アリスは憂鬱な夢を視る　/　半無登録、指名制　/　NBL　/

>蜥蜴のビル

んー？なんにもないよー。へんなビルちゃん！…たまごさん、できたの？
(気遣わしげな声が聞こえなかった訳では無い。だが、顔を上げることは叶わず何があったかと言われれば何も無いと答えるしか手はなくて。なにせ可笑しい子と思われたくない、そんな殊勝な心掛けさえ今の己にの頭の中には存在しておらず、ただ染み付いた生活習慣が"オリバー"の形を取って返事をしているに過ぎないのだから。だが、そのぐつぐつ煮立った鍋の中、目的物が調理されれば炎が消えることを深い意識の淵に沈んだもう一人はよく理解しているらしい、思わず口をついて出たのは此方を確認するくらいならば調理はもう終わったのだろうなという質問で。「ねぇ、なんにもないよ、なんにもないの！だから、はやくあそぼーってばぁ」違和感など気にするぐらいなら、早くこちらで遊べばいいのに。火を消す事が前提のその想いだけは素直なもので、遂にはぺたんとその場にへたり込みながらも、きゃらきゃらと楽しげな声色が誘っていよう。)

(/此方こそ大変返信が遅れてしまい申し訳無いです…！どうぞ主様のお時間許すまでお相手お願い致します！)

＞オリバー

落として割れたら片付けすんの面倒だろ、だから茹で卵出来るまで未だ掛かる。(出来上がりを急かす口振りは早く遊びたいと言うよりも、その経緯を早く終わらせて欲しいと言う意味合いの方が強く感じた。料理が駄目だと言う訳では無いだろうに、となれば思い当たるのは"火"だけ。声だけを聴いていればいつもと同じように明るく楽し気なそれ、しかし何処か違う空気を纏うことに瞳を細め「怖いだとか嫌だとか、強がってねえで素直に言え。わかんねぇだろ」火が嫌い、火が怖い、それはに多くのアリスに見られる現象。その自覚が無くとも、きっと本能的に自分を守っているのだと漸く気付く。気遣いの出来る男だったならばさり気無くフォローを入れるのかもしれないが、そんな事は出来ずに「火が怖いっつうなら離れてろよ。」手の動きはシッシと払う様に、優しい言葉の一つも添える事が出来ないままぶっきら棒ながらに彼女を火の元から離そうとして)

>蜥蜴のビル

…うん、こわい。ひ、こわいね。
(怖いんだろうと、他人からそう言われて初めてその事実が頭にインプットされては、独り言の様にぶつぶつと呟いて。そうか、火、怖かったんだ。まるで何か見えない障壁に隠されていたかのような今更な事実は、声に出すことでより一層現実味を深め、訳も分からない恐怖からは抜け出せはしても新たな恐怖を生むばかり。そこに落とされた相手の一言は一重に気遣いからくるものと、普段の思考ならば出来るだろうが如何せん冷静さなど持ち合わせてはいないのだから、愕然と一人崖っぷちに立たされる思いで。「やだ、やだビルちゃん、やだ！ビルちゃん、近くきて、ビルちゃん」先程までの朗らかな声色は何処へやら、切実さを孕んだ必死な声が繰り返し名前を呼んで。火は怖い、怖いけど見捨てられるのはもっと嫌。顔を上げることなく蹲り、首を左右に振りながら近くに来てと強請るそれは正しく駄々っ子のようであろう。)

＞オリバー

(/毎度の事ながら睡魔に勝てず寝落ちを申し訳ございません！本日は遅くまで居られる予定ですので、もしタイミングが合いましたらいつでもお越しくださいませ！お話出来ることを楽しみにしています！)


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＞これより人数無制限でアリスを募集しております。お気軽にお声掛け下さいませ！私事ですが明日が休みのため本日は遅くまでのんびりと待機しております…！/　交流登録は随時受付中


※久しぶりのなりきりの為、リハビリとなってしまいます。
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当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいないアリス様も、以前迷い込んでいたアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ！お話出来ることを楽しみにしております。

＞引き続きのんびりと待機しております…！
お気軽にお声がけ下さいませ！

(/今晩は、連日お邪魔してしまい申し訳ありません。ただでさえ此方が遅筆である上に、日を跨ぐような時間迄お相手して頂いているのですから感謝こそすれど文句など御座いません…！どうぞ主様のペースでこれからもお相手お願い出来れば幸いです。もしお時間合うようでしたら、今夜も蜥蜴のビルさんに続きからお相手お願いしても宜しいでしょうか？)

＞オリバー

(/気付くのが遅くなってしまって申し訳ございません…！、お話出来ることが楽しいのでどうぞお気になさらないで下さいませ！早速お返事をさせて頂きます…！本日もどうぞ宜しくお願い致します！)

――。(唐突の反応には驚くばかり、瞳を丸くし口を一の字に結ぶ。恐怖を訴えるそれが、自分の想定していたものよりも大きかったからこその驚きで。余りにも必死で、余りにも弱弱しかった。＿＿火を消せば小さく縮こまるそんな彼女の傍へ足を運び正面に屈みこむ。自身の武骨な腕を彼へ向けると彼女の頭を押さえる様にして自らへと抱き寄せて、穏やかに話を聞き落ち着かせるための言葉を紡ぐほど器用じゃ無い。そんな男が出来る精一杯の気遣いのつもりか「……いつも傍に居んだろ。俺がお前を一人にした事があるかよ」グイグイと寄せる腕は力加減が出来ず、遠慮なく自らへと寄せながら"馬ァ鹿"と小さく喉を鳴らす様な笑い声を交えて呟きを添え)

>蜥蜴のビル

…ない。
(近付いてくる足音も聞こえずに目の前に広がる暗闇に震えていれば、暖かな温もりが体を包んで。びくりと大仰に肩を揺らせば、何が起きたのかを探るように澱んだ視線が上を向き。目に入ったのは見慣れた緑、耳朶を打ったのは聞き慣れた声。嗚呼そうだ、迷子になった時だって見付けてくれたじゃないか。ぽつりと零した否定の言葉は倒錯から現実に帰ってきだした証であり、触れ合った所から伝わる熱だけでは足りないという様に"ビルちゃん"と何度も確認の様に名前を呼んで。怖かったのは炎か孤独か、ただそのどちらもが目の前から姿を消した今怖がる事など何一つ無いと心の底から実感すれば、強ばっていた身体はぎこちなくも徐々に徐々に力が抜けて。そうして完全に体を相手に預ければ、息苦しい程の腕の中でぼろぼろと静かに涙を零そう。それは悲しみからくるというよりも、憑き物が落ちたような晴れやかなものであり「ビルちゃん、くるしー。いたいいたい！」と、双眸から流れ落ちるものも構わずにペシペシその腕を叩こうか。だがその声色は非難というよりもじゃれつく様なものであり、破顔した表情からは喜色が滲み出て。「…バカにね、よしよししてあげるビルちゃんもおんなじよ。ビルちゃんもばか。だってほら、たまごさんほったらかしだもん！ね、ちゃんとあっちでいーこさんしてるから、たまごさんのね続きしていーよ！ひとりでまてるから、だから、えっとね、ずうっとお話してて」キッチンから隠れられるだろうベッドの向こう側を指し示しあそこで待つと伝えれば、だから調理に戻っていいと口にしよう。もう少し、もう少し甘えていたいのはあるけれど、ゲームだって気になるし楽しみにしていたのだ。その代わりと小さな声で付け加えたのは調理中にずっと話をしていてとのお願いで。声が聞こえれば、見えない所に居ても安心するだろうから。その意図は告げないものの、眉を八の字に下げて色良い返事を待って。)

＞オリバー

(肩口に感じる暖かさが、彼女の涙だと気付く。気の利く慰めは出来ずともじゃれ付くように普段のような明るさが彼女の声色に含まれれば安堵の気持ちを抱き、最後に一度だけ頭をクシャリと乱すように撫でて手を離す。そして向けられた彼女の笑みを見れば「――馬鹿に馬鹿なんて言われたくねえ。」ベエと舌を伸ばしながらからかいを交えつつ言葉を続けるのはいつも通りの軽口のようで、指先を軽く揺らし素直じゃない承諾を見せて。「俺はピエロが怖い。遊園地にたまに出てくるやつ。――気味が悪ィ」足先を調理場へ向けると再びカチリとコンロに火を点ける、その際には律儀にも約束を守る様に話題を振る。断る気が有れば簡単に断ることのできるその内容は、余りにも些細で、余りにも健気な物だったからこそ、叶えてやらなければと思ってしまった。普段なら誰を相手にしても自らの弱みを述べるなんて事はしない。彼女が自身にとって大事だからこそ、彼女の述べた恐怖心が悪い物じゃ無いと伝える為。他愛の無い話のように軽さを含んだ声色で語り掛け)

>蜥蜴のビル

(飛んできた軽口にけらけらと目を細めれば、その腕からぱっと離れて軽やかな足取りでベッドの向こうへ姿を消そう。矢張り嫌いな音は如何したって耳が拾ってしまうのか、コンロの着火音にしゃがみ込んだその場でつい体を硬くするも、次いで聞こえてきた話し声にゆるりと緊張を解いて。「ビルちゃんにもこわいものがあったんだねえ。あ、だから遊園地いっしょに行ってくれないの？」新しく知った相手の側面に感嘆の響きを持った相槌を打ちながら、"分かった！"とばかりに思い付いた事を口にして。己にも恐怖の対象がある為に、それを克服する為に遊園地に行こうよなどと安易なお誘いは掛けられず、楽しい場所だというのに共に楽しめない事に密かに落胆を。「んー、あ！じゃあじゃあビルちゃんはこのクニでいちばんどこがすき？おしろ？おにわ？」だがまあ、折角このクニは広いのだ。他に好きな場所もあろうと、あわよくばそれを聞き出して一緒にお出掛けして貰おうと、そんな魂胆から質問してみて。)

＞オリバー

＿＿＿＿煩ぇっつの。俺だって人並みに好きなもんも嫌いなもんも、怖いもんだって有るんだよ(決して彼女が茶化して居ないと踏まえながら、それでもツンケンとした口振りで返してしまうのは最早慣れた様子の弄れ度合いで。暫くお湯の中でたまごを温めれば殻にヒビが入ることなく茹でられたそれをざるに上げて冷たい水に浸し、ザーと言う水の音の合間に告げられたその質問に数秒間を置いてから考えに唸る沈黙を重ね。「お前が一緒なら何処だって楽しいぜ」意識せずに落とした本音の返事はこれ迄にも多くの場所を一緒に過ごしたからこその楽しかったという実績を元に、ストレートな物言いで返事を告げると水気を切ったゆで玉子を持ちながら彼女の元へと戻り、「これを双子が作ってた奴みたいに適当に飾ってやれ」デスクの上から油性ペンの沢山ささるペン立てを運びその出来上がりまでを見るように視線は彼女の手の内へと向いて)

>蜥蜴のビル

うん、いま知った！まだまだ知らないビルちゃんがいーっぱいいるってこともね！
(相変わらずの応答にクスクスと軽やかな笑い声を零しては、言外にもっと沢山貴方の事を教えて欲しいと強請ってみせて。好きな物も嫌いな物も、余すこと無く教えて欲しい。もっともっと新しい顔を見せて頂戴と、その貪欲さは相変わらずのひたむきさで。そんな具合にご機嫌な調子でお上手に"待て"をしていたのだが、ぴしりと固まったのは何も恐怖再来という訳では無い。捻くれてもおらず、皮肉も無い素直な一言は思考を停止させるのに充分な破壊力を持っていて。「……び、ビルちゃんがすなお……。」かっぴらいた目にぽかんと開けた口、間抜けな表情で述べた感想は同じくとぼけたものであり。ストレート過ぎて逆に理解の及ばなかったその一言が、時間を置くことにより徐々に脳に浸透してくればかっかと体が燃え立つようで、ぴょんぴょこと跳ねながら近付いてくる人を待てば「いっしょ！ビルちゃんと行くところね、ぜんぶすき！ビルちゃんとお手手つなぐのもすき！ビルちゃんすきよ！」犬が飼い主にするようにわふわふと想いを吠えたてて。貰った嬉しいを全部、いいや、倍で返すの。そんな勢いで拙い言葉を操っては"すき"を伝えて。そんな高揚した状態で卵を受け取れば、まずは悩むことなくさらさらっと一つ完成させるだろう。緑色に、赤いちょんちょん、「見て見て、ちっちゃいビルちゃん！」そう高らかに掲げては、誇らしげに満面の笑みを湛えて。次に赤白シンメトリーを作り出せば「はんぷりーだんぷりーさん！」と、黒と紫をぐちゃぐちゃに混ぜては「ダムさん！」と。そんな具合に出会った住民達を順々に作り出しては、手元に小さなクニを作り出して。最後に黄色一色のイースターエッグを二つ作れば、その一つに頬擦りをして「これはじょーおーさまなの！」と嬉しげに、もう一つは眉を下げ複雑な面持ちながらも「こっちは…アリスちゃん」と無視出来なかったが故に作り出してしまったそれを指先でコツンとつついて。「…あ、ビルちゃんはなにかつくった？」なんて、一生懸命になる内にすっかり忘れていた相手の動向を最後に伺ってみて。)

＞オリバー

(嫌われてるなんて思って無い。それが自惚れだとしても合っていると自信が有る。居心地のいい陽だまりのような場所は、湖だからだとか庭園だからだとかではなく、傍に彼女がいるからそうなるのだと、それ位のこと自覚していた。だからと言って、それが自惚れではなく事実だと教えられたことは嬉しい訳で。日に焼けた肌ではこそばゆい照れが気付かれ辛くて良かったと、中学生の男の子のような羞恥と嬉しさをひっそり抱え。次から次へと小さな不思議の国が目の前に広がり始めると、最初は出来上がるそれを眺めていて。自らも真白な卵を一つ手に取ればピンク色をベースにして、所々に紫や緑などの違う色をちょんちょんと混ぜ込み。出来上がったそれは武骨な手の平の内に隠しながら何かを言おうとして口を開いて、そうして留める様に口を閉じる。何度かの葛藤の末に「お前が居ないとつまんねえだろ」結局は当たり障りのない言葉で、ことんと小さな不思議の国へ彼女を仲間入りさせて)

(/昨夜はお相手有難う御座いました…！お返事を打っている途中にて眠ってしまった為、自己満足では有りますがお返事をさせて頂きました！、またお時間が合いましたらいつでもお越しくださいませ！お話しできるのを楽しみにしています！)

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＞引き続きのんびり待機しております！

お気軽にお声がけ下さいませ…！

(/以前よりこちらのトピックの存在を知りました。今は仕事が多忙のため顔出しが困難ですが、余りにも作り込まれた世界観と魅力溢れる不思議の国の住人さんに会えるこの不思議の国にいつか参加したいと思っています。駄文乱文ですが僭越ながら応援のコメントを失礼致します。今は未だ陰ながらトピックの繁栄を心から願っております。)

＞匿名様

(/この度はとても嬉しいお言葉を頂き本当に有難う御座います！。そのように仰って頂け、不思議の国も此処に住まう住人も幸せの限りです…！匿名様のお子様とお会いできることを此方こそ楽しみにしております！そう気負うようなトピックでは有りませんので、是非お気軽にお越し頂ければと思います。ご多忙とのことです、暖かくなっては来ておりますが季節の変わり目ですのでお体を大切にしてくださいませ。素敵なお言葉を残して頂けたこと、本当に嬉しかったです…！)

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