◆ 2018-04-03 00:00:02 |
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>Edel
あ、あぁ。ありがとう。…仕事に行く前には頂くよ。
(顔も声色も引き攣らせて、相手が冷蔵庫に向かうのを見届けるとソファーに深く凭れ座り直し。先は繕えたとはいえ、自身が発した頓狂な声に羞恥心が込み上がり、徐々に頬が朱に染まり。咄嗟に隠したものの素顔を見られた可能性も否めず、遊んでいたクッションを抱き抱え顔を埋めて。何故皆が集まりやすいリビングでもっと周囲の音に耳を傾けずに注意を怠ったのかと悲観の念に包まれては「…消えたい。もう…なんで、今夜ステージなんだ…」溜息混じりにぼやき横になって。今夜はライブハウスのオーナーに特別な演奏をと頼まれ、その場では引き受けたものの今になって後悔の波が押し寄せて。いつもより大勢の観客が来るのではと塞ぎ込み、やはり断り消えるべきなのではと、感傷に浸って)
>Noah
とんでもない! 礼を言うのは僕の方だ。観客の居る演奏は実に喜ばしいものだよ。
(幼い頃から一人で奏でることには慣れたものの、閉鎖された孤独な空間の中では一時的にしか欲求は満たされず。やはり演奏家としても、自身の感覚を誰かと共有できるのは何よりも嬉しいと胸に手を当て感謝を述べて。彼の学生生活の様子に耳を傾け楽しげに頷き相槌を打っては「ペアワークか、僕も嫌いだったよ。それにしても、鏡を見ながら自分の絵を描くなんて…よければ見せてくれないか?」講義を取っていた頃は、よくディオにアンサンブルや協奏曲といったものを何度も強制させられては面倒だったと、懐かしくクスリと笑って。俗に言う世間が提唱する絵の出来不出来は理解できないものの、形を残すものとして高度な技術が必要であるだろうし、自分で自分を描くのは尚更の事と思い感心し。しかもそれが彼が描く絵ともなれば、是非とも拝見したいと手を差し出して)
いや、丁度紅茶が飲みたかったから…ありがとう。
――おや?
(大仰に手を振り焦る彼を宥めては、歳も近いのだから自身に対してそこまで謙遜しなくてもと思いつつ、差し出されたカップを受け取り。用意してもらった紅茶を頂こうとカップを持ち上げ視線を落とすと、不意に口に運ぶ手を止めて。少し間を置き考えこみながら、運び直し口にしては不思議そうに小首を傾げて)
>all
(/一旦出来た分だけお返しします。申し訳ございません、続きはまた後程お返しします)
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