匿名さん 2018-06-10 12:20:27 |
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(物思いに耽りつつ宿屋に戻れば、駄目押しのように折良く伝令玉が届き。夜を駆けてきた手紙の送り主は元同僚だが、開封してみると内容は実に取りとめのない世間話で。……連絡が来たということは何か用事があるのかもしれないと考え、手紙を貰うといつも急ぎで最後まで読むのだが、今のところそれらしい実があったことは一度もなく。率直な感想を述べれば、何を考えているんだろう、こいつは、といったところだが、そこに思索を寄せるといよいよ今夜は眠れなくなる予感がしたため、考えるのは止めにし。ただ、明かりを消す直前、隣のベッドで寝ようとしている相手の姿を視認すれば、何故だかはよく分からないがすごく自然に、遠い昔、あいつが "布団に入れてほしい" と言ってきた時、今の自分のような気持ちだったのかもしれないと思えて)
* * * * * *
(――― 翌朝、かなり眠たかった。運動もしたのだし、短時間でも深く眠って次の日はすっきりと起きる、というのが本来の理想だったのだが、全く叶っておらず、心なしか洗顔に使った水も普段より冷たく刺激的に感じられて。相手も平常より目覚めるのが遅かったのが唯一の救いか。それなりに日が高くなってからようやく宿屋を出れば、昨夜一人で歩いた道を今日は二人で辿り、鉱山に向かい。道中で怠さは抜けていたが、それでも幾度か欠伸を噛み殺し、不足している道具は近くの店で取り揃えて山の入り口付近に到着すれば、前を見たままながら、隣に立つ相手に向けて)
……あの酒場の姐さんが言っていた辺りに行くんだよな?
(/展開への同意と盗賊団のロールを有難うございますw 後者笑いました。こちらで考えてみた流れとしては、鉱石も採らせたいので、案内係のモブは最初は本当に"普通の親切な人"を装い、採掘できる場に連れていってくれて鉱石を獲得できる→しかし、モブの真の狙いは、疲れたところで仲間を呼び、よりひと気のないところで集団で襲いかかること……という形で、だけれど、採掘後に現れた仲間が息子様の知っている騎士の家系の残党(ボスではないが)というのは如何でしょうか? そこで互いに驚くなか、残党が"ガキよりこっちが大物"と告発し、本性を露呈した連中から逃げる途中で、隠れようと入った坑道が実はむしろアジトに繋がっているとか……ベタな気もしますが、どうでしょうかね。気乗りしなければ、ご遠慮なくお伝え願います)
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