匿名さん 2018-06-10 12:20:27 |
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うん? まぁ……血の繋がりが分かっていたのはオレとあいつだけだな。
(思いがけず若干の熱量を感じる相手の反応に、その理由の見当もつけられず、何処かずれた応対を返し。また筆記能力については「書けねぇってことはないぞ。あの国で使われていたやつを使えば、あいつも読めると思うし」と、少なくとも故郷の公用語であれば、読み書きができることを告げて。だが、腕をテーブルの上に投げ出し、足を軽くぶらぶらさせながら、だらしない姿勢で続けることには「でも、どういうこと書いたらいいのかぱっと思い付かねぇし。というか、この短期間であいつら、どれだけ頻繁に連絡取ってんだよ。怖ぇよ」と、まさか、数日放ったらかしにしていた返信について、差出人とは別の人物から注意を受けるとは思っていなかったために、明後日の方向への不満も表出させ、じとっとした瞳で少し口を尖らせて。……この性格なのである。そろそろ "協調性がない" だけで片付けていいのかも微妙だが、一応何か思い付いたら返事を書いてみようとは思っていたわけで、相手が取り出した紙とペンには向き合うようにやや姿勢を正して前へと乗り出せば、筆記作業を拒む気はなく。
返信の内容を考えつつも、先の自分の発言に対する相手のリアクションを見届ければ「……リコリスって慣れないな。単に慣れないってのもあるけど、あいつが好きなのはリリウム系の花だったからな」と本筋から逸れた点で実にどうでもいい知識を付け加え。しかし、相手本人にも興味を持っていないわけではないらしく、先に提供されたドリンクに口をつけ、視線はテーブルの上の白紙の手紙に落としたまま、落ち着いた声音で他意もなさそうに事もなげに)
お前、友だちはいないのか?
(/優しいですね笑 そして、泥酔時の言動が負の遺産としてつきまとう本編……明かしてしまうとフェリコートが息子様に「飲みに行こう」ではなく、敢えて「お茶しよう」で留めているのも、彼女も酒乱だから、という想定をしています。再会した日も情報収集を兼ねて酒屋にいただけでソフトドリンクしか飲んでいませんでした← ろくな奴がいない)
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