◆ 2018-04-03 00:00:02 |
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>Leone
んん……ごめん、悪いけどそれは無理。お前の“それ”、俺はべつに隠す必要があるとは思わないし。
(咄嗟に施した応急処置により先程よりか幾分落ち着きを取り戻したらしい彼は溜息と共に深く肩を落とし、見るからにかなり気落ちしている様子。その仮面の奥に隠された秘密──言うなれば少女のような可憐な瞳が、彼にとっては人目から隔てたいものだったのだろう。本人にしてみればこの秘密の露呈は余程ショックな事であったようだが、しかしこちらとしては彼の秘密について別段引け目に感じるような事とは思えず、その頼みに対して如何に応うるべきかと片手で眉間をおさえ暫し逡巡する。結局このガサツな性格では到底繊細な彼の心を汲み取れる筈などなく、直球で本心をぶつけたのち横から懲りずに顔を舐めようと近づいてくる大きな口を片手で押し除け、床の上に胡座をかきつつ冗談交じりに妥協案を提示する)
けどまあ、他言無用ってことなら約束してやれない事はない。俺が信用に足らないって言うなら、今ここで記憶飛ばすまで殴ってくれても構わないけど。
>Junlong
待て待て、そう褒めそやしてくれるな。いくら俺が万能型の天才だからってな、この身体はひとつしか無いんだよ。
(目の前の彼は暑さなど無関係と言わんばかりのハイテンションっぷりだが、対してこちらは外気温と室内温度の寒暖差に体力を蝕まれいつもより比較的ローテンションであり。普段であれば彼が描いてくれたその無謀な将来像に更なる彩色を加え夢想を膨らませてみせるところだが、今ばかりは冷静なコメントで興奮気味に語る彼を宥める。しかし次いでそんな彼に膝を折って教えを請われると当然悪い気はせず、いや寧ろ言い知れない優越感に胸が昂り、その肩に片手を置き一言、「俺を信じてついてこいマイ・パダワン。きっと立派なジェダイに育ててやる。」すっかり映画スターウォーズのジェダイマスター気取りである。続けてキッチンの方を親指で指し示し)
で、ご着席頂いたところ悪いけどもう一度立ってくれ。ここじゃどうしようもないから場所を移そう。
>Tonia
(抵抗虚しく執拗に押し付けられる飼い犬の愛情表現を顔面に受け止めていると、おそらく今頃起床したらしい同居人がリビングへやって来るなり楽しげに声を弾ませるのを聞き、「そう見えるなら代わってくれ…。」と今にも息絶えそうな弱々しい声で呟く。瀕死の自分を差し置き悠長に朝食を兼ねた昼食を摂ろうとする彼女を暫し恨めしげに眺めていたが、隣の大型犬はそんな彼女に名前を呼ばれると喜々として一吠えした後そちらへ向き直り、長い舌を垂らして尻尾を振りたくる。自分が何度言い聞かせても全く言う事をきかない駄犬のくせ、相手が変わればこうもあっけなく従順な忠犬を演じるのだから面白くない。シャツの襟元を引っ張り上げて涎に濡れた顔を拭いつつ、起き上がり様に彼へ声を掛ける)
おいロッキー、そうやって人を選ぶの良くないぞ。
助かったよトニア。君からもコイツに言ってやってくれ、近頃俺の命令ばっかり無視しやがる。
>Noah
お前が囮になってくれたお蔭で俺も助かったんだ、謝罪は受け付けない。
(リビングルームの壁際にてお気に入りのぬいぐるみを激しく愛でる毛むくじゃらの背中を暫し眺めた後、視線をすぐ手前に移すと何やらまたしても何時もの自己嫌悪に陥っているらしい彼へ一言。さして動いてはいないものの長きに渡った攻防戦が終結を迎えたことでようやく一息つく事ができ、ふーっと息を吐き出しながらソファの背凭れに身を沈め、手の中にある冷温を再び持ち上げ首元にあてがい。続けて彼から告げられた言葉には咄嗟に「ん、ああ、ありがと。」と一旦礼を述べるが、自室へ向かうのかと思えばキッチンの方へ足を向けた彼が新しい飲料を求めている事にはすぐに思い至り、しかし一度受け取った物を返却するのも無礼であるように思われるので、少し考えた後その背中に向けて声を掛け)
ノア! カップ二つ、氷入れて持って来てくれ。俺とお前のぶんな。
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