匿名さん 2018-06-10 12:20:27 |
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……なんだと?
(最初は、姿を現した野盗と相手の会話をその場に棒立ちしたまま、ぼさっと聞いていたが、相手の口から自分を貶す文句が飛び出すと、律儀にムッとし、小声で抗議の言葉を囁く。だが、聞こえなかったのか、ただの無視か、相手はそれを気に止める様子もなく、既に交戦体制のようであった。放たれた火球は見事なコントロールで野盗の一人にぶち当たり、後方に転倒させる。ふーん、コイツ、魔法が使えたんだ、とまた秘かに少し感心するが、さっきの攻撃にびびったらしい敵陣は、面倒なことに味方を呼び出し。どうやら、のんびり物思いに耽られる時間は与えて貰えないようで。図らずも相方になってしまった隣の男も乗り気の様子であり、こちらを挑発してきたかと思えば、次から次へと手のひらで火球を踊らせながら、もう敵の懐目掛けて駆け出しており。あんなに得意気な顔をされては、負けてはいられない。寝起きの運動と思って一暴れしようか、と自分も相手に追従して走り出す。一方の野盗どもは、こちらの実力を見誤っていたことに気付き、泡を食っているようで)
「ふざけんな、てめぇら!」
「今の内から大人しくしていた方が身の為だぞ!」
(何やら見当違いなことを喚いたかと思えば、次の瞬間には「ぎゃん」とか「がふっ」だのと言い納め、アルの火球に吹っ飛ばされていて。服装も汚れていて貧相だが、持っている武器も棍棒やら錆びの浮いた手斧やらが中心のようだ。初めからまともな戦闘は考えておらず、数で押そうとしていたとしか思えない。そんなことを考えた時『この野郎ッ』という声とともに、脳天を狙って何かが振り下ろされる気配があったが、即座にその腕を視界に捉えて両手で掴むと、そのまま振りかぶって別の野盗にぶつけて。『ぎゃあ』と軽快な悲鳴が響く。小娘が大人の男を腕力に任せて投げつけたのだから、一部始終を目撃した者たちは驚いたらしく『今のは何だ?どうなってんだ?』『化け物かよ!』という月並みな感想が幾つか耳に届き。しかし、気にする素振りは見せず、その後も近くにいる者を掴んでは宙に放っていって。途中、正面から突進してきた男に軽く火焔を吹いてやると、そこでようやく、どこからか『こいつ、人間じゃねぇ!竜の亜人だ!』と声が上がり。掘り出し物だ、という囁きも聞こえた気がしたが、それをかき消すように、出直しだ、という声が大きく響き。二人で暴れたために、辺りは既に怪我人だらけであったが、動ける者たちは撤退の様相を見せ始め。それを悟ると連中の背中に向けて、彼等と大差はないか、もしくはより悪いぐらいのヤクザ口調で)
いいか、てめぇら!二度と突っかかってくるんじゃねぇぞ!?次、見掛けたらぶっ殺して喰ってやるからな…!!
(/そう言って頂けるととても嬉しいです…!>22でアルが「大した連中じゃなさそう」と言っていたのでそこから考えたのですが、背後様のイメージにも合致していたなら、本当に良かったです。
返信の速度について、承知しました。ご回答有難うございます!以降はそれぐらいのペースを想定させて頂きますね。しかし、もしかすると、短~中ロルの方がやり易かったりしますか…?
今回、特に長くしてしまったのは普通に反省すべきかと思っているのですが…(汗)(戦闘ももう少し続けたかった場合は勝手に終わらせてしまい、すみません;;) それとはまた別に、短めでサクサクの方が良ければ、つくづくこちらに拘りはないので、そうさせて貰いたいです。いつでも教えてくださいね。
また敢えて、こちらの嗜好も述べておくなら、私は変動制(字数を縛らず、時に長く時に短く、という形式)が好みとなっています。短いロルは手抜きとかは思わないので、良かったらご了承を…。疑問系にした部分もありますが、特にこちらへ要望がなければ、この背後会話はスルーで構いません。毎度の長文、大変失礼しました)
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