【 少人数制群像劇 】√ソレイユ旅団√【 王道ファンタジー 】

　　《　概要　》

　当トピのキーワードは、【 RPG風王道ファンタジー、群像劇、戦闘3：ヒューマンドラマ7 】となっております。
　趣旨としては、参加者様には5つの枠からお気に召した役を選んで頂き、主の誘導に従いストーリーを楽しんで頂く、少人数制となっております。
　基盤となるストーリーの中に、皆様のキャラクターの設定が光るサブストーリーを随時展開していきます。話の流れが滞った際は、ブッツリ流れを切ってでもロルを回収し、次の展開へ運んでいく予定です。
　ファンタジーの世界観にどっぷり浸かって頂き、少人数ゆえのより重厚なキャラ同士の絡みを楽しんで頂ければ本望です……（願望）


　　《　世界観　》

　舞台はとある大陸、そこは自然の恵み豊かで、人間と魔族が手を取り合い、寄り添い、共存している理想郷だった。
　原動力付きの乗り物は蒸気機関車のみ、他は馬車、自転車、そんな程度。
　科学技術は発達しておらず、その代わりに魔導が発達している。
　しかしある日、不吉な預言書が見つかり、定刻、その預言通りに謎の雲が空を覆い尽くし、魔族は全員消滅してしまった。
　人間には不可能な仕事を請け負い、人とともに大陸の均衡を保っていた魔族が消え去ったことにより、大陸は混沌に満ちる。
　しかし、賢者の招集によって自ら集まった画面の前の貴方による、雲を晴らす旅が始まる。


　　《　歴月の呼称　》

１月　　→　　ネーイェルの月
２月　　→　　フリズの月
３月　　→　　アルヴィトの月
４月　　→　　イーグの月
５月　　→　　ヒルドの月
６月　　→　　ライネの月
７月　　→　　シャクマの月
８月　　→　　ルグヴァの月
９月　　→　　トウィリトの月
１０月　→　　エルルの月
１１月　→　　フィトガの月
１２月　→　　ルトリンデの月


>レス禁

　　　【 ルール 】


◆　セイチャット規則、ネチケット、世界観を厳守してください。お互いにお相手様に失礼でない対応を。

◆　ロル必須、平均50～300文字前後を目安としていただければ。文字数に上限はなく、形式は問いません。

◆　無駄な記号、PFの使い回し、ドッペルは禁止とさせて頂きます。

◆　文の頭に【 キャラ名 / 現在地 】を記載したうえでロルを回してください。

◆　あまりに過度な描写や、他の参加者様を不快にさせるような良識の欠けたレスはご遠慮ください。

◆　「攻撃を当てる、急所を貫く」等、お相手様の行動を著しく制限する確定ロルは禁止しますが、日常で割とありがちなシーンに必須の描写、例えば「頭を撫でる、手を握る、抱きしめる」等、ある程度は許可します。

◆　戦闘ロルを回す際は、お互いが楽しむ為にも譲り合いの精神を大切に。

◆　本体様の愛を練り込まれた、作り込まれたキャラクターをお待ちしています。世界観を逸脱するようなプロフや、2、3度注意を受けてもプロフが完成しない場合は、当トピへの参加をお断りすることもありますので、ご了承ください。

◆　凝った設定大歓迎です。プロフィールに書かれた設定はストーリーに勝手に組み込んでいく予定ですので、起用されたくない設定はその旨をお伝えください。

◆　ルールを全てお読み頂き、遵守していただける証として、プロフ備考欄にキャラの口癖を記載してください。


>レス禁

　　《　重要用語説明　》


　【　消滅の雲　】

　突然現れて空を覆い尽くした雲。魔族が消えた原因だと推測されている。
　地域によって色が変わるが、ベースは薄い灰色。
　雲が無かった時と同じように太陽光が降り注いでいるが、それに以前の様な暖かさは無く、その光が作物を育てる事もなくなった。ただ大陸の日中の明るさを確保するだけの光だけを残し、太陽光の他の機能を奪った特殊な雲。
　強風が吹こうが晴らされることはないが、流れはある模様。


　【ソレイユ旅団】

　「　消滅の雲を晴らす　」という途方もない旅に出ることを決意した者たちで結成された旅団。
　何か月、何年かかるかわからないし、命を懸けることになるという事実が明白な旅であるため、旅団員は少ない。もっと言えば、雲を晴らしたところで魔族が戻ってくるという保証もない。
　しかし何かせずにはいられないという人々の集まりでもある。また、雲を晴らすことが直接の目的でない人間も所属している。
　ソレイユ旅団に所属する証として、鍛治匠テオが作った太陽を模した指輪を身に着けることを義務付けられている。この指輪を持っていると、始祖たちといつでも連絡が取れるし、それ以外にも色々と便利な恩恵が受けられる。


　【　魔族　】

　遠い遠い昔は人と戦争をしていたらしいが、現在はそんな面影すらなく、人と協力して共存していた種族。
　人とは違う質の魔力を体内に宿しており、その量は人に比べて当然多い。
　また、人と魔族は交配できない（体内の魔力の質が違うため、混ざり合うと苛烈な拒絶反応を起こすから）。
　現在は預言書の通り、二代目魔の王以外の魔族は大陸から消滅してしまっている。ただし死んだのではなく、あくまで消滅。また、雲を晴らしたからといって魔族が蘇るという保証はどこにもない。


　【　魔の王　】

　接続詞を消して「魔王」、とも呼ばれる。しかしこの称号に強制力はあまりなく、ただ強大な一つの個体に与えられるだけのもの。
　現在生きている魔の王は二代目だが、初代魔王に関する情報は何故かどの歴史書にも記載されておらず、そこには何者かの意図が感じられる。
　雲が出現し、魔族が次々に消滅していく中、なぜか魔の王の肉体だけは消滅しなかった。つまり、現段階で大陸に存在するたった一人の魔族である。


　【　魔導　】

　遥か昔、どういうわけか人間にも魔力が宿るようになり、それによって使う事の出来る自分の能力の総称。そのルーツの詳細は不明であり、数多の考古学者がそれを解き明かそうと研究中。
　もちろん一般人もみんな魔導を持っている。が、普通に生活する分には特に魔導は必要ないので、自分の持っている能力を知らずに生涯を終える人が大半を占める。
　したがって、〝 魔導を持っている＝魔導を使える 〟というわけではないし、さらに言えば〝 魔導を使える＝魔導を使いこなせる 〟というわけでもない。
　各々が多種多様な魔導を持っているので、どのようにして使うかは自分で学んで覚えるほかない。


　【　魔力　】

　魔導を発動する糧となる不可視のエネルギーのこと。体力と同じような認識で構わない。
　魔導を使えば魔力が消費され、魔力の消費に伴って体力も消費される。よって、魔導を使える時間や回数は有限である。
　魔力の回復方法は体力と同じ。きちんと寝て食べて疲れを取れば自然に回復する。魔力と体力はリンクしている。つまり、魔導を使いすぎて魔力がすっからかんになると体力もなくなってろくに歩けなくなるし、体力が尽きれば魔導を使うことも出来なくなる。
　注意しなければならないのは、魔力が体内から完全に抜けきってしまったら、その人は死んでしまうということ。しかし人は無意識に魔力の消費を抑えているので、魔力の残量が1%を切ることはあっても、0%になることはまずない。自分の意思で心臓の鼓動を止めることが出来ないのと同じように、自分の意思で魔力を使い切ることも出来ない。
　ただ、外部からの何かしらの影響で魔力が強制的に抜き取られてしまうのならば話は別だが、現段階では人の魔力を人為的に抜き取る技術は完成していない。


　【　始祖　】
　
　賢者イーニェ、鍛治匠テオ、魔人ウルスラ、3人の総称。
　魔族と協力して大陸の均衡を保つ仕事を担う為に不完全な不死を与えられた存在であり、一部の地域では「古代人」とも呼ばれる。
　食べなきゃ死ぬし、寝なきゃ死ぬ、本質は至って普通。だが全員非常に高齢(万単位)で、見た目にも変わりなし。長く生きている分魔導の扱いには全員非常に長けている。
　消滅の雲を晴らす旅の大きな鍵を握っている。


　【　ナハト　】

　ソレイユ旅団の前に立ちはだかる敵の総称。雲の使徒とも呼ばれる。
　旅団員に対して物理的な妨害をしてくるだけでなく、民間人を唆して大陸の未来を諦めさせ、裏切り者に変えようとする者までいる。
　大抵は人の形をしており、同じように魔導を操る。だが厄介なのは、普通の人間ならば即死の致命傷を与えても死なないこと。未だ殺し方が分かっておらず、ナハトの殺し方を探ることも旅を続けるうえで大きな課題となっている。


>レス禁

　　《　募集要項　》

①大切な魔族（親友、恋人、自分を育ててくれた等）を蘇らせるために雲を晴らそうと決意した者
　∟［ 1名 / 備考欄に対象となる魔族についての詳細を記載してください ］


②始祖のうちの誰かを愛してしまい、悠久の時を生きる始祖と共に生きるために不死になりたいと願う者
　∟［ 1名 / 備考欄に対象とする始祖を記載のうえ、愛するに至った経緯を記載してください。旅が進む中でその始祖とは相思相愛になります ］　


③？？？と出逢い、雲を晴らす旅の中で惹かれ合う者
　∟［ 1名 / 本編でのキーパーソンとなる？？？と唯一深く関われる枠です。？？？が登場すればストーリーが動く歯車のような存在なので、③によって？？？が敵にも味方にもなる、重要な枠と言えます ］


④魔の王の親友
　∟［ 1名・女性 / 旅の中で徐々に恋愛感情に発展していきます ］


⑤自由枠、上限3名ほど。面白い旅の目的思いついた！という方がいらっしゃった場合の枠です。PF提出前に、どのような内容なのかを一度事前にお伝えくださると幸いです。


【キープ逃げを避けるため、キープは行いません。僭越ながら選定式とさせて頂きますので、悪しからずご了承をお願い致します。どうしても……！と仰ってくださる方がもしいらっしゃるなら、特例でキープを受け付けますのでその旨をお伝えください。】


>レス禁

　　　＝＝＝　大陸の国々　＝＝＝


　《　王都アザネリア　》

大陸の中心に位置する広大な都市。そびえ立つ王宮、賑やかな城下町がある。上流貴族が多く住む。魔族への差別がやや激しい。

■主な関係者……ワルキューレ騎士団、アドナ元老院


　《　魔法都市ソルマーニ　》

賢者イーニェが住む都市。空中にも道路があったり、魔導の研究所も多く設営されている。眠らない街。

■主な関係者……賢者イヴ、ルーン魔導騎士団、ハイエン魔導研究部、魔導学園


　《　密林都市ドゥルシャム　》

大陸最南端に位置する、熱帯雨林に覆われた都市。大陸唯一の女系国家として有名。運命の預言書が発掘された古代遺跡を擁する。

■主な関係者……武闘結社アマゾネス、スクアーロ探検隊


　《　農村マルバス　》

鍛治匠テオが住む都市。平和を絵に描いたような、自給自足の商業が盛んな村。近くに霊峰バランシャがある。

■主な関係者……鍛治匠テオ、キュグニー自衛団、ゾハレ商業団体


　《　暗転都市ラクシャーサ　》

善良な一般市民はあまり訪れない陰惨な都市。ベルズ処刑場、牢獄ヘルヘイムがある。噂では拝観者ヘルが住んでいる。

■主な関係者……ルエン盗賊団、ジェイド海賊団


　《　友愛都市ゼルウィン　》

魔人ウルスラが住む都市。魔族への差別や偏見を完全に払拭した珍しい地域。美しい噴水や庭園がある。

■主な関係者……魔人ウルスラ、メルアヴァ教団、リディル聖騎士団


>レス禁

　　＝＝＝各国の要人＝＝＝


（※これは今必要な情報ではないので、読み飛ばして頂いて構いません。）


　＝王都アザネリア＝
◎ジャックス・ヤーファ　(男/38)　　◎タナトス・アークエット　(男/51)
　∟ワルキューレ騎士団団長　　　　　　∟アドナ元老院の長


　＝魔法都市ソルマーニ＝
◎ソルフェレナ・リンド　(女/31)　　◎ミズホ・ハイエン　(女/28)
　∟ルーン魔導騎士団団長　　　　　　　∟大陸魔導研究部部長


　＝密林都市ドゥルシャム＝
◎アドリシャ・セティエール　(女/40)　　◎イヴ・セティエール　(女/18)
　∟武闘結社アマゾネス頭領　　　　　　　∟アドリシャの娘


　＝暗転都市ラクシャーサ＝
◎ディレイ・アグリエル　(男/36)　　◎ルエン・リー　(女/27)
　∟ネイボルグ盗賊団団長　　　　　　　∟ルエン海賊団船長


　＝農村マルバス＝
◎バレスト・キュグニー　(男/45)　　◎シャンティ・シルヴァン　(女/39)
　∟キュグニー自衛団団長　　　　　　　∟ゾハレ商業団体総取締役


　＝友愛都市ゼルウィン＝
◎ソウィロ・リムスレーア　(男/40)　◎ロザリア・ミーレッド　(女/26)
　∟メルアヴァ教団枢機卿　　　　　　　∟リディル聖騎士団団長



（※備考欄に書き加えたいために、それぞれの団体の詳細を知りたい場合などはお気軽にお申し付けくださいませ！）


>レス禁

【管理人⇔参加者様の図式が多いトピですので、NPCとの繋がりはたくさん持っていた方がより本編を楽しめると思います。なので、出身地のNPCと始祖を含め、最低2人のNPCと何らかの関係や交流を持っているという設定を推奨します。また、その設定につきましては備考欄に記入をお願い致します。】


　　《　入団申込書　》

番号　：（ 募集要項のナンバー ）
名前　：（ 英名フルネーム ）
性別　：（ 不明不可 ）
年齢　：（ 下限20 ）
誕生日：
職業　：
出身地：（ 六大都市のいずれか ）
魔導　：（ 上限一つ、攻勢に向いたもの推奨 ）
∟説明：（ 戦闘スタイルや弱点も簡潔に ）
武器　：（ 上限二つ、現実世界に現存するもののみ ）
身長　：
体重　：
特徴　：（ 身体的特徴、例えば目の色や髪形、服装等 ）
性格　：（ 簡潔にで構いません ）
口調　：（ いわゆるサンプル台詞を一つ ）
好き　：
苦手　：
目的　：（ 旅団に入り、雲を晴らそうと思った理由を。雲を晴らすこと自体ではなく、それに伴う戦闘の危険が目的だったり、旅をする中で訪れたダンジョンでお宝を発見することが目的であっても勿論構いません。ただ、雲を晴らさないと世界が終わってしまうので、最終的な目的が雲を晴らすことだ、というスタンスを念頭に置いて頂ければ問題ないです。この欄を最も重視します ）
備考　：（ NPCとの関係性や目的欄の深堀り等、ご自由に。目的の次に重視します ）


　　《　記入例　》

名前　：アン・ダードッグ
性別　：女
年齢　：22
誕生日：シャクマの月24
職業　：武闘結社アマゾネスの戦士
出身地：密林都市ドゥルシャム
魔導　：硬化
∟説明：自分の身体、及び自分の身体に触れている無生物体に自分の魔力を流し込んで硬化させる。耐性や硬度は、流し込んだ魔力の量に比例する。硬化に要する時間は一瞬だが、決して無敵ではなく、硬化させるのに消費した量以上の魔力を注いだ魔導を食らえば当然まともにダメージを負う。腕と脚に巻かれたひらひらした布と、ショールを使って硬化と解除を繰り返し、まるで踊っているかのようにトリッキーに戦う。
武器　：ショール（1m×1mの正方形、色は目の覚めるような赤、ベルベット生地、繊維が細かいために軽い斬撃では裁てないが、所詮は布の耐久）、服
身長　：165cm
体重　：53kg
特徴　：パウダーブルーの瞳、褐色の肌、プラチナブロンドのミディアムボブ、女性にしては筋肉質な体つき、踊り子を彷彿とさせるヒラヒラとした露出度の高い衣服（魔導の為に、袖を異常に長くデザインしている）、足元は常に裸足、手首と足首に色とりどりのリングを装飾
性格　：いつでも天真爛漫で、明朗快活な性格。とても人懐っこく誰とでも分け隔てなく接する。負けず嫌いでまっすぐな努力家。
口調　：「ちょ、落ちてるもの食べちゃダメって言ってるでしょ？！　ぺっしなさい、ぺっ！　……っあーもう、みんなお姉ちゃんの言うこと聞いてよ！」
好き　：ダンス、姉妹達、フルーツ全般
苦手　：差別、酔っ払い、雷
目的　：ソレイユ旅団で活躍することで、頭領に認めてもらうこと
備考　：8姉妹の3女。未成年の頃は踊り子として活動していたが、成人を機に武闘結社アマゾネスへ入る。が、入社試験でアマゾネスの頭領の娘（4歳年下）にボコボコにされ、粘りに粘ってギリギリで合格。お察しの通り戦闘の才に恵まれていないが、人生最大の憧れの人物であり、強い者にしか興味がないアマゾネス頭領に認めてもらうためにソレイユ旅団への参戦を決意。


>レス禁

【重要なNPCの簡単なPFを載せておきます。随時ご確認いただければ幸いです】


　　《　始祖　》

◎賢者イーニェ（ 女 / 外見24 ）
　∟160cm、ストレートロングの金髪碧眼、やや露出の激しいローブ、雫と蝶のモチーフネックレス
　∟常に気怠げな雰囲気をまとっており、日焼け対策に日傘を携帯
　∟しかし案外と面倒見がよく、母性的
　∟無愛想に見えて惚れっぽい性格
　∟始祖で最も知識に長け、魔導でどうにかなることは大体何でもこなせる器用・便利属性
　∟好きなことは手を繋ぐこと、嫌いなものはちゃらちゃらした人
　∟「馬鹿ね。女は一人じゃ生きられないのよ。どんなに強がっても、どんなに一人が好きでも、生涯孤独で幸せに笑って＊＊る女なんていやしないわ。だから、女は絶対守りなさい。大切な人ならなおさらね。……約束よ」


◎魔人ウルスラ（ 女 / 外見20 ）
　∟156cm、桃色の癖毛セミロングに浅葱色の瞳、動きやすそうなシンプルな服装、身体中にルーン文字の羅列の刺青
　∟常にマイペースで浮世離れした雰囲気、しかし大抵美味しいもので釣れる
　∟適当に考えているように見えて案外ちゃんと考えている
　∟人懐っこい甘えたがりで、一度気に入られると厄介
　∟始祖で最も戦闘に長け、破壊力抜群の最終兵器だが、気まぐれなので滅多に戦わない
　∟好きなものは甘いもの、嫌いなものは堅苦しすぎる人
　∟「えーやだー。お菓子くれるかハグしてくれるまでもう一歩も動かなーい。……って、置いてくとかマジぃー？　こんなか弱い女の子一人にするなんてありえないんだけど……ねえ待ってよ、ねえってばあ！」


◎鍛治匠テオ（ 男 / 外見28 ）
　∟190cm、紫紺のベリーショートに翡翠の瞳、黒いタンクトップに白い薄汚れた前掛け、黒い手袋
　∟一見近寄りがたいが、話してみると案外気さくで優しい
　∟始祖の中では一番の常識人、特に魔人のストッパーとなる苦労人
　∟こう見えて頼られるのが好きな善人気質で子供好き
　∟始祖で最も技巧に長け、魔導術式を組み込んだ様々なアイテムや魔武器を創造できる
　∟好きなものは酒、嫌いなものは人の話を聞かない人
　∟「よう、お疲れさん。……そうだ、お前に渡すものがあった。このネックレス、いつでも付けときな。魔力を巧芸した俺のハンドメイドだ。刻んだ力は守護。これで、俺が傍に居なくても守ってやれる」


　　《　魔の王　》

◎アルヴィオン（ 男 / 外見24 ）
　∟200cm、白銀のウルフカットに真紅の瞳、黒いスーツ、鋭い爪と牙、こめかみから灰色の角
　∟魔の王の称号を持つ、魔族内では最強に類する個体
　∟非常に素直で一直線、常にポジティブ
　∟その性格ゆえに人・魔問わず慕われ、「アル王様」、「アルさま」の愛称で呼ばれる
　∟好きなことは子どもと遊ぶこと、嫌いなものは女を泣かせる男
　∟「おいおい、お前は何のために男に生まれたんだ？　……ったく、決まってんだろこんなもん。惚れた女を守るためだろうが！　テメーで好いた女は責任持って最後まで面倒見やがれ。欲より想え！　男だろォが！」


【以上を持ちまして、レス解禁・募集開始とさせていただきます。尚、このトピは以前別板に建てたスレッドの換骨奪胎リメイクバージョンとなります。それでは、長い設定を読んで頂き、本当にありがとうございます。ファンタジー、魔族、ヒューマンドラマ……そんな単語に心惹かれる方は、是非ご参加くだされば嬉しいです……！】

【なにやら非常に面白そうな世界を見つけたので、幾つかご質問させていただきたく、馳せ参じました！

まず自由枠でキャラ設定を思いついたので、その簡単な設定について世界観的にどうですかね、とお伺いを立てたいのと、
もしその設定でゴーサインが出るのであれば、ハイエン魔導研究部、スクアーロ探検隊、メルアヴァ教団あたりの設定を教えていただければな、と思います。
以下は、そのキャラ設定の簡単なまとめです。不都合などあればご指摘ください。】


【亡き両親のために常識を覆さんとする研究者
　∟人と魔族の夫婦に引き取られた元孤児。その愛に報いるために人と魔族は交配できない、という常識を覆そうと独自の研究をしている。魔族がいなくなっては研究が進まないため、雲を晴らし魔族を取り返して研究の再開を望む。】

番号　：①
名前　：アメイズ・ローメディア
性別　：男性
年齢　：24歳
誕生日： ヒルドの月15
職業　： 彫刻家
出身地： 友愛都市ゼルウィン
魔導　： 魔線
∟説明：自身の魔力を赤色の「糸」に変化させ、左右の手から出すことができる。糸の長さ、硬度は使う魔力と比例する。逆に言えば自身が送った魔力以上の衝撃が加われば糸が切れてその分の魔力が失われる。糸で触れれば自身が触ったように温度や質感などもわかる他、ある程度変形は効きロープのように束ねたりレイピアのように尖らせて貫通力を高めたりできる。糸で戦うというより糸を戦術に取り入れる戦い方をし、駆け引き等の頭脳戦がメイン。
武器　：身体に3つ装着しているダガー。オーダーメイドで宝石等の装飾が綺麗に施されている。
身長　： 177㎝
体重　： 64㎏
特徴　：黒髪を後ろで束ね、前髪は額の真ん中で分けている。黒の若干つり眼できつそうな顔立ち、顔には気を使っているせいか中性的で細っこい。革のコートにブーツ、手袋等露出は少ないが下はノースリーブで通気性が良い。耳のピアスはチャームポイントらしい。
性格　：中性的で上品な印象を受けるが女性にはだらしなく、能天気で気分屋。自分の容姿には自信を持っているようでプライドが高い。
口調　：「彫り物は彫り物……あの人から受けた温かみを、いつか再現できるようになりたい……君も私に温かさをくれるかい？」
好き　： 綺麗なもの　とにかく女性　魚
苦手　： 根性論　狭い場所
目的　：幼い頃より姉のように慕っていた魔族と再開すること。広い世界を知って美意識を広げ自分の納得のいく作品を作りたい。
備考　：魔族と人間の友好関係が深いゼルウィンで生まれ育ち、幼いころから一緒で姉のように慕っていた美しい魔族が居り、神を愛するような憧れを抱いていた。その彼女がいなくなって以来、その心の隙間を埋めるように今のようなナンパな性格になった。魔神ウルスラとは何回か彼女をモデルに作品を作ったことがあり、面識はある。教団や聖騎士団に彫刻を送ったり頼まれたりして上の階級の人物とはちょくちょく話す機会があり知る人ぞ知る人物になっている。


【世界観に惹かれました……！　①のキャラで参加希望です、不明瞭な点や不都合な点、迷惑な設定などがあれば改訂したいと思っていますのでよろしくお願いします。

>>匿名さん様

【ご質問ありがとうございます。早速回答させて頂きますね！
　
　まず、「人と魔族が交配できる方法を探る研究者」という設定に関してですが、そう来たかー！と思いました。とても面白くていいと思いますが、一つだけ留意点をば。この世界においてその研究は、死亡した人間を生き返らせる研究と同じくらい荒唐無稽で、自然の理に逆らうものです。なので、周りから良い反応は得られませんし、マッドサイエンティストのような、いわゆる腫れ物扱いされるポジションになってしまいますが、もしそれでもよろしければ設定自体に問題はございません。
　また一つ質問なのですが、研究者自身が魔族に向ける感情はどういったものなのでしょうか。設定を拝見させて頂いた限りでは、魔族のことをただ単に研究を進めるための素材としか見ていないニュアンスを受けたのですが、それでお間違えがないかお聞きしておきたいです。
　以上を持ちまして質問の回答と代えさせて頂きます。もし、「マッドサイエンティストでも構わない！」と仰る場合に、ハイエン魔導研究部、スクアーロ探検隊、メルアヴァ教団についての簡単な概要をお伝えさせて頂きます。
　お手数お掛けしますが、お手すきの際にご返信よろしくお願い致します……！】


>>アメイズ本体様

【参加希望ありがとうございます！芸術肌な設定と、それに似合う繊細な魔導がとても素敵ですね。不備等御座いませんので、①の枠はアメイズ本体様にお任せしたいと思います。
　本編開始につきましては、参加者様が合計3名ほど集まるか、その気配がなければ1週間内に始めさせて頂こうと思っておりますので、主のレスがあるまで少々お待ちくださいませ。】

>No.11　√様

【回答有り難うございます！

まずマッドサイエンティストの件ですが、元よりそのつもりでしたので問題はありません。
簡潔にまとめるために省略しましたが、この世界でそれが荒唐無稽な夢であることは想定しておりましたので、特定の研究機関には属さず(というより属せないと思いますが)、しかしそれ故に様々な機関に首を突っ込んで研究を続けている流しの研究者、という設定を考えていました。
魔導研究部、探検隊、教団の設定についても、研究の糸口がありそうな機関にはどこでも首を突っ込むというところからNPCとの絡みを生やしたいがための要望でしたので。

続いて魔族への感情、認識ですが、こちらも省略していたので申し訳ありませんでした。
基本的には育ての親とは言え片方が魔族の設定ですし、そういう夫婦が住んでいる場所、ということで友愛都市出身にするつもりですので、基本的には差別偏見などもなく、友好的な感情を持っています。
人と魔族の交配という夢についても、両親のような人と魔族の夫婦は世界にいっぱいいて、そういう人たちはきっと本当は二人の子供がほしいに違いない、という思いから来ていますので、そもそもは魔族ファーストともいうべき認識を持っています。
ただ雲を晴らす目的、ということになると、このキャラにとっては魔族が帰ってくればそれで終わり、というわけではなく、あくまで魔族が帰ってきた上で自身の研究が完成することが目的ですので、『研究のために』という言い方になりました。】

>>アメイズ本体様

【大変申し訳ございません、管理人としたことが大きな見落としをしておりまして……。参加許可自体に変わりはないのですが、今一度ルール(>>2)を熟読してくださいませ。】


>12　匿名さん様

【こちらこそ、留意点のご確認と、魔族への認識の説明、ありがとうございます！
　総合的に判断しまして本筋のストーリーに問題は生じませんので、是非とも自由枠の一柱を担って頂きたいと思います。特に魔導研究部長のミズホとは、とても仲良くなれそうな予感のするキャラクター像で、こちらも今からわくわくしております。
　それでは、以下NPC団体の説明となります。

　　≪ハイエン魔導研究部≫

　大陸魔導研究部、ラボとも呼ばれる。規模はそこまで大きくなく、擁するスタッフは30人程度。主に、魔導を応用して生活をもっと豊かにするためや、魔導がどこから人間に宿るようになったのかというルーツの解明など、魔導に関することを手広く研究する組織。魔導や魔力に関する保有データ量は大陸最高峰。特に、ラボの創設者であり最高責任者でもある［ミズホ・ハイエン］は、魔導に関する論文を数多く学会に評価されており、間違いなくこの大陸で一番魔導の真相に近い人物だとされている。

　　≪スクアーロ探検隊≫

　いわゆるトレジャーハンターの団体。冒険の二文字に心惹かれた、浪漫を追求する者たちが集っている。本部の所在地は不明、規模がどの程度かも不明だが、現在の拠点が密林都市ドゥルシャムにあることは分かっている。冒頭にもある『運命の預言書』を古代遺跡から発見したのもこの輩であり、隊長である［レノ・スクアーロ］の名はそれなりに知れ渡っている。


　　≪メルアヴァ教団≫

　友愛都市ゼルウィンが誕生したと時を同じくして発足した宗教団体。しかしいくら友愛都市と言えど、いきなり人間と魔族が仲良くするのはどうしても無理があった。そこで人間と魔族を繋ぐ媒体になるものは無いか、と考えた結果に、宗教という答えに辿り着き、メルアヴァ教団が完成した。
　つまるところは、女神メルアヴァを唯一神と崇める教団であり、入団や信仰に種族による制約はない。女神メルアヴァは協調と愛の象徴。偶像崇拝で、女神メルアヴァは美しい長髪の麗人として設定されている。教団のトップである教皇の存在は意図的に秘匿されているが、教団の№2である枢機卿［ソウィロ・リムスレーア］が表舞台に顔を出している。

　以上を持ちまして説明とさせていただきますが、プロフ作成に当たっての不明点や確認したいこと等ございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ！】

手直し版

番号　：①
名前　：アメイズ・ローメディア
性別　：男性
年齢　：24歳
誕生日： ヒルドの月15
職業　： 彫刻家
出身地： 友愛都市ゼルウィン
魔導　： 魔線
∟説明：自身の魔力を赤色の「糸」に変化させ、左右の手から出すことができる。糸の長さ、硬度は使う魔力と比例する。逆に言えば自身が送った魔力以上の衝撃が加われば糸が切れてその分の魔力が失われる。糸で触れれば自身が触ったように温度や質感などもわかる他、ある程度変形は効きロープのように束ねたりレイピアのように尖らせて貫通力を高めたりできる。糸で戦うというより糸を戦術に取り入れる戦い方をし、駆け引き等の頭脳戦がメイン。
武器　：身体に3つ装着しているダガー。オーダーメイドで宝石等の装飾が綺麗に施されている。
身長　： 177㎝
体重　： 64㎏
特徴　：黒髪を後ろで束ね、前髪は額の真ん中で分けている。黒の若干つり眼できつそうな顔立ち、顔には気を使っているせいか中性的で細っこい。革のコートにブーツ、手袋等露出は少ないが下はノースリーブで通気性が良い。耳のピアスはチャームポイントらしい。
性格　：中性的で上品な印象を受けるが女性にはだらしなく、能天気で気分屋。自分の容姿には自信を持っているようでプライドが高い。
口調　：「彫り物は彫り物……あの人から受けた温かみを、いつか再現できるようになりたい……君も私に温かさをくれるかい？」
好き　： 綺麗なもの　とにかく女性　魚
苦手　： 根性論　狭い場所
目的　：幼い頃より姉のように慕っていた魔族と再開すること。広い世界を知って美意識を広げ自分の納得のいく作品を作りたい。
備考　：魔族と人間の友好関係が深いゼルウィンで生まれ育ち、幼いころから一緒で姉のように慕っていた美しい魔族が居り、神を愛するような憧れを抱いていた。その彼女がいなくなって以来、その心の隙間を埋めるように今のようなナンパな性格になった。魔神ウルスラとは何回か彼女をモデルに作品を作ったことがあり、面識はある。教団や聖騎士団に彫刻を送ったり頼まれたりして上の階級の人物とはちょくちょく話す機会があり知る人ぞ知る人物になっている。 口癖は語尾に「～だねぇ。」をつけること。

【見落としていました……すみません。しっかりもう一度読ませていただきました！改めて参加希望です。

(/質問の書き込み失礼致します。設定を読んでいるだけでワクワクしてくるような、まさにファンタジーな世界観に惹かれ現在参加を考えている者です。PF作成の参考に、キュグニー自衛団、ゾハレ商業団体、ルエン盗賊団について、主様のお時間がありましたら、設定について教えて頂けないでしょうか？
宜しくお願い致します。では失礼致しました)

【遅ればせながら、キャラ設定ができましたので、改めて参加希望をさせていただきます。
各設定事項のほか、ＮＰＣとの関係など、なにか疑問点や不備等ありましたら、どなたでもお気軽にお申し付けください。】

番号　：５、自由枠
名前　：レイリア・ウィリーデ
性別　：男
年齢　：２８
誕生日：ルトリンデの月３日（後述の理由により、正確な日付は不明）
職業　：研究者
出身地：友愛都市ゼルウィン
魔導　：弱視
∟説明：自身の眼に魔力を集中させることで、視界内の対象の弱い部分を見ることができる。この場合の弱い部分というのは非常に抽象的で、『弱い』ということしかわからない。　すなわち、石や鉄といった物質の弱い部分であれば脆くなっている部分だということでわかりやすいのだが、生物の弱い部分となると要素が多すぎて特定が困難になるのである。
例えば対象の腹部に弱い部分が見えたとして、それが体表の傷なのか、体内の内臓疾患なのか、というのはより多くの魔力を目に集中させなければ特定できないため、基本的にはある程度弱い部分を特定したら後はとりあえずコートの中に仕込んだナイフを投げたり、研究の副産物としてできた薬品を使って攻めてみる、という戦法になってしまう。　しかしそれでも相手にとって弱点を知られるというのは脅威であることに変わりはなく、精神的な影響を逆手に取ってハッタリをかますことも戦法のうちである。
武器　：スローイングナイフ、及び各種薬品
身長　：165cm
体重　：52kg
特徴　：エメラルドグリーンの瞳にショートヘアの黒髪。肌は色白で、体型は細身。常に白衣を模したコートを身にまとっているが、その下は普段着や部屋着に近いような適当な衣服。どうせコートを羽織るんだからその下の衣服には気を使わない、という思考回路。
性格　：興味のあることにはとことん没頭し、興味のないことには徹底的に興味がない。が、一応それを表に出さずに振る舞う程度の社交性と外面の良さは持ち合わせている。ただし自身の興味の対象である物事に直面すると我を忘れて語りだしたり思索に没頭することもしばしば。
口調　：「常識なんぞ叩いて壊す。誰にもできなかったことをやりたいなら、狂人呼ばわり程度は慣れないとな」
好き　：学問、知識、料理
苦手　：魔族差別、諦め
目的　：雲を晴らして魔族を取り戻し、研究を続行すること
備考　：人間と魔族の夫婦に養子と引き取られた元孤児。孤児のため正確な誕生日はわからず、両親に引き取られた日を誕生日としている。　元々聡い子供であったため、自身に向けられた両親の愛を疑いはしないものの、きっと両親も本当の意味で自分達の血を引いた子供が欲しかっただろう、と理解していた。そのため研究者となり、今は常識として認識されている『人と魔族は交配できない』という事実を覆そうとしている。
十年ほど前に両親は事故で他界したが、両親と同じように子を成したいと願う人々のために、何より両親から確かに受けた愛に報いるために、研究を続けている。　そんな折消滅の雲により魔族が消えてしまい、このままでは研究もできない上に、そもそも研究をする意味がなくなってしまう、と憤慨。魔族を取り戻して研究を完成させ、世界中の人魔夫婦を救うのだ、と旅団への参加を希望した。　なお、普通の研究をしていたのでは埒が明かない、と考えていて、魔導の研究や考古学、生物学、薬学、神学など節操なしに手を伸ばしている。そのため、ゼルウィンに住んではいるものの各種研究機関や遺跡などを飛び回っていたりする。
口癖は「叩いて壊す」。普通に叩くとか壊すとかでいいものをなぜか叩いて壊す、と表現することが多い。常識も叩いて壊す、邪魔なものも叩いて壊す、古代文字だって叩いて壊す(解読する)。
ストレスが溜まると料理をつくることで発散するという奇癖がある。

ハイエン魔導研究部部長のミズホ・ハイエンとはお互いがまだもう少し若かった頃に知り合い、その際お互いの魔導に関する理論の違いから二人で壮絶な議論を巻き起こした過去がある。それ以来理論の違いは別としても、彼女の知識を始めとする力量は高く認めており、時折手に入れた資料をお互いに融通したり、推論に関して意見を聞いたりしていることから、彼女を始めとした魔導研究部との関係は良好な模様。
また、スクアーロ探検隊の隊長レノ・スクアーロとは良い取引相手となっており、探検隊が発掘した遺物等で研究に繋がりそうなものがあれば買い取り、逆に値打ちの不明な遺物に関しては何回か推測混じりとは言え助言をしたこともある。

>14　アメイズ本体様

【わざわざ再提出まで……ありがとうございます。参加決定キャラクター一覧表を後程作成する予定ですので、そちらのほうには訂正後のPFを掲載させて頂きますね！】


>15　参加希望B様

【長い設定を読んで頂いたうえに、それをお気に召して頂けたようで……管理人冥利に尽きます、嬉しいお言葉ありがとうございます。早速、3つの団体についてご説明させて頂きますね。なお、ルエン盗賊団についてですが、これはお恥ずかしながら完全に此方の設定ミスで、正しい名称はネイボルグ盗賊団となります。>5ではルエン盗賊団・ジェイド海賊団となっておりますが、正しくは>6のネイボルグ盗賊団とルエン海賊団ですので、今後はそれを念頭に置いて頂けると非常に助かります。こちらのミスでややこしい思いをさせてしまって申し訳ございません……！

　　≪キュグニー自衛団≫

　読んで字の如く、農村マルバスの治安を守るために有志を集って結成された自衛団体のこと。発足したのは何代も前であり、その頃は農村マルバスを挟んで二つの都市が戦争をしていた。当時のマルバスはいわゆる緩衝地となっており、早急に自分たちを守る武力が必要だと叫ばれて編成された。初代団長がキュグニー家の人間だったため、そこから世襲制のような形で代々キュグニー一家が団長を継いでいる。だが世襲制とは言えど、縦社会というよりかは実力主義の団体なため、現団長である［バレスト・キュグニー］が自衛団内では最も腕の立つ戦士。

　　≪ゾハレ商業団体≫

　近年大陸内の経済で頭角を現してきた商業団体。取り扱う商品は主に霊峰バランシャで採れる珍しい薬草や固有生態系のもたらす恵み等。創設者の［シャンティ・シルヴァン］は農村マルバス出身であり、愛郷心の強い性格から「もっとマルバスを豊かにしたい」といった思いから、なかなか比肩するものの少ない名物特産品であるバランシャ関連の品物を主軸に商売を始めた。霊峰バランシャは別名「帰らずの山」とも呼ばれており、足を踏み入れた者は特殊な磁場の影響なのか大半が行方不明となる。しかしシャンティは、何度もバランシャとマルバスを行き来して品物を仕入れており、それらの品に付けられる値段はまさに破格。だが需要は大陸中にあるため、非常に儲かっている。なお、どのような方法でバランシャを踏破するのかについては、守銭奴のシャンティ曰く、「企業秘密」。

　　≪ネイボルグ盗賊団≫

　絵に描いたような盗人たちの集団。人や金品、食糧の類など、必要なものはなんでも強奪するが、頭領である［ディレイ・アグリエル］によってシビアなほど統制されており、命令にない盗みはしない。また、人身売買やそれに準ずる悪事には一切手を出していないらしく、噂によるとそれはディレイによる絶対命令なのだとかそうでないとか。だが間違っても義賊ではなく、今や荒くれ者の掃き溜めである暗転都市ラクシャーサにおいて最も規模の大きい盗賊団である。ルエン海賊団とは犬猿の仲だと言われているが、真相は定かではない。

　以上を持ちましてご質問への回答とさせて頂きますが、PF作成に当たって、ピンポイントで知りたいことがある場合は遠慮なく仰ってくださいませ。答えられる範囲でお答えさせて頂きます！】
　

>16　レイリア本体様

【PF提出ありがとうございます！切ない過去に基づいた信念が光る、とても素敵な異端の研究者……といったキャラ像がとても素敵ですね！
　魔導もとても面白く、搦め手で攻めるニュアンスが渋くてかっこいいです。ただ一つ質問なのですが、対象が人間で全くの健康体である場合（つまり弱点と呼べる部分が存在しない）は弱視発動時にどうなるのでしょうか？“弱点がない”、ということが弱視によって明らかになるのか、それとも人体構造的な弱点、つまり心臓や関節などが“弱い”と分かるのでしょうか？
　また武器について二つ、加筆して頂きたいことがございます。
　まず、スローイングナイフの所持数は1本ということでよろしかったでしょうか。複数所持の場合は、常識の範囲内で、何本所持しているのか表記して頂ければ幸いです。
　次に各種薬品についてですが、これは抽象的というか、汎用性が高すぎると言いますか、自由度が大きすぎる設定だと思いますので、薬品を武器にする場合は、「種類(効果)」と「量」を表記して頂ければと思います。なお、武器の所持上限は2つですので、スローイングナイフを採用する場合は、薬品も一種類でよろしくお願い致します。
　最後に、非常に申し訳ないのですが、備考欄にあるミズホについての記述についてお伝えしたいことがございまして。ミズホのキャラ像が未公開というのが完全な原因なのですが、ミズホは「意見の違う相手と激論を交わすタイプ」ではなく、自分の理論は譲らないけれど、相手の理論も受け入れる、というスタンスの人間なので、レイリアと出逢った時に壮絶な議論を巻き起こした……という設定には少し手直しを入れて頂きたく……。お手数お掛けして申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。】

>No.17　√様

【ご指摘ありがとうございます。

まず健康体に対する弱視ですが、弱点が見えない、という形になるので、特別な弱点がないということがわかる、という結果になります。
厳密に言うと弱視で見える弱点は、どれだけ正常な状態からマイナス方向に振れているか、というのが基準になっている設定なので、心臓や関節が構造的に弱いのは当然のこと、つまり正常なこととなり、弱視では弱点として表示されないことにしようと思っていました。
ただし、例えば生まれつきの疾患など、その対象にとって当然のこと、普通のことであっても、それは人間という生物としての正常からはマイナスなので、弱点となりえます。

次に武器についてですが、これは確かにやり方次第でオールマイティになりすぎる可能性がありました、申し訳ありません。
薬品に関しては削除し、スローイングナイフを１０本所持くらいでしたらコートの中に忍ばせるのも自然な数字かなと思いますが、いかがでしょうか？

最後にミズホとの関係性設定ですが、こちらも勝手な想像で書いてしまっていまして、申し訳ありませんでした。
激論を交わす、ではなく、お互いの理論について語り合った、程度なら大丈夫でしょうか？】

(/主様、回答下さりありがとうございます！
盗賊団の名前についても承知致しました。やや長くなってしまいましたがPFが出来上がりましたので、確認の程宜しくお願い致します。また、世界観に沿っているかどうかやNPCとの関わりについて等修正した方が良い点が御座いましたら、教えて頂けますと幸いです。ではご検討の程宜しくお願い致します)

《　入団申込書　》

番号　：④
名前　：メリー・スミス
性別　：女
年齢　：23
誕生日：ルクヴァの月１日
職業　：見習い鍛冶職人
出身地：農村マルバス
魔導　：火炎
∟説明：魔力を消費する事によって体の一部や武器に炎を纏わせられる。集中すれば球体等に圧縮した炎を数メートル先に飛ばす事も可能。火力は感情や思いに、持続時間は集中力や込めた魔力に比例する為、精神の乱れによっても効力にはムラが出る。また、雨や水場では威力は当然弱まり、森林近く等では力の扱いに気を付けなければならない。戦闘スタイルは近接し体術や剣術に炎を織り混ぜた攻撃を叩き込む短期型。長期戦、頭脳戦は不得意。

武器　：ショートソード(全長70cm。剣は父が、太陽の意匠が施された鞘は母が作成した物)
身長　： 160cm
体重　： 53kg
特徴　：所々跳ねた癖のある赤毛のベリーショート、二重でラズベリー色のつり目、そばかすの散った頬に日に焼けた肌。凹凸の少ない筋肉質な引き締まった体格。白のタンクトップの上にはカーキー色で長袖のつなぎ服、ポケット多数あり。黒の剣帯ベルトを巻き、剣は左腰に吊る形で所持。右腰には道具入れ用の焦げ茶色のポーチ。手足には耐熱加工の施された革製の厚手のグローブとロングブーツ
性格　： 鉄は熱いうちに打て、が信条な性格。悩むより行動派。ポジティブな馬鹿。お調子者。壁が高い程燃えるタイプ。
口調　：「大丈夫だって、アタシが何とかするよ！それに、家族や友達が困ってるのにただ黙ってじっとしてるなんて事が、アタシに出来ると思う？」
好き　： 子供、友達、家族、道具の手入れ、料理作り、お肉、青空、アクセサリー、お喋り
苦手　： お説教、雨、湿っぽい話、泳ぎ、辛い食べ物、じっとしている事
目的　：大切な家族との生活や一人前の職人となる(予定の)自分の未来の為、そして一人きりの魔族となってしまった親友の為にも雲を晴らし、再びあの美しい青空を見ること
備考　：一人称「アタシ」二人称「君、貴方、～ちゃん　等」
農村出身の見習い鍛冶職人。規模こそ小さいが数名の弟子と共に両親が鍛冶屋を営み、剣や鎌、包丁等、農具から調理道具まで幅広く扱っている。いずれは自分も跡を継ぐべく、現在は両親の元で修行中の身。
その傍ら成人してから自衛団に入団し、いざと言う時に家族を守れるよう武器の扱い方を学んだり、自分が仕事で学んだ手入れのコツを伝えたり、それ等を使う人々の声を聞き、今後の仕事に生かそうともしている。

子供の頃は今よりも落ち着きが無く構って貰いたがりで、隠れん坊やかけっこ、本読み等を誰彼構わずねだっていた。その時一緒に遊んでくれた事が縁で魔の王と出会い、現在も交流が続く。彼の事は年少から変わらず「アル様」の愛称で呼び慕い、信頼しており、仕事の愚痴を話したり、時には喧嘩したり、人間や魔族の子供達と一緒に遊んだりしていた。空が雲で覆われ作物が育たなくなってからは、自分や家族の未来の為でもあるが、相手にとっても仲間である魔族達が消えてしまった今、一人ぼっちになってしまった彼を心配し、また原因を究明し力になりたいとの思いもあり旅団への入団を決意する。年少期の経験から魔族への差別意識は無い。

農村に住む鍛治匠テオとも子供の頃に知り合い遊んでもらった経験があり、その時の名残から時おり「おじちゃん」と呼んでしまう事も。今現在は、鍛治屋を目指す上で尊敬する人物であり、彼の作る細工の施された様々なアイテムの大ファン。
ネイボルグ盗賊団とは、近くの村を襲われた際に自衛団の一員として戦った経験あり。
子供の頃に引っ越してしまい離ればなれとなったが、魔の王と一緒に遊んでいた友人がゼルウィンに居り、今でも手紙で交流している。その為ゼルウィンには一度訪れたいとも思っている。
口癖は「大丈夫」

>>18　レイリア本体様

【お返事ありがとうございます。
　
　弱視についての分かりやすいご説明、ありがとうございました！こちらの理解力が足らず、お手数お掛けして申し訳ありませんでした。
　武器に関しても、スローイングナイフ×10で全く問題ございません。迅速な対応ありがとうございます、非常に助かります……！
　ミズホとの関係性ですが、此方が先に言っておけばよかったところを省略したがゆえに余計な手筈をかけてしまって、大変申し訳ないです。互いの魔導感を語り合う程度でしたら問題ありませんので、その設定でよろしくお願い致します。】


>>19　メリー本体様

【PF提出ありがとうございます！魔導の火力が精神状態に左右されるという設定が好きすぎて……性格欄の“ポジティブな馬鹿”という文字を見て、絶対に魔の王と仲良くなれると確信いたしました。
　NPCとの関わりについても、問題ございません。テオには、現在進行形でさぞ可愛がられていることでしょう。キュグニー自衛団の一員ということもあって、戦闘の手ほどきをバレスト・キュグニーに受けていた、という設定があっても面白いのかも、なんて勝手に妄想しておりました。また、ゼルウィンへ移り住んだ友人についてですが、これはストーリーの中で主がNPCとして登場させることになると思われますが、問題ないでしょうか。また、この友人の設定に関して、何かこだわりがございましたら是非ともお伝えいただければ幸いです。
　最後に、細かい指摘になってしまって大変申し訳ないのですが、誕生月は「ルクヴァ」ではなく「ルグヴァ」です、訂正は必要ございませんので本編にて留意をお願い致します。
　
長くなってしまいましたが、本当に素敵な④をありがとうございます！是非とも、魔王の未来の嫁枠を担って頂きたいと思います……！本編開始につきましては、1週間以内にプロローグを投下できればと思っておりますので、もう少々お待ちくだされば幸いです。】