◆ 2018-04-03 00:00:02 |
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>all
(/長らくお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。少々慌ただしい日々が続き、背後の時間の都合上なかなか思うように筆が進まず。月末までこのような状況が続くかと思いますが、ご容赦頂ければ幸いです。)
>Jack
それは、楽しみだよ。勿論、喜んで。――はぁ……またやってしまった…。
(愛犬の相手を託されては快く承諾し普段通りに取り繕うも、相手が再度奥に消えるのを見届ければ、糸が切れたように落胆し。椅子を引いてはてんで事が上手く運ばない現状に項垂れ、深く座り込み頭を抱えては感傷に浸り。けれど、此方が深い溜め息を漏らそうとも、そんなのお構いなしに“早く構え”と強情に強請り、親友は膝の上に乗ろうと急かし忙しなく尻尾を振る。気分が晴れない状況に遊ぶ気にもなれず「Stai zitto!! ――ごめん、ロッキー…今はほんとやめて……」思わず叱り付ける形になってしまったがために、流石の彼も悲し気に鼻を鳴らす。すっかり気落ちし床に伏せる彼に、意図せず語尾を荒げたことに詫びを入れ、愁色を浮かべたまま手を伸ばしそっと頭を撫でてやり)
>Noah
ッ…!――えっと、今のは…その、あの………ケーキ、早く食べちゃいなよ…
(ようやっと重い扉を開けて外界に出てきたにも関わらず、相も変わらずに進展もなくまた籠る術を模索する始末。先刻の言葉に偽りなく、自信を封じ込めた呪いを解き破れど、意志は呆気ないほどに脆く崩れ去る。永久の暗闇の居心地に味わい慣れ親しんだのが災いし、不意の告白を受けてはその衝撃によって手中の仮面は消え失せ、本来の対面において満足に機能しないまま現状を打破する思考回路に至ったはずだった。けれど、いくら人の視線から逃れるためとはいえ、何を血迷い選んだのか、こうして彼の目の届かない場所――彼の背へと避難したわけだが。無我夢中での判断とはいえ、間近で脚光を浴びずに手近な手の届く範囲内のもので覆い隠せる場所を選択したまでは、軽率に鈍化した回路でも合点がいく。愚かにも身の安全を最優先にした故に、不可解な行動であることは百も承知だが、一瞬にして広がる暗闇に安堵し詰まっていた音を吐き出していた。些か荒れた音に我に返り、困惑した状況下を切り抜ける術を考える間もなく、堪らず返ってきたのは肯定の言葉。次いで、畳み掛けるように降ってきた聞き捨てならない台詞の数々。目を向けずとも、その気色に満ちた声色から察するに、一層眩い表情を浮かべているに違いない――僕を受け入れ裏切らないという言葉通りに。枯れる気配もない涙が出る程嬉しくも同時に踏み込まれたくもない問い掛けに、悶々と暗澹とした不協和音が忙しなく全身に重く圧し掛かり、遠ざけたい一心で突き放しては咄嗟に楽器ケースの上に置いた腰袋へ手を伸ばす。そそくさと予備の仮面を取り出し顔に馴染ませれば、火照った頬を冷たく覆い隠す感触に、幾分かの平静さを取り戻す。弁明をしたところで時すでに遅しと、犯した行為に血の気が引き、決まりが悪く背を向けたまま哀音を零して)
(/参考までに、愚息にとっての“親友”とは“素顔でも安心して(気兼ねなく)話が出来る相手”と定義しています。そのため、実は先のやり取りの中で羞恥を隠すために顔を埋めた先は息子様ではなく、黒兎のつもりでした。所々情報を散りばめては紛らわしく混乱を招くような表現を多用してしまい、大変申し訳ありませんでした…! ですが、特に問題もなかったためにそのまま続行しました。笑。面倒な返しが続いてしまい申し訳ありませんが、お付き合いいただければ幸いです。※蹴り可)
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