〆お前がいるから大丈夫

ありがとな。 ちゃんと頭働いてるときに返さねぇと、変なこと言いそうだ。
っと、…なんだかんだで優しいよな、お前は。（放られたタオル手に受け取ればじっと濡れタオルを見つめたあとふ、っと目を細め）
疲れた。癒せ。（ソファにどかり、腰を深く下ろせば膝をぽんぽん、と叩き膝の上に座るよう促して）

へーえ？それは聞いてみてェ気もするな（想像出来ないからこそ、気になるところでにやにやしながら揶揄い）…うるせー。（そう言いつつ放って置けないのは確かで、近寄って渡したばかりのタオルを奪い取れば、座る相手の足を跨ぐようにソファの上で膝立ちをして。ぺち、と額から目にかけてタオルで顔を覆いそのまま頬へと触れると心配そうに口を開き）気分は悪くねーの？

嫌だ。日本語がうまく話せる気がしねぇ。（ふん、と鼻をならせば顔を逸らし）…ん。 大丈夫。（目の前に座る相手を見上げ、額に降りて来たタオルに目を瞑ると、心地いいのか頬を緩め。頬に当たる相手の手に自分のを重ね）

くく、重症じゃねーか（無理に聞くつもりはなく、ただ楽しげに相手の様子を見守っていて）そんじゃ、完治するまでもうちょいかぁ？とっとと治せよなー、映画行くんだろ？（せめて半分だけでも風邪が自分に伝染ればいいのにと期待も込めて軽く触れるだけのキスを落とすと、先日決めた予定を口にして）

割とな。こんな風邪引いたの久しぶりだ。（軽くため息ついては視線を落とし）そうだな、そろそろか。そのためにも治さねぇとな、 …うつるぞ、（映画の話で予定を決めたことを思い出すと。柔らかく触れたものが唇だとわかると腰に腕を回すと抱き寄せ）

身体休ませる良い機会、とでも思っとけ（溜息つく相手を慰めるように肩に手を置き）少しくらいもらってやるっつってんだよ、俺は風邪ひかねーからよ（相手から見えていないところで満足気に微笑んで「疲れは吹き飛んだか？」と上からゆっくり抱きしめ）

まぁ、な。 あんまり休み過ぎると、お前と過ごす時間もなくなる。 （視線だけずらし、肩に置かれた手を経由し相手に視線を向けると） ッは、馬鹿だから、とかか？（脱力しながらも思わず吹き出して笑い）…ああ。 吹き飛んだ、…ありがとう。（抱きしめられ相手の温もり感じ安心したのか深く息を吐き、小声で礼を一言呟き）
今日はもう寝る。完治させてくるから、待ってろ。

ん、俺も寝る。また後でな、
ゼッテェ完治させて来いよ！

いや、なんとなくだが…、一緒に遊んでる姿が想像できる。（子供を驚かせてしまうという相手の言葉に一歩引いて全身を改めて見て吟味すると、確かに険しい顔をするが笑うと可愛いことは知っているので、笑って子供と戯れている姿を想像すればうんうん、と数回頷き）…別に強請ってねぇよ、馬鹿。（相手の本心が聞きたい、それは即ち強請っていることだが、それに気付くと何だか羞恥心が芽生え視線だけ逸らし「お前がぱっぱと言えば済む話なんだよ」と強情で）…ほう。 そういやいくつか酒はあるが…早速勝負といくか？（週末の楽しみであるビールやらチューハイやらワインやらが入っている冷蔵庫の方を顎でくい、っと示し）大人しくしてろ、阿呆。（相手も男だからか無理やり押されれば体は離れ、顔を見せないためにふい、と逸らし）


風邪は治った。心配かけたな。また明日からも忙しくなるが、極力返すようにする。

何となくねぇ…ふうん？（じっくり見られた上でうんうんと想像できると言われてもなんとなくスッキリはせず首を傾げるようにして返事をし。）あァ？バカはお前だバカ。あっそうですか、じゃあ言ってやんねェー（強請ってないというその言葉と思考が真逆なことくらい分かってはいたのだが、天邪鬼な性格が顔を出し首を振って。）上等だコラ、やってやんぜ！（気前よく引き受け冷蔵庫へと向かえば、持てる分の酒とグラスを抱えて持ってきて。若干乱暴な手つきでテーブルに置きつつ「ゼッテェ負けねぇ」と腰を下ろし）そりゃこっちのセリフだろうが。くそ………なら、もっかい呼べよ（やっと離れたにも関わらず、顔を逸らされ仏頂面で文句を垂らし。仕方ないなとこちらが折れれば再び抱き締め頬を擦り寄せながら名前の催促を）


ほんとか？なら良かった。気にすんな、って言いてェとこだが心配はもの凄くしてやったから感謝しろ…つーのも冗談。また忙しくなっちまうんだな、俺にはどうこう言える資格ねーかもしんねぇけど、病み上がりなんだから無理すんなよ。力抜けるとこでちゃんと抜けな。

理解できてねぇ、って顔だな。 ま、ガキ相手することなんてそうないだろ。（どうやら自分だけ納得いっているようで、それはそれで自分だけが分かっている相手の魅力なら好都合だと自分だけ納得すれば、わしゃわしゃと相手の髪を崩すように撫でて） んとに頑固で天邪鬼だなお前は。…言ってくれねぇのか、誰がこんな堅物を好きになったのか。（わしゃわしゃと撫でていた手を止め相変わらずな性格にため息をついて。ぐい、と相手の頭をこちらに寄せ、目を合わせるように少し屈みじっと目を見つめては問いかけ）…どうなるんだかな。（勢いよく冷蔵庫に向かい勢いよく戻ってきた相手の一連の行動を見ては、なんとなくわかるすぐ先の未来を思い浮かべるとため息をついて「俺だって負ける気はしねぇよ。」と相手の横に腰を下ろせば運ばれた二人分のグラスに酒を注ぎ、ほら、と相手にグラスを手渡し）……、__俺はつくづくお前に甘いらしいな、…崚。（頑固にも振り向かない自分を抱きしめて擦り寄る相手の行動に悶絶した後ため息を。片手だけで相手の頭を寄せ、小さくても聞こえるようにと耳許で呟くように名前を呼び）


…悪いな、我儘さえも聞いてやれなくて。感謝してる。お前がいるから頑張れるしな、待っててくれることは感謝してる。…ありがとう。でも言いたいことは言えよ。聞くぐらいしかできねぇけど、お前の言うことなら、聞きたい。

そうだな、確かにねーわ。…！？急になんだよ、（バイト先で母親と一緒に来るのを見るくらいかと思い返し頷いたところで突然頭を撫でられれば驚いたように見上げ）そんな俺が好きなんだろ？…そんでお前は、言わなきゃわかんねーの？（乱れた髪を軽く撫でながら溜息をつく相手にふふんと笑みを浮かべて。それも束の間、間近で問われるとじっと見つめ返しながらゆるりと首を傾げて）おっしゃー、カンパーイ！（お互いに宣戦布告をしたところで渡されたグラスを傾け。一杯目を勢い良く飲み干した時点で数十分前に立てた素面計画は無かったことになったのだが、久しぶりの飲酒はやはり気分も舞い上がるようで「オラ、とっとと飲めや！」とにこやかにおかわり分の瓶を相手へと向け）……ん。（溜息と共に漏れた言葉に口角がつり上がるのを感じながら、呟くように呼ばれた相手の声を聞けば耳を赤く染めながら小さく肩を揺らし。背中に回した腕の力を僅かに込めて返事の代わりを）


ンな事ねーって。こっちだって言いたいことは言ってるしお互い様な。なにより、こうやって会いに来てくれてる時点で俺はスゲー満たしてもらってんだよ。お前が頑張ってんだから俺も頑張らねーと。…おし、今日は落ちるな、おやすみ。

客にいるぐらいか。 …ただ撫でたくなっただけだ。（急に撫で始めればそりゃあ驚かれるわけで、とりあえず言い訳が見つからず視線を泳がせるが思いつかなかったのか視線を戻し撫でたくなっただけ、と）…ああ、そうだよ。__言わなくていい。（得意げに笑みを浮かべる相手を見て一息吐くと、肯定して。何とかして相手の口から聞き出そうとは思ったが、諦めて折れ。 聞かなくてもどうせ分かることだと自分を納得させ、相手の頭を引き寄せると噛みつくように唇を奪って）いい飲みっぷりだな、（先ほど酔わせてやるとか何だとかは何だったんだと思いつつも勝負には勝ったも同然だと確信して。相手と同じようにグラスを空にするもまだまだ調子は良く、おかわり向けられても難なく飲み干し。「お前もまだまだいけるだろ？」とこちらも相手のグラスに追加を注ごうとして）…名前なんて、良く呼ばれんだろ。（自分からは照れ臭くてお前、としか呼べないが、相手はなんだか嬉しそうで、名前を呼ばれるくらいなんてことないだろうと疑問に思い。 胸許に抱き寄せては相手の髪に鼻を埋め）

なんだそりゃ、
（視線を泳がせたかと思えばすぐに戻ってきて尚更不思議そうに笑い）素直じゃねーか。なんだよ、不貞腐れでもし…ッ、（自分とは大違いな反応に気分は良くなる一方で。対照的にあんなに聞きたがっていたはずの言葉を諦めた姿に再び声を掛けようとして開いた口を勢いよく塞がれては目を見開き驚くしかなく。今の相手にどんな態度をとればいいのか翻弄される頭でぐるぐると悩み始め）お前こそ。こんなんで潰れたら面白くねェからなぁ！（褒め言葉として素直に受け取り白い歯をのぞかせながら笑みを零してはグラスを自分から差し出す始末。）まーな。いや、そういう事じゃねェっつの。…分かってねーな、（周りから名前を呼ばれることは多いくらいで、それに対して何か思うところがあるかと言われれば特に見当たらず。呼んでくれる相手が重要なことに、目の前の恋人は気付いていないようで大袈裟な溜息をつき）

なぁ、すげぇ悪いんだけどさ。今すげぇ疲れてて、長いロルうまく回せねぇんだ。
だから、また返事待ってもらってもいいか？
返事したい気はあんだよ。お前と話すのは癒しだし。…でも長いと頭が回んねぇっつーか。…悪い。

分かった、また今度な。長ェやりとりがキツいなら上文蹴っちまって構わねェよ。短いのでもいいし、いっそ置きレスじゃなくてリアタイ雑談がいいならそれでも。今日はこのまま落ちる。ゆっくり身体休めな、

昨日は悪かった。…悪いな、待たせてばっかりで。俺は置きレスでもリアタイでもどっちでもいい、お前の好きな方で構わない。ただ長いとたまに返事が遅くなることがあるから、それでもいいなら、だが。
…今日は雑談でもいいか？

…悪い。ここで区切りつけさせてくれ。短い間だったが楽しかったぜ、お前にはもう少しのんびり付き合ってくれる奴の方がいいかもな…俺じゃ急かしちまいそうだ。忙しさの合間に顔出させるのがなんか申し訳なくなっちまった。付き合わせて悪かった、お前の良縁、願ってるぜ。ありがとう。

…、分かった。 俺こそ悪かった。本来は頻度は高めに来れる筈だったんだが、…案外俺は弱かったみたいだ。会いに来たかったのは本当だ。こんな俺に付き合ってくれて、感謝してる。短い間だったが楽しかった。あまり言いたくないが…、幸せになれよ。

本当に、悪かった。ありがとう。

…、分かった。 俺こそ悪かった。本来は頻度は高めに来れる筈だったんだが、…案外俺は弱かったみたいだ。会いに来たかったのは本当だ。こんな俺に付き合ってくれて、感謝してる。短い間だったが楽しかった。あまり言いたくないが…、幸せになれよ。

本当に、悪かった。ありがとう。