔なのだろうか。どんな顔か想像もできず、思わず吹き出して笑ってしまい、相手のことだからかさっきより柔らかい雰囲気でいて）じゃあ…ここは？、（カレンダーの方へ近寄ると指を指し。カレンダーを見ながら、わざわざ会社に来てくれる、と言う言葉に嬉しさを感じ頬が緩んで）俺の場合一言に全部入ってんだよ、色んなことが。 …お前のせいで馬鹿になった。 （名残惜しげに唇を見つめる相手にもう一度口付けをと思うが、感想を言うなり赤面する相手が愛おしすぎてそれを隠さず表情に出し。愛おしそうに相手を見つめ、言葉は強めだが反して優しく口付けをして）

してましたー！んなもん、自分で考えろっての。（どんな顔か、と聞かれればうるせェ、と舌を出し。柔らかい雰囲気で笑う相手に「そーいうのは俺のとこでしてればいいんだばーか」とぼそり。）お、そこ行けそう？なら次のバイトの日に店長に頼んで来る。（行けるかどうか聞き返したものの、ペンを手に取って印をつけるあたり既に決定したようなもので。）ずるくねェ？俺だって、いろんな感情入ってるんですけど？（外では殆ど変わらない表情の持ち主が、こんなにもゆるゆるなのはお互い様。それでも堂々と向けられるとどうしようもなく擽ったくてぺしりと手の平を相手の顔面に向け。「…言ってろ。ばーかばー…＿くそ、」馬鹿になったのならもっと言ってやろうと口を開いたところで降ってきた優しい口付けに遮られてしまえば返す言葉もなくなっておとなしくなり）

考えてもわかんねぇって。…なーに拗ねてんだよ、よくわかんねぇけど、機嫌なおせ、な？（先程からツンケンしている相手の様子に首を傾げるが、本気で機嫌が悪いわけではなさそうなのであやすぐらいで大丈夫だろうとぽんぽん、と軽く頭を撫でて）無理なら別の日でもいいからな。（自分から誘うことは珍しく、もし無理なら強要はするつもりはなくて。行けたらいい、ぐらいの心持ちでいて） すぐ手を出すな、 （顔に押し付けられた手の平は抱きしめていたため避けることはできず。その手を覆うようにして握り、少し離すとその手の平に口付けをし、ちらりと相手の方へ視線を向けふ、っと微笑み。） は、急にしおらしくなったな。（何も言い返してこなくなった相手を胸元に抱き寄せぎゅ、っと抱きしめて呟いて。すり、と相手の首許に鼻をすり寄せ、そこが落ち着くのか一息吐くと）

…俺は子供か。（まだどこかモヤモヤした部分は残っているが、これ以上続けても仕方が無いと切り替えつつ、軽く撫でられた頭をぶんぶんと振りもう平気だ、と告げ。）いーや、休む！俺は行くって決めたら行く男だぜ（くるりと振り返りニヤリと笑ってみせ）…んだよ、足でも口でもいいんだぞ。（他にも出るところは沢山あると噛み付く真似をしながら屁理屈を述べ、手の平の感触と相手の笑みにバッと視線を逸らしては「最初はただの堅物ヤローだったくせに。どーこで覚えてくんだお前は。」と呟いて。いろんな表情や言葉が聞けるのは恋人の特権なのだろうが、これ以上は照れと恥ずかしさとでキャパオーバーになりそうだと頭を抱え）お前こそ、今日はよく喋るじゃねーの。実は酔っ払ってんだろ。（そう言いつつ逃げようとしないのは居心地の良さに自分も落ち着いてしまっているからで、胸元に顔を寄せたままゆっくり背中に腕を回せば「ふ、」と思わず頬も緩み。その後、相手の鼻先と息があたるのを感じると擽ったそうに身体を揺らしてから顔を上げ「黎二、」と名を呼んでみて）

子供とは思ったことねーな。 俺子供苦手だし。 （触れていた頭が揺れればパッと手をはなし、悪い悪いと言いつつ手を下げ。相手は年下ではあるが子供と認識したことは一切なく、むしろ子供だったら扱いに困るから勘弁だと首を横に振り） 男気溢れてんな。見習いたいよ。 （相手の男らしさに感服しているのか腰に手を当て肩をすくめ）そんな堅物野郎に惚れたのはどこの誰だよ。（予想通りの相手の反応に満悦しているのか、くく、と笑みを浮かべ。再び何度か手の平に口付けをすると、指を絡ませいわゆる恋人繋ぎに握り直し。） 酔っ払ってて欲しいか？今よりもっとしつこいと思うぞ。（飲み過ぎるとぼーっとしながらも人に絡み出し、近くに恋人がいるとなると増してスキンシップがしつこくなるタチの悪さで、それと比べれば今なんて序の口で。けらり、と笑いながら抱きしめ返されるとより温もりを感じまたぎゅっと抱きしめて） …、崚。 （滅多に口にしない相手の名前を、珍しく呟いてみて。改めて名前を呼ぶと小っ恥ずかしいのか、表情を隠す様に額に唇寄せた後も身長差を利用し頭の顎を置いて）

あれ、そうだっけか。でも確かに、周りに囲まれたらげっそりしてそーだわ（きょとりとするも想像してみれば分かる気もしてケラケラと笑いだし）お？見習え見習え！（調子よく是非そうしろ、と自分の胸を叩きふんぞり返って）さァー？どこの誰だろうな？（恋人繋ぎに軽く力を込めて握り返しながら白々しく首を傾げ、やられてばっかりも癪だからと握ったまま手の甲へ口付けを落とし）勘弁しろって、今酒飲んだらゼッテェ今夜のお前の記憶潰すかんな。でろんでろんにしてやんぞ。（しつこいだけならまだしも、相手のことだから何枚もうわてなのだろうと先を見越して遠慮の意を示し。自分もそこまで酒に強いわけではないため素面のまま酔い潰してやると内心意気込みながら両手でバツマークを作り。）ッ…！あー、（まさか呼び返してもらえるとは思っておらず、目を見開いた後でじわじわと込み上げてくる感情に両手で顔を覆い唸り始め。頭にとん、と重さを受ければ「縮むだろーが。顔見せろ顔」と自分のことは棚に上げて相手に要求し）

笑うな。 お前はむしろ子供に好かれそうだな、（笑う相手の頭に軽くチョップを食らわしてやり。相手の普段の様子を見ていると子供というより万人に好かれそうな人柄だと感心しながら）おー、見習う見習う。 （くすり、と調子付く相手を見てむしろ微笑ましいと笑みを浮かべると） しらばっくれんなよ、（相手の唇が手の甲に触れると擽ったいのか片目を閉じ。誤魔化さずにちゃんと言葉にしてほしいのか、すり、と相手の手の甲に頬を寄せ視線を向け）は、どうでろんでろんにしてくれんだよ。（相手はそれほど酒に強くないだろうし、潰す、だなんてどうやってやるのだろうかと鼻で笑うと眉をつり上げ挑発して。）嫌だ。 （唸り始める相手を見ながら、唸りたいのはこっちだ、と内心思いつつ相手の頭に顎を乗せたまま、ぐりぐりと押し付けて）

って！そーか？別にそういう機会はねぇからな。初対面だとビビらせちまうかもしんねー。（未だにくくっと喉を鳴らしながらチョップを受けて。好かれそうと言われても自分ではよく分からないと曖昧に返し。そもそも見た目で言えば近寄っても来ないのではと再び笑い出して）なに、コレってお前なりのおねだり？（視線を受け自分の優位な状況に思わずにまりとすれば「どーすっかなァ」と未だ勿体ぶって自分の唇をぺろりと舐め）あー？そらもうひたすらに飲ませて溺れさせてやるよ。（明らかな挑発にぴくりと眉を動かしながら、相手の反撃など考えもせずひたすらに自分が優勢な場面を想像しては「二日酔いに悩まされちまうかもな」と楽しげに笑みを浮かべ）みーせーろーやー（キッパリ断られてしまえばぐいぐいと胸板押して無理にでも見てやろうと）

ちょっと言っておきたいことがある。
これから今週末まで忙しくてな、今までみたいにすぐ返せなくなる。多分返せない日もあると思う。
だいぶ放っておくことになっちまうけど、待っててくれると嬉しい。
なるべく早く片付けてくるから。上の返事も次時間あるときにする。
もしお前が望むんなら、今までみたいな長文は難しいが、簡単になら寝る前とかぐらいは構ってやれる。
なるべく寂しい思いはさせたくない、って事だ。…ごめんな、時間できたら思う存分構ってやるから。

ん、了解。先に言ってくれてサンキューな。忙しいとこ無理して顔出せ、なんて言わねェから安心しろよ。合間の返事が負担になるなら別にわざわざ返す必要もねーしな。ただ俺、放っておかれたまま失踪されんの結構トラウマ抱えてっから…続けられなくなった場合とか、俺の相手する気分じゃなくなったとか、そういう時は一言でもいいから言いに来てくれよ？…って、別に疑ってる訳じゃねーけど。
気ぃつけて行ってこいよ。待ってっから。

…1日1回だけ来る。
お前のこと放って置けないくらいには情が湧いてる。お前だって俺に飽きたら一言言っていけよ。
疑いたきゃ疑えよ、別に俺は構わない。信頼されるまで側に居てやる。…って言ってる側から待たせてんだから言い張れねぇのが困りモンだがな。
落ち着いたら、ちゃんと返すから待ってろ。

くはっ、律儀だなお前は。さんきゅ、そう言ってもらえんだから幸せだよ。あー…んじゃ、お互い別れるかってなったら報告しような。そうならねー！って誓いてーとこだけど。
だーから、疑ってねェって！心配くらいはしてもいいだろうが。
無理しすぎて体調崩しやがったらぶっ飛ばすかんな、

これでもお前に惚れてんだよ、悪いか。
別れるつもりは全くねぇよ。疲れて帰って来た時、お前に居て欲しい。
ま、俺は頑丈だから心配いらねぇよ。お前こそ体調崩すなよ。

悪いわけあるか、ばーか。
おー、労ってやるから楽しみにしとけな。俺こそ、体調管理はばっちりだから心配ねェーよ。

…、…風邪ひいた。無理したわけじゃない。…から、ぶっ飛ばすなよ。
明日でひと段落つく。風邪ひいたから余計に恋しいのかもな、そろそろお前に触れたい。

おーまーえーはー…ッ！！頑丈つったのはどこのどいつだ大バカ野郎が。ぶっ飛ばしてや…って言いてェとこだが！無理してなくたって風邪はひくもんな、仕方ねぇ。とりあえず明日頑張ってこい。そんでもって体調落ち着くまでゆっくりしてろよ。俺に出来ることなんて待ってるくらいだからな…情けねーけど。

とりあえずひと段落した。上のは明日以降でいいか？
看病してくれねぇのか。 ま、風邪うつすわけにもいかねぇから仕方ねぇな。 （けらり、と笑みを浮かべて）
…ただいま。

お疲れ。返事は別に返せる時で構わねーよ。
ばーか、テメェで治せ（額を冷やすための濡れタオルを相手に放って）
おかえり。やーっと帰ってこれたか。

ありがとな。 ちゃんと頭働いてるときに返さねぇと、変なこと言いそうだ。
っと、…なんだかんだで優しいよな、お前は。（放られたタオル手に受け取ればじっと濡れタオルを見つめたあとふ、っと目を細め）
疲れた。癒せ。（ソファにどかり、腰を深く下ろせば膝をぽんぽん、と叩き膝の上に座るよう促して）

へーえ？それは聞いてみてェ気もするな（想像出来ないからこそ、気になるところでにやにやしながら揶揄い）…うるせー。（そう言いつつ放って置けないのは確かで、近寄って渡したばかりのタオルを奪い取れば、座る相手の足を跨ぐようにソファの上で膝立ちをして。ぺち、と額から目にかけてタオルで顔を覆いそのまま頬へと触れると心配そうに口を開き）気分は悪くねーの？

嫌だ。日本語がうまく話せる気がしねぇ。（ふん、と鼻をならせば顔を逸らし）…ん。 大丈夫。（目の前に座る相手を見上げ、額に降りて来たタオルに目を瞑ると、心地いいのか頬を緩め。頬に当たる相手の手に自分のを重ね）

くく、重症じゃねーか（無理に聞くつもりはなく、ただ楽しげに相手の様子を見守っていて）そんじゃ、完治するまでもうちょいかぁ？とっとと治せよなー、映画行くんだろ？（せめて半分だけでも風邪が自分に伝染ればいいのにと期待も込めて軽く触れるだけのキスを落とすと、先日決めた予定を口にして）

割とな。こんな風邪引いたの久しぶりだ。（軽くため息ついては視線を落とし）そうだな、そろそろか。そのためにも治さねぇとな、 …うつるぞ、（映画の話で予定を決めたことを思い出すと。柔らかく触れたものが唇だとわかると腰に腕を回すと抱き寄せ）

身体休ませる良い機会、とでも思っとけ（溜息つく相手を慰めるように肩に手を置き）少しくらいもらってやるっつってんだよ、俺は風邪ひかねーからよ（相手から見えていないところで満足気に微笑んで「疲れは吹き飛んだか？」と上からゆっくり抱きしめ）

まぁ、な。 あんまり休み過ぎると、お前と過ごす時間もなくなる。 （視線だけずらし、肩に置かれた手を経由し相手に視線を向けると） ッは、馬鹿だから、とかか？（脱力しながらも思わず吹き出して笑い）…ああ。 吹き飛んだ、…ありがとう。（抱きしめられ相手の温もり感じ安心したのか深く息を吐き、小声で礼を一言呟き）
今日はもう寝る。完治させてくるから、待ってろ。

ん、俺も寝る。また後でな、
ゼッテェ完治させて来いよ！

いや、なんとなくだが…、一緒に遊んでる姿が想像できる。（子供を驚かせてしまうという相手の言葉に一歩引いて全身を改めて見て吟味すると、確かに険しい顔をするが笑うと可愛いことは知っているので、笑って子供と戯れている姿を想像すればうんうん、と数回頷き）…別に強請ってねぇよ、馬鹿。（相手の本心が聞きたい、それは即ち強請っていることだが、それに気付くと何だか羞恥心が芽生え視線だけ逸らし「お前がぱっぱと言えば済む話なんだよ」と強情で）…ほう。 そういやいくつか酒はあるが…早速勝負といくか？（週末の楽しみであるビールやらチューハイやらワインやらが入っている冷蔵庫の方を顎でくい、っと示し）大人しくしてろ、阿呆。（相手も男だからか無理やり押されれば体は離れ、顔を見せないためにふい、と逸らし）


風邪は治った。心配かけたな。また明日からも忙しくなるが、極力返すようにする。

何となくねぇ…ふうん？（じっくり見られた上でうんうんと想像できると言われてもなんとなくスッキリはせず首を傾げるようにして返事をし。）あァ？バカはお前だバカ。あっそうですか、じゃあ言ってやんねェー（強請ってないというその言葉と思考が真逆なことくらい分かってはいたのだが、天邪鬼な性格が顔を出し首を振って。）上等だコラ、やってやんぜ！（気前よく引き受け冷蔵庫へと向かえば、持てる分の酒とグラスを抱えて持ってきて。若干乱暴な手つきでテーブルに置きつつ「ゼッテェ負けねぇ」と腰を下ろし）そりゃこっちのセリフだろうが。くそ………なら、もっかい呼べよ（やっと離れたにも関わらず、顔を逸らされ仏頂面で文句を垂らし。仕方ないなとこちらが折れれば再び抱き締め頬を擦り寄せながら名前の催促を）


ほんとか？なら良かった。気にすんな、って言いてェとこだが心配はもの凄くしてやったから感謝しろ…つーのも冗談。また忙しくなっちまうんだな、俺にはどうこう言える資格ねーかもしんねぇけど、病み上がりなんだから無理すんなよ。力抜けるとこでちゃんと抜けな。

理解できてねぇ、って顔だな。 ま、ガキ相手することなんてそうないだろ。（どうやら自分だけ納得いっているようで、それはそれで自分だけが分かっている相手の魅力なら好都合だと自分だけ納得すれば、わしゃわしゃと相手の髪を崩すように撫でて） んとに頑固で天邪鬼だなお前は。…言ってくれねぇのか、誰がこんな堅物を好きになったのか。（わしゃわしゃと撫でていた手を止め相変わらずな性格にため息をついて。ぐい、と相手の頭をこちらに寄せ、目を合わせるように少し屈みじっと目を見つめては問いかけ）…どうなるんだかな。（勢いよく冷蔵庫に向かい勢いよく戻ってきた相手の一連の行動を見ては、なんとなくわかるすぐ先の未来を思い浮かべるとため息をついて「俺だって負ける気はしねぇよ。」と相手の横に腰を下ろせば運ばれた二人分のグラスに酒を注ぎ、ほら、と相手にグラスを手渡し）……、__俺はつくづくお前に甘いらしいな、…崚。（頑固にも振り向かない自分を抱きしめて擦り寄る相手の行動に悶絶した後ため息を。片手だけで相手の頭を寄せ、小さくても聞こえるようにと耳許で呟くように名前を呼び）


…悪いな、我儘さえも聞いてやれなくて。感謝してる。お前がいるから頑張れるしな、待っててくれることは感謝してる。…ありがとう。でも言いたいことは言えよ。聞くぐらいしかできねぇけど、お前の言うことなら、聞きたい。

そうだな、確かにねーわ。…！？急になんだよ、（バイト先で母親と一緒に来るのを見るくらいかと思い返し頷いたところで突然頭を撫でられれば驚いたように見上げ）そんな俺が好きなんだろ？…そんでお前は、言わなきゃわかんねーの？（乱れた髪を軽く撫でながら溜息をつく相手にふふんと笑みを浮かべて。それも束の間、間近で問われるとじっと見つめ返しながらゆるりと首を傾げて）おっしゃー、カンパーイ！（お互いに宣戦布告をしたところで渡されたグラスを傾け。一杯目を勢い良く飲み干した時点で数十分前に立てた素面計画は無かったことになったのだが、久しぶりの飲酒はやはり気分も舞い上がるようで「オラ、とっとと飲めや！」とにこやかにおかわり分の瓶を相手へと向け）……ん。（溜息と共に漏れた言葉に口角がつり上がるのを感じながら、呟くように呼ばれた相手の声を聞けば耳を赤く染めながら小さく肩を揺らし。背中に回した腕の力を僅かに込めて返事の代わりを）


ンな事ねーって。こっちだって言いたいことは言ってるしお互い様な。なにより、こうやって会いに来てくれてる時点で俺はスゲー満たしてもらってんだよ。お前が頑張ってんだから俺も頑張らねーと。…おし、今日は落ちるな、おやすみ。

客にいるぐらいか。 …ただ撫でたくなっただけだ。（急に撫で始めればそりゃあ驚かれるわけで、とりあえず言い訳が見つからず視線を泳がせるが思いつかなかったのか視線を戻し撫でたくなっただけ、と）…ああ、そうだよ。__言わなくていい。（得意げに笑みを浮かべる相手を見て一息吐くと、肯定して。何とかして相手の口から聞き出そうとは思ったが、諦めて折れ。 聞かなくてもどうせ分かることだと自分を納得させ、相手の頭を引き寄せると噛みつくように唇を奪って）いい飲みっぷりだな、（先ほど酔わせてやるとか何だとかは何だったんだと思いつつも勝負には勝ったも同然だと確信して。相手と同じようにグラスを空にするもまだまだ調子は良く、おかわり向けられても難なく飲み干し。「お前もまだまだいけるだろ？」とこちらも相手のグラスに追加を注ごうとして）…名前なんて、良く呼ばれんだろ。（自分からは照れ臭くてお前、としか呼べないが、相手はなんだか嬉しそうで、名前を呼ばれるくらいなんてことないだろうと疑問に思い。 胸許に抱き寄せては相手の髪に鼻を埋め）

なんだそりゃ、
（視線を泳がせたかと思えばすぐに戻ってきて尚更不思議そうに笑い）素直じゃねーか。なんだよ、不貞腐れでもし…ッ、（自分とは大違いな反応に気分は良くなる一方で。対照的にあんなに聞きたがっていたはずの言葉を諦めた姿に再び声を掛けようとして開いた口を勢いよく塞がれては目を見開き驚くしかなく。今の相手にどんな態度をとればいいのか翻弄される頭でぐるぐると悩み始め）お前こそ。こんなんで潰れたら面白くねェからなぁ！（褒め言葉として素直に受け取り白い歯をのぞかせながら笑みを零してはグラスを自分から差し出す始末。）まーな。いや、そういう事じゃねェっつの。…分かってねーな、（周りから名前を呼ばれることは多いくらいで、それに対して何か思うところがあるかと言われれば特に見当たらず。呼んでくれる相手が重要なことに、目の前の恋人は気付いていないようで大袈裟な溜息をつき）

なぁ、すげぇ悪いんだけどさ。今すげぇ疲れてて、長いロルうまく回せねぇんだ。
だから、また返事待ってもらってもいいか？
返事したい気はあんだよ。お前と話すのは癒しだし。…でも長いと頭が回んねぇっつーか。…悪い。

分かった、また今度な。長ェやりとりがキツいなら上文蹴っちまって構わねェよ。短いのでもいいし、いっそ置きレスじゃなくてリアタイ雑談がいいならそれでも。今日はこのまま落ちる。ゆっくり身体休めな、

昨日は悪かった。…悪いな、待たせてばっかりで。俺は置きレスでもリアタイでもどっちでもいい、お前の好きな方で構わない。ただ長いとたまに返事が遅くなることがあるから、それでもいいなら、だが。
…今日は雑談でもいいか？

…悪い。ここで区切りつけさせてくれ。短い間だったが楽しかったぜ、お前にはもう少しのんびり付き合ってくれる奴の方がいいかもな…俺じゃ急かしちまいそうだ。忙しさの合間に顔出させるのがなんか申し訳なくなっちまった。付き合わせて悪かった、お前の良縁、願ってるぜ。ありがとう。

…、分かった。 俺こそ悪かった。本来は頻度は高めに来れる筈だったんだが、…案外俺は弱かったみたいだ。会いに来たかったのは本当だ。こんな俺に付き合ってくれて、感謝してる。短い間だったが楽しかった。あまり言いたくないが…、幸せになれよ。

本当に、悪かった。ありがとう。

…、分かった。 俺こそ悪かった。本来は頻度は高めに来れる筈だったんだが、…案外俺は弱かったみたいだ。会いに来たかったのは本当だ。こんな俺に付き合ってくれて、感謝してる。短い間だったが楽しかった。あまり言いたくないが…、幸せになれよ。

本当に、悪かった。ありがとう。