◆ 2018-04-03 00:00:02 |
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>Chloe
本当の事を言っているまでだよ。僕の言葉でよければ、いくらでも貴女に捧げよう。
(以前までは学食やレストランでも何度かパスタを頼んでは口にしたことはあるものの、彼女の作る一品に勝るものはそうない。学生であるが故にあまり値の張らない品を口にしているだけかもしれないが、外で食べるものは何処か素っ気なく物足りないものばかりに対し、まるで故郷を思い出させてくれるような温かみのある味で心に響くものがあり。はにかむ彼女を他所に楽譜を放って立ち上がり歩み寄れば、優雅に手を添えながらも礼をし戯けてみせて。そそくさと準備を進める様子に、早々に自室に戻りたいではと察し「美しい命が散ってしまうのを見過ごすのは心許無い、下拵えは代わりにやっておこう」髪は女の命、と比喩する彼女を気遣い手を差し伸べ、満足のいく手入れをしてきても構わないと促して。麺の好みの硬さがあればと伺い、もし時間がかかりそうなら代わりに昼食を拵えると伝えて)
>Noah
――やあ。おかえり、ノア。どうだった、今日の大学は。
(既に“4分33秒”は制止し、共に奏でていた風も小鳥ら演奏者も去っているにも関わらず、滑らかなメロディーを最後まで奏で続けていて。淹れた紅茶が冷め始めた頃、ようやく気が済んだのか最後のフィナーレの音色を奏で余韻を楽しんだ後、満足げに口元に弧を描きゆったりと楽器を下ろし。頬の涙を拭いながら、途中から聴こえた扉や足音といった様々な音を付け加えた観客の相手に向き直り、穏やかに挨拶を交わし。共に暮らすメンバーの中でも最も若き才能を秘め、彼の手掛ける抽象画の数々は表向き暗く陰鬱な印象を漂わせながら、その奥から独特な神秘性を感じては刺激を受け飽きることはなく。楽器をケースに仕舞いながら、既に履修すべき単位を取り終えてからは碌に潜っていない門を懐かしく感じ、場所は違えど今も大学に通う彼に様子を尋ねては、窓側に腰掛け視線をテーブルに落とすと「頂いても?」口元を綻ばせ紅茶のカップを指し示して)
(/愚息を気に入っていただき、嬉しいお言葉もありがとうございます!
芸術家らしい強い自己承認欲求を持ち、一人を好みつつも人恋しく葛藤する繊細な一面を兼ね備えた息子様、ノア様と絡めて光栄です。互いに小柄でもあり、一度スイッチが入ると自身の世界に入り込んでしまう者同士、此方こそ宜しくお願い致します)
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