匿名さん 2018-06-10 12:20:27 |
通報 |
へぇ。
(鉱山のモンスターに関する相手の私見を聞けば、仏頂面ながら一応相手の方をしっかり見た状態で相槌を打ち。一口に "モンスター" と言っても色々な形で存在しているが、以前相手が語って聞かせてくれた話と今の推察を聞くに、どうにも鉱山のモンスターは端から他者に対して悪意を持っているタイプではないような予感がして。より人間に加害的だったり知能が高くて厄介だったりしたら、もっとその点が強調されて噂になっても良さそうなものだが、そういう風言が流れていない時点で、習性は動物に近いのではないだろうか。だとしたら、相手の言う通り距離感の取り方さえ間違わなければ、そもそも襲ってこない気もし。
しかし、あの老婦人の剣幕からして、彼女が抑えている情報が気になることも事実だ。続けられた相手の提案に当然のごとく頷けば「そうだな」と口にし、相手に付き従うように老婦人が入っていった酒場へと足を踏み入れ。……その酒場はどうやら、先に相手が言っていたような "交流酒場" らしく、広めの店内に幾つか背の高い丸型のテーブルが配置され、客の服装は町民風、戦士風、商人風、旅人風等と様々であり。先程の老婦人を瞳で探せば、てっきりカウンター席で愚痴でも溢しているのではと想像していたが、実際には隅の方の日当たりも今一つで薄暗い位置にある小さな円卓に、ぽつんと一人で座っていて。何処となくしゅんとした様子で、ガラスのコップに注がれた酒にもほとんど手をつけず、机上に開いた厚めの本を見つめており。
……本来交流酒場では相席は普通。老婦人がついている円卓は恐らく元々4人席。1つの椅子には彼女が座り、もう1つの椅子には荷物が置かれているが、それでも丁度誂え向きに、残り2つの椅子は空いていて、自然な動作で手前に座ることが可能そうであり。しかし、社会生活に馴染みの薄い当人はそんな慣習知るよしもなく。黙って老婦人の方に視線をやったまま "椅子は空いているが、果たして座っていいものなのか……" と考えていれば、その間にも周辺の客のひそひそとした話し声が耳に届いてきて)
「……あの婆さん、まだこの町にいるのか」
「冒険家が死ぬのは自業自得だろ」
「そう言うなよ。話す情報は結構役に立つぜ」
「臆病者しか聞きたがらないって」
「まぁ、確かに少し前までは死人なんて出なかったよな……」
「鉱山のモンスターは血の味を覚えたって噂だ」
(/難易度が上がるロールw でもそういう雰囲気で行けたら面白そうですねw 拙女についてはフォローを有難うございますw 老婆のロールプレイングは自由にお願いしたいのですが、厄介そうだったりしたら、場面だけ繋いでパスでも全く構いません。と、言いますか……グラナーティアが人見知りしない多弁キャラなら今回でももっとすいすい会話に進めたと思うんですけれどね…←)
トピック検索 |